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今週の見どころ(6/15~6/17)

2019年6月13日(木)

 6月17日(月)のメインには、3歳オープンによるとかちダービーが組まれています。8月4日に行われる一冠目・ばんえい大賞典の前哨戦。ここまでの3歳路線は、ナナカマド賞、イレネー記念と2歳シーズン二冠を制したメムロボブサップが頭ひとつリードしています。そして今回の出走予定馬にはイレネー記念以降休養していた同馬の名前も。今季初戦となりますが、どのようなレースをするのか注目です。

 ※今週のイベントはこちら

【第5回開催1日目】
 6月15日(土)のメイン第10レースは、ジュノー特別(A2級-1組混合・20:05発走予定)。A1級がキンメダル、コウリキ、サカノテツワン、トレジャーハンターの4頭。それ以外の6頭はA2級で、10頭立てで争われます。
 ◎キンメダルは、前走水無月特別(A1・A2級決勝混合)では、障害で止まり5着に敗れました。しかし、引き続きの680キロと重量慣れも見込めることからひと腰で越えてもおかしくはありません。前走より相手は強化されますが、ここでも地力上位で通るだけに巻き返しに期待です。
 ○コウリキは、前走大雪賞(オープン混合)で3着。障害で膝を折りましたが、立て直してからの内容が良かっただけに、相手関係が大幅に楽になる今回はチャンス十分でしょう。
 ▲オレワチャンピオンは、前走は4歳オープンの特別戦・ライラック賞で、障害をひと腰先頭通過から2着に粘り込む好内容の競馬。年長のA1級馬も相手ですが、前走の再現ができれば上位争いも十分可能です。
 △サカノテツワンは、前走大雪賞(オープン混合)では6着ですが、相手緩和になるだけに、流れに乗れれば出番はありそうです。

【第5回開催2日目】
 6月16日(日)のメイン第10レースは、シルバーカップ(A1級混合・20:05発走予定)。オープン格付けがカネサスペシャル、アサヒリュウセイ、ソウクンボーイの3頭。それ以外の6頭はA1格付けで、9頭立てで争われます。
 ◎フナノクンは、スタリオンカップ(3歳以上選抜)では、障害にふた腰要して5着。今回もオープン馬との混合戦になりますが、相手関係は楽になっています。昨季終盤にはオープン(混合を含む)で差のない走りをしていたことから地力上位の存在。勝ち負け十分でしょう。
 ○キタノユウジロウは、前走ライラック賞(4歳オープン)を5着。出負けをカバーしようと第2障害までに脚を使い過ぎた感も。それでも障害はひと腰でまとめています。この条件でも能力は見劣らないだけに、スムーズに運べれば巻き返しが濃厚です。
 ▲ウンカイタイショウは、前走A1級混合平場戦を含め、3戦連続で2着。勝ち切れてはいませんが、近走は障害をひと腰でまとめており、今の状態なら重量が加増されても対応できるでしょう。障害を早めにクリアできれば押し切りも可能です。
 △タカラシップは、近2走はともに着外。しかし、前走A1級混合平場戦では、障害に重点を置いてひと腰と修正しているだけに、相手強化でも持ち味の先行力を生かせれば浮上の余地はありそうです。

【第5回開催3日目】
 6月17日(月)のメイン第10レースは、とかちダービー(3歳オープン・20:10発走予定)。A1級・670キロから1重量格ごとに10キロ加減する別定重量戦。A1級のメムロボブサップが670キロ、A2級のアオノブラックが660キロ、B1級のギンノダイマオーが650キロ、B3級のインビクタら3頭とB4級のサクラドリーマーが640キロ、C1級のピンチハチャンスら2頭が630キロ、B3級で牝馬20キロ減があるジェイカトレアの620キロまで最大50キロのハンデ差がつきます。
 ◎ギンノダイマオーは、前走旭岳特別(B1級-1組混合)では、相手が揃っていたこともあり8着。しかし、障害をふた腰でまとめており内容は悪くはありませんでした。2歳シーズン三冠はすべて2着と同世代限定戦での実績は上位。定量690キロの三冠目・イレネー記念では、メムロボブサップの2着に敗れていますが、同馬と今回は20キロ差つきます。巻き返しは必至でしょう。
 ○メムロボブサップは、今年3月のイレネー記念を勝ち、2歳シーズン二冠に輝いた同世代のナンバーワン。その後シーズン終了を待たずに休養入りしました。重いハンデを課されても大崩れなく駆けていましたが、トップハンデでも最大50キロ差というのは今回が初。しかも休み明けだけに割引は必要ですが、それでも好勝負を期待です。
 ▲サクラドリーマーは、前走B4級-2組平場戦でも障害で止まったものの、前々走とは違い腰入りが良く、ふた腰でまとめて3着。今回は重量が加増される特別戦ですが、障害次第では持ち前の決め手が炸裂するシーンまでありそうです。
 △ジェイエースは、前走のB4級-3組平場戦を含め目下2連勝。格上馬もいますが、連勝中の勢いはあるだけにマイペースに持ち込めるようなら上位争いに加わってきそうです。

今週の見どころ(6/8~6/10)

2019年6月 6日(木)

