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3/25ばんえい記念予想 矢野吉彦

ニュータカラコマの安定感に期待

 ポプラ賞も情けない結果に終わった当情報局の予想合戦。全員が赤字状態のまま、ついにオーラスのばんえい記念を迎えてしまいました。
 ここで劇的な逆転ホームランをかっ飛ばすためには、買い目を絞ってドカンと勝負するしかないでしょうね。じゃぁどういう馬券を買いましょうか・・・。
 過去のこのレースで上位に来たことがある馬は、1トンのソリを曳くレースに適性があるということ。逆に、何度か出走しているにもかかわらず好走の経験がない馬には大きな期待はかけられません。となると、今回のメンバーでは、優勝経験馬のオレノココロ、フジダイビクトリーが中心で、これに馬券の対象になったことがあるニュータカラコマとコウシュハウンカイを絡めればたいがい当たりそうな気がします。
 あえてもう1頭加えればサクラリュウでしょうが、初挑戦した去年が6着なので、勝つまではどうかと思います。
 まぁ、なんだかんだと理屈をこねてもダメなときは当たらないので、そろそろ結論を。私の期待馬はニュータカラコマです。このレースには過去4回挑戦して4、2、2、3着。末が甘くて勝ちきれないレースを続けてきましたが、とにかく安定して上位に食い込んでいます。今季は北斗賞、ばんえいグランプリ優勝を含め、すべてのレースで電光掲示板に載っている(5着以内に来ている)というのは実にお見事。ばんえい記念の馬の御し方を心得ている藤野騎手なら、ここも確実にいいところまで持ってきてくれるでしょう。
 馬券は、相手をオレノココロ、フジダイビクトリー、コウシュハウンカイ、サクラリュウに絞って3連複1頭軸流しを買えば計6点で1000円ずつ行けるわけですが、それでは大した儲けにはならないので、さらに絞ります。
 まずはニュータカラコマとオレノココロの2頭を軸に、フジダイビクトリー、コウシュハウンカイ、サクラリュウへ流す3連復を1500円ずつ。それに、ニュータカラコマとフジダイビクトリーの2頭を軸に、オレノココロ、コウシュハウンカイ、サクラリュウへ流す3連複を500円ずつを買い足してみました。
 これでも買いすぎ?そうですね。これは自分が現地で買う馬券としておいて、当情報局の予想としては、ニュータカラコマ、オレノココロ、フジダイビクトリーの3連複を4000円、ニュータカラコマ、オレノココロ、コウシュハウンカイの3連複を1500円、ニュータカラコマ、フジダイビクトリー、コウシュハウンカイの3連複を500円の3点勝負にまとめました。
 1点に絞りきれないのが私の弱いところ。まぁ、総合順位や年間収支を別にして、このレースだけを考えたらここまで絞り込むのが精一杯です。ではみなさん、今季はこのへんで。

◎ニュータカラコマ
〇オレノココロ
▲フジダイビクトリー
△サクラリュウ
△コウシュハウンカイ

3連複
7-6-4 4000円
7-6-8 1500円
7-4-8 500円

3/25ばんえい記念予想 須田鷹雄

オレノココロが昨年を再現

 気が付けばもうばんえい記念。私に関しては今年の重賞予想はぱっとしたところが無かった......。そこで今回は一発逆転を目指すために、買い目は3連単1点で出してみようかと思う。

 前年の勝ち馬がいる場合はその馬から入るのがばんえい記念の鉄則。ということで、◎はオレノココロ。もうひとつ、私は毎年ばんえい記念の出走馬について「前年のばんえい記念~チャンピオンカップまでの古馬重賞(ドリームエイジカップ含む)に出走した際の平均着順」というのも計算して参考にしている。今年度のトップはオレノココロで、中間値で見てもコウシュハウンカイと並ぶトップタイだ。昨年の強さを再現してもらいたい。

 ○には一昨年の覇者ということでフジダイビクトリー。4着だった3年前も10コースでの競馬で見せ場は作ったし、このレースへの適性は確か。今年度はシーズン前半もたついたイメージが強いが、北見記念2着、ドリームエイジカップ2着、帯広記念3着と後半はそれなりにまとめている。他馬が苦しむ展開ならこの馬の出番。

