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2022年2月 アーカイブ

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2/13黒ユリ賞予想 目黒貴子

牝馬同士ならニシキマリン中心

 先週のキングフェスタは強かったですね。第2障害を降りてからの脚は素晴らしく、この内容ならこの後のイレネー記念も盤石なのでは?と思ってしまいます。嬉しいことに3連単で予想も的中!けっこうプラスになったはずなのにこれまでの予想における収支はマイナス26740円。それだけハズレていたということですね。マイナスをいかに減らして、できればプラスまで持っていきたいと思いながら...頑張ります。

 ◎はニシキマリンとします。釧路産限定のレースを制しヤングチャンピオンシップに駒を進めました。さすがに牡馬相手で結果は出せませんでしたが、この強い相手との経験は生きるはず。牝馬限定の今回では実力は上で、中心として考えます。

 前走の内容がよかったピュアリーナナセを○に。まだムラのあるタイプとは言えますが、はまった時は強いレースをしてくれます。端枠も気になりますが、前走をみればあまり気にしなくていいかもしれません。

 ▲にはダイヤカツヒメを。こちらはなかなか勝ちきれないものの、安定した成績を出している印象があります。特にここ2戦は粘り強く2着を確保、今回も楽しみです。

 他には△ホクセイサクランボ、△サツキヤッテマレ、そして△ミノリヒメまで押さえて勝負します。馬券は今回は3連複とします。

◎7 ニシキマリン
○1 ピュアリーナナセ
▲8 ダイヤカツヒメ
△4 ホクセイサクランボ
△5 サツキヤッテマレ
△9 ミノリヒメ

3連複
7-1,4,5,8,9 各600円 計6000円

2/13黒ユリ賞予想 矢野吉彦

馬格あるスーパードリームに注目

 めでたく翔雲賞が的中しました。赤見サンには申し訳ありませんが最下位も脱出。3連単で一気に赤字減らしとはいきませんでしたが、小心者の私としてはホッとしているところです。

 さぁその勢いに乗って黒ユリ賞。ここは大穴を狙いますよ。本命はスーパードリームです。

 一応、根拠をご説明すると、重賞で一気に荷物が重くなるここはどの馬にも不安が残るはず。だったら逆に、人気がない馬もうまく立ち回ればチャンスはあると考えました。そこで、重い荷物を曳くなら体重が重い馬を選んでみた、というわけです。

 馬券は、まず①②、②④、②⑤、②⑦、②⑩の2頭軸から3連複を総流し。これを100円ずつ買います。あとは、②を軸に①④⑤⑦⑩への3連複を各200円。これでキッチリ6000円になりました。

 今井厩舎3頭出しの中でスーパードリームだけが初騎乗の松田騎手、というのが引っかかりますが、何とか馬券に絡んでもらいましょう。では、今回はこのへんで。

◎2 スーパードリーム
○7 ニシキマリン
▲5 サツキヤッテマレ
△1 ピュアリーナナセ
△4 ホクセイサクランボ
△10 シンエイアロイ

3連複
1,2-3,4,5,6,7,8,9,10 各100円
2,4-1,3,5,6,7,8,9,10 各100円
2,5-1,3,4,6,7,8,9,10 各100円
2,7-1,3,4,5,6,8,9,10 各100円
2,10-1,3,4,5,6,7,8,9 各100円
2-1,4,5,7,10 各200円     計6000円

2/13黒ユリ賞予想 斎藤修

2022年2月11日(金)

能力アップ、ピュアリーナナセ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎1ピュアリーナナセ
 ○10シンエイアロイ
 ▲4ホクセイサクランボ
 △5サツキヤッテマレ
 △8ダイヤカツヒメ
 △9ミノリヒメ

 3連単1頭軸マルチ
 1→4,5,8,9,10 100円 計6000円

今週の見どころ(2/12~2/14)

2022年2月10日(木)

帯広競馬場開場について

 13日(日)には、4週連続重賞の第3弾・明け3歳牝馬による黒ユリ賞が実施されます。18年ミスタカシマ、19年ジェイカトレアはここを勝つと、ばんえいオークス、クインカップと世代牝馬重賞全制覇を成し遂げています。なお過去5年、第1回能力検査での牝馬トップタイム馬の黒ユリ賞での成績は、ミスタカシマが勝った18年の4着ウィナーサラが最高(17年は不出走)で、実戦を経験し成長した牝馬たちの戦いに注目です。

