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2017年8月 アーカイブ

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8/27はまなす賞予想 目黒貴子

マルミゴウカイに死角はなさそう

 なんとか本命のオレノココロが3着にきてくれたことで、一応当たったばんえいグランプリ。しかし、弱気な買い目で思いきりガミるという情けなさ満載な感じでしたね。まず当てるという目標から、プラスへと目標を切り替えます。

 さて、このレース注目は◎マルミゴウカイ。ここ4戦勝ち続けている、勢いNo.1の馬です。そろそろ負けごろかなと考えたりもしましたが、常にハンデを背負っての連勝。前走、前々走と完勝の内容で、今回もまたトップハンデながらなかなか死角はなさそう。今季これが5戦目で、他の馬たちに比べるとかなりゆったりとしたローテーションなのも好感がもてます。特にこの夏は暑かったこともあり、これがプラスに働くのではとみます。
 ◯はフウジンライデン。7月2日のレースを右後球節捻挫で除外となるも、その後の2戦は2、2着と不安を払拭、前走の5着は端枠ということもあるので悲観する内容でもないでしょう。今回は真ん中の枠で充分に力を発揮できそう。5月7日のレースでは2着に甘んじたものの、マルミゴウカイに0.5秒差と勝ちに等しい決着で、今回も20kgのハンデ差があればもしかしたらの逆転もと期待しています。
 ▲にはホクショウディープ。今季まだ勝ち星はないものの、世代では上位の実力の持ち主。何かのきっかけで一気にということも考えられます。人気は◎マルミゴウカイが抜けた存在かもしれませんが、この3頭のボックスで3連単などおもしろいかも。
 しかし、そう簡単にもいかないのがばんえいのおもしろいところ。3歳馬から△カネサスペシャル、ミノルシャープ、コウシュハサマーもうまく馬券に絡めて楽しみたいと思います。

 ◎マルミゴウカイ
 ◯フウジンライデン
 ▲ホクショウディープ
 △ミノルシャープ
 △コウシュハサマー
 △カネサスペシャル

 3連単ボックス
 3,5,6 500円 計3000円
 3連単
 5,6→5,6→1,7,8 500円 計3000円

8/27はまなす賞予想 矢野吉彦

そろそろフウジンライデンの出番

 相変わらず我が道を突き進む私の予想。女性陣2人に抜かれるのも時間の問題かもしれません(それって、最下位転落ってことなんですけど!)。

 はまなす賞は、そろそろこの馬の出番と考えて、フウジンライデンを本命にしてみました。マルミゴウカイ、ホクショウディープという強敵がいるものの、この馬だってイレネー記念の優勝馬ですからね。その後の成績が冴えないので、ひょっとしたら思ったほど伸びしろがない馬なのかもしれません。ただ、3走前、2走前には前々でレースを進めて勝ち馬から僅差の2着に粘り込んでいます。前走の敗因は端枠と言ってよさそうで、中枠に入った今回は巻き返し可能と見ました。まぁここでいいところがなかったら、この馬の評価を下げようと思いますが、ひとまず見限らずに買ってみます。
 馬券は、1、2着=フウジンライデン+マルミゴウカイ、3着=ミノルシャープ、ホクショウディープ、ジェイワン、コウシュハサマーの3連単フォーメーションを500円ずつ。それに、フウジンライデンとマルミゴウカイの馬複を2000円としておきます。
 そろそろこういう買い方をして勝負に出てもいい頃ですよね(まだ先は長いのに?)。では、今回はこのへんで。

 ◎5フウジンライデン
 〇6マルミゴウカイ
 ▲3ホクショウディープ
 △1ミノルシャープ
 △4ジェイワン
 △7コウシュハサマー

 3連単
 5,6→5,6→1,3,4,7 500円 計4000円
 馬複
 5-6 2000円

8/27はまなす賞予想 斎藤修

2017年8月25日(金)

重量差を味方にフウジンライデン

 詳しくはオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎5フウジンライデン
 ◯6マルミゴウカイ
 ▲3ホクショウディープ
 △1ミノルシャープ
 △7コウシュハサマー
 △8カネサスペシャル

 3連単ボックス
 3,5,6 400円 計2400円
 3連単
 3,5,6→3,5,6→1,7,8 200円 計3600円

今週の見どころ(8/26~8/28)

