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今週の見どころ(9/16~9/18)

 今週と来週の第12回開催は、3歳以上のレースが通常の今季の収得賞金順ではなく通算収得賞金順の編成となります。一気に組が下がる馬はこのチャンスを生かしたいところ。
 17日(日)のメインは重賞・岩見沢記念。1カ月前に行われたばんえいグランプリの2着ゴールドハンターを除く8頭に、5歳馬2頭を加えたメンバーで争われます。1.4%という馬場水分のわりに2分を切る時計で決着したばんえいグランプリでしたが、今回は先月末のスタートから第1障害までの区間に続き、第1障害を降りた地点から第2障害までの砂が入れ替えられた直後の実施。簡単には収まらないかもしれません。

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【第12回開催1日目】
 9月16日(土)のメイン第11レースには、玉泉館特別(オープン混合・20:05発走予定)が行われます。

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 前開催のポテト特別と同じオープンとA1級の混合ですが、重賞・岩見沢記念が組まれたためオープン馬が手薄です。
 それでも注目はオープン馬◎ヤマトタイコーです。ポテト特別で今季初勝利をマーク。春先は流れに乗れないレースもありましたが、基礎重量増とともに改善され、砂の入れ替えで時計がかかる馬場も向いたかアアモンドキーマンを差し切っています。その2着馬△アアモンドキーマンは、今回からオープンに昇級したため10キロ増、3着▲ギンジは賞金ハンデ5キロ増とともに不安材料があり、連勝のチャンスです。
 ○シンエイボブは、前回競走除外ですが、それまで2戦連続連対と好調でした。重い馬場では切れ味が削がれますが、息が入る流れが予想されるだけに、好位から差し脚を伸ばしてきそうです。
 △ゴールデンフウジンは、直線勝負タイプ。馬場が重くなるのは歓迎とはいえませんが、流れが落ち着けばシンエイボブと同様決め手発揮があるかもしれません。

【第12回開催2日目】
 9月17日(日)のメイン第11レースには、重賞・第59回岩見沢記念(19:55発走予定)が行われます。

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 今季の収得賞金220万円につき別定10キロ増という条件。今季重賞を3勝しているメムロボブサップなど3頭が出走を回避しています。
 今季未勝利ながら重賞で2着2回◎メジロゴーリキが中心です。岩見沢記念には過去4回出走し21年1着、その他の年も3、6、2着と実績があります。賞金ハンデが課されず、2回目の砂の入れ替え直後(1回目はスタートから第1障害、2回目は第1障害を降りた位置から第2障害)ですが、22年のばんえい記念馬でパワー勝負は望むところ。今季初勝利を挙げる可能性大といえます。
 ○コマサンエースは、出走5頭の7歳馬で掲示板を独占した旭川記念(馬場水分2.6%)の3着馬。二強のメムロボブサップ、アオノブラックからはやや離されましたが、インビクタ、コマサンブラックをしりぞけています。なおミノルシャープには、旭川記念、ばんえいグランプリと続けて先着を果たしており、この相手関係なら上位争いして不思議ありません。
 ▲アオノブラックは、1回目の砂の入れ替え直後だった前開催のオーブン特別戦で2着と結果を出しています。しかし、季節的なものか過去の岩見沢記念では7、5着と結果が出ていません。
 △ミノルシャープは、勝ちみに遅い近況ですが、昨年の2着馬だけに軽視はできません。

【第12回開催3日目】
 9月18日(祝・月)のメイン第11レースには、千樹橋特別(A2級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 1回目の砂の入れ替え直後の前開催も特別戦を使われ、結果を出している馬が信頼できそう。
 ◎リュウセイペガサスは、フォーマルハウト特別(A2級-1組混合)を勝利。格下とはいえ35キロのハンデ差があった4歳牝馬との追い比べをモノにする強い内容でした。もともとA2級-1組の特別戦で2、3着各1回、4着2回と実績があり連勝が期待できます。
 ○ホクショウカップは、今季の収得賞金ではA2級馬として最多。近走は格上相手の戦いが続きひと息でしたが、前走の菊月特別(A1級-1組混合)では3着に追い上げています。10番人気でしたが、重めの馬場が合うのなら久々のA2級同士のここは軽視できません。
 ▲ダイリンファイターは、前走でリュウセイペガサスの3着。A2昇級初戦を勝ったあとは勝ち切れていませんが、昨年同時期にはA1級の特別戦で勝ち負けしており見劣りなし。
 △ブルーレジーナは、3走前に逃げ切ってリュウセイペガサスを2着にしりぞけています。菊月特別は逃げて5着でしたが、鈴木恵介騎手なら、なにか策を講じてくるかもしれません。

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