今開催には重賞が組まれてないこともあって、各世代の有力馬も自己条件での出走。今週3日間のメインは、すべてクラス混合での争いで、普段は見られない組み合わせもあります。11日(月)のポテト特別には、コマサンブラック、ミノルシャープといった重賞の常連に加え、ここで連対すればオープンに昇級するA1級馬も3頭出走予定となっています。
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【第11回開催4日目】
9月9日(土)のメイン第11レースには、フォーマルハウト特別(A2級-1組混合・20:15発走予定)が行われます。
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A2級とB1級の混合戦で、前開催の同条件・アルタイル特別の4着以下とA2級-2組の上位3頭の対戦という構図です。
アルタイル特別は、先行した3頭の競り合いから抜け出したシンエイアロイが1着。追い込んできたフナノダイヤモンドが2着で、スーパーシンデレラは4着でしたが、5着以下は引き離していました。
注目は◎スーパーシンデレラ。B1昇級初戦ながらアルタイル特別でメンバー最先着の4着。引き続き最軽量ハンデも有利です。ただ、砂の入れ替えで重くなった馬場での特別戦だけに過信はできません。
○リュウセイペガサスは、前開催では平場のA2級-2組で2着。A2級-1組の特別戦も、2開催前の葉月特別2着など、2、3着各1回、4着2回と苦にしておらず、差のない戦いができそうです。
▲ジェイホースワンは、アルタイル特別7着など、A2昇級後は前半での後れを取り戻せていません。ただ、重馬場なら変わる可能性はあります。
△ダイリンファイターは、葉月特別3着、アルタイル特別6着。ともにメンバー中で2番目の着順だけに、ここも大きくは崩れないでしょう。
【第11回開催5日目】
9月10日(日)のメイン第11レースには、菊月特別(A1級-1組混合・20:05発走予定)が行われます。
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A1級とA2級の混合戦。前走は5歳オープン・朱雀賞、A1級・涼風特別、A2級-1組混合・アルタイル特別など様々ですが、重賞・はまなす賞を使われた◎ヤマノコーネルに注目。A1級の4歳馬で、3走前の2組平場戦で昇級後初勝利をマーク。近2走の世代限定戦はオープンとの対戦で苦戦していますが、3走続けての700キロで格下A2級相手なら変わっても不思議ありません。
○センリョウボスは、近2開催のA1級の特別戦で2、3着と実績上位。涼風特別の上位2頭が翌日のオープン混合戦にまわって不在のため、勝機がありそうです。
▲ホクセイウンカイは、2走前の4歳オープンでヤマノコーネルに先着し、アルタイル特別では直線一旦は先頭と見せ場を作って3着。A1級馬相手でも互角に戦えています。
朱雀賞3着の牝馬△ブルーレジーナ、涼風特別5着△ノエルブランの逃げ粘りにも警戒したいです。
【第11回開催6日目】
9月11日(月)のメイン第11レースには、ポテト特別(オープン-2組混合・20:00発走予定)が行われます。
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今季ひと息のオープン馬に好調なA1級馬が挑む構図。注目は◎ギンジです。9頭中8頭がA1級馬だったばんえいスタートロフィーと、A1級・涼風特別と2連勝中。直線勝負タイプですが、近2走は逃げ先行で勝っており、ひと皮むけた印象です。オープン馬と5キロ差つけば互角に戦えるはず。
○ミノルシャープは、6月の北斗賞3着馬で実績上位。ギンジとは初対戦で未知数な面はありますが、今季未勝利と勝ちみに遅い面があるため◎にはしにくいです。
▲ヤマトタイコーも今季未勝利ながら、A1からオープンに昇級しています。人気になりにくいタイプで、ばんえいスタートロフィーでは6番人気で3着。ギンジに差されたとはいえ差は小さく、穴として一考できます。
△アアモンドキーマンは、涼風特別でギンジに突き放されての2着。しかし、3着馬は7秒3も引き離しており、A1級では実力上位です。