※今週のイベントはこちら
※開催日程/時刻についてはこちら

【第23回開催1日目】
 2月12日(土)のメイン第10レースには、如月特別(A2級-1組・18:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 4歳、5歳それぞれのオープン特別戦が行われた前開催は、A2級の特別戦が組まれませんでした。3開催前・夕刊フジ杯(1月8日)、2開催前・ガーネット特別(1月15日)のほぼ再戦ですが、勝ち馬はともにA1へ昇級しています。
 注目は◎ギンジ。5歳オープンのダイヤモンドダスト賞は相手が強く2番人気で5着でしたが、障害を先頭で降りて見せ場はありました。A2級-1組の特別戦では、12月4日の五稜郭特別を逃げ切って、ガーネット特別は2着と実績上位。藤本匠騎手はこの馬に4度しか騎乗経験がないものの2勝と相性がよく巻き返しに期待できます。
 ○アアモンドキーマンは、ダイヤモンドダスト賞に出走できなかったことから今回の5歳ではやや格下といえそう。しかし前開催は格上A1級のサクラドリーマーに差されたものの、逃げて2着と好走。5歳は年明けから平場戦での若馬10キロ減がなくなっており、A2昇級初戦でこれだけ走れれば今回も注目してみる価値はあります。
 今回の10頭中8頭は10キロ減がある4、5歳ですが、8歳▲ヤマトジャパン、7歳△オレワチャンピオンは、ガーネット特別では各3、5着と上位争い。2頭にとってはコースに砂が増量されてから初の特別戦となるだけに、馬場さえ合えば若馬を脅かすシーンも。
 △ネオキングダムは、5歳と同一重量となった夕刊フジ杯、ガーネット特別とも4歳として最先着の4着に健闘。ガーネット特別でのギンジとの差は4秒3でここも接戦が期待できます。


【第23回開催2日目】
 2月13日(日)のメイン第11レースには、第47回黒ユリ賞(3歳牝馬・18:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 定量640キロはどの馬にも厳しい重量。◎ニシキマリンは、580キロをヤングチャンピオンシップで経験(6着)しています。また、年明け1月10日、23日の3歳A級-1組でも一線級の牡馬たちに真っ向勝負を挑んでおり、これらの経験は、牝馬同士で重量が増える今回に生きてくるはず。なお、釧路産駒特別1着からヤングチャンピオンシップを経ての参戦は、20年の勝ち馬エンゼルフクヒメと同じです。
 今季、サクラヒメがばんえいオークスを制した今井茂雅厩舎からは3頭が参戦。なかでも○ホクセイサクランボは、第1回能力検査で牝馬のトップタイムをマークしている素質馬。強い牡馬が相手になるA級-1組では勝利が遠いものの、A級-2組で3勝の実績は上位。後半勝負タイプのため、負担重量が増えて息が入る流れになりそうなのもプラスです。
 ▲ミノリヒメは、2着だった11月28日の2歳A級-2組が印象的。障害4番手から勢いよく先頭に立ったホクセイサクランボの圧勝かと思われたところ、離れた障害8番手から一気に伸び、コンマ5秒差まで詰め寄っています。前走940キロと小柄だけにパワー勝負は厳しそうですが、もし馬場が軽くなれば浮上しそう。
 今井厩舎の2頭目は△ピュアリーナナセ。第1回能力検査では牝馬で2番目に速い時計をマークしています。同タイプといえるホクセイサクランボが馬券に絡む展開になれば、この馬も連れてくる可能性が高いです。

【第23回開催3日目】
 2月14日(月)のメイン第11レースには、準重賞・ウィナーズカップ(4歳以上選抜・18:20発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 今季特別戦で勝利がある馬の選抜戦です。出走馬はいずれもオープン馬で、今季の収得賞金が多いアアモンドグンシンが40キロ増のトップハンデを課されています。
 ◎ウンカイタイショウに注目です。年が明けてから、準重賞・ばんえい十勝金杯2着、柏林馬事公苑特別、プロキオン特別(ともにオープン-1組)が各3着と安定しています。近2戦ともアアモンドグンシンが逃げ切っており、前走は障害4番手から追いかけたものの6秒6差つけられました。しかし、10キロだったハンデ差が今回は30キロに広がるのは有利。逆転に期待できます。
 ○アアモンドグンシンは、馬場が軽くなった秋以降が好成績。前走のプロキオン特別はメムロボブサップとの一騎打ちをコンマ7秒差で制しており、コースに砂が増量された馬場にもしっかり対応してみせました。障害で崩れのない近況のレースぶりからトップハンデでも一線級が不在なら3連勝を達成してしまうかもしれません。
 ▲インビクタは、プロキオン特別では12秒7差で5着。アアモンドグンシンと差のない障害2番手で降りたものの、徐々に離されてしまいました。同じく障害をひと腰で越えた2走前の睦月特別(オープン-2組)が5秒1差の4着だっただけに、1組では経験不足かもしれません。しかし、今回は前走よりは戦いやすいメンバーだけに前進があります。
 △ゴールデンフウジンは、前走の六花特別(オープン-2組混合)も障害ひと腰では上がりませんでしたが、一気の脚で追い上げてコンマ9秒差2着。とはいえ格下A1級が相手ならこれくらいはやれて当然です。2走前の睦月特別が障害を三腰で越えての7着で、オープン馬同士で勝ち負けするには、ひと腰が条件になります。