 6月10日(月)のメインには、4歳オープンによる特別戦が組まれています。同じ4歳オープン特別のすずらん賞(5月6日)に出走したメンバーが多数出走予定。7月7日(日)に実施される4歳シーズン三冠の第一冠・柏林賞をうらなう注目の一戦です。

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【第4回開催4日目】
 6月8日(土)のメイン第10レースは、水無月特別(A1・A2級決勝混合・20:05発走予定)。6月2日(日)のA2級-1組混合、6月3日(月)のA1級混合の両予選上位馬による決勝戦ですが、A2級-1組混合の勝ち馬カクセンキング、同3着カネゾウ、A1級混合2着ウンカイタイショウ、同4着ノエルブランが出走を回避。繰り上げ出走になったA1級混合6着のヤマノホシとA2級-1組混合7着のホクショウメジャーを加えた8頭立てで行われます。
 ◎キンメダルは、障害3番手通過から、逃げたウンカイタイショウとの追い比べを制して勝利。障害にはふた腰要しましたが、腰の入りがよく、これなら680キロに負担重量が加増されても問題ないでしょう。実績、地力ともに上位の存在だけに連勝に期待です。
 ○カンシャノココロは予選では、キンメダルとほぼ同時に障害を越え3着。前走のように決め手勝負になると分が悪いですが、障害を早めにクリアできればチャンスは十分にあるでしょう。
 ▲アアモンドヒューマは、前走A2級-1組混合では末脚届かず2着も、勝ち馬とはタイム差なし。勝ちに等しい内容でした。今回は格上馬との混合戦になりますが、決め手は上位だけに障害次第では勝ち負けになりそうです。
 △ホクショウマックスは、同じ前走で5着。前半で置かれる面があるだけに、スムーズに運べれば巻き返しもありそうです。

【第4回開催5日目】
 6月9日(日)のメイン第10レースは、オッズパーク賞スタリオンカップ(3歳以上選抜・20:10発走予定)。昨季のリーディングサイヤー(3歳以上)上位5頭の種牡馬産駒による選抜戦です。オープンのオレノココロら3頭が680キロ、A1級のフナノクンが670キロ、A2級のセンショウニシキが660キロ、B1級のゴロウマルら3頭が650キロ、B2級のキンオーザが640キロの9頭立てで、最大40キロのハンデ差がつきます。
 ◎メジロゴーリキは、前走エメラルド特別(オープン)では、障害を2番手で通過すると1秒9差の2着に惜敗。今季は3戦すべて掲示板内を確保と安定感が魅力。加えて、今回は目立った同型が不在と展開有利だけに、持ち前の先行力を生かして押し切り十分でしょう。
 ○センゴクエースは、同じ前走では障害で膝を折りましたが、立て直して3着を確保。障害への不安はありますが、前走から引き続きの680キロだけに障害次第では勝ち負けになります。
 ▲オレノココロは、前走のばんえい十勝オッズパーク杯を勝利。障害をひと腰2番手通過から悠々抜け出す強い競馬でした。ひと開催空いた分単穴評価にとどめましたが、地力、実績ともに上位の存在だけに警戒が必要でしょう。
 △フナノクンは、前走つつじ特別(A2級-2組混合)を障害先頭通過から押し切って勝利。今回はオープン馬も相手ですが、前走を勝って勢いに乗るだけに侮れない存在です。

【第4回開催6日目】
 6月10日(月)のメイン第10レースは、ライラック賞(4歳オープン・20:10発走予定)。オープン680キロから1重量区分ごとに10キロ加減する別定重量で、オープンのアアモンドグンシンが680キロ、A1級のキタノユウジロウが670キロ、オープン牝馬のミスタカシマ、A2級のコウシュハレガシーとオレワチャンピオンの3頭が660キロ、B1級のジェイコマンダーら3頭が650キロ、B2級のミノルシンザンが640キロ、B2級の牝馬サンシルクラポピーが620キロと最大60キロのハンデ差がつきます。
 ◎ミノルシンザンは、3歳重賞では11月のばんえい菊花賞5着が最高。実績的には見劣りますが、今季は5戦すべて3着以内と充実ぶりがうかがえます。特に、前走B2級-1組・2組決勝では、障害5番手通過から差し切っており、今の状態なら昨年12月のばんえいダービー以来になる世代限定戦でも好勝負が期待できます。
 ○ミスタカシマは、前走準重賞・カーネーションカップ(3歳以上牝馬オープン)では、障害2番手通過から早めに先頭に立つと、食い下がるヤマノホシを振り切って勝利。トップハンデでも格の違いを見せつけました。4歳同士では、昨年のばんえい菊花賞を勝利しており、牡馬相手でも劣りません。スムーズに運べれば連勝のシーンまであるでしょう。
 ▲キタノユウジロウは、今季は4戦して2、3着各2回と勝ち切れていませんが、条件問わず好勝負を演じています。世代限定戦なら昨年のばんえいダービー2着と地力は互角以上だけにここでも大崩れするシーンは考えにくいです。
 △サンシルクラポピーは、前走準重賞・カーネーションカップ(3歳以上牝馬オープン)では障害で膝を折って差のある敗戦。障害に不安があるだけに負担重賞が軽くなるのはプラスでしょう。ハンデ差を生かして巻き返しに期待です。

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