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2011年7月 アーカイブ

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今週の見どころ(7/30~8/1)

2011年7月29日(金)

 ばんえい十勝では8月5日(金)より、3連勝式(3連複・3連単)の発売を開始します。これにともない枠複は廃止され、ばんえいの開催での発売は今週が最後となります。
 8月14日(日)に行われる重賞・ばんえいグランプリのファン投票中間発表(7月24日現在)があり、カネサブラックが1位で、以下、フクイズミナリタボブサップウメノタイショウニシキダイジンと続いています。投票締め切りは、7月31日(日)18時となっています。まだの方はお急ぎください。

帯広競馬場レラスポット北彩都場外、大井競馬場(ふるさとコーナー)でのイベントはこちら

 7月30日(土)のメイン第11レースは共和かかし祭記念(B3・B4級決勝混合・20:05発走予定)。7月23日第8レース(B3級-1組)、24日第7レース(B4級-1組)の上位馬による一戦です。
 格上である23日第8レース組から3着リキエイに期待。先行力を生かして近5走は2勝、2着2回、3着1回と好調です。前々走のB3・B4級決勝混合平場(7月18日)で1番人気にこたえ快勝した実績もあります。
 相手も23日第8レース組が有力。4着で障害巧者のホンベツイチバン、同2着で堅実に上位争いを続けるホワイトオーザン、単勝最低人気を覆し豪快に差し切ったヒロノヤマト、同5着も4歳重賞・柏林賞(6月26日)で3着があるツジノコウフクヒメと、全馬にチャンスがあるといえます。
 24日第7レース組は、1着馬が登録せず、2着馬が回避と手薄だけに、苦戦が予想されます。

 7月31日(日)のメイン第11レースにはオッズパーク賞・サマーカップ(オープン・20:05発走予定)が行われます。カネサブラック、アオノレクサスが回避して8頭立てとなりました。
 ニシキダイジンが断然の存在といえます。今季重賞2連勝中のカネサブラックが不在だった前走北斗賞で今季重賞初制覇。単勝1.4倍にこたえる堂々の逃げ切りでした。今回は、唯一別定10キロを課せられていますが、引き続き強敵がおらず、負けられない一戦といえます。
 焦点は相手探し。オープンで好走続くホクショウダイヤエンジュオウカンが続く存在。
 フクイズミは北斗賞では7着でしたが、積極策で勝ちにいっての結果。マイペースで運べれば、巻き返しが期待できるかもしれません。

  8月1日(月)のメイン第11レースはホロカ山特別(B1・B2級決勝混合・20:00発走予定)。7月24日第9レース(B2級-1組)、25日第9レース(B1級-1組)の上位馬による一戦です。
 注目は25日第9レースの2着馬シベチャタイガー。ほぼ同時に先頭で第2障害を越えたニュータカラコマにもったままで突き放されましたが、今回は同馬が不在。障害も安定しており巻き返し必至といえます。
 スターオブドリームが相手筆頭。同じ前走で4着でしたが、追走に苦労していた印象でした。基礎重量が増える今回は流れも落ち着きそう。決め手比べになれば勝機もありそうです。
 24日第9レース組では、5着コーネル(1番人気)に注目。B2級同士ではトップハンデを課せられてしまい、3走前の能取湖特別が6着で、前走も敗れましたが、B1級混合と重量面で有利な今回は巻き返しが期待できるでしょう。
 能取湖特別2着で前走も2着だったライズドラゴン、能取湖特別4着のあと2連勝中のリードムサシも差はありません。

今週の見どころ(7/23~7/25)

2011年7月22日(金)

 8月14日(日)に行われる重賞・ばんえいグランプリの出走馬を決めるファン投票を、現在こちらにて実施中です。投票していただいた方のなかから抽選で、「選べる温泉ペア宿泊券」、「ばんえいグランプリ優勝騎手サイン入りポスター」をはじめとする豪華賞品が当たります。なお投票期間は、7月31日(日)の18時までとなっています。

帯広競馬場アプスポット網走場外、ミントスポット北見場外でのイベントはこちら
※7月24日(日)~8月28日(日)の毎週日曜、ばん馬がひく馬車を1日1便、JR帯広駅~競馬場間で運行します(詳しくはこちら)。

