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12/3ばんえいオークス予想 矢野吉彦

黒ユリ賞3着の実績を買ってミュウ

 まぁ何はともあれ、プラス収支の単独的中というのはウレシイことです。ご声援いただいたみなさま、ありがとうございました(そんな方がいらっしゃるかどうかは別として)。

 さて、ばんえいオークス。ルイズやスーパーチヨコに人気が集まりそうですが、黒ユリ賞3着の実績を買って、ミュウからワイドを流します。1000㎏を超える馬体重があれば、670㎏の荷物も何とかこなしてくれるでしょう。

 資金配分は、スーパーチヨコ、ルイズ、ベニサクラに各1000円、その他の6頭に各500円としました。

 今後の私の課題は、首位をキープすることよりも黒字転換と思っているので、何とかいい馬券を当てたいものです。では、今回はこのへんで。

◎5 ミュウ
○10 スーパーチヨコ
▲2 ルイズ
△4 タカラヴェルベーヌ
△8 アバシリモミジ
△9 ベニサクラ

ワイド
5-2,9,10 各1000円
5-1,3,4,6,7,8 各500円 計6000円

今週の見どころ(12/2~12/4)

2023年11月30日(木)

 12月3日(日)のメインには、ばんえいオークスが組まれています。近年の勝利は1・2番人気かブービー人気と極端な結果に終わっている3歳女王決定戦。昨年9番人気で勝ったダイヤカツヒメは、2歳シーズンの黒ユリ賞2着馬だっただけに、軽視されすぎだったといえるかもしれません。
 なお同じ日の準メイン・十勝産駒特別が、12月30日に実施される重賞・ヤングチャンピオンシップの予選ラスト。十勝地区からは今年もすでにナナカマド賞馬ホクセイポルシェが出ており、ハイレベルな戦いが期待できます。

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【第17回開催4日目】
 12月2日(土)のメイン第11レースには、三国山特別(A1級-1組・19:30発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前開催の羊蹄山特別では、4歳馬は、牡馬のホクセイウンカイ(3着)とヤマノコーネル(5着)だけでしたが、今回牝馬3頭が加わって、出走9頭中の5頭を占めています。
 なかでも注目は◎ダイヤカツヒメ。休養を挟んで復活し、前走の4歳牝馬重賞・クインカップではトップハンデながら優勝争いを演じています。重賞後だけに100%の仕上がりではないかもしれませんが、最軽量705キロは有利で勝機があります。
 ○センリョウボスは、羊蹄山特別で2着。しかし勝ったのがコウテイ(27日のオープン・知床賞3着)だったことを考えれば、コンマ4秒差なら負けて強しでした。4歳が多いメンバーでも、重めの馬場ならベテランの経験が生きるでしょう。
 ▲ダイリンファイターは、今季初の735キロだった羊蹄山特別(馬場水分2.5%)6着。ただ、続けて同じ重量を使われたときは変わってくる戦歴。追走しやすい重めの馬場も歓迎のはず。
 △ヤマノコーネルは、同条件(混合戦含む)2勝と実績上位です。羊蹄山特別は不発でしたが、形勢逆転可能な末脚には警戒したいところ。

【第17回開催5日目】
 12月3日(日)のメイン第11レースには、第48回ばんえいオークス(3歳牝馬・19:30発走予定)が行われます。

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 定量670キロで争われる3歳女王決定戦。牡馬相手の重賞・ばんえい菊花賞を使われていた2頭が有力でしょう。
 ◎ベニサクラは、10月の秋桜賞(3歳オープン)5着、ばんえい菊花賞6着。牡馬一線級相手で見せ場は少なかったものの、障害で崩れなかったのがなにより。両レースでは別の馬に乗っていた主戦の菊池一樹騎手が今回の鞍上なら上積みは大きいはず。
 ○スーパーチヨコは、秋桜賞ではハンデ差こそありましたが、ばんえい大賞典馬マルホンリョウユウと追い比べの末2着。ばんえい菊花賞も同じような展開になったものの、ゴール前で転倒し9着でした。ただ同じような敗戦は過去にもあり、気持ちで走るタイプなのかもしれません。2歳シーズンに続く女王の座獲得も十分。
 ▲ルイズが、近10走で馬券に絡めなかったのは、鈴木恵介騎手が乗れなかった秋桜賞4着だけ。それもゴール前まで3着争いを演じてのものと見どころがありました。牝馬同士なら互角です。
 △ミュウは、2歳シーズン女王決定戦・黒ユリ賞の3着馬。障害での崩れが少ないタイプで重量増もこなせるでしょう。

【第17回開催6日目】
 12月4日(月)のメイン第11レースには、十勝岳特別(A2級-1組・19:10発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前走が摩周湖特別(A2級-1組)だった5頭と、B1から昇級初戦の5頭が争います。
 注目は昇級初戦でも◎ホクセイタイヨウ。11月のばんえい菊花賞2着の実力馬で、前走B1級-1組の特別戦は賞金ハンデ10キロ増でしたが、2着ジャパントップ以下を突き放す快勝でした。A2初戦が1組ですが、3歳は今年いっぱい古馬相手の特別戦では20キロ減があることで、平場戦より有利なハンデで戦えます。相手は強くても連勝を期待します。
 既存のA2級馬では、4歳の○テッチャン▲ジェイホースワンに期待。ともに摩周湖特別を含め、A2級-1組の特別戦(混合戦含む)で複数回の3着以内があります。昇級初戦の5頭中4頭は同じ4歳馬だけに、ここは経験の差が出そうです。
 △ジャパントップは、昇級初戦の4歳馬ですが、2走前の夕刊フジ杯(A2・B1級混合)で勝ち馬テッチャンから4秒1差の4着に健闘。コンマ9秒先着された3着ジェイホースワンより、脚いろでは完全に上回っており、力差はさほどないはず。