 ▲が難しい。平均値理論ならコウシュハウンカイなのだが、実際にこのレースで好走しているという点でニュータカラコマを取る。勝ちきるイメージはないが、馬券には絡んでくれるはず。

 あとシルシを回すとしたら☆コウシュハウンカイと△サクラリュウ。この2頭も3着はあるし、コウシュハウンカイは2着までありうる。何点買ってもいいなら3連単で◎→○▲☆→○▲☆△の9点だが、先述したようにばんえい情報局での買い目は一発逆転狙いの1点勝負にする。

◎オレノココロ
○フジダイビクトリー
▲ニュータカラコマ
☆コウシュハウンカイ
△サクラリュウ

3連単
6→4→7 6000円

3/25ばんえい記念予想 斎藤修

2年ぶり2度めを狙うフジダイビクトリー

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎4フジダイビクトリー
 ○6オレノココロ
 ▲8コウシュハウンカイ
 △2サクラリュウ
 △7ニュータカラコマ

 馬複
 4-2,6,8 2000円 計6000円

今週の見どころ(3/24~3/25)

2018年3月22日(木)

 今季開催最終日である3月25日(日)のメイン第9レース(17:15発走予定)には、ばんえい記念が組まれています。16年のフジダイビクトリー、17年のオレノココロと近2年の優勝馬をはじめ1トンの経験がある馬に混じって、初参戦となるソウクンボーイの走りにも注目したいところです。

※ばんえい記念出走馬の調教師・騎手コメントはこちら

【第26回開催4日目】
 3月24日(土)のメイン第10レースは、桜月特別(A1級混合・18:10発走予定)
 ◎ホクショウメジャーは障害巧者で、A1昇級後の特別戦2走でも障害はひと腰で切って僅差の3、2着に駆けています。今回はその2走の勝ち馬ソウクンボーイが不在の組み合わせ。今季ラストを勝利で飾りたいところです。
 ○ワールドピサは、ホクショウメジャーが3着だったウインターカップ(2月19日・A1級-2組)の2着馬。しかし前走のA1級-1・2組決勝混合戦では障害で苦戦し9着大敗だったのがやや気になります。
 ▲カゲホウトウは、年が明けてから9戦4勝、2着3回の好成績。1月22日の特別戦では障害ひと腰先頭クリアから、オープン馬ホクショウユウキの2着に好走しています。前走のA1級-1・2組決勝混合戦で逃げ切り勝ちを収めており好調をキープしていますが、実績がない765キロ克服が課題になるでしょう。
 △バウンティハンター△カイシンゲキは、オープン馬同士では苦戦が続きますが、格下相手のここは見直したいです。

【第26回開催5日目】
 3月25日(日)のメイン第9レースは、第50回ばんえい記念(17:15発走予定)。負担重量・定量1トンで4歳以上のチャンピオンを決定します。
 ◎コウシュハウンカイは、今季、ばんえい十勝オッズパーク杯、北見記念、帯広記念と重賞3勝。ばんえい記念には過去2回挑戦して、16年3着、17年5着でしたが、ばんえい記念に次ぐ重い基礎重量(890キロ)の帯広記念を制して臨むのは今回が初。しかもその帯広記念は、トップハンデ920キロながら障害ひと腰2番手でクリアすると、早めに抜け出す完勝でした。同じ明け8歳世代のオレノココロが、昨年、帯広記念1着からばんえい記念を圧勝しており、今年はこの馬が最強世代をアピールしそうです。
 ○オレノココロは、前述のとおり昨年のこのレースの覇者。こちらも今季はチャンピオンカップをはじめ3重賞を制しています。重量1トンはどの馬も苦戦するはず。障害で止まってから腰が何発も入り、いざ上がってしまえば、現役屈指の末脚を生かして2連覇達成という可能性もあります。
 ▲サクラリュウは、昨年がばんえい記念初挑戦で6着。今年の帯広記念ではコウシュハウンカイに交わされてからもしぶとく歩いて2着に健闘しています。前述両馬は3歳三冠のタイトルホルダーで、若い時から活躍していたのと比べ、こちらの重賞初参戦は6歳8月のばんえいグランプリ。最強明け8歳世代で遅咲きの1頭にも注目が集まります。
 16年のばんえい記念馬△フジダイビクトリー、このレースでは3年連続で馬券に絡んでいる△ニュータカラコマも押さえには必要でしょう。

