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2005年9月 アーカイブ

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レース回顧(9/17〜9/19)

2005年9月21日(水)

 ばんえい競馬のコースで親子リレーが月曜日に行われましたが、みなさんご覧になりましたか? 意外にお子さんたちより、お父さんやお母さんのほうが馬場に足を取られて転んでいましたね。観ているほうも、十分に楽しませていただきました。参加者のみなさま、お疲れさまでした。
 さて、18日(日)に行われたばんえい大賞典ですが、こちらは別掲の「ばんえい大賞典回顧」をご覧ください。
 19日(月)は3歳以上オープンによる石狩川特別が行われました。勝ったのは1番人気のアンローズ。今季はこれで2勝目となりました。しかしながら、ここ5戦は4着以下がない安定した成績を見せているだけに、10月2日の岩見沢記念も連覇が期待できそうです。2着は3番人気のホクリュウイチ。最近は上位争いを演じており、9歳馬らしいベテランの走りを見せています。
 同じく19日に行われたのはナナカマド賞(2歳)。単勝1.4倍に推された無敗馬マルミシュンキが7着に敗れる波乱となりました。第2障害でヒザを折ってしまったのが影響したのでしょう。勝ったのは2歳ナンバー2のメダマで、これでデビュー以来12戦して11連対と、相変わらずの安定ぶりを見せつけています。
 17日(土)の幾春別川特別(550万円未満)は、タカギクが優勝。最近は2着が続いていましたが、ここは見事に昇級初戦を飾りました。2着はニシキダイジン。前走を軽量で楽勝した勢いそのまま、重量が戻った今回も力のあるところを見せました。

映像はこちら

9/18ばんえい大賞典回顧

2005年9月20日(火)

一冠目はカネサブラック

Daishoten 9月18日(日)に行われた3歳三冠の第1弾ばんえい大賞典は、重賞初出走のカネサブラックが優勝しました。
 ウィナーサマー、エンジュダイヤの牝馬2頭がほぼ並んで最初に第2障害をクリア。3番手に続いたカネサブラックが徐々に前の2頭との差を詰め並びかけると、最後まで粘っていたエンジュダイヤをゴール前で差し切りました。最後はややバテてこの2頭との争いから脱落したウィナーサマーが3着に入り、3連勝中で単勝1番人気に支持されたキョウワテンリュウは4着に敗れました。

成績はこちら
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9/18ばんえい大賞典予想 矢野吉彦

2005年9月17日(土)

 ばんえいグランプリに続いてクインカップも的中! 当コラムもようやく調子が出てきたみたいですねぇ。とはいうものの、的中した2レースはどちらも本命サイドの決着。穴狙いが身上の私としては、まだまだ満足していられません。そろそろデカイのを当てたいところです。

 さて、今回は3歳馬限定の重賞・ばんえい大賞典。8月に行われた同じく3歳馬限定のオープン特別・はまなす賞の上位馬が揃って出てきました。とくに、そこで1~3着に入った馬=カネサブラック、エンジュダイヤ、ウィナーサマーは、中間2戦の成績もよく、順調に今回のレースを迎えたと言っていいでしょう。各馬共に今回は初めての高重量を曳くことなりますが、ここは3頭のうちのどの馬を軸にするかがポイントだと思います。
 安定度で言えばエンジュダイヤが一番です。今年の岩見沢では6戦して、1、2、1、2、1、2着とパーフェクト連対。順番からすると今度は1着、ですか? ベテラン・西弘美騎手との相性もいいようで、手堅くいくならこの馬から、というのがオススメです。
 一方、カネサブラックは、はまなす賞でガラリ変身。それまでの岩見沢シリーズのもたつきがウソのように、ここ3戦は好走しています。エンジュダイヤとは勝ったり負けたりの繰り返しですが、今のデキに賭けてみるのもおもしろそう。ただし、旭川のクリスタル特別で初めて620キロを曳いたときが5着、前々走で再び620キロを曳いたときもエンジュダイヤ(600キロ)の2着に敗れていますから、増量に弱いところがあるのかもしれません。これはちょっと気になります。
 で、もう1頭のウィナーサマーですが、これもエンジュダイヤより荷物が20キロ重かった7月のばんえいプリンセス賞と、同じく10キロ重かったはまなす賞で、いずれもエンジュダイヤに敗れています。今回はまたしてもエンジュダイヤより20キロ重い荷物。やっぱり分が悪いですよね。
 あとは、7月の前走から一息入ってどうかのキョウワテンリュウ、これといい勝負をしていたニシキヤマト、前走でひと叩きしたナリタボブサップあたりでしょうが、どれも軸にするにはインパクト不足。ということで、デカイのを当てたいのはヤマヤマですが、今回も無理な穴狙いはしないことに決めました。
 で、結論は、エンジュダイヤを頭に馬単。相手はカネサブラック、ウィナーサマー、キョウワテンリュウ、ニシキヤマト、ナリタボブサップ。押さえはカネサブラックからエンジュダイヤの馬単とします。