 8月27日(日)のメインには、3歳と4歳の混合重賞・はまなす賞が組まれています。重賞に再格付けされた2010年以降の過去7回では、3着以内馬は、4歳が14頭、3歳が7頭で4歳が優勢。とはいえ、単勝3番人気以内に支持された3歳はすべて馬券に絡んでおり、基本的には堅く収まるレースといえます。

【第10回開催4日目】
 8月26日(土)のメイン第10レースは、アルタイル特別(B1級-2・3組決勝・20:10発走予定)
 B1級-2組予選の2着馬◎ニシノキングに注目。開幕当初は苦戦続きでしたが、徐々に障害が立て直されると、前走の予選では先行策からひと腰でクリア。もはや完調と思わせます。現状であれば、昨季後半、B1級の特別戦で勝ち負けしていた実績どおりの走りが期待できます。
 4歳馬○タカラシップは、B1級-3組予選をあっさり逃げ切ってようやく今季初勝利をマーク。今年3月、古馬の特別戦へ初挑戦だった陽炎特別(B2級-1組)では730キロながらひと腰クリアから逃げ切り勝ちを収めているように、障害には絶対的な自信を持っています。特別戦へ替わるのは間違いなくプラスで、ここも勝ち負けが予想されます。
 もう1頭の4歳馬▲ムサシブラザーは、3組予選の3着馬。障害で体勢を崩しかけましたが、すぐに立て直しており、腰の強さがあります。このロスが最後まで響いての敗戦でしたが、本来は障害巧者なので特別戦でも不安はありません。
 2組予選の3着馬△チヨノタカラも障害巧者だけに侮れず、同5着馬△カクセンキングも近走気配は悪くありません。

【第10回開催5日目】
 8月27日(日)のメイン第10レースは、第29回はまなす賞(3歳・4歳混合・20:10発走予定)。オープンの4歳牡馬マルミゴウカイ・710キロからB1級の3歳牝馬コウシュハサマー・650キロまで最大60キロのハンデ差がつきます。
 注目は、4歳馬◎フウジンライデン(690キロ)。前走の山鳩賞(4歳オープン)は障害で置かれたため5着とはいえ、今回も出走している4歳馬のなかでは、勝ったマルミゴウカイに次ぐ着順。柏林賞は競走除外でしたが、続く自己条件の特別戦2走とも障害ひと腰から2着にまとめていたことを考えれば状態は悪くなく、2歳チャンピオンの意地を示す場面もありそうです。
 ○マルミゴウカイ(710キロ)は、3歳だった昨年のこのレースで2着。先月の4歳重賞・柏林賞、山鳩賞とも楽勝で目下4連勝と好調です。今季は世代限定の、勝てそうなレースを選んで使われている印象だけに、ここも当然勝利を意識しているはずです。
 3歳勢では▲カネサスペシャル(670キロ)に注目。ばんえい大賞典では今回と同じ670キロで、障害ひと腰クリアから差し切っているのは強み。8番人気での勝利でしたが、半兄カネサブラック(重賞21勝・2013年引退)もばんえい大賞典が重賞初制覇だったというのはなにかの縁かもしれません。
 柏林賞2着馬△ホクショウディープ(700キロ)、ばんえい大賞典では見せ場十分の3着だった牝馬△コウシュハサマー(650キロ)も争覇圏でしょう。

【第10回開催6日目】
 8月28日(月)のメイン第10レースは、中日スポーツ賞(A2級・20:10発走予定)
 前開催のデネブ特別(A2級)で2着だった◎ホクショウメジャーに注目。スローペースでうまく運べたスーパータイトル(今回は不在)に差されたとはいえ、障害ひと腰から残り20メートルまでは先頭をキープとこの馬のレースはできていました。今回は同条件でも相手が楽になっており、今度こそ逃げ切れるでしょう。
 ○ホンベツイチバンは、デネブ特別で4着に好走。スーパータイトル、カネゾウらが不在の今回のメンバーなら、さらにスムーズに先行できるはず。前進がありそうです。
 ▲カツオーカンは、今回がA2昇級初戦とはいえ、昨年10月にはA2級-1組の特別戦を制しており、むしろ実績上位。変わらず障害のキレはよく、いきなり勝ち負けが予想されます。
 △メムロコマチは成績にムラがありますが、能力的にはヒケを取らないはず。A1級との混合だった前走で激走した△ダイコクパワーも押さえておきたいところです。