 7月23日(土)のメイン第11レースは然別湖特別(A1級-1組・20:05発走予定)。出走10頭中6頭を占めるのが7月10日の北海道競馬記者クラブ特別(オープン-2組混合)組です。
 ここは、その北海道競馬記者クラブ特別で1番人気を裏切ったアグリミズキ(8着)の巻き返しに期待。好位で第2障害を越えたときには勝利を予感させましたが、最後の伸びを欠きました。その週(7月9日~11日)に10番枠に入った馬で3着以内に入ったのが1頭のみ(1勝)。ほとんどが人気より下の着順に沈んだことから、コース不利もあったかもしれません。前々走にはA1級-1組特別で完勝しており、同条件のここは上位争いに加わりそうです。
 北海道競馬記者クラブ特別で、今回のメンバー中最先着の2着だったのがオレワスゴイ。6月にはオープン-2組混合特別で2着した実績を考えれば、7番人気は軽く扱われすぎた印象でした。今季A1級-1組特別では勝利こそありませんが、大崩れなく駆けており、今回も上位をうかがいます。
 コマクインは同じ前走で5着でしたが、差してきたところに成長を感じせさせました。同3着(10番人気)だったトカチタカラも状態はよさそうです。
 他路線組からはニシキセンプーに注目。前走のオープン決勝混合特別は8着惨敗でしたが、自己条件に戻る今回は侮れません。

 7月24日(日)のメイン第11レースはビッグウエイトカップ(3歳以上オープン重馬体重馬選抜・20:05発走予定)。今季の前出走時の高馬体重馬8頭により争われます。
 このビッグウエイトカップは、帯広単独開催となった07年以降の4回中3回でトップハンデの馬が勝利しています。今年も、主役はトップハンデのフクドリでしょう。今季3戦目から8戦連続3着以内と勢いに乗って迎えた前走の重賞・北斗賞では800キロを背負いながら2着に健闘と、まさに充実一途といった印象です。もともとがスピードタイプだけに、負担重量が軽くなるのも歓迎材料といえます。
 相手筆頭もトップハンデですがキタノタイショウ。前走北斗賞では3着でした。フクドリ同様、軽い馬場(馬場水分5.0%)にやや助けられた面はあるにしても、素質の高さを示しました。
 昨年のこのレースの覇者アローファイターも侮れません。前回はトップハンデでしたが、今年は690キロでの出走。近走はやや精彩を欠きますが、巻き返しがあるかもしれません。

  7月25日(月)のメイン第11レースはナイタイ高原特別(A2級-1組・20:00発走予定)。前走ふるさと銀河特別(オープン決勝混合)1、2着馬の一騎打ちでしょう。
 カネサテンリュウは前々走3着で今季開幕からの連続連対が11で途切れましたが、前走ふるさと銀河特別でしっかり巻き返して勝利しています。しかも別定10キロ増のトップハンデながら堂々の逃げ切りでした。ここも引き続きトップハンデですが、自己条件だけに、落とせない一戦といえます。
 ふるさと銀河特別で2着だったのがタケタカラニシキ。こちらも6月の今季初戦から6戦連続連対中と好調をキープしています。前走はカネサテンリュウをとらえることはできませんでしたが、3秒0差なら展開しだいで逆転可能でしょう。
 勝ち切れないところはありますが、障害力で上位のトウリュウキョウエイボーイも争覇圏。
 馬場水分4.8%だった前走A2級-2・3組決勝を制したインフィニティーも、もしひと雨あれば、引き続き本領発揮の場面があるかもしれません。
 レットダイヤは6月26日の4歳重賞・柏林賞1着以来の出走。初の古馬A級挑戦ですが、どこまでやれるか楽しみです。

北斗賞 予想結果

2011年7月18日(月)

矢野氏、須田氏的中も全員マイナスでした。

矢野:馬複1-3 1,000円的中! 収支-100円
須田:馬複1-3 300円的中! 収支-4,230円
山崎:ハズレ 収支-6,000円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円


【ここまでの集計】
投資額 6,000円×4R=24,000円

斎藤  修 +11,500円
須田 鷹雄 -13,480円
矢野 吉彦 -14,350円
山崎エリカ -20,250円

7/17北斗賞回顧

2011年7月17日(日)

ニシキダイジンが貫禄勝ち!

