ゴールデンウイーク後半戦のばんえい十勝、5月5日(祝・日)のメインには牝馬重賞・カーネーションカップが組まれています。前週の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯は昨季の収得賞金順の編成でしたが、3着インビクタ(昨季の収得賞金745万6千円)、4着コウテイ(同632万8千円)と同等の賞金を稼いでいた牝馬のサクラヒメ(同861万6千円)、ダイヤカツヒメ(同641万6千円)はこちらにまわってきました。なお出走予定の10頭中8頭が5歳と特徴的なメンバーとなっています。
【オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…3万1,990円
5重勝単勝式…なし
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【第2回開催4日目】
5月4日(祝・土)のメイン第11レースには、スーパージョッキー賞(3歳以上B級選抜・20:00発走予定)が行われます。
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昨季のリーディング上位騎手がB級馬に騎乗し争います。
昨季の格付重視で、◎ピンチハチャンスに注目。昨夏のA1昇級初戦での競走中止以降、精彩を欠きましたが、特別戦から解放され上昇気流に乗り、シーズンラスト6戦が【1-3-1-1】の安定感。B1へ降級した今季2戦とも2着と好気配を保っています。通算33勝のうち29勝を挙げている鈴木恵介騎手の手綱は心強いです。
○マサタカラは、5歳シーズンの昨季初戦でA2級-1組の特別戦を勝ち、A1級で揉まれてきました。今季初戦の卯月特別(B1級-1組)ではピンチハチャンスを差し切っています。昨季は島津新騎手が多く乗っていますが、今季2戦と同様、今回は金田利貴騎手が騎乗します。
▲アサゾラは、A2からB1へ降級した今季初戦5着で、2走目3着。22年シーズンは初戦から3、2、1着で、昨季は初戦4着から2戦目で勝利と叩き良化の戦歴だけにここは注目。手綱は菊池一樹騎手です。
△リュウセイペガサスは昨季A1格付で、今季初戦の卯月特別は、マサタカラ、ピンチハチャンスに続く3着でした。逃げてどこまで踏ん張れるか。前走に続き渡来心路騎手が騎乗します。
【第2回開催5日目】
5月5日(祝・日)より2歳新馬戦がスタート。4月14日の第1回能力検査を突破した馬たちがデビューを迎えます。
★5月5日の新馬情報★
[第2レース]ウンカイダイマオー 第1回能力検査3番時計(2:22.7)
[第3レース]スーパーシン 第1回能力検査2番時計(2:19.7)
5月5日のメイン第11レースには重賞・第17回カーネーションカップ(3歳以上牝馬・20:05発走予定)が行われます。
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◎サクラヒメは、5歳シーズンの昨季初戦が当レースで2着。第2障害で転倒しかけた不利はありましたが、それにしても逃げ切ったダイヤカツヒメの強さは群を抜いていました。年明けの牝馬重賞・ヒロインズカップでも同馬の3着に敗れていますが、ハンデ差は各30キロ、40キロときつかったのも事実。今回の10キロ差なら逆転濃厚。
○ダイヤカツヒメは、11月の4歳女王決定戦・クインカップでは4着。勝ったのは10キロ軽いアローリキヒメで、同じ重量だったシンエイアロイ(2着)にも先着を許しましたが、夏前に減らした体重が戻り切っていませんでした。その後、ヒロインズカップを勝つなど立て直されました。2連覇も十分。
▲アローリキヒメは、昨季の4歳女王。その後は未勝利でしたが、古馬一線級相手の重賞・チャンピオンカップで4着など力の片鱗は見せています。
△ピュアリーナナセは、昨季のカーネーションカップ3着で、ヒロインズカップ2着。サクラヒメ、ホクセイサクランボとともに3頭出しで、牝馬重賞に実績ある今井茂雅厩舎の馬だけに軽視できません。
【第2回開催6日目】
★5月6日の新馬情報★
[第2レース]スターイチバン 第1回能力検査1番時計(2:12.6)
[第3レース]カイウンダイマオー 第1回能力検査9番時計(2:47.5)
5月6日(振・月)のメイン第11レースには、菖蒲特別(A2・B1級-1組決勝混合・20:05発走予定)が行われます。
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A1、A2、B1級の3クラス混合戦です。
昨季A1から今季B1へ2クラス降級した馬が4頭。なかでも◎ダイリンファイターに注目します。昨季最終開催日の大平原特別(A1級-1組)を勝ちながら今季B1へ降級し、2組で2着、1組で1着と近況も充実しています。シーズンまたぎの近3走で今回のほとんどの馬に先着しており、連勝が期待できます。
相手はダイリンファイターと近走で対戦していない馬から○ヤマトタイコーが筆頭格。8月のオープン昇級後の馬券絡みはすべてA1級との混合戦で、昨季A1級だった馬なら互角以上。この馬もオープンからA2へ2クラス降級しています。
▲キョウエイリュウは、昨季通してオープン格付でここに入れば実績上位。ただ現A1級で降級幅が小さく、今季初戦の特別で障害に手こずっていたのが気になります。
△ホクショウカップは、ダイリンファイターと近3走すべて先着されていますが、差は5秒前後と悲観するほどではありません。ただ今回は島津新騎手が19年1月以来、2度目の騎乗で変わり身があるかもしれません。