 2018年度のばんえい十勝は、4月20日(金)にナイターで開幕します。

今週の見どころ(3/17~3/19)

2018年3月15日(木)

 今季のばんえい十勝もいよいよラスト開催。最終日となる来週25日(日)のメインには、1着賞金1000万円をかけた大一番・ばんえい記念が組まれています。オッズパークでは、現在ばんえい記念キャンペーンを実施中。また22日(木)には、新橋・Gate J.にて、『第10回ばんえい競馬教室』~ミスターばんえいに聞くばんえい競馬の魅力~も行われます。お近くの方はお立ち寄りください。

【第26回開催1日目】
 3月17日(土)のメイン第10レースは、アクアマリン特別(A2級-1組・18:05発走予定)
 ◎テンリュウフジは、2走前の弥生特別(A1級-1組混合)がA2昇級初戦でしかもA1級との混合でしたが、障害をひと腰で越えて4着と健闘しています。前走の平場戦でも格上相手に善戦しており、A2級同士の今回は前進必至。特別戦で若馬10キロ減がある最後の出走機会をモノにしたいところでしょう。
 ○ホクショウユヅルは、前開催の花月特別(A2級-1・2組決勝)では障害ひと腰先頭クリアから2着。フナノクン(今回は不在)に早めに交わされてもしぶとく食い下がる好内容でした。今回は決勝ではない1組の特別戦。ひと押しきけばチャンス十分といえます。
 花月特別4着▲ホクショウマックスは、特別戦のペースを歓迎。障害力を生かした先行策で、前残りに警戒したいところ。
 △フクトクは、3着だった花月特別くらいの障害のカカリなら差はないはず。
 △ニシノキングは、花月特別では8着という着順ほど負けおらず、ノーマークにはできません。

【第26回開催2日目】
 3月18日(日)のメイン第10レースは、陽炎特別(オープン・18:10発走予定)。25日(日)のばんえい記念へ出走しないオープン馬たちによる争いです。
 ◎キンメダルは、前開催の白樺賞(オープン-2組)では障害はまずまずのカカリで、3着に追い込んできました。同じ6歳世代の強豪センゴクエースにはハンデ差があっても苦戦していますが、今回は今季最大となる30キロ差つきます。今季最終出走で雪辱を果たしたいところです。
 その○センゴクエースは、前開催のとかちえぞまつ特別(オープン-1組)では障害で体勢を崩しかけたロスもあり3着。今回はオープンでも2組程度の相手関係だけに負けられないところですが、最大50キロ差のトップハンデ克服が課題となるでしよう。
 ▲アサヒリュウセイは、白樺賞が1番人気で2着。流れに乗れれば、引き続き上位争いできそう。
 とかちえぞまつ特別5着△カンシャノココロや、好調な竹ケ原茉耶騎手とのコンビ魅力△シンザンボーイらも押さえたいです。

 3月19日(月)の見どころは枠順確定後に掲載します。

【第26回開催3日目】
 3月19日(月)のメイン第10レースは、ブラッドストーン特別(A2級-2組混合・18:10発走予定)
 ◎テルシゲは、5走連続連対と好調をキープしてのA1昇級初戦。近況がひと息の馬が多い組み合わせのため、いきなりから勝利を狙います。
 ○ヤマノウンカイは、A1昇級初戦だった3走前が競走中止でしたが、2走前が障害ふた腰、前走ではひと腰と復調を感じさせます。叩き3走目で格下相手のここは、もう少し前で運べそう。上位争いに加わってくるでしょう。
 ▲イッキフジは、前走こそ障害でブレーキを踏みましたが、本来は巧者。特別戦の重量も問題なく巻き返しが期待できます。
 相手が楽になる△イノリノチカラ、A2昇級2走目△ツガルノウンカイらも押さえには必要でしょう。

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