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2013年6月 アーカイブ

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6/16旭川記念予想 須田鷹雄

ヒカル、ダイヤの2頭軸

 ここ数年上位を占めていた馬たちがみんな引退してしまい、残った中でいちばんネームバリューのある馬というと▲ギンガリュウセイ。ただ、煮え切らない結果が続いている中でむしろ人気が上がる今回は、ヒモには取っても軸にはしたくない。
 内容的には似たようなステップで来ながら▲より人気がない◎ホッカイヒカルと、こちらは成績表の上でも絶好調の○ホクショウダイヤを1着候補とし、しかも2頭のうちもう片方も馬券に絡んでいる前提の3連単を買ってみたい。いわゆる軸2頭マルチのうち、◎○が2,3着・3,2着の形を省くこととなる。
 ◎は昨年の3着馬。その昨年はカネサブラックやナリタボブサップより荷物が重くなるというなんだか理不尽な条件でも頑張った。上が抜けて単純に繰り上がり......ということがあってもおかしくはない。○は急遽の乗り替わりになった前走も動じず、今回は最強の新パートナーを得て期待大だ。

 ◎2ホッカイヒカル
 ○5ホクショウダイヤ
 ▲8ギンガリュウセイ
 △4フクドリ
 △6キタノタイショウ
 △10シベチャタイガー

 3連単
 2,5→2,5→4,6,8,10 300円 計2400円
 2,5→4,6,8,10→2,5 300円 計2400円
 2,5→2,5→8 300円 計600円
 2,5→8→2,5 300円 計600円

6/16旭川記念予想 山崎エリカ

重賞で好転のキタノタイショウ

 お久しぶりです(´ ▽ ` )ノ。ビッグネームが抜けたことにより、前回のばんえい十勝オッズパーク杯では重賞初挑戦のインフィニティーが3着と好走。かつてほど重賞の壁がなくなりました。しかし、今後は昨年のばんえい記念やオッズパーク杯の上位馬ギンガリュウセイ、キタノタイショウ、ホッカイヒカルあたりが、重賞戦線を引っ張って行くことになるのでしょう。

 さて、旭川記念の予想。◎はばんえい十勝オッズパーク杯の勝ち馬キタノタイショウとします。キタノタイショウは近2走は7着、8着と敗れており、賞金ハンデを背負っていたことを考慮しても、負けすぎの感はあります。しかし、後方からじっくり息を入れて、障害に重点を置いた走りを続けていることから、重賞で再び好転する気配が感じられます。

 ○はばんえい十勝オッズパーク杯の2着馬ギンガリュウセイ。スピード不足でテンに置かれる面はありますが、それゆえに重量が増量される重賞、重馬場はプラス。馬場水分次第では、打倒キタノタイショウも考えられる馬です。

 ▲は昨シーズンの重賞ではギンガリュウセイと並んで、現役最多2勝のホッカイヒカル。ばんえい十勝オッズパーク杯では1番人気を裏切っての5着でしたが、ゴール前の接戦で脱落したもので、内容は悪くはありませんでした。近2走でもキタノタイショウやギンガリュウセイに先着していることから、逆転の可能性は十分あります。

 あとは△にまだ重賞タイトルはありませんが、ビックネームを相手に重賞で2着、3着と好戦した昨シーズンの実績から、重賞制覇は時間の問題のフクドリ。他では昨シーズンはインフィニティーのライバルとして条件戦を戦っていたトレジャーハンター。こと障害においてはインフィニティーやホッカイヒカルよりも上手なので、重賞のここは一考します。

 ◎ (6)キタノタイショウ
 ○ (8)ギンガリュウセイ
 ▲ (2)ホッカイヒカル
 △ (4)フクドリ
 △ (1)トレジャーハンター

 馬複
 6-8 2500円
 2-6 2000円
 4-6 1000円
 1-6 500円

6/16旭川記念予想 矢野吉彦

2013年6月15日(土)

実績馬5頭のボックスで

 長らく重賞のない時期がようやく終わり、いよいよこれからばんえい競馬がおもしろくなっていきます。4シーズン目を迎えた当情報局の予想合戦も、今週の旭川記念が改めての開幕と考えていいでしょう。何とか頑張って当てていきたいですね。

 さて、今回のメンバーを見渡すと、ホッカイヒカル、フクドリ、ホクショウダイヤ、キタノタイショウ、ギンガリュウセイの5頭が他の5頭をリードしているようです。大雪賞では、この5頭のうちの3頭が1~3着を占めました。また、オッズパーク杯ではインフィニティー、エメラルド特別ではニシキエーカンが3着に来ていますが、1、2着したのは5頭のうちの2頭でした。
 今回もこの流れに従おうと思います。あまりにも順当で何のヒネリもない予想で申し訳ありませんが、馬券は5頭の馬単ボックス20点×200円と3連複ボックス10点×200円です。この時期のこの程度の重量だと、各馬に大きな差はないと思いますし、人気がバラけてどの組み合わせもそこそこの倍率になるんじゃないかと期待しています。当たって損というケースも考えられますが、ハズレるよりはマシ。カネサブラックとナリタボブサップが抜けて、ばんえいの古馬オープン戦線は新たな時代に突入しています。5頭が本当に他をリードしているかの試金石ととらえて、最も無難な(安易な?)道を選んでみました。

 馬単ボックス
 2,4,5,6,8 200円 計4000円
 3連複ボックス
 2,4,5,6,8 200円 計2000円

 さて、来週19日(水)、東京・新橋のGateJ.で、藤本匠騎手を招いて「第2回ばんえい競馬超集中講座」を開催します。北海道以外でばんえい競馬現役ジョッキーの話が聞ける機会なんて、そう多くはないはずですよ。みなさんお誘い合わせの上、ぜひご来場下さい。では、今回はこのへんで。

