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2010年11月 アーカイブ

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ばんえいオークス 予想結果

2010年11月29日(月)

斎藤:ハズレ 収支-5,000円
須田:ハズレ 収支-5,000円
矢野:ハズレ 収支-5,000円
山崎:ハズレ 収支-5,000円

【ここまでの集計】
斎藤  修  -9,050円
山崎エリカ -11,900円
矢野 吉彦 -13,400円
須田 鷹雄 -16,700円


(編集部より)
 連続で全員不的中となり、マイナスがだいぶ大きくなってきましたが、今シーズンここまで重賞が14レース。投資額はすでに70,000円で、もっとも負けている須田さんでも回収率としては76.1%あるわけですから、控除率(約25%)を考えれば健闘といえるのではないでしょうか。

11/28ばんえいオークス回顧

2010年11月28日(日)

ダイリンビューティが3歳女王に

 28日(日)は重賞・ばんえいオークス(3歳牝馬オープン)が行われ、単勝2番人気のダイリンビューティが優勝。昨季のバレンタインC以来となる重賞2勝目を挙げ、3歳女王の座を手にしました。

 早朝に降った雪の影響で、馬場水分は3.0%とやや軽め。それを意識してか各馬とも早め早めの競馬で、人気の一角ダイリンビューティとタケノビジンが馬群を引っ張り、単勝1番人気のツジノコウフクヒメはこれを見る位置取り。前後に分かれたような隊列で、第2障害を迎えました。
 ひと呼吸おいて仕掛けたのはタケノビジン。ほぼ同時にダイリンビューティが動き、2頭が並んで天板へ。しかしここでタケノビジンが痛恨のヒザ折り。その隙にダイリンビューティが障害を一気にクリアして、独走態勢に持ち込みます。やや苦戦しながらも、2番手で越えたのはヒロノクィン。立て直したタケノビジン、じっくりタメていたキクスイナイトが並んで3番手で障害を下りていきました。
 先頭のダイリンビューティは完全にひとり旅。脚いろにも余裕が見られ、後続はなすすべがありませんでした。結局、2着に8秒1差をつけ、ゆうゆうと先頭でゴールイン。タケノビジンは障害でのヒザ折りが響いたか、ばんえい菊花賞で見せたような粘りが見られず失速。ジワジワ伸びたキクスイナイトが2着入線を果たし、3着にはヒロノクィンが粘り込みました。

 ダイリンビューティは5走前のばんえいプリンセス賞で、メンバー最重量の640キロを曳いて完勝。前走で大敗を喫していたとはいえ、プリンセス賞と同様のメンバーで定量戦なら今回の勝ちっぷりにも納得です。歴戦の古馬牝馬が相手となる今後へ向けても、非常に期待が持てるレースぶりでした。
 2着のキクスイナイトは今回が重賞初挑戦。別定戦ならともかく、定量戦での好走だけに地力の高さを示した格好となりました。今後、世代限定重賞などでの走りで真価が問われることになるでしょう。

成績はこちら
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細川弘則騎手「自分が思っていたよりも馬のデキが良く、道中の走りっぷりも良かったですね。少しビックリするくらいでした。障害を下りてからは心配のない馬で、"障害さえ越えれば"と思っていたのですが、まさか一番最初にクリアできるとは...。だんだん良くなっていますし、今後が楽しみです」

11/28ばんえいオークス予想 山崎エリカ

力つけたタケノビジンに期待

 予想バトルは4人とも赤字のようですが、ここからが勝負よ! 年末年始にかけてまだまだレースがありますから、ここから当てまくってプラスに転じさせたいです。

 さて、本題のばんえいオークスの予想。ばんえいプリンセス賞出走馬7頭に上がり馬3頭が加わったメンバー構成となります。ばんえいプリンセス賞の上位3頭はその後のばんえい菊花賞に出走し、ばんえいプリンセス賞1着のダイリンビューティは9着、2着のツジノコウフクヒメは7着、3着のタケノビジンは2着でした。

 この結果から推測できるのはタケノビジンが力をつけたということです。タケノビジンは前走のB3クラスでは1番人気を裏切っての6着でしたが、仕掛けが遅れた(ばんえいプリンセス賞やばんえい菊花賞などでは障害でヒザを折ってしまったために、本番を見据えて仕掛けを遅らせた?)のが敗因です。体もゆるめに作っていたようなので、今回は体を絞って出走してくる可能性が高いでしょう。したがって今回はタケノビジンを◎に推します。

 ○には昨シーズンのバレンタインカップでダイリンビューティに次ぐ2着(ツジノコウフクヒメは3着)の実績があるホクショウシャネル。ばんえいプリンセス賞では休養明けが堪えたようで8着に敗れましたが、順調に使われていたなら上位争いに加われていた可能性もあります。前2走は相手が強く、前走は重馬場も堪えて1番人気、2番人気を裏切っていますが、馬場が軽くなる今回は変わり身に期待します。

