7月17日(日)のメインには、古馬重賞第3弾・北斗賞が行われます。出走してくれば1番人気が予想されたカネサブラックが回避し混戦模様です。また、翌18日(祝・月)のメインには、サマーダッシュが組まれています。昨季から実施されている古馬軽量戦をシリーズ化。来年2月27日に実施予定のスピードスター賞を目指す予選の第1戦となります。日曜は高重量での障害力&パワー勝負、月曜は軽量でのスピード勝負と、異なる適性が要求される両メインレースにご注目ください。
※帯広競馬場、ミントスポット北見場外、ハロンズ岩見沢場外でのイベントはこちら
7月16日(土)のメイン第11レースは、ふるさと銀河特別(オープン決勝混合・20:05発走予定)。7月9日第10レース(A2級-1組)、10日第10レース(オープン-3組混合)の上位馬による一戦です。
7月9日第10レースを逃げ切って圧勝したタケタカラニシキに引き続き期待。前々走こそ30キロ軽い牝馬をとらえることができず2着惜敗でしたが、それを除く今季4戦すべてで勝利しています。今回はオープン混合戦ですが、まだまだ相手関係的には有利。しかも別定重量の加増がなく、軸不動といえます。
同じ前走でちぎられて2着だったミサキスペシャル、3着カネサテンリュウは5~10キロの別定重量を課せられており、2着争い候補です。
10日第10レース組は回避が相次ぎ、2頭と淋しくなりましたが、末脚がハマるとニシキセンプーに一発がありそうです。
7月17日(日)のメイン第11レースには重賞・第19回北斗賞(20:05発走予定)が行われます。牡馬800キロ、牝馬780キロでの争いです。
今季開幕週のばんえい十勝オッズパーク杯、旭川記念と古馬重賞を連勝していたカネサブラックが回避。その両重賞でカネサブラックと好勝負を繰り広げた2頭にチャンスといえます。
なかでも期待は、ばんえい十勝オッズパーク杯2着のホクショウダイヤ。今季2戦目のオープン-1組混合特別ではニシキダイジンを、続くオープン-1組特別ではフクイズミを破って連勝しています。今季の収得賞金額に応じた別定重量を課せられた4戦目以降は勝ち星から見放されていますが、負担重量差がつかない今回は巻き返しが濃厚。この北斗賞では、09年2着、昨年も3着と近年好走を続けており、今年こそ勝利を目指します。
旭川記念で2着だったのがニシキダイジン。今回のメンバー中8頭が出走していた前走のミントスポット杯(オープン)で今季初勝利を挙げましたが、もとより特別より荷物を積まれる重賞のほうが向くタイプ。前走以上に条件は有利といえ、ほぼ再戦のここも上位争い必至です。
割って入るとすればフクイズミ。旭川記念3着でミントスポット杯も2着でした。第2障害での位置取り次第では勝利も見込めます。
勢いに乗るのがフクドリ。ミントスポット杯ではトップハンデながら僅差3着に食い込んでいます。初の800キロ克服なるでしょうか。
ギンガリュウセイは今季不振ですが、障害巧者だけに重賞の舞台で変わり身をみせる可能性もありそうです。
7月18日(祝・月)のメイン第11レースはサマーダッシュ(3歳以上オープン・20:05発走予定)。500キロの定量(牝馬20キロ減)で争われます。
中心は4歳のトレジャーハンター。オープン-2組に編入されてからは厳しいレースが続きますが、今年2月のスピードスターファイナルでは今回と同じ490キロで僅差2着に入った実績が光ります。スピード競馬への対応力ならメンバー中上位です。
アオノレクサス、ハマナカキングは近走、復調気配がうかがえます。500キロならさらに変わり身があって驚けません。
目下6戦連続連対と好調なタカラオーシャン、最軽量480キロが魅力の紅一点ビフカミツエも侮れません。