 デカイ馬券を当てるチャンスはまだまだ先にあるハズ。重賞で当てなくても、その他のレースで当てたっていいわけですしね。ところで、今月26日(月)、名古屋競馬場で、ばんえい競馬の場外発売とPRイベントが行われます。現役競走馬が本馬場をデモンストレーション走行するほか、現役ジョッキーをゲストにトークショーも予定されています。こちらは私が司会を務めさせていただくことになっていますので、名古屋周辺のばんえい競馬ファンのみなさん、お知り合いとお誘い合わせの上、ぜひ名古屋競馬場にご来場下さい。よろしくお願いします。では、今回はこのへんで。

9/18ばんえい大賞典予想 斎藤修

 矢野さんにならってまず前回(クインカップ)の反省から。
 本命にしたフクイズミには若いころのアンローズと同じような、人気がないときにドカンとくるような印象を以前から持っていたのだが、3番人気にまでなるとは……。結局はガチガチ人気の組み合わせで○▲の決着。
 で、フクイズミはその次走、自己条件で勝負にならないような後方を進みながら、第2障害をいともあっさりクリアすると前の馬たちを並ぶ間もなく差し切る見事なレースぶり。いつかドカンと穴をあけるに違いないので狙いつづけてみたい。

 さて、ばんえい大賞典。この世代上位のカネタマル、スーパークリントンの出走がなくやや寂しい感じだが、おそらく別定重量を嫌ってのものだろう。
 はまなす賞の1、2着馬、カネサブラックとエンジュダイヤがその後の条件戦2戦でも着順を入れ替えながら1、2着。好調持続のこの2頭が中心で、今シーズンの岩見沢では連対を外していないエンジュダイヤを連軸とする。
 連勝中だが1カ月半間隔があいたキョウワテンリュウが3番手。ウィナーサマーは牝馬で640キロではやや厳しいかも。
 2歳シーズンには3強といわれ、イレネー記念で1番人気(6着)に推されたナリタボブサップは実績からここで勝ってもおかしくはないが、近走の成績から今回は見送り。

 ◎エンジュダイヤ
 ○カネサブラック
 ▲キョウワテンリュウ
 △ウィナーサマー

9/18ばんえい大賞典プレビュー

2005年9月16日(金)

 いよいよ3歳三冠戦線が始まります。18日(日)に行われるのは、ばんえい大賞典。三冠戦で唯一のハンデ戦となります。この世代の筆頭格スーパークリントンの回避が残念ですが、多数の実績馬、上がり馬が出走する予定となっています。
 実績馬ではナリタボブサップと牝馬のウィナーサマー。両馬とも近走は320万クラスで奮闘しています。特にウィナーサマーは、今季7戦して4着以下は一度だけと安定した成績。前走の勝利で390万クラスに昇級するなど、目下絶好調のようです。重量は厳しいですが、出走馬の中では唯一のタイトルホルダー(05年黒ユリ賞)だけに、ここは意地を見せてほしいところ。
 同じく牝馬のエンジュダイヤも争覇圏。今季の岩見沢開催は6戦3勝2着3回と、素晴らしい成績を残しています。620キロの軽量に加えて、当日の天候から考えても浮上しそう。抜群の安定性と、軽量を生かしたスピードで初タイトルに挑みます。
 そのほかではキョウワテンリュウ。6月以降は9戦8勝と破竹の勢いを見せており、ここで一気に世代のトップへ名乗りを上げるか注目です。カネサブラックは、8月のはまなす賞で勝利を飾って以来、エンジュダイヤと勝ち負けを競っています。ここも有力視されるでしょう。

【参考レース】
8/21 はまなす賞(勝ち馬:カネサブラック)
8/27 320万円未満(ナリタボブサップ:4着)
8/28 270万円未満(勝ち馬:エンジュダイヤ)
9/3  勝入別定320万円未満(勝ち馬:ウィナーサマー)
9/3  勝入別定270万円未満(勝ち馬:カネサブラック)

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