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7/17北斗賞回顧

ニシキダイジンが貫禄勝ち!

 17日(日)は重賞・北斗賞(3歳以上オープン)が行われ、単勝1.4倍の圧倒的1番人気に推されたニシキダイジンが勝利。重賞6勝目を挙げました。

 この日も6Rから雨が降り出し、馬場水分は5.0%と軽め。フクドリ、ニシキダイジンらがペースを握って、フクイズミやエンジュオウカンがこれを追走。淀みない流れで第2障害を迎えました。
 真っ先に仕掛けたのは、大方の予想通りニシキダイジン。ひと呼吸置いてエンジュオウカン、フクドリも仕掛けますが、ニシキダイジンは抜群の登坂力を発揮してゆうゆうと障害を下っていきます。フクドリが2番手でクリアし、以下キタノタイショウ、エンジュオウカン、ギンガリュウセイが続く展開。
 残り30メートルを切ってフクドリも懸命に追いかけますが、ニシキダイジンは余裕の脚いろ。終始2馬身ほどのリードを保ったまま、危なげなくゴールまで荷物を運び切りました。障害を下りてからも確かな末脚を見せたキタノタイショウが3着。単勝2番人気のフクイズミは障害で苦戦を強いられ、7着に終わりました。

 登坂力、先行力を発揮したニシキダイジンが危なげない勝ちっぷり。定量戦で先行力を生かせるこの馬場なら、当然の結果といえるでしょう。持ち前の粘り腰は今季も健在。引き続き重賞戦線を賑わせてくれそうです。

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鈴木恵介騎手「調子も良く、強い勝ち方をしてくれました。自分が引っ張っていったら他馬も余力がなくなるはず、と思っていたので、引っ張っていく競馬を考えて乗りました。フクドリが追いかけてきましたが、障害で離れて下りてきていたので、並んでくるころにはゴールできるかな、と思いました。ばんえいグランプリでも頑張りたいと思います」

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