ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2023年1月 | メイン | 2023年3月 »

2023年2月 アーカイブ

123456

今週の見どころ(2/25~2/27)

2023年2月23日(木)

 2月25日(土)からシーズン最終日の3月20日(月)までは準ナイター開催。第1レースが14時ころ、最終第12レースが20時ころ発走と、薄暮開催より約1時間繰り下げての実施となります(詳細はこちら)。
 25日メインの雪月花特別に、アアモンドグンシンが出走。3月20日のばんえい記念への参戦も想定される実力馬(20年チャンピオンカップなど重賞4勝)の半年ぶりの実戦に注目です。

※今週のイベントはこちら
※開催日程/時刻についてはこちら

【第24回開催1日目】
 2月25日(土)のメイン第11レースには、雪月花特別(A1級-1組混合・19:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 ◎アアモンドグンシンは、7月の旭川記念(第2障害で競走中止)から約半年ぶりの実戦。障害で自身のカカリもよくありませんでしたが、隣枠の馬が倒れ込んできた影響が大きかったように見え、不完全燃焼の一戦でした。戦歴から休み明けを苦にする感じではなく、格下相手では負けられません。
 ○コマサンエースは、前開催のウインターカップ(オープン)では7番人気で4着。決め手ある馬が上位を占めるなか、先行して踏ん張りました。2走前・平場のオープン-2組がひと息で、特別戦で変わり身を見せた格好だけに引き続き注目。
 ▲キョウエイリュウは、ウインターカップでは1番人気で9着。とはいえA1級混合の特別戦では、出走機会として2走続けて2着の好相性。アアモンドグンシン以外のオープン馬とは差がありません。
 △ヤマトタイコーは、平場のオープン-2組、前走の準重賞・ウィナーズカップとも3着とクラス慣れが感じられます。

【第24回開催2日目】
 2月26日(日)のメイン第11レースには、然別賞(オープン-1組・19:30発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 大勢は重賞・チャンピオンカップと準重賞・ウィナーズカップ組の対戦です。
 チャンピオンカップが2着惜敗だった◎インビクタに注目。重量820キロとハンデに恵まれたこともありますが、逃げて勝ちに等しい走りでした。800キロ台前半くらいまでの重量での信頼度は高く、785キロの今回も粘り強い走りが期待できます。
 ○マツカゼウンカイは、ウィナーズカップを勝って2連勝。900キロの帯広記念7着を除けば、掲示板を外さない走りを続け充実しています。逃げのインビクタに、追い込みのマツカゼウンカイがどこまで迫れるでしょうか。
 ▲コマサンブラックは、ウィナーズカップの2着馬。年明けにオープン-1組特別戦を連勝と地力強化しており、チャンピオンカップ組が相手でもヒケを取りません。
 △ミソギホマレが穴。若馬の減量に加え、今回は紅一点のため750キロの最軽量が有利です。初の810キロだった前走の重賞・ヒロインズカップこそ障害で苦戦しましたが、基本的には障害巧者で巻き返しが見込めます。

 【第24回開催3日目】
 2月27日(月)のメイン第11レースには、深雪特別(A2級-1組・19:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 ここ2開催にA2級の特別戦は組まれておらず、3開催前の吹雪特別でのメンバー最先着馬も8着。波乱含みの一戦です。
 ◎ジェイウェイは、昇級後は平場戦ばかり走ってすべて5着以内と安定。今井千尋騎手に乗替わった前走では2着に逃げ粘ってA2級で初の連対を果たしています。平場戦で今井騎手が乗っていいリズムを作り、続く特別戦や重賞で好成績を挙げるパターン(ベニサクラ、ナカゼンガキタ)も見られておりここは注目です。
 ○テンリュウフジは、A2昇級後の2走ではひと息ですが、B1級時代は、年明けの北海道競馬記者クラブ特別3着をはじめ特別戦に良績。条件替わりは悪くないはず。
 ▲アバシリサクラは、明け5歳のため特別戦では10キロ減があります。前走2組の平場戦では5着でしたが巻き返しが期待できます。
 △ジェイコマンダーは、同じ前走では1番人気で9着と思わぬ敗戦。しかしそれまでの安定ぶりから反撃もありそう。

2/19チャンピオンカップ回顧

2023年2月20日(月)

メジロゴーリキが軽馬場の接戦制す

 2月19日(日)には重賞・チャンピオンカップ(4歳以上重賞競走優勝馬)が行われ、単勝4番人気のメジロゴーリキが優勝。ゴール前インビクタとの接戦を制しました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.アオノブラック(860) 5.1
 2.ダイヤカツヒメ(760) 22.1
 3.インビクタ(820) 4.5
 4.メムロボブサップ(850) 1.9
 5.アーティウィング(790) 23.3
 6.メジロゴーリキ(820) 7.8
 7.ナカゼンガキタ(800) 10.5

 その年度の重賞勝ち馬に出走権がある選抜戦で、今年は7頭が出走。1番人気に推されたのは、旭川記念とばんえいグランプリを制したメムロボブサップ。年明けの帯広記念は2着惜敗でしたが、今回はトップハンデより10キロ軽い重量もあり、単勝1.9倍と断然の人気になりました。岩見沢記念を制したインビクタが2番人気。今季重賞4勝のアオノブラックは最大100キロ差があるトップハンデながら3番人気に支持され、ドリームエイジカップを制したメジロゴーリキまでが単勝ひと桁台の人気となりました。

