28日(日)のメインには、4歳以上牝馬による重賞・ヒロインズカップが組まれています。12月には4歳以上牝馬による準重賞・レディースカップが行われましたが、年が改まったため、当時3歳だった馬も参戦可能。別定2-b(重量格別定で、オープン馬は今季の収得賞金220万円につき10キロ増)という条件のためハンデ差がつきやすく、23年は明け5歳でトップハンデ820キロを課されたサクラヒメが断然人気で5着に敗退。近年1番人気馬は受難続きとなっています。
【オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…409万6,120円
5重勝単勝式…105万8,820円
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【第22回開催1日目】
1月27日(土)のメイン第11レースには、ミツウマオーセンティック杯(オープン-1組・18:35発走予定)が行われます。
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前開催のオープンは1~3組まで編成され、1組は単独の柏林馬事公苑特別、2組はA1級混合の睦月特別、3組は単独の平場戦でした。今回はシーズン終盤の1組ということもあり、賞金ハンデはメムロボブサップの40キロ増を筆頭に、3頭が20キロ以上を課されています。
注目は◎コマサンエースです。1組の柏林馬事公苑特別でメンバー最先着の3着に健闘。サクラヒメが持ったまま逃げ切りましたが、4頭接戦となった2着争いでアオノブラックに食い下がりました。今開催には牝馬重賞・ヒロインズカップ、4歳、5歳の各オープン特別戦などが組まれたため、若馬や牝馬が不在。賞金ハンデ15キロ増も決して不利ではありません。
○コウテイは、正月の帯広記念で逃げて、メジロゴーリキ、メムロボブサップに次ぐ3着に粘りました。前開催の睦月特別は回避しましたが、基礎重量増はタイプ的に歓迎。賞金ハンデわずか10キロ増は恵まれています。
▲オーシャンウイナーは、睦月特別では1番人気で4着。格下相手とはいえ、久々に瞬発力を発揮しました。さらに終いの脚が長く使えるようになれば、復活といえます。
△メムロボブサップは、前走帯広記念で2着。最大40キロ差のトップハンデでも崩れませんでした。今回の35キロ差は克服できるはず。
【第22回開催2日目】
1月28日(日)のメイン第11レースには、第34回ヒロインズカップ(4歳以上牝馬・18:25発走予定)が行われます。
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前哨戦のレディースカップはオープン馬に賞金別定重量が課されない条件。サクラヒメが730キロで圧勝していますが、ハンデ差は最大20キロしかありませんでした。今回はトップハンデ810キロのサクラヒメと最大50キロの重量差がつきます。
それでも注目は◎サクラヒメ。明け5歳で初挑戦だった昨年は若馬10キロ減込みでもトップハンデ820キロで、末脚不発で5着でした。今年の810キロは実質昨年より20キロ減。11月のドリームエイジカップでメジロゴーリキらを破って古馬重賞制覇を成し遂げているようにさらに力をつけており、今年こそ人気にこたえたいところ。
○ナカゼンガキタは、昨年同じ780キロで末脚を炸裂させました。レディースカップは5着でしたが、サクラヒメとのハンデ差は10キロから30キロに広がります。明け10歳になっても大きく劣えた感はなく連覇も考えられます。
▲アローリキヒメは、11月のクインカップを勝っている4歳女王。同じ明け5歳が多いメンバー構成だけにここも注目。
△ダイヤカツヒメは、アローリキヒメと同世代のばんえいオークス馬。1月に行われた重賞・天馬賞では牝馬として最先着でした。
【第22回開催3日目】
1月29日(月)のメイン第11レースには、白雪賞(4歳オープン・18:40発走予定)が行われます。
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1カ月前のばんえいダービーは定量戦。1着から3着はコンマ6秒差でしたが、3着と4着は12秒ほどの差があり、5着はさらに20秒以上離されました(4着スーパーチヨコは出走回避)。
注目はばんえいダービー2着の◎ホクセイタイヨウ。障害4番手から脚を伸ばしマルホンリョウユウをとらえ、勝ち馬タカラキングダムにコンマ5秒まで迫っています。1、3着馬が当時から重量10キロ増なのに対し、この馬は据え置きの730キロ。逆転を期待します。
○マルホンリョウユウは、ばんえい菊花賞1着からぶっつけでのばんえいダービーでしたが、逃げ粘れず3着惜敗。前走のオープン-1組も着順ほど悪い内容ではなく、同世代同士なら巻き返しも十分。
▲タカラキングダムは、ばんえいダービーが調子のピークかと思われましたが、前走の睦月特別(オープン・A1級混合)でオープン昇級後初勝利をマーク。2着はホクセイタイヨウで、ここもワンツーがあるかもしれません。
ばんえいダービーが出走取消だった△ジェイヒーローは、ばんえい大賞典、ばんえい菊花賞とも3着と世代上位の力があります。