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今週の見どころ(12/12~12/14)

帯広競馬場の開場について

 12月1日付で騎手となった金田利貴騎手(22歳・金田勇厩舎)のデビューが12日(土)第2レースに決まりました。当日は、ほか第6、7、11レースの計4鞍に騎乗予定。ばんえいでは、通算50勝未満の騎手には10キロの負担重量減があり、まずは初勝利を目指したいところです。
 14日(月)には、メインに牝馬の準重賞・レディースカップが組まれています。4歳、5歳、6歳、7歳以上の通算収得賞金上位各2頭に、4歳以上牝馬の通算収得賞金上位の2頭を加えた選抜戦。"牝馬のドリームエイジカップ"と言えるレースとなっています。

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【第18回開催1日目】
 12月12日(土)のメイン第10レースは、射手座特別(B1級-1組・19:25発走予定)
 ◎ジェイセリナは、4歳牝馬重賞・クインカップで2着と好走。前走のトドワラ特別(B1級-1組)は、B1昇級初戦ながら3着。先着された2頭にはすでに1組の特別戦で連対実績があり、強敵相手に頑張りました。今回はクラス2走目で据え置きの685キロ、その2頭が昇級して不在の組み合わせなら勝機到来といえそうです。
 ○センショウニシキは、3走前の十勝岳特別(B1級-1・2組決勝)では障害2番手からこの馬なりに伸びて3着を確保しています。当時の勝ち馬ヤマトテンリュウと再対決ですが、9月のB1昇級後8戦して、特別での3戦を含めすべて障害をひと腰で越えている巧者。今回も大崩れはなさそうです。あとは初対戦となるジェイセリナとの力関係次第となります。
 ▲ヤマトテンリュウは、十勝岳特別(B1級-1・2組決勝)を障害3番手から抜け出して、B1級の特別戦で初勝利を挙げています。続く前走のトドワラ特別(B1級-1組)では障害で転倒し7着。3着ジェイセリナには25秒6もの差をつけられています。しかし、3走続けての715キロなら修正は可能でしょう。
 △エンゼルフクヒメはB2級未勝利で、ばんえいオークス3着での昇級。3歳牝馬の40キロ減を生かせば、見せ場以上が作れそうです。

【第18回開催2日目】
 12月13日(日)のメイン第11レースには、ターコイズ特別(オープン-2組・19:30発走予定)が行われます。
 11月14日のピヤシリ特別(オープン-2組)、30日の知床賞(オープン)とも1着センゴクエース、2着ホクショウマサルという結果。ともに745キロで出走し、先に障害を降りたほうが勝っています。
 今開催は◎ホクショウマサルが逆転を目指します。前走は障害を2番手で越え、残り30メートルでセンゴクエースに並びかけましたが、最後まで抜くことはできませんでした。しかし今回はセンゴクエースのみ賞金ハンデが5キロ増え計10キロに。同じような切れ味比べになったとき、この重量差が決め手になるかもしれません。
 ○センゴクエースは、ピヤシリ特別では久々に障害をひと腰で越えると、前走もすんなりと先頭で越え押し切っています。ばんえい記念まで、スランプなくいきたいところでしょう。
 ▲キタノユウジロウは、ピヤシリ特別4着で、前開催は重賞のドリームエイジカップに出走。減量ある4歳2頭に次ぐ3番手で障害を越えると、オレノココロに差されて4着でした。ホクショウマサル、センゴクエースのいずれかが障害で苦戦したなら、2着に残れる可能性もあります。
 さらに有力2頭がともに障害に手こずれば△シンザンボーイの出番。知床賞はホクショウマサルとほぼ同時に障害を降り、徐々に離され4着でした。

【第18回開催3日目】
 12月14日(月)のメイン第11レースは、準重賞・レディースカップ(4歳以上牝馬選抜・19:30発走予定)。オープン730キロ(4歳は10キロ減)から1重量区分ごとに10キロ加減される別定重量戦。オープンのミスタカシマからB1格付けの4歳馬サクラユウシュンまで最大40キロ差があります。
 ◎ミスタカシマは、昨年の柏林賞などここまで重賞6勝。今年は重賞未勝利ですが、5月の牝馬限定重賞・カーネーションカップで2着を確保しています。前回の北見記念は出走取消となり、それ以来の実戦となりますが、9月の岩見沢記念では810キロで2着があるように、牡馬一線級が相手でも通用する底力があります。トップハンデでも、カーネーションカップ4着シンエイボブ、同5着アフロディーテと10キロ差なら押し切ることが可能です。
 ○アフロディーテは、ミスタカシマと同じ5歳で、2歳、3歳、4歳の女王決定戦ではすべて同馬の2着でした。しかし、今年2月のヒロインズカップで重賞初制覇。牝馬重賞ではじめてミスタカシマに先着しています。前走のA1級-2組混合を差し切って今季初勝利を挙げたことで、弾みがついたはず。ミスタカシマとの10キロ差を生かせば互角以上に戦えそうです。
 ▲シンエイボブは、5月のカーネーションカップの4着馬。B1級の特別戦だった近2走がともに3着とはいえ、前走の北見富士特別(A1級-1組)では障害をひと腰でクリアとレースぶりが良化しています。前走から5キロの増量なら克服は可能だけに、チャンスはありそうです。
 △イズミクィーンは、前走の北見富士特別(A1級-1組)でA1昇級後の初勝利をマーク。7着だった5月のカーネーションカップのときより力をつけている印象だけに、持ち味を生かせば侮れません。

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