3月13日(日)のメインには、4歳・5歳混合の重賞・ポプラ賞が組まれています。2008年以降の過去8回(08~10年は特別戦)では、4歳が2勝(2着2回、3着4回)、5歳が6勝(2着6回、3着4回)と、5歳世代が優勢ですが、今年はどのような結果になるのか。注目の一戦です。
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【第25回開催4日目】
3月12日(土)のメイン第10レースは、花月特別(B1級-1組・18:05発走予定)。
◎タキニシサンデーは、前開催ではB1級-1組の平場戦(2月20日)を使われて2着。決め手自慢のアサヒメイゲツにこそ差されましたが、近走同様に崩れませんでした。今回は障害力が生かせる特別戦だけに、勝利まで手が届きそうです。
前走深雪特別(2月27日・B1級-1・2組決勝)で2着の○サダノワークスも差はありません。2月20日のB1級-1組戦3着から、2走使いで臨んだ前走が特別初挑戦でしたが、スムーズな障害クリアで、むしろ特別戦は向く印象。深雪特別の勝ち馬が今開催からA2へ昇級したことを考えれば、勝機もありそうです。
▲カネゾウは、2月20日のB1級-1組戦では9着と大敗しましたが、今季、B1級の特別戦で3戦して3着2回と実績上位。特別戦の今回は巻き返して当然でしょう。
深雪特別3、4着の△ライデンティダ、△スーパータイトルらも押さえておきたいところです。
【第25回開催5日目】
3月13日(日)のメイン第10レースは、重賞・第37回ポプラ賞(4歳・5歳混合・18:10発走予定)。オープン・770キロを基本とする重量格による別定重量戦で、オープン馬は今季の収得賞金100万円につき10キロ増。4歳のオープン馬センゴクエースがトップハンデ790キロで、A2級の4歳牝馬ホクショウモモの730キロまで、最大60キロのハンデ差がつきます。
注目は5歳のオープン馬◎ハクタイホウ(770キロ)。重賞タイトルは3歳時のばんえい菊花賞のみですが、世代限定重賞では大崩れの少ない成績を残しています。1月3日に行われた5歳重賞・天馬賞では、キサラキクの決め手に屈しましたが、第2障害先頭クリアから2着に踏み止まっています。同レースは定量戦でキサラキクとは20キロ差でしたが、今回は同じ770キロなのが有利。4歳世代も加わりますが、キャリアで勝る5歳馬が貫録を示しそうです。
4歳世代では、○コウリキ(750キロ)に注目。3歳三冠では、いずれも決め手を生かしたレースでオール3着に好走。三冠目・ばんえいダービーでは730キロながら、障害離れた6番手クリアから鋭く追い込んだレースぶりから、高重量もこなせそうです。昨年8月に行われた重賞・はまなす賞(3歳・4歳混合)を制した実績があり、末脚比べになれば、5歳馬が相手でも互角に渡り合えるでしょう。
A1級の5歳馬▲カゲホウトウ(760キロ)は、昨年6月の4歳重賞・柏林賞の勝ち馬。はまなす賞でも2着に善戦したものの、A1へ昇級してからは掲示板確保もままなりません。しかし、前々走のA1級戦が8着で、前走の重賞・チャンピオンカップが5着とはいえ、ともに息を入れての追走ながら障害をひと腰でまとめており、復調気配を感じさせます。前走で、今回より重い780キロを経験しているのも強みといえます。
はまなす賞3着、ばんえいダービー2着の4歳馬△キンメダル(750キロ)が続きます。
【第25回開催6日目】
3月14日(月)のメイン第10レースは、白樺賞(オープン・A1級決勝混合・18:05発走予定)。オープン-2組(3月7日)、A1級混合(6日)の両予選の上位馬による一戦です。
◎ショウチシマシタは、オープン-2組予選勝ちを含む近6走が4勝、2着2回と充実一途です。敗れた2走がともに特別戦だったのは気になりますが、障害のキレも文句なしの近況だけに連勝で決めてくれるでしょう。
○ホリセンショウは、A1級混合予選で逃げ切って今季初勝利を挙げ、意気上がるところ。障害力を生かすこの馬らしいレースぶりが復活しており、ここでも楽しみです。
▲ソウクンボーイは、ウインターカップ(A1級-1組混合)がインフィニティーの2着で、オープン-2組予選が3着。ともに勝ち馬には離されましたが、堅実な末脚で馬券圏内はキープしています。障害巧者ではありませんが、特別戦のペースは向く印象を受けます。