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2012年3月 アーカイブ

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3/18ポプラ賞予想 山崎エリカ

重賞では堅実なリキエイに期待

 ◎には5歳重賞の銀河賞2着、天馬賞2着のリキエイを推します。前走のひなまつり特別は10番ゲートが堪えて8着に敗れましたが(この日は1番人気に支持されたカネサブラックも10番ゲートで5着)、5歳トライアルのダイヤモンドダスト賞で2着なら巻き返してくると見ます。テンに置かれるので、ゆったりとした流れの高重量戦も合うし、5歳牡馬では最軽量の740㎏というハンデも魅力です。

 ○はばんえいダービーの2着馬レットフジ。4歳馬のトライアル、白雪賞でも小差の3着とがんばりました。白雪賞2着のオイドンがトップハンデ770㎏で前走490㎏のスピード戦を使った後となれば、4歳馬では最先着が濃厚でしょう。4歳牡馬では最軽量の730㎏というハンデにも恵まれました。

 ▲はダイヤモンドダスト賞で圧勝のタケノビジン。前走のひなまつり特別で完勝しているというのが先週のイレネー記念のオメガグレートぽくっていやですが、ここへ来て力をつけているのは間違いないでしょう。ハンデがメンバー中最軽量の720㎏というのも魅力です。

 あとは△に昨年のこのレースの覇者で近2走とも2着と安定した成績を残しているトレジャーハンター。他では前走ではヒザをついて1番人気を裏切りましたが、前々走は出し抜けを食らう惜しい競馬で、ここへ来て上昇が窺えるテンマデトドケ。

 ◎ (7)リキエイ
 ○ (3)レットフジ
 ▲ (1)タケノビジン
 △ (2)トレジャーハンター
 △ (4)テンマデトドケ

 馬複
 7-3,1 各2000円
 7-2,4 各1000円

3/18ポプラ賞予想 矢野吉彦

2012年3月17日(土)

タケノビジン、レットフジを軸に

 今回は、まず先週のお詫びから。と言っても、イレネー記念の予想が当たらなかったお詫びではありません。コラムの冒頭に「泣いても笑っても重賞はあと2戦」と書いちゃいましたが、あの時点では「あと3戦」が"正解"。実は、今週にポプラ賞があることをすっかり忘れていました。イレネー記念の後は、もうばんえい記念を残すだけ、と思っていたんです。どうもすみません。でも、考えようによっては、黒字転換のチャンスがもう1つ余計に残されていたということにもなります。オマケと言ってはポプラ賞に失礼ですが、これはタナからボタモチ。私にとって、当たれば儲けもののレースってことですね(!?)。
 今回と同じ重量で、前走のひな祭り特別を勝ったタケノビジンと、ばんえいダービーで2着に入ったレットフジがおもしろそう。この2頭を1、2着と1、3着にした3連単のフォーメーションで行きます。相手は総流しにしたいので、あとは金額の配分を考えましょう。
 2頭が1、2着で相手がトレジャーハンター、オイドンの4点を500円ずつ。同じ相手で2頭が1、3着の4点を400円ずつ。まずこれで3600円ですね。
 次に、2頭が1、2着と1、3着で相手がテンマデトドケ、ホクショウバトルの8点を200円ずつ。2頭が1、2着と1、3着で相手がリキエイ、タカノテンリュウの8点を100円ずつ。これで合計6000円になりました。

 3連単
 1,3→1,3→2,6 各500円 計2000円
 1,3→2,6→1,3 各400円 計1600円
 1,3→1,3→4,5 各200円  計800円
 1,3→4,5→1,3 各200円  計800円
 1,3→1,3→7,8 各100円  計400円
 1,3→7,8→1,3 各100円  計400円

 このところ中央でも地方のダートグレードレースでもばんえいでも、3連単の高額配当が続出しています。ここでそういうのが当たればいいんですけど・・・。では、今回はこのへんで。

3/18ポプラ賞予想 須田鷹雄

最軽量タケノビジン有利

 メンバーを見て、やはり目につくのは◎タケノビジンの720キロ。4歳のオイドンにも50キロもらっている立場はやはり有利だ。
 ただ、前半はスピードを生かしていけるにしても、下りてからはある程度甘くなる馬。ここはもう1頭ピックアップして、その馬との軸2頭マルチを組んでみたい。本命馬ではあるが、3着になって配当高めという結末を望む馬券だ。
 ◎と組ませる相手を▲テンマデトドケと○リキエイで迷ったが、ここは740キロの無難さでリキエイ。前走は障害でヒザを折ったが、基本的にはソツの無いタイプだし、△トレジャーハンターや△オイドンが重量に苦しんだりスピードスター賞直後で勘が狂っていたりした場合、それに先んじることはできるだろう。