2/6翔雲賞回顧

2022年2月 7日(月)

キングフェスタが力の違い示す

 2月6日(日)には重賞・翔雲賞(3歳牡馬オープン)が行われ、単勝2番人気のキングフェスタが優勝。第2障害通過後一気の脚で差し切り、重賞2勝目を飾りました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ツガルノヒロイモノ(640) 54.6
 2.ヘッチャラ(645) 4.7
 3.ヤマノコーネル(645) 18.1
 4.クリスタルコルド(645) 5.5
 5.キョウエイボス(640) 72.0
 6.キョウエイハンター(640) 76.4
 7.ホクセイウンカイ(645) 16.3
 8.キングフェスタ(650) 3.3
 9.ジェイサンダー(640) 43.8
 10.ヤマカツエース(650) 2.6

 3連勝で2歳シーズン二冠目・ヤングチャンピオンシップを勝利したヤマカツエースは、その後も勝ち星を加え、充実一途。トップハンデながら単勝1番人気に支持されました。同じくトップハンデのキングフェスタもナナカマド賞を含め世代最多の8勝という実績で2番人気。ナナカマド賞2着、ヤングチャンピオンシップ3着のヘッチャラが人気で続き、前走の3歳A級-1組を制したクリスタルコルドまでが単勝ひと桁台。重量差が最大10キロしかないことからも実績が評価されてのオッズとなりました。

 第1障害を先頭で越えたのはクリスタルコルドで、キングフェスタ、ヘッチャラが追走。ヤマノコーネル、ツガルノヒロイモノも続き、前は入れ替わりながら各馬軽快に歩を進めます。第2障害手前でわずかにヘッチャラが抜け出し、先頭のまま障害下へ到達。レース前半は40秒というペースでした。
 ひと息入れてすぐにヘッチャラが仕掛けると、クリスタルコルド、ヤマノコーネル、ツガルノヒロイモノも差なく登坂を開始。ヘッチャラが最初に障害をクリアすると、クリスタルコルドが2番手。以下ヤマカツエース、ツガルノヒロイモノ、キングフェスタと続きました。
 逃げ切りを図るヘッチャラに、1頭だけ際立った脚色で追い上げたキングフェスタが残り10メートル手前でとらえ先頭に立つと、そのまま後続との差を広げて先頭でゴール。ヘッチャラはゴール前脚色が鈍ったものの、止まらず歩き切って2着。クリスタルコルドは残り10メートルで一杯になったものの、立て直して3着を確保。単勝1番人気のヤマカツエースもゴール前で一杯になり、4着という結果でした。

 勝ったキングフェスタはナナカマド賞に続き重賞2勝目。二冠を狙ったヤングチャンピオンシップでは最大重量差50キロのトップハンデと条件が厳しく4着惜敗でしたが、最大10キロ差になったここは力の違いを示しました。三冠最終戦となるイレネー記念は定量で行われるだけに、今後も順調なら当然最有力となるでしょう。

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鈴木恵介騎手「いままでよりはハンデ差が少なくなっていたので気持ちは楽になっていました。(馬場は)先週より少し重いかなと思って乗っていました。キングフェスタにとっては(展開が)速すぎるよりは、少し息が入って落ち着いたレースがちょうど合ったと思います。(障害を越えた時は)少し前に(何頭か)いたのですが、他の馬の脚色を見たら少し切なそうだったので、キングフェスタは降りてから歩く馬なので、そこは最後信じてなんとか抜いてくれました。イレネー記念はノーハンデなので獲りにはいきたいです」

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