 ▲には今シーズン6勝を挙げている上がり馬のキクスイナイト。前走で○と好勝負をしていたスーパートップヒメ、アイラブフクヒメ、ヒロノクイン(ばんえいプリンセス賞で◎と0.2秒差4着)などを負かしているたりに魅力を感じます。重量さえこなせれば通用すると見ました。

 あとは△に昨シーズンのバレンタインカップ、ばんえいプリンセス賞の勝ち馬のダイリンビューティ。前走はB1クラスで相手が強かったにしてもやや負けすぎの感はありますが、定量戦のここなら巻き返してくる可能性もあります。

 他ではばんえい大賞典2着、ばんえいプリンセス賞2着のツジノコウフクヒメ。障害転倒した4走前とばんえい菊花賞は大きく崩れましたが、前2走のB3クラスでは3着、2着に好走し、復調をアピールしていますから、今回は上位争いに加わってこれるかもしれません。

 ◎ (7)タケノビジン
 ○ (2)ホクショウシャネル
 ▲ (3)キクスイナイト
 △ (6)ダイリンビューティ
 △ (4)ツジノコウフクヒメ

 馬複
 2-7、3-7 各1300円
 6-7、4-7 各1200円

11/28ばんえいオークス予想 矢野吉彦

2010年11月27日(土)

同重量ならダイリンビューティ

 あぁ、この予想コーナーの担当者全員、ついに赤字に転落してしまいました。この秋の重賞はけっこう荒れてますからね。夏場まで4人とも黒字だったことは、奇跡以外の何モノでもない(?)わけで、今の状況が当たり前なのかもしれません!

 さて、今週は久々の重賞、ばんえいオークス。他馬より重いソリを曳いてばんえいプリンセス賞を勝ったダイリンビューティが、同重量戦のここなら中心と見ていいでしょう。でも、この馬、馬体重が1トンに達していません。そこに670㎏のソリ。他馬より重いか軽いかではなく、この馬にとってこの重量がどうか。そこが問題だと思います。ばんえい菊花賞が680㎏で9着でしたし、ひょっとしたら増量が影響するタイプなのかも。まぁ、秋桜賞で660㎏を曳いて650㎏のツジノコウフクヒメに先着していますから、心配することはないんでしょうが、その時は牡馬に混じっての4番人気。今回は、牝馬同士で人気を背負ってこの重量ですからね。そのへんを気にしながら馬券を買うことにします。
 ダイリンビューティを負かすとすれば、ツジノコウフクヒメとタケノビジンでしょう。なので、まずはこの3頭の馬単ボックスを600円ずつ。ただ、これじゃぁおもしろい馬券ではないので、穴馬券も買います。1着ダイリンビューティから2着ホクショウシャネル(2月のバレンタインカップで好走)、ワタシハアグネス(約1年前の白菊賞で好走)への馬単を300円ずつ、1着ツジノコウフクヒメ、タケノビジンから2着ホクショウシャネル、ワタシハアグネスへの馬単を200円ずつです。ちょっと買いすぎで、人気サイドで決まったら当たって損になっちゃうかもしれませんが、これで行きます!

 さぁ、4人の中で黒字に転換するのは果たして誰か?このあと、年末年始の大一番が控えていますから、ここを当てて弾みをつけておきたいんですけどね。では、今回はこのへんで。

 馬単ボックス
 4,6,7 600円(計3600円)
 馬単
 6→2,8 各300円
 4→2,8 各200円
 7→2,8 各200円

11/28ばんえいオークス予想 須田鷹雄

斤量実績でタケノビジン

 そろそろ当てないと、プラスゾーンには戻れない状況に......。
 しかし、3歳牝馬という限られたカテゴリ内でかつ重量差無しでは、ひねるにも限界がある。
 人気は4、6、7だろうが、その中でも◎タケノビジンを重視したい。○ダイリンビューティ、▲ツジノコウフクヒメよりは番付1枚下という立場でこれまで来たが、670キロという斤量の絶対値に対していちばん安心感があるのは、ばんえい菊花賞でこなしているこの馬だ。
 他の馬はちょっと力量差があると考え、タテ目覚悟の馬複の◎-○、◎-▲2点でまとめようかと思ったが、◎が合っていてしかもヒモ荒れという結果もカバーできるように、△アイラブフクヒメ、△ワタシハアグネスも少額だけ押さえておきたい。C1勝ち負けレベルかつ馬格があるという条件で選ぶとこの2頭になる。

 馬複
 7-4,6 各2000円
 7-1,8 各500円

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