ばんえい十勝では、今週からの第17回開催より準ナイター開催がスタートします。ナイター開催より30~45分程度レース発走が繰り上がりますのでご注意ください。
26日(日)のメインには、重賞・ドリームエイジカップが組まれています。4、5、6、7歳、8歳以上の各世代から通算収得賞金順に2頭ずつ選抜されての争い。今季の収得賞金220万円につき別定10キロ増という条件は10月の北見記念と同じですが、当時から90キロ減のオープン760キロと春の重賞なみの重量で行われるのが特徴です。
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【第17回開催1日目】
11月25日(土)のメイン第11レースには、ピヤシリ特別(B1級混合-1組・19:30発走予定)が行われます。
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前開催の五稜郭特別(B1級-1組)は、3歳馬ホクセイタイヨウが早めに先頭に立って快勝。上位3頭は今開催から揃ってA2へ昇級しています。
注目は4着だった◎オオゾラマミ。3、4歳が多いメンバーでじっくり構えて追走し、最後まで末脚を伸ばしてメンバー最先着に健闘しました。8番人気でしたが、2走前に通算で初の特別戦を使われての上積みが感じられる内容。前走とは違って水分が少ない重めの馬場さえ克服できれば勝機十分。
3歳馬○キタノミネは、五稜郭特別では2番人気で7着。直線早めに一杯になったのは初のB1級の特別戦だったからでしょうか。ただこの馬より先に障害を越えた1、2着馬が不在なら反撃のチャンス。
3歳馬▲ジェイヒーローは、本来キタノミネより前で競馬できる馬。前走で苦戦した障害さえ立て直せれば勝ち負けでしょう。
△サカノハマナカは、6走前のB1級-1組特別戦で3着。前走2組の平場戦でB1昇級後の初勝利を挙げています。船山蔵人騎手から乗替わりですがマイペースで行ければ差はないはず。
【第17回開催2日目】
11月27日(日)のメイン第11レースには、重賞・第14回ドリームエイジカップ(4歳以上選抜・19:25発走予定)が行われます。
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すべてオープン馬で、昨年に続き出走しているのは、1着メジロゴーリキ(8歳以上)と8着キョウエイリュウ(6歳)の2頭のみ。7歳世代は4歳時から3年連続で、メムロボブサップとアオノブラックでしたが今年はともに不在で、インビクタとコマサンブラックが初参戦です。
注目はその◎インビクタ。八冠馬メムロボブサップや、アオノブラックと同世代だった不運もあって、初重賞制覇は6歳になった昨秋の岩見沢記念。このとき重賞ではじめて二強ともに先着を果たしています。今年4月のばんえい十勝オッズパーク杯で重賞2勝目と、700キロ台なら優勝に手が届くようになっています。二強とも不在のここはまたとないチャンス。
○サクラヒメは、牝馬ながら今年の天馬賞を制した明け5歳のチャンピオン。今年5月に牝馬限定のカーネーションカップ2着はありますが、牡馬一線級の重賞は初挑戦。とはいえ紅一点で最軽量740キロなら侮れません。
▲メジロゴーリキは、昨年の勝ち馬で今年も同じ重量。ただ今年は軽量牝馬サクラヒメがいることで、展開に乱れが生じると連覇までは厳しいかもしれません。
△ゴールドハンターは、ばんえいグランプリ2着、北見記念3着。700キロ台では息を入れて追走できるか不安はありますが、一発ある決め手を秘めています。
【第17回開催3日目】
11月27日(月)のメイン第11レースには、知床賞(オープン・19:25発走予定)が行われます。
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前日に重賞が組まれたこともあり、A1からの昇級初戦馬2頭を含むオープンでも2組程度のメンバー。
前走オープン-1組特別戦を勝った4歳馬◎ツガルノヒロイモノが主役です。8月のオーブン昇級後苦戦続きでしたが、スピード勝負の疾風賞を使われたことでスイッチが入ったのか、オープン-1組でも好勝負。前走のオータムカップは、インビクタ、オーシャンウイナー、キングフェスタらを下しています。賞金別定15キロ増は厳しいですが、この相手関係なら期待できます。
○コウテイは、オープン昇級初戦ですが、昨季終盤はオープン-2組特別戦で続けて馬券に絡み、ばんえい記念にも出走したほど。ヒーティングがきいた馬場も合いそうで格負けしません。
▲ヤマトタイコーは、今季A1級との混合戦しか勝っていませんが、今回はオープン馬同士でも相手が楽。上位進出が期待できます。
△ミノルシャープは、特別戦では安定して掲示板内を確保しています。勝ちみに遅く2、3着ならチャンスが見込めます。