 雪が降りしきるなかレースがスタートし、最軽量の4歳牝馬ダイヤカツヒメが果敢に先行。メムロボブサップ、インビクタ、アオノブラックが追走します。メジロゴーリキも位置取りを上げると、中間点を過ぎてからはメムロボブサップと先頭を入れ替わりながら進み、わずかにメジロゴーリキが先頭で第2障害下に到達。前半は50秒で進みました。
 ひと息入れたメジロゴーリキが仕掛け、ひと腰先頭で障害をクリア。ほぼ同時にインビクタも障害を降りて、アーティウィング、ダイヤカツヒメ、メムロボブサップ、ナカゼンガキタと差なく続きます。
 障害を降りた勢いでインビクタが抜け出しますが、後続も差なく追走すると、そのなかからメジロゴーリキがじわじわと脚を伸ばしてきます。残り10メートルでインビクタに並びかけると、ゴール前は2頭の接戦になりましたが、メジロゴーリキがわずかに交わして勝利。3着争いも3頭による接戦でしたが、メムロボブサップがゴール前わずかに抜け出し、ナカゼンガキタ、ダイヤカツヒメの順で入線しました。

 勝ったメジロゴーリキは、19年に続き2度目のチャンピオンカップ制覇。重賞9勝目としました。今シーズン、残る古馬重賞は年度末のばんえい記念となりますが、メジロゴーリキにとっては連覇がかかる一戦。引き続き注目を集めそうです。

成績はこちら
映像はこちら

西謙一騎手「雪が降ってきたので行くしかないなという気持ちで乗っていました。今日は暖かく、砂がザクザクしていたので、前の馬場の軽さとはまた違った軽さでした。(ゴール前は)最後に(前に)出たのが分かったのでひと安心しました。3月に大一番が残っているのでそこに向けて頑張りたいと思うので、応援よろしくお願いします」

チャンピオンカップ 予想結果

斎藤さんが2位に浮上!

今年度の予想対決第24Rはチャンピオンカップ。障害を先頭で越えた単勝4番人気のメジロゴーリキが、ほぼ同時に越えたインビクタとのゴール前の叩き合いを制して勝利。予想対決は今週も3名が的中となりましたが、斎藤さんが馬複、3連単を的中し、大幅なプラス収支。総合収支もプラスに転じ、2位に浮上しました。

斎藤:馬複2400円&3連単200円的中! 収支+33,200円
荘司:3連複1500円的中! 収支-150円
目黒:3連複600円的中! 収支-3,660円

【集計】投資額 6,000円×24R=144,000円

 荘司  +45,530円
 斎藤  +14,940円
 矢野  -6,580円
 須田  -19,690円
 目黒  -42,390円
 赤見  -65,550円
---------------------------------------
 白組  -11,330円
 紅組  -62,410円

2/19チャンピオンカップ予想 荘司典子

2023年2月18日(土)

インビクタ重賞2勝目のチャンス

 現在7歳世代のメムロボブサップとアオノブラックがばんえい競馬界のツートップに君臨していますが、今回この2頭がそれぞれ850キロと860キロ。過去を振り返るとオレノココロやコウシュハウンカイでさえも850キロ以上では斤量差に泣いたレース。そこで今回820キロで挑めるインビクタにとって大きなチャンス。賞金上位馬たちの大目標がばんえい記念と考えると、7歳世代第三の男・インビクタに俄然注目したいと思います。

 チャンピオンカップの歴史を紐解くと、850キロ以上で制したのは2003年に連覇を果たしたスーパーペガサスまでさかのぼらないといけません(スーパーペガサスは前年2002年に870キロで1着)。今回メムロボブサップが勝てば、なんと20年ぶりの偉業。メムロボブサップの実力を考えればあっさりと連覇達成もありそうですね。

 そして...しるし的にはナカゼンガキタとメジロゴーリキまでの4頭にしたんですが、アオノブラックも怖いですし、斤量差を考えればアーティウイングやダイヤカツヒメも...。と、いうことで7頭立てなので◎インビクタと○メムロボブサップを2頭軸にした3連複総流しで買ってみることにします。上位人気馬で決着したらトリガミになる危険もありますが、そこは覚悟の上で勝負します。

◎3 インビクタ
○4 メムロボブサップ
▲7 ナカゼンガキタ
△6 メジロゴーリキ

3連複
3,4-6,7 各1500円
3,4-1,2,5 各1000円 計6000円

2/19チャンピオンカップ予想 赤見千尋

メムロボブサップの地力信頼

 かなりの重量差があり難しい一戦ですが、やはり力のあるメムロボブサップからいきたいです。
 アオノブラックよりも10キロ軽いというのはプラス材料。他の馬たちとの重量差は気になるものの、力でなんとかしてくれるのでは。ばんえい記念に向けて調整も進んでいると思いますし、ここも好勝負必至でしょう。

 対抗は重量の魅力でメジロゴーリキにします。
 最大目標はばんえい記念でしょうが、アオノブラックと40キロ差、メムロボブサップと30キロ差というのは大きいです。近走は上位に絡んでいないものの、今回は底力が発揮出来るタイミングではないでしょうか。

 同じく820キロのインビクタ。能力のある馬ですし、重量的な魅力も大きいです。

 トップハンデのアオノブラックは思い切って外し、勢いのある牝馬ナカゼンガキタまでで勝負したいと思います。

◎4 メムロボブサップ
○6 メジロゴーリキ
▲3 インビクタ
△7 ナカゼンガキタ

馬複
4-6 3000円
4-3,7 各1500円 計6000円

123456
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.