 17日(日)は重賞・北斗賞(3歳以上オープン)が行われ、単勝1.4倍の圧倒的1番人気に推されたニシキダイジンが勝利。重賞6勝目を挙げました。

 この日も6Rから雨が降り出し、馬場水分は5.0%と軽め。フクドリ、ニシキダイジンらがペースを握って、フクイズミやエンジュオウカンがこれを追走。淀みない流れで第2障害を迎えました。
 真っ先に仕掛けたのは、大方の予想通りニシキダイジン。ひと呼吸置いてエンジュオウカン、フクドリも仕掛けますが、ニシキダイジンは抜群の登坂力を発揮してゆうゆうと障害を下っていきます。フクドリが2番手でクリアし、以下キタノタイショウ、エンジュオウカン、ギンガリュウセイが続く展開。
 残り30メートルを切ってフクドリも懸命に追いかけますが、ニシキダイジンは余裕の脚いろ。終始2馬身ほどのリードを保ったまま、危なげなくゴールまで荷物を運び切りました。障害を下りてからも確かな末脚を見せたキタノタイショウが3着。単勝2番人気のフクイズミは障害で苦戦を強いられ、7着に終わりました。

 登坂力、先行力を発揮したニシキダイジンが危なげない勝ちっぷり。定量戦で先行力を生かせるこの馬場なら、当然の結果といえるでしょう。持ち前の粘り腰は今季も健在。引き続き重賞戦線を賑わせてくれそうです。

成績はこちら
映像はこちら

鈴木恵介騎手「調子も良く、強い勝ち方をしてくれました。自分が引っ張っていったら他馬も余力がなくなるはず、と思っていたので、引っ張っていく競馬を考えて乗りました。フクドリが追いかけてきましたが、障害で離れて下りてきていたので、並んでくるころにはゴールできるかな、と思いました。ばんえいグランプリでも頑張りたいと思います」

7/17北斗賞予想 山崎エリカ

定量戦ならニシキダイジン

 昨シーズンはカネサブラック、ニシキダイジン、フクイズミの3頭で古馬主要重賞の勝ち星をほぼ分け合いました。ばんえい記念を制して賞金王となったカネサブラックは重賞3勝、ニシキダイジンは2勝、フクイズミも2勝(牝馬重賞を入れれば3勝)です。

 しかし今回はカネサブラックが不在。そしてフクイズミも旭川記念を制した昨シーズンほどの勢いはないようで、今シーズンはまだ1勝もしていません。となれば今シーズンの旭川記念の2着馬で、前走オープンを勝利しているニシキダイジンを◎とするのがベターでしょう。高重量の定量戦なら障害先頭でそのまま押し切るという、同馬の勝ちパターンに持ち込めると見ます。

 ○は今シーズン初戦のばんえい十勝オッズパーク杯で2着のホクショウダイヤ。同馬はその後オープンを2連勝し、今シーズンに入って力を付けていることをアピールしました。しかし2連勝後のオープン2戦は1番人気に支持されながらも障害でスムーズさを欠き、人気を裏切る結果。おそらく調子落ちだったと思われますが、前走のオープンでは障害をスムーズにまとめて、復調気配をアピールしました。

 実績上位で近走も安定した取り口のニシキダイジン、今シーズン力を付けて再び勢いに乗る可能性が高いホクショウダイヤ。どちらが勝っても不思議ではありませんが、「連対」の可能性という意味では障害力のあるニシキダイジンのほうが高いので、馬券は同馬からの馬複とします。

 以下▲に昨シーズンの重賞では、北見記念の2着を筆頭に、すべて掲示板を確保しているように高重量戦に強いギンガリュウセイ。あとは△に近走障害があまりスムーズではないので狙い下げましたが、昨シーズンのチャンピオンCの3着馬キタノタイショウ。

 ◎ (3)ニシキダイジン
 ○ (7)ホクショウダイヤ
 ▲ (10)ギンガリュウセイ
 △ (2)キタノタイショウ

 馬複
 3-7,10,2 各2000円

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