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2/12黒ユリ賞回顧

スーパーチヨコが断然人気に応える

 2月12日(日)には重賞・黒ユリ賞(3歳牝馬オープン)が行われ、単勝1番人気のスーパーチヨコが勝利。障害2番手から抜け出し、世代女王の座につきました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ベニサクラ(640) 7.9
 2.スーパーチヨコ(640) 1.4
 3.ココロホマレ(640) 7.3
 4.リバティクイーン(640) 25.8
 5.プレシャスキュン(640) 68.9
 6.ミュウ(640) 21.2
 7.タカラヴェルベーヌ(640) 13.7
 8.ルイズ(640) 11.5
 9.ニジイロアオゾラ(640) 120.9
 10.ヤマカツレイナ(640) 27.7

 定量640キロで行われる明け3歳牝馬による女王決定戦。スーパーチヨコは、A級-1組で3戦連続連対中という実績から単勝1.4倍と断然の支持を集めました。前走B級-1組ながら2着に19秒2もの差をつけ勝利したココロホマレが2番人気。前走のA級-2組を含め近4戦で3勝と力をつけているベニサクラが3番人気。以下、前走がA級-1組とここでは格上位のルイズ、昨年9月の2歳牝馬特別戦・いちい賞の勝ち馬タカラヴェルベーヌが人気で続きました。

 第1障害を越えて外2頭を除く8頭がほとんど横並びで、各馬ひと息入れたところでココロホマレが抜け出し、ルイズが続きます。ココロホマレがひと息入れたところでルイズが交わし、そのまま先頭で第2障害下に到達すると、少し持っていかれるようなかたちで登坂を開始。ここまで40秒というペースでした。
 ルイズがひと腰で障害を降り始めたところで2番手以下が仕掛け、その中からスーパーチヨコがすんなりとひと腰、差なくベニサクラが続きます。タカラヴェルベーヌは少し離れた4番手で障害をクリアします。
 ルイズの脚色が鈍ったところ、スーパーチヨコが一気にとらえて抜け出します。内からベニサクラが追いかけますが、スーパーチヨコは並びかけさせず、1馬身ほどの差を保って押し切りました。ベニサクラは2着。3番手のルイズはゴール手前で一杯になり、これを障害6番手から追い上げたミュウが交わして3着に入りました。

 全馬重賞初挑戦というメンバーでしたが、スーパーチヨコは着差以上に強い内容で世代女王の座に就きました。また、管理する山本正彦調教師は2019年の初出走から4シーズン目での重賞初制覇となりました。

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藤野俊一騎手「(状態面は)ここに向けて完璧に仕上がったと思ってました。レース前に少し雪が降ったので、あまり軽くなったら大変かなと思っていましたが、落ち着いて良い感じの馬場になりました。定量なので荷物はあまり気になりませんでした。残り30メートル過ぎたあたりから少しゴールまで遠く感じたので、なんとか止まらずに頑張ってくれという気持ちでした。物音に敏感な馬で、元気も良すぎるくらい良い馬です」

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