11日(祝・日)のメインには、明け3歳の牝馬ナンバーワンを決める黒ユリ賞が行われます。近年、3歳のばんえいオークスを制した馬は、2歳シーズンにタイトルとは縁がなかった馬が多く、2018年の黒ユリ賞馬で、ばんえい菊花賞、ばんえいオークスも制したミスタカシマのようなケースは稀。ただ、ばんえいオークス馬は7年連続で黒ユリ賞出走馬から出ており、たとえここでの着順は良くなくても、馬たちの名前は憶えておきたいところです。
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【第23回開催1日目】
2月10日(土)のメイン第11レースには、鈴木ファーム20周年記念(A1級-1組・18:40発走予定)が行われます。
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前開催には、4歳の白雪賞、5歳のダイヤモンドダスト賞と世代ごとのオープン戦や、4歳以上牝馬によるBG1・ヒロインズカップが組まれており、A1級単独での特別戦は行われず。今季の収得賞金が多い馬はオープン混合の六花特別を使われました。
注目は◎オールラウンダー。六花特別でA1級馬として最先着の5着に健闘しています。ダイヤモンドダスト賞組も出走していた2開催前の山羊座特別(A1級-1組)では、メンバー最先着の3着ホクセイウンカイに差されたとはいえ4着と実績上位です。
その○ホクセイウンカイが相手です。ダイヤモンドダスト賞ではしぶとく歩いて、オープン馬ヘッチャラの2着と充実しています。
▲ジェイホースワンは、山羊座特別では、オールラウンダーとコンマ2秒差の5着。当時とハンデ差は変わらないだけに展開ひとつといえます。
△スイは、3連勝でA1昇級初戦です。ダイヤモンドダスト賞には出走していないため5歳同士の力量比較が難しいものの、勢いでは一番。
【第23回開催2日目】
2月11日(祝・日)のメイン第11レースには、第49回黒ユリ賞(3歳牝馬・18:25発走予定)が行われます。
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前開催には、牡馬による重賞・翔雲賞が行われたため、3歳A級-1組は牝馬主体。唯一、賞金ハンデ10キロを課されながら差し切った◎スマイルカナが主役です。6勝は同世代の牝馬として最多勝で、重賞・ナナカマド賞では紅一点で5着。翔雲賞馬ライジンサンに先着を果たしています。ハンデ差がつかない定量640キロなら負けられません。
○クリスタルイプセは4勝馬で、同じ前走2着。スマイルカナより1つうしろの4番手で障害を越えると、じわじわ迫ってコンマ3秒差の惜敗でした。9月の牝馬オープン・いちい賞ではこちらが差し切っているように5キロ差あれば互角に戦えていますが、定量では勝ち切るまではどうか。
やや離れて▲ジェイミユウが続きます。前走1組が9着など年が明けてからは精彩を欠きますが、A級-2組で勝利があるのはアピールポイントです。
△マルホンマユヒメは、前走が3歳A級-2組でしたが、重めの馬場でしぶとく2着まで脚を伸ばし見どころがありました。3番手以下は力量接近なだけに、押さえておいて損はありません。
【第23回開催3日目】
2月12日(振・月)のメイン第11レースには、準重賞・ウィナーズカップ(4歳以上選抜・18:35発走予定)が行われます。
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今季の特別戦1着がある通算収得賞金上位馬(18日のチャンピオンカップ出走予定馬を除く)から選抜された馬たちが争います。いずれもオープン格付で今季の収得賞金220万円につき10キロ増ですが、770~790キロとハンデ差は最大20キロしかつきません。
◎コマサンエースは、春のオープン昇級後未勝利ですが、旭川記念、岩見沢記念で3着。前開催のミツウマオーセンティック杯(オープン-1組)ではメムロボブサップに差されたとはいえ逃げて2着に粘りました。賞金ハンデ20キロを課されトップハンデ790キロですが、前走をはじめ普段の1組より相手は楽で勝機十分です。
○コウテイも、11月のオープン昇級後は勝ち星に恵まれませんが、正月の帯広記念では優勝争いに加わって3着と力を示しました。ミツウマオーセンティック杯は5着でしたが、コマサンエースとの重量差が5キロから10キロに開くことで巻き返しがありそう。
明け5歳の▲ヤマカツエースは、10月のオープン-1組特別戦でメムロボブサップの2着など、夏あたりから成績が上昇。780キロは初ですが、ここで結果を出せれば来季が楽しみになります。
△オーシャンウイナーは、ミツウマオーセンティック杯4着。コウテイと同様、今回はコマサンエースとのハンデ差が広がっています。