斎藤:馬複1-5 6,000円的中! 収支+8,400円
矢野:3連単1-5-6 500円的中 収支+250円
須田:ハズレ 収支-6,000円
山崎:ハズレ 収支-6,000円
【ここまでの集計】
投資額 6,000円×25R=150,000円
斎藤 修 +27,250円
須田 鷹雄 -49,550円
矢野 吉彦 -110,670円
山崎エリカ -137,420円
斎藤:馬複1-5 6,000円的中! 収支+8,400円
矢野:3連単1-5-6 500円的中 収支+250円
須田:ハズレ 収支-6,000円
山崎:ハズレ 収支-6,000円
【ここまでの集計】
投資額 6,000円×25R=150,000円
斎藤 修 +27,250円
須田 鷹雄 -49,550円
矢野 吉彦 -110,670円
山崎エリカ -137,420円
カネサブラック有終の美を飾る!
24日(日)は年度末の頂上決戦・ばんえい記念(4歳以上オープン)が行われ、単勝1.0倍の圧倒的1番人気でこれが引退レースのカネサブラックが優勝。重賞21勝の金字塔を打ち立て、引退の花道を飾りました。
馬場水分は1.8%とやや重めの状態で、ばんえい記念恒例の新旧重賞ファンファーレが鳴り響きました。そろったスタートからゆったりと各馬が第1障害へ。ホッカイヒカルを最後に、まずは障害を突破します。キタノタイショウ、カネサブラック、ホクショウダイヤあたりが馬群をリード。いつも以上に進んでは止まり、進んでは止まり、を繰り返し、ほぼ各馬横一線で第2障害にたどり着きました。
真っ先に動いたのはカネサブラックで、やや遅れてギンガリュウセイも登坂開始。ホッカイヒカル、ホクショウダイヤも果敢に挑み、キタノタイショウも仕掛けます。しかし先頭で天板に脚をかけたのはカネサブラック。少し間を置いたのち、グッと腰を入れると荷物を曳き上げると、次第に馬体が前傾。先頭で障害を突破しました。やや遅れてキタノタイショウもクリア。そしてさらにギンガリュウセイが続きます。
しかし先頭のカネサブラックは残り30メートル付近でいったん脚を止め、これにキタノタイショウが迫る展開。これに勢いよく伸びてきたギンガリュウセイが追いつき、三つどもえの様相を呈します。カネサブラックとキタノタイショウがスピードを生かしてギンガリュウセイを突き放すと、脚を止めているうちにギンガリュウセイが追いつくという、一進一退の攻防。しかしキタノタイショウが脚を止めるインターバルが早くなり、残り10メートルを切ってカネサブラックが単独先頭。ギンガリュウセイが歩き続けて2番手に浮上し、先頭をうかがう勢い。キタノタイショウは脚を出しては止まるという苦しい状況となります。
そして残り5メートル。脚を止めていたカネサブラックに、ギンガリュウセイが並び掛けて前に出ようか、という勢い。しかし、ここからが王者の底力でした。渾身の力を振り絞って歩きはじめたカネサブラックは、一歩ごとにギンガリュウセイより前に出始め、わずかに1秒9だけ先に荷物を運び切りました。ギンガリュウセイは王者を苦しめたものの、惜しくも2着。つねにこの2頭に食い下がる勝負根性を見せたキタノタイショウが3着となりました。なお、カネサブラックと同じくこれが引退レースだったナリタボブサップは5着で入線。無事、全馬完走を果たしました。
カネサブラックは前述のとおり、これが重賞21勝目。スーパーペガサスの20勝を上回るタイトルを獲得しました。5、6歳時に重賞で勝ち切れなかったのが、今となってはうそのようにも感じられる、この金字塔。紛れもなく、ばんえい史上に残る名馬と言えるでしょう。通算成績は186戦72勝。25日第6レース終了後、ナリタボブサップとともに引退式を行ったのち、種牡馬として第2の馬生を送ることとなります。
