矢野:ハズレ 収支-6,000円
山崎:ハズレ 収支-6,000円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円
須田:ハズレ 収支-6,000円
【ここまでの集計】
投資額 6,000円×23R=138,000円
須田 鷹雄 +30,600円
山崎エリカ -21,310円
斎藤 修 -40,180円
矢野 吉彦 -55,090円
矢野:ハズレ 収支-6,000円
山崎:ハズレ 収支-6,000円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円
須田:ハズレ 収支-6,000円
【ここまでの集計】
投資額 6,000円×23R=138,000円
須田 鷹雄 +30,600円
山崎エリカ -21,310円
斎藤 修 -40,180円
矢野 吉彦 -55,090円
ニシキエーカンが大一番で雪辱!
11日(日)に行われた重賞・イレネー記念(3歳オープン)は、単勝2番人気のニシキエーカンが優勝。ナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップで2着だったうっぷんを、世代チャンピオンを決めるこの一戦で見事に晴らしました。
好天に恵まれ、馬場水分は1.7%。明け3歳馬には厳しい670キロの負担重量もあって、道中はゆったりと進みました。ブラックボス、オメガグレート、アサヒリュウセイあたりが先行態勢。しかし他馬も差なく続き、第2障害下にはほぼ横一線で到達しました。
ブラックボスが最初に仕掛け、続けてオメガグレートも登坂を開始。ひと呼吸おいて各馬も障害に挑みはじめましたが、なかでもニシキエーカンが抜群の障害力を発揮して先頭クリア。さらにエビスダイチ、テンカムソウ、アサヒリュウセイも一気に障害を登り切り、ゴールへ向けて一目散に走り始めました。
先頭のニシキエーカンが後続を突き放して、残り30メートル地点を通過。4、5馬身ほどのセーフティーリードを築きます。2番手争いは混戦を極め、わずかにテンカムソウが抜け出しますが、追うアサヒリュウセイの脚いろも上々。これにエビスダイチも懸命に食い下がって残り20メートル。しかし先頭は完全にニシキエーカン。後続の激しい争いを尻目にゆうゆうと荷物を運び切り、2歳シーズン王者の座を手にしました。テンカムソウが粘り切って2着を確保し、3着にはアサヒリュウセイ。重賞2勝馬で、単勝1番人気に推されたブラックボスは5着に敗れました。
勝ったニシキエーカンは、重賞ではともにブラックボスの2着に敗れましたが、この大一番で雪辱。叔父のホクショウバンク(牡6・現役)がナナカマド賞とヤングチャンピオンシップを勝ちながら、イレネー記念で3着に敗れた無念をも、ここで晴らしました。母系の仕上がりの早さに父マルニエーカンの成長力を加味すれば、今後のさらなる活躍が期待できそうです。
テンカムソウは障害をスムーズに越え、しまいも淡々と歩き続けて2着。これまで一線級相手では苦戦を強いられてきましたが、高重量で他馬のスピードがそがれる今回のようなレースは向いているのかもしれません。今後も重量を課せられるレースでは無視できない存在となりそうです。
アサヒリュウセイは重賞初挑戦で3着に健闘。とはいえ一連のA-1での実績から世代トップクラスにあることは明らかで、重量を課せられても崩れなかった点が今回の大きな収穫と言えるでしょう。今後も要注目の一頭です。
鈴木恵介騎手「ブラックボスにはこれまで重賞で負けていたから、ここで勝ててよかったです。また春から馬と相談しながら調整していきたいと思います」
ニシキエーカンの3度目の正直に期待
2歳三冠のナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップはブラックボスが勝利しました。しかし、ブラックボスは今回休養明け。近走成績が良いのに2開催もスキップさせたということは何らかの不安があったということでしょうから過信は禁物です。あのカネサブラックも休養明けの昨年のばんえいグランプリでは6着、チャンピオンカップでは9着に敗れました。
そこで今回◎に推したいのは、ナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップともにブラックボスの2着に敗れたニシキエーカンです。そもそもニシキエーカンはヤングチャンピオンシップの前哨戦の十勝産駒特別やその後のA-1クラスではブラックボスを下して勝利しているように、ブラックボスとの能力差はないはずです。近2走は5着、4着と敗れていますが、お休みさせたことやトップハンデを背負わされていたことが影響しているように思われるので、定量戦のここは巻き返しに期待したいです。
