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9/17岩見沢記念回顧

アオノブラックが今季重賞初勝利

 9月17日(日)には重賞・岩見沢記念(3歳以上オープン)が行われ、アオノブラックが障害先頭から押し切る圧勝で、断然人気に応えました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.コマサンブラック(820) 23.9
 2.ミノルシャープ(820) 18.3
 3.コマサンエース(830) 28.4
 4.メジロゴーリキ(820) 5.7
 5.アオノブラック(830) 1.5
 6.インビクタ(840) 3.5
 7.キョウエイリュウ(820) 65.0

 出走登録のあったメムロボブサップ、オーシャンウイナー、ミソギホマレが回避し、7頭立てに。アオノブラックは今季7戦して旭川記念2着など3着以内が6回と安定。同世代のライバル・メムロボブサップが不在の今回は単勝1.5倍と圧倒的な支持を集めました。ばんえい十勝オッズパーク杯1着、ばんえいグランプリ3着のインビクタがトップハンデながら2番人気。ばんえい十勝オッズパーク、北斗賞でともに2着のメジロゴーリキが3番人気で、今季の重賞で実績のある3頭が人気を集めました。

 アオノブラックが第1障害を先頭で越えますが、メジロゴーリキが交わして先行し、そのうしろにインビクタ、コマサンエース、ミノルシャープ、コマサンブラックと続きます。週中に第1障害後から第2障害手前まで砂の入れ替え作業を行った影響か、各馬慎重に歩を進めるなか、中間点を過ぎたあたりからメジロゴーリキが後続に差をつけると、そのまま先頭で第2障害下に到達。ここまで98秒とゆったりとしたペースで流れました。
 第2障害ではアオノブラックが最初に仕掛け、すんなりとひと腰でクリア。やや離れてメジロゴーリキが2番手、コマサンエースも差なく通過。インビクタが少し離れた4番手で続きました。
 障害を降りた勢いで後続に差をつけたアオノブラックが一人旅になると、そのまま止まらず歩いて圧勝。残り30メートルからコマサンエースを離しにかかったメジロゴーリキが2着。コマサンエースが粘るところ、追い上げてきたインビクタが並んだところがゴールで、長い写真判定の結果2頭が3着同着となりました。

 勝ったアオノブラックはこれが通算重賞12勝目。今季からデビュー3年目の金田利貴騎手が手綱を取っており、重賞ではばんえい十勝オッズパーク3着、旭川記念2着と惜しい競馬が続いていましたが、これがこのコンビでの重賞初勝利となりました。次の古馬重賞は10月29日(日)の北見記念となりますが、同馬にとっては3連覇がかかる一戦。ライバル・メムロボブサップとの再戦も注目となりそうです。

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金田利貴騎手「負けられないと(自分に)言い聞かせてはいたのですが、(競馬に)絶対はないのであまり力まないようにしようと思っていました。メムロボブサップがいない流れで読めない部分がありましたが、特別速いペースではなかったので落ち着いて乗りました。残暑が続く中で、どちらに転ぶかわからなかったですが、今日の荷物(重量)を考えたらよかったのかなと思います。(第2障害は)隣の馬(メジロゴーリキ)が掛けてからでもよかったのですが、行く気があったので馬に任せました。例年これ以降から強くなっていく馬なので、僕もこの馬のことをもっと理解していい結果を出せるように頑張りたいです」

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