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今週の見どころ(6/8~6/10)

 6月10日(月)のメインには、4歳オープンによる特別戦が組まれています。同じ4歳オープン特別のすずらん賞(5月6日)に出走したメンバーが多数出走予定。7月7日(日)に実施される4歳シーズン三冠の第一冠・柏林賞をうらなう注目の一戦です。

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【第4回開催4日目】
 6月8日(土)のメイン第10レースは、水無月特別(A1・A2級決勝混合・20:05発走予定)。6月2日(日)のA2級-1組混合、6月3日(月)のA1級混合の両予選上位馬による決勝戦ですが、A2級-1組混合の勝ち馬カクセンキング、同3着カネゾウ、A1級混合2着ウンカイタイショウ、同4着ノエルブランが出走を回避。繰り上げ出走になったA1級混合6着のヤマノホシとA2級-1組混合7着のホクショウメジャーを加えた8頭立てで行われます。
 ◎キンメダルは、障害3番手通過から、逃げたウンカイタイショウとの追い比べを制して勝利。障害にはふた腰要しましたが、腰の入りがよく、これなら680キロに負担重量が加増されても問題ないでしょう。実績、地力ともに上位の存在だけに連勝に期待です。
 ○カンシャノココロは予選では、キンメダルとほぼ同時に障害を越え3着。前走のように決め手勝負になると分が悪いですが、障害を早めにクリアできればチャンスは十分にあるでしょう。
 ▲アアモンドヒューマは、前走A2級-1組混合では末脚届かず2着も、勝ち馬とはタイム差なし。勝ちに等しい内容でした。今回は格上馬との混合戦になりますが、決め手は上位だけに障害次第では勝ち負けになりそうです。
 △ホクショウマックスは、同じ前走で5着。前半で置かれる面があるだけに、スムーズに運べれば巻き返しもありそうです。

【第4回開催5日目】
 6月9日(日)のメイン第10レースは、オッズパーク賞スタリオンカップ(3歳以上選抜・20:10発走予定)。昨季のリーディングサイヤー(3歳以上)上位5頭の種牡馬産駒による選抜戦です。オープンのオレノココロら3頭が680キロ、A1級のフナノクンが670キロ、A2級のセンショウニシキが660キロ、B1級のゴロウマルら3頭が650キロ、B2級のキンオーザが640キロの9頭立てで、最大40キロのハンデ差がつきます。
 ◎メジロゴーリキは、前走エメラルド特別(オープン)では、障害を2番手で通過すると1秒9差の2着に惜敗。今季は3戦すべて掲示板内を確保と安定感が魅力。加えて、今回は目立った同型が不在と展開有利だけに、持ち前の先行力を生かして押し切り十分でしょう。
 ○センゴクエースは、同じ前走では障害で膝を折りましたが、立て直して3着を確保。障害への不安はありますが、前走から引き続きの680キロだけに障害次第では勝ち負けになります。
 ▲オレノココロは、前走のばんえい十勝オッズパーク杯を勝利。障害をひと腰2番手通過から悠々抜け出す強い競馬でした。ひと開催空いた分単穴評価にとどめましたが、地力、実績ともに上位の存在だけに警戒が必要でしょう。
 △フナノクンは、前走つつじ特別(A2級-2組混合)を障害先頭通過から押し切って勝利。今回はオープン馬も相手ですが、前走を勝って勢いに乗るだけに侮れない存在です。

【第4回開催6日目】
 6月10日(月)のメイン第10レースは、ライラック賞(4歳オープン・20:10発走予定)。オープン680キロから1重量区分ごとに10キロ加減する別定重量で、オープンのアアモンドグンシンが680キロ、A1級のキタノユウジロウが670キロ、オープン牝馬のミスタカシマ、A2級のコウシュハレガシーとオレワチャンピオンの3頭が660キロ、B1級のジェイコマンダーら3頭が650キロ、B2級のミノルシンザンが640キロ、B2級の牝馬サンシルクラポピーが620キロと最大60キロのハンデ差がつきます。
 ◎ミノルシンザンは、3歳重賞では11月のばんえい菊花賞5着が最高。実績的には見劣りますが、今季は5戦すべて3着以内と充実ぶりがうかがえます。特に、前走B2級-1組・2組決勝では、障害5番手通過から差し切っており、今の状態なら昨年12月のばんえいダービー以来になる世代限定戦でも好勝負が期待できます。
 ○ミスタカシマは、前走準重賞・カーネーションカップ(3歳以上牝馬オープン)では、障害2番手通過から早めに先頭に立つと、食い下がるヤマノホシを振り切って勝利。トップハンデでも格の違いを見せつけました。4歳同士では、昨年のばんえい菊花賞を勝利しており、牡馬相手でも劣りません。スムーズに運べれば連勝のシーンまであるでしょう。
 ▲キタノユウジロウは、今季は4戦して2、3着各2回と勝ち切れていませんが、条件問わず好勝負を演じています。世代限定戦なら昨年のばんえいダービー2着と地力は互角以上だけにここでも大崩れするシーンは考えにくいです。
 △サンシルクラポピーは、前走準重賞・カーネーションカップ(3歳以上牝馬オープン)では障害で膝を折って差のある敗戦。障害に不安があるだけに負担重賞が軽くなるのはプラスでしょう。ハンデ差を生かして巻き返しに期待です。

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