今週の見どころ(8/19~8/21)

2017年8月18日(金)

 8月21日(月)には帯広競馬場で、毎年恒例の「JRAジョッキーDAY」が開催されます。JRA所属のトップジョッキー10名が来場し、各種イベントへの参加や、レース協賛、エキシビションレースへの騎乗などで盛り上げます。

【第10回開催1日目】
 8月19日(土)のメイン第10レースは、ベガ特別(B1級-1組・20:10発走予定)
 先行して好走続きの4歳馬◎サクラダイチに期待します。前走の山鳩賞(4歳オープン)では障害先頭クリアから2着。オープン馬マルミゴウカイにこそ並ぶ間もなく交わされたものの、ここでも有力馬になりそうなコウシュハローヤルを差し返し3着にしりぞけています。古馬同士の特別戦には初挑戦となりますが、目下充実しているだけにクリアしてくれるでしょう。
 その○コウシュハローヤルもテンに速く、障害巧者で同タイプ。今回は自己条件に戻りますが、昇級初戦馬が3頭もいるなど相手はむしろ楽な印象。サクラダイチより先に障害を越えられれば逆転も十分でしょう。
 ▲フクトクは、7月にはB1級の特別戦で2着があるように、ここでは力上位の存在。前走B1級-1・2組決勝戦の負けっぷりは気になりますが、もともと障害次第の面はある馬。決め手炸裂の場面は警戒しておきたいところ。
 2連勝と勢いに乗っての昇級初戦△オホーツクノタカラも有力。フクトクと同じ前走の勝ち馬△コウシュハシンザンは障害のキレが良好ですが、特別戦でどうかという懸念はあります。

【第10回開催2日目】
 8月20日(日)のメイン第10レースは、不知火特別(B2級-1組・20:10発走予定)
 ◎メジロゴーリキは、3歳三冠の初戦・ばんえい大賞典で2着に好走すると、続くB2級初戦の1組(8月7日)を勝っている実力馬。2走使いの前走B2級-1・2組決勝戦は5着とはいえ勝ち馬とわずか3秒9差で、展開次第では勝っていても不思議ありませんでした。今回が古馬相手では初の特別戦となりますが、ひと腰で切っていたばんえい大賞典より15キロ軽い655キロだけに、好勝負が可能でしょう。
 ○ウンカイタイショウは、7月9日のわし座特別(B2級-1組)で今回のメンバー中で最先着の2着と同条件での実績上位。続くばんえい大賞典は障害で転倒し失格。続くB2級-1組戦(8月7日)では、メジロゴーリキから離れた7着でしたが、障害の立て直しに重点を置いたレースのようでした。叩かれたここは巻き返しが見込めそうです。
 ▲オゾラシンスケは、わし座特別6着で、8月7日のB2級-1組戦ではメジロゴーリキとはコンマ7秒差の2着。特別戦では障害次第の面は否めませんが、このクラスでの経験が豊富です。
 わし座特別4着の△コウシュハルパンは決め手上位。早めに障害を越えられれば一発があるかもしれません。

【第10回開催3日目】
 8月21日(月)のメイン第10レースは、第11回JRAジョッキーDAY記念(オープン・20:10発走予定)
 ◎フジダイビクトリーは、ばんえいグランプリでは障害を降りた順番のまま4着。軽めの馬場で、得意とする持久力勝負にはなりませんでした。昨季もばんえいグランプリ(今年と同じ4着)の時点では未勝利でしたが、続くこのレースを勝つと、岩見沢記念、北見記念と3連勝。賞金ハンデの加増がないのは有利で、今年もそろそろ出番がありそうです。
 ○センゴクエースは、今季重賞では4着が最高ですが、特別戦では5戦して3勝、2、4着各1回と好走続き。重賞で障害で苦戦しても、続く特別戦では必ず巻き返しているので、前走ばんえいグランプリでの7着も気にしなくていいでしょう。
 ▲サクラリュウは、2走前のビッグウエイトカップ(3歳以上選抜)では逃げてセンゴクエースの2着に好走。重賞で馬券に絡むにはまだ経験が足りませんが、特別戦なら一線級に混じってもヒケを取りません。
 ばんえいグランプリ2着△コウシュハウンカイ、同3着△オレノココロは15~20キロの重いハンデの克服が課題となりそうです。

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