 Gate J.イベント情報

6/16旭川記念予想 斎藤修

重賞で巻き返すキタノタイショウ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎6キタノタイショウ
 ◯2ホッカイヒカル
 ▲5ホクショウダイヤ
 △4フクドリ
 △8ギンガリュウセイ
 △10シベチャタイガー

 3連単
 6→2,4,5,8→2,4,5,8,10 200円 計3200円
 2,4,5,8→6→2,4,5,8,10 100円 計1600円
 2,4,5,8→2,4,5,8→6 100円 計1200円

今週の見どころ(6/15~6/17)

2013年6月14日(金)

 6月16日(日)のメインには、旭川記念が組まれています。4月28日に行われたばんえい十勝オッズパーク杯以来となる古馬重賞。登録があった5歳馬4頭がすべて回避したのは残念ですが、それでも楽しみな顔ぶれの10頭が集結しました。ぜひご注目ください。
 6月19日(水)18時から、新橋Gate-Jにて、イベント「ばんえい競馬超集中講座」が実施されます。ばんえい競馬の楽しみ方、予想の仕方などを、矢野吉彦アナウンサー、斎藤修さん、赤見千尋さん、藤本匠騎手がレクチャーします。お近くの方はぜひお越しください。

今週のコース使用方法出走馬が9頭以下の場合)】
→10コースに最後の番号の馬が入るように使用(詳細はこちら

帯広競馬場でのイベントはこちら

 6月15日(土)のメイン第10レースは、層雲峡特別(B1級-1・2組決勝・20:05発走予定)。B1級-1組(8日第11レース)、B1級-2組(9日第9レース)の両予選上位馬による決勝戦です。
 B1級-2組を逃げ切って7カ月ぶりの勝利を挙げたニシキセンプーに期待。今季は降級したこともありますが、惜しいレースを続けています。先行してなかなか勝ちきれませんでしたが、前走、重めの馬場で最後まで踏ん張れたのは収穫でした。やや相手は強化されますが、引き続き好勝負できそうです。
 B1級-1組勢も勝ち馬アローファイターに注目できそう。こちらも逃げ切り勝ちでしたが、5秒1差という余裕が感じられるレースでした。B1級昇級初戦も難なく突破したことで、ここも楽しみが広がります。
 B1級-2組で3着だったコサカコブラは前々走で崩れた障害がしっかり立て直されていました。
 トカチタカラはB1級-1組でもしぶとく4着と12歳ながら元気一杯です。今年2月、3月にはA1級特別勝ちがあるように特別戦のほうが力を発揮しやすいでしょう。

 6月16日(日)のメイン第10レースは、重賞・第44回旭川記念(20:05発走予定)。ばんえい十勝オッズパーク杯の勝ち馬キタノタイショウと、今季3勝、2着1回と絶好調のホクショウダイヤが賞金別定10キロ増で780キロ。ほかの8頭は770キロでの出走です。
 注目はホッカイヒカル。今年3月に重賞・チャンピオンカップを差し切って以降、シーズンを跨いで未勝利ですが、大きく崩れることは少なく堅実に末脚を伸ばしています。特別でも好走していますが、さらに高重量で争われる重賞のほうが走りの安定感が増す印象。昨季はばんえい十勝オッズパーク杯を勝っていたため、このレースにはトップハンデでの出走でしたが、それでも昨季限りで引退したカネサブラック、ナリタボブサップの3着と実力は示していました。賞金ハンデなしの今年こそ勝利の期待が高まります。
 ギンガリュウセイは、今年のばんえい十勝オッズパーク杯で2着。逃げ切り寸前でキタノタイショウの決め手に屈しましたが、その差はコンマ3秒。こちらも昨年10月の重賞・北見記念以降、未勝利ですが、重賞の舞台でなら巻き返しが視野に入ります。
 ばんえい十勝オッズパーク杯へは出走できなかったフクドリですが、今季4、3、4、2着と好調です。重賞では障害にやや不安は残りますが、すんなり越えられれば差し切りが視野に入ります。
 ホクショウダイヤは昨年のこのレースでは賞金別定10キロ増で7着に敗退。昨季も開幕から3勝、2着1回の好成績を挙げての参戦でしたが、800キロ前後になると、わずかな別定重量の増加でも堪えるタイプなのかもしれません。また、キタノタイショウも賞金別定10キロ増となった近2走の走りを見る限り、ここでも強くは推せません。

  6月17日(月)のメイン第10レースは、ゴールドトロフィー(3歳以上選抜・20:00発走予定)。昨季の勝利数上位馬による選抜戦で、A1級からB3級までの9頭立てで争われます。
 注目は、B1級の牝馬ニシキエース。昨年12月を最後に白星から見放されていますが、今季は初戦のばんえい十勝オッズパーク杯4着善戦を皮切りに、その後4戦続けて僅差3着に入っています。障害巧者ぶりは相変わらずですが、差す競馬も覚え、どんな相手でも崩れなくなっている現状を考えれば、軸として信頼できそうです。
 若馬の10キロ減がある4歳が4頭いますが、シーズンを跨いで10戦連続3着以内というホクショウユウキを筆頭に、いずれにも勢いがあり、同世代上位独占という可能性もありそうです。
 このレース連覇を目指すマルモスペシャルは、昨年より格付が上がったこともあり負担重量的にきつく、しかも近走成績も冴えません。しかし、その昨年も前3走6、9、10着から巻き返しており、軽視はできないかもしれません。
 ほか、前走ではしぶとく伸びて、オープン経験馬ホリセンショウと1着同着に持ち込んだテルシゲも楽しみです。

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