その王者を最後まで苦しめたのがギンガリュウセイ。今季はばんえいグランプリ、北見記念を制し、帯広記念でも2着に健闘しました。高重量戦でもきっちり歩けるところが最大の武器で、今後もパワー優先のレースで力を発揮してくれるでしょう。
キタノタイショウは今回もいわゆる"善戦止まり"でしたが、この重量で終始2頭に食い下がったレース内容は素晴らしいの一語。まだ7歳だけにさらなる飛躍が望めそうで、今後も重賞戦線を沸かしてくれるに違いありません。
松田道明騎手「調教師、厩務員もこのレースを勝とうと思って力を入れてやってきて、最高の状態で馬を出走させてくれました。ギンガリュウセイもキタノタイショウも最後にかなり攻めてきていましたし、カネサブラックもだいぶ辛くなってきて止めてもバックしなくなりました。余力がなくなっていたんです。一瞬どうしようかな、と思ってゴール前でも迷っていましたが、なんとか一生懸命追って、馬に助けてもらって勝つことができました。この馬に騎乗したことですごく勉強になったし、育ててもらいました。この経験を生かして、ほかの馬もうまく乗れるようになりたいですね。
役目を果たした、安心した、というのが今の気持ちです。ゴールするまで勝ったか負けたかわかりませんでしたが、『やった!』という厩務員の一言で勝利を知りました。ゴール前20メートルでスタミナが切れて思うように動かない場面があり、こんなアクシデントは今までありませんでした。焦りましたね。こんなところで負けられない、という強い思いで乗り切りました。スーパーペガサスの記録を抜くことができて、しみじみとうれしく思います」
トータルバランスでホッカイヒカル浮上
2008年シーズンで重賞2着こそあったものの1つも勝てなかったトモエパワーがばんえい記念3連覇を果たしたように、ばんえい記念は他のレースとは別物です。しかし、そこから更に成績が悪くなった2010~2012年は勝つことができませんでした。つまり、ばんえい記念は、これまでのばんえい記念の実績と近走の調子(近走の重賞での成績)がいい馬を狙うのがポイントとなります。
前記したトータルバランスから◎はホッカイヒカルという結論になりました。ホッカイヒカルは昨年のばんえい記念は初経験で4着、近走の重賞チャンピオンカップも勝って好調です。テンに置かれながらも、あまり刻まずに地味に地道に前進するレースぶりはまさに高重量戦向きと言えるでしょう。
○は今シーズンの重賞は北斗賞を勝ったのみですが、その他の重賞でもすべて4着以内のキタノタイショウ。キタノタイショウは、3歳時は直線の末脚頼みのタイプでしたが、キャリアを積むにつれて障害がうまくなり、今は万能型です。近走の重賞チャンピオンカップでもメンバー中ではホッカイヒカルに次ぐ4着でした。
▲は一昨年のばんえい記念の勝ち馬カネサブラック。昨年のばんえい記念は調子を落として不出走でしたが、2009~2010年の2着馬でもあります。もしこのレースを勝てばスーパーペガサスと並ぶ重賞最多勝記録20勝の記録を塗り替えることになりますが、さすがにかつての勢いは感じられないので狙い下げました。
あとは△にばんえい記念は初挑戦となりますが、今シーズン重賞2勝のギンガリュウセイ。他ではばんえい記念は5回挑戦して2回の3着が最高着順ですが、近年のばんえい記念よりレベルが低いこと、目下2連勝の近走の調子から警戒したいナリタボブサップ。
◎ (3)ホッカイヒカル
○ (6)キタノタイショウ
▲ (1)カネサブラック
△ (5)ギンガリュウセイ
△ (4)ナリタボブサップ
馬複
3-6,1,5,4 各1500円
阿部武臣&ホッカイヒカル!