11/26ドリームエイジカップ回顧

2023年11月27日(月)

紅一点の5歳サクラヒメが圧勝

 11月26日(日)には重賞・ドリームエイジカップ(4歳以上馬齢選抜)が行われ、単勝2番人気のサクラヒメが優勝。障害先頭から後続を引き離す圧勝で、重賞5勝目を挙げました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.インビクタ(780) 7.1
 2.メジロゴーリキ(770) 18.0
 3.アアモンドグンシン(760) 105.0
 4.キングフェスタ(770) 2.4
 5.サクラヒメ(740) 2.9
 6.ヤマカツエース(760) 6.2
 7.キョウエイリュウ(760) 185.6
 8.コマサンブラック(760) 29.8
 9.ゴールドハンター(770) 18.0
 10.オーシャンウイナー(770) 20.5

 4~7歳、そして8歳以上の各世代から通算収得賞金順上位馬が2頭ずつ選抜される一戦。最強7歳馬2頭、メムロボブサップ、アオノブラックがともに不在となっての混戦で、1番人気に支持されたのは世代限定重賞7勝の4歳キングフェスタで単勝2.4倍。昨季天馬賞を制した紅一点の5歳サクラヒメが単勝2.9倍と差のない2番人気。銀河賞2着など近走安定して3着以内に入っている4歳ヤマカツエース、ばんえい十勝オッズパーク杯を制した7歳インビクタが人気で続きました。

 キングフェスタがわずかに先頭で第1障害を越えますが、ひと息入るとメジロゴーリキが先頭に替わり、サクラヒメ、インビクタ、オーシャンウイナーと続きます。前は軽快に歩を進め、全馬中間点を過ぎたころにはばらけた展開になります。メジロゴーリキは後続に並びかけられる場面がありながらも、わずかに先頭で第2障害下に到達。前半は60秒というペースで流れました。
 第2障害ではメジロゴーリキとインビクタがほとんど同時に最初に仕掛けましたが、続いたサクラヒメが勢いよく先頭で越えます。メジロゴーリキが2番手でクリアし、オーシャンウイナー、コマサンブラック、ヤマカツエースの順で続きます。
 サクラヒメは降りてから後続をみるみると引き離すと、渡来心路騎手は手綱を持ったままの余裕を見せて先頭でゴール。2番手争いは残り30メートルで4頭が横並びでしたが、メジロゴーリキが徐々に抜け出して2着。一旦3番手のコマサンブラックがゴール手前で一杯になり、ヤマカツエースが3着に入りました。

 勝ったサクラヒメは1月の天馬賞以来となる重賞5勝目で、牝馬では16年キサラキク以来となる史上2頭目のドリームエイジカップ制覇となりました。今回はトップハンデと40キロ差があっての勝利でしたが、圧勝と言えるレースぶりから今後も牡馬相手の重賞でも好勝負が期待できそうです。

成績はこちら
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渡来心路騎手「勝ちたいと思っていたので、勝つことができてほっとしています。ハンデをもらっていたので、できれば前の方でレースがしたいと思っていて、あとは障害をしっかり上げて、ゴールまでしっかり歩いてくれれば勝てると思っていました。思っていた通りのレースができたのでよかったです」

ドリームエイジカップ 予想結果

今週は矢野さんの単独的中に

【編集部より】11月27日11時30分ごろまで、矢野さんの買い目で一部本文と異なるものを掲載しておりました。現在は修正されておりますが、皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

今年度の予想対決第15Rはドリームエイジカップ。単勝2番人気のサクラヒメが障害を先頭で越えると、後続をすぐに突き放して圧勝。予想対決はほとんどの方が本命に挙げたキングフェスタが7着に敗れ、3着に入ったヤマカツエースを本命に挙げた矢野さんの単独的中になりました。

矢野:ワイド1500円&300円的中! 収支+2,160円

【集計】投資額 6,000円×15=90,000円

 矢野  -34,420円
 須田  -45,980円
 荘司  -52,050円
 斎藤  -59,020円
 目黒  -70,150円
 赤見  -75,500円
---------------------------------------
 白組  -139,420円
 紅組  -197,700円

11/26ドリームエイジカップ予想 須田鷹雄

2023年11月25日(土)

大一番に強いサクラヒメが軸

 年によっては他の古馬重賞とテイストが変わらなくなってしまうこともあるドリームエイジカップ。しかし今年はメムロボブサップもアオノブラックも不在のため、難解だが予想のし甲斐があるレースとなった。

 上の世代がそこまで強くないぶん若い馬に行きたい→4歳馬というのも考えたが、○キングフェスタは10キロ貰っているし、▲ヤマカツエースは前走こそ勝っているが惜敗が多い馬でアタマ付けの馬券を買うべきかどうか悩むところだ。

 結局、ひとつ上の世代から◎サクラヒメを軸にする。牝馬といっても菊花賞や天馬賞を人気で勝っている馬だし、近走こそ1着は少ないが、本来大一番でしっかり能力を出し切るタイプ。その代償としてたまに大やらかしがあるが、今回は一本かぶりなるというわけではないのでリスクは許容したい。

◎5 サクラヒメ
○4 キングフェスタ
▲6 ヤマカツエース
☆1 インビクタ
△9 ゴールドハンター

3連単
5→1,4,6→1,4,6,9 各300円
1,4,6→5→1,4,6,9 各300円
5→4,6→1,4,6,9  各100円 計6000円

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