○は前記した2冠馬ブラックボス。本番を見据えて叩き台を設けるのが好きな皆川厩舎のことですから本当は前開催あたりのレースを使いたかったはずです。ヤングチャンピオンシップ時に、前走の負けっぷりからブラックボスの勝利が見えた(気がした)私としては、そういう一戦を設けなかった(設けられなかった?)あたりに一抹の不安は感じます。しかし、新聞などのコメントから察すると及第点のデキにはありそうです。
▲は3走前でブラックボスを下し、前々走ではニシキエーカンを下して勝利した、目下6連勝中の上がり馬アサヒリュウセイ。今回は不利と言われている10番枠に入りましたが、その前に10頭立てのレースが2レース組まれているので、極端に砂が深くなっていることはないでしょう。これまでの傾向を見ていると、10頭立ての最初のレースでは10番枠が追走に苦労しているものの、10番枠が2レース、3レースと使われていくうちにそれほどレースに影響されなくなります。それで人気を落としているようならむしろ妙味でしょう。
あとは△にナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップともに3着のオメガグレート。前走は道中から積極的に動いて先手を奪い、障害をひと腰でまとめてそのまま押し切る好内容でした。これまでのオメガグレートはそういうレースをするとゴール前で止まってしまっていたのですが、直線で一度も止まらなかったあたりにこの馬の成長力を感じました。強すぎるレース内容はここへ向けてのステップレースとしては相応しくないのですが、今後の可能性やブラックボスが崩れた場合を考慮して印を回します。
他では馬体増とともに成績が上昇し、近走もアサヒリュウセイやブラックボス、オメガグレートと大差のないレースをしているワールドピサ。詰の甘い馬ですが、障害は上手なので高重量戦のここでいきなり通用しても不思議ではありません。
◎ (5)ニシキエーカン
○ (1)ブラックボス
▲ (10)アサヒリュウセイ
△ (2)オメガグレート
△ (9)ワールドピサ
馬単
5→1 2000円
5→10 1000円
5→2,9 各500円
馬複
5-10 1000円
5-2,9 各500円
3月11日(日)、3月12日(月)の9レースからスタジオ出演します。また12日(月)は場立ち予想もやりますので、お近くの方はぜひ遊びに来て下さいね♪
エーカン、オメガが3冠阻むか
今年度のばんえい競馬シーズンもいよいよ大詰め。泣いても笑っても(私の場合、ほとんど泣いてものほうですが)重賞はあと2戦です。ここまできたら、思い切った勝負をかけるしかないでしょう。
イレネー記念は、どうやら3頭の勝負。ここまでのステップの中で最も重要なナナカマド賞とヤングチャンピオンシップが、1着から3着まで全く同じ結果でしたから、やはりここもその3頭で堅そうな気がします。
でも、今までと同じ着順の3連単を1点買いしたのでは思い切った勝負とは言えません(と、勝手に決めつけています)。一発逆転を狙うためには、そこになにがしかの変化をつけなければ。
だったら、ブラックボスの3冠制覇をニシキエーカンとオメガグレートが阻むという馬券で行きましょう。ブラックボスを2着と3着に固定した3連単軸1頭流し。相手はニシキエーカンとオメガグレードに絞ります。買い目はあわせて4点。ブラックボス2着固定を2000円ずつ、3着固定を1000円ずつで計6000円という計算になります。これでいいでしょう!
3連単
2,5→1→2,5 各2000円 計4000円
2,5→2,5→1 各1000円 計2000円
アサヒリュウセイも怖い1頭ですが、そこまで手を広げると1点あたりの金額が少なくなってしまいます。これで当たっても、まだ黒字転換にはならないかもしれませんからね。まぁ、それも仕方のないところで、そこが思い切った勝負とご理解ください。では、今回はこのへんで。
ブラック、エーカンを軸に
普通に考えればブラックボスの三冠達成だが、競馬に絶対は無い。そして、ばんえいにはそれ以上に絶対はない。
ブラックボス自身、4,5走前には障害でもたつくシーンがあったし、そこまでひどいことにはならなくても、他馬にあっさり先に下りられて追いつけず2,3着......ということはありうる。
本来ならニシキエーカンがその役割を果たすところだが、この馬はここ2走反応の鈍いところを見せており、今回も詰めを欠く可能性はある。
となると、他の馬で先行タイプを取りたいところだが、それっぽい馬はいずれも若手騎手で、重賞でアタマ付けにして買うのはちょっと勇気が要る。
そこで、シルシの上では◎ブラックボス・○ニシキエーカンとし、▲△△と3頭相手を決めて3連単の軸2頭マルチ18点を買うことにする。これだと▲△△→○→◎となった場合に高配当が見込める一方、◎→○→▲△でもひどくガミリはしないはず。相手3頭は先行力を重視して▲アサヒリュウセイと△オメガグレート、馬格を評価して△ニシキウンカイ。
3連単
1,5軸2頭マルチ→10,2,4 各300円 計5400円
1,5→1,5→10,2,4 各100円 計600円