ばんえい情報局読者のみなさま、ご無沙汰しております。古林でございます。もう1年経ったんですねえ・・・。恥を忍んで告白します。小生、昨年のこのコラムで、「珍しく自信があります」、「レース後、満面の笑みで「ばんえいなんか簡単やあ~っ!」と吹きまくっている自分の姿がありありと脳裏に浮かびます」と書きました。が、しかし、結果は2着にフクイズミが入って大外れでした。人間、大ボラを吹くものではありませんなあ(と、何度同じ反省をしたことか)。
去年の今年ですから、もう大ボラは吹きません。というより吹けません。ふつうに考えれば、「ここを勝って有終の美を飾り種牡馬入り」のカネサブラック、または「ここを勝ってさらに箔をつけて種牡馬入り」のナリタボブサップの両雄対決なのでしょう。
が、しかし、そうならないような気がするのです。というのは、恵介&ボブには悪いのですが、ボブには、今年こそ打倒ペガサスと挑み続け、ついに雪辱できなかったミサキスーパーがオーバーラップするのです。1年おいてまた勝ったというのは、昨年のニシキダイジンとかフクイチとかの例もあるし、おそらく実力はメンバー中NO.1ですし、軸にはできるように思います。
となれば、どの馬か? 小生はホッカイヒカルに期待します。この馬は高重量戦に向いたタイプのように思うのです。決して、スピードで押し切るタイプではありません。後ろからマイペースでトコトコ。2障害で他馬に追いつき、しっかり障害を切って、あとは焦らず騒がずマイペースでゴールへトコトコ。そんな感じの馬です。昨年・今年と成長も感じます。両雄に一泡吹かせるなら、この馬でしょう。
ということで、馬券的には、3連単では、3(ホッカイヒカル)と1(カネサブラック)の裏表から、3着は手広く流すこととします。また、カネサブラックをはずせばトリガミにはならないと思いますので、馬連で3から8.ホクショウダイヤ、4.ナリタボブサップ、6.キタノタイショウ、9.シベチャタイガー、5.ギンガリュウセイへ。
ちらっと小耳に挟んだ情報ですが、阿部騎手はかなり手応えを感じているようです。と、この手の情報で何度痛い目にあったことか。どうして小生は「反省」できないのでしょう?
印は、次のとおりとしますが、3着あたりなら、ギンガリュウセイ、シベチャタイガーも十分あると思います。
◎3.ホッカイヒカル
○1.カネサブラック
▲8.ホクショウダイヤ
△4.ナリタボブサップ
△6.キタノタイショウ
カネサブラック断然!
あぁ10番。先々週は買って正解、先週は切って大失敗。結局今季は、そんなことの繰り返し(ただし正解の時も儲けはほとんどなし)でしたね。
さて、いよいよばんえい記念です。ここはもう、カネサブラックで仕方ないでしょう。近走の内容は出られなかった去年とはまるで違いますから。出てくるからには、優勝1回、2着2回の実績がモノを言うはず。引退に花を添える可能性は高く、断然の本命に推挙させていただきます。
相手は、3着を2回経験しているナリタボブサップ、と考えるのがフツウですよね。でも、この馬にとってもここが引退レース。最近2戦を連勝しているように、渾身の仕上げでラストチャンスにかけてきています。となると、今回はカネサブラックを負かしに行くわけです。ところが、この馬には末の甘さがどうしてもつきまといます。負かしに行った分、最後も余計に甘くなったら、何かに差されて2着もない、ということがあるのではないか。そこで私は、別の馬を対抗にします。
それは、ばんえい記念初挑戦の馬。しかも、今季の高重量重賞で実績のある馬。つまり、ギンガリュウセイってことです。斎藤さんもこの馬を推していますが、私も同感。2011年シーズンの高重量重賞で藤野騎手を起用していた久田調教師が、ここに来て再び同騎手を乗せてきたのも、満を持しての勝負という感じがします。なんたってこのレース5勝のジョッキーですからね。ただし、カネサブラックに勝つまではどうでしょう。そこは斎藤さんと違うところ。ここは2着で、カネサ、ナリタがいなくなった後の主役に名乗りを上げる、というのでもいいんじゃないかと思います。
あとは、ギンガリュウセイと同じく初挑戦のキタノタイショウが3着候補。今季の重賞でやたらと4着が目立つ究極の"今イチ馬"ですが、大河原騎手がうまくさばいてくれたら、の穴馬としておきます。
馬券は1着カネサブラック、2着ギンガリュウセイ+ナリタボブサップ、3着ギンガリュウセイ+ナリタボブサップ+キタノタイショウの3連単。フォーメーションにすると4点ですが、均等に買うのは能がないので、2、3着がギンガリュウセイとナリタボブサップの組み合わせを2500円ずつ、3着にキタノタイショウが来る買い目を500円ずつにしておきます。
3連単
1→4,5→4,5 2500円
1→4,5→6 500円
何はともあれ、長年にわたってばんえい競馬をリードしてきたカネサブラックとナリタボブサップの勇姿をしっかり記憶にとどめておきましょう!では、みなさん、頑張ってください!!!