◎1タケノビジン
○7リキエイ
▲4テンマデトドケ
△2トレジャーハンター
△6オイドン
△3レットフジ

 3連単軸2頭マルチ
 1,7→2,3,4,6 各200円 計4800円
 馬複
 1-7 1200円

3/18ポプラ賞予想 斎藤修

重量恵まれたレットフジ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎3レットフジ
 ◯5ホクショウバトル
 ▲1タケノビジン
 △7リキエイ
 △2トレジャーハンター
 △8タカノテンリュウ

 この情報局の予想が3戦連続で誰も当たらないという状況ゆえ、あまり常識にとらわれず、ハンデが恵まれた馬から手広く狙ってみたい。

 3連単
 1,3,5,7→1,3,5,7→1,2,3,5,7,8 100円 計4800円
 馬単ボックス
 1,3,5,7 100円 計1200円

今週の見どころ(3/17~3/19)

2012年3月16日(金)

 3月18日(日)のメインは、4歳・5歳混合重賞・ポプラ賞。4歳トライアル・白雪賞、5歳トライアル・ダイヤモンドダスト賞の上位馬を含む8頭が争います。
 さて、2007~09年のばんえい記念を3連覇したトモエパワーの引退が発表されました。ラストランは、来週25日(日)のばんえい記念の予定。同レースには、すでに同じく今季限りでの引退を表明しているニシキダイジンフクイズミも参戦を予定しています。今季残り2週となったばんえい十勝ですが、最後まで目が離せません。

帯広競馬場でのイベントはこちら

 3月17日(土)のメイン第11レースはアクアマリン特別(A1級-1組・17:05発走予定)。目下絶好調といえるホリセンショウマルモスペシャルの対決に注目です。
 ホリセンショウは、3月10日のとかちえぞまつ特別(オープン-1・2組決勝混合)で逃げ切って勝利。連続連対を7へと伸ばしました。障害の安定感も文句なしの近況だけに、ここも好走は間違いのないところです。
 対するマルモスペシャルは、とかちえぞまつ特別の予選である3月3日のオープン-1組混合で2番手から差し切り勝ち。障害巧者ぶりを見せつけ3連勝中です。とかちえぞまつ特別は回避し、余裕のあるローテーションでここに参戦してきました。
 一角を崩すとしたら、とかちえぞまつ特別3着ユーファンタジー、同4着フジカチドキでしょう。ともに障害次第の面はありますが、前走もしっかり追い込んで2着争いに加わってきました。
 末脚勝負といって忘れてならないのがミサキスペシャル。とかちえぞまつ特別は2番人気で7着でしたが、さすがに道中の位置取りがうしろ過ぎました。追走がスムーズなら2強をまとめて負かす力量がありそうです。

 3月18日(日)のメイン第11レースは4歳・5歳混合による重賞・第33回ポプラ賞(17:10発走予定)。4歳馬3頭、5歳馬5頭による争い。5歳馬トレジャーハンター、4歳馬オイドンがトップハンデで770キロ、5歳牝馬タケノビジンが720キロで最軽量ハンデとなりました。
 ここは740キロの5歳馬リキエイに期待。昨年9月以降勝ち星から見放されていますが、世代限定戦では、銀河賞、天馬賞、トライアルのダイヤンドダスト賞といずれも2着など堅実な成績を収めています。トライアルで先着されたタケノビジンと、斤量差が5キロ縮まるのは好材料といえます。
 タケノビジンは、今回と同じ720キロで前走のA2級-1組特別を快勝。障害力と軽量を生かして、ここも押し切りを狙います。
 昨年のこのレースの覇者トレジャーハンターも侮れません。ハンデに恵まれた昨年と違い、今年はトップハンデですが、オープン-1組でも勝ち負けしている実力は確かです。

  3月19日(月)のメイン第11レースは白樺賞(オープン-1組・17:05発走予定)
 キタノタイショウが主役を譲れません。オープン-1組では苦戦が続いていましたが、2月26日の重賞・チャンピオンカップでのコンマ8秒差2着は見事でした。前走ウィナーズカップはやや障害で崩れ6着でしたが、一枚落ちのこのメンバーなら巻き返しが濃厚でしょう。
 そのウィナーズカップで2着だったのがアオノレクサス。逃げ切り勝ちを収めたギンガリュウセイに最後は突き放されましたが、第2障害2番手クリアから、8番人気を覆す激走でした。前走で自身の最高馬体重を更新と状態もよさそうです。
 成績に波がありますが、フクドリはチャンピオンカップ3着馬。スピードの生かせる軽馬場が向いていますが、この相手関係なら力量上位の存在といえます。
 ニシキセンプーは、1月にはオープン-1組で2、3着に好走しています。近走不振ですが、前走500キロの超軽量戦を使われたことで、行きっぷりが変わってくれば、侮れない存在になりそうです。

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