いよいよ3歳三冠戦線が始まります。18日(日)に行われるのは、ばんえい大賞典。三冠戦で唯一のハンデ戦となります。この世代の筆頭格スーパークリントンの回避が残念ですが、多数の実績馬、上がり馬が出走する予定となっています。
実績馬ではナリタボブサップと牝馬のウィナーサマー。両馬とも近走は320万クラスで奮闘しています。特にウィナーサマーは、今季7戦して4着以下は一度だけと安定した成績。前走の勝利で390万クラスに昇級するなど、目下絶好調のようです。重量は厳しいですが、出走馬の中では唯一のタイトルホルダー(05年黒ユリ賞)だけに、ここは意地を見せてほしいところ。
同じく牝馬のエンジュダイヤも争覇圏。今季の岩見沢開催は6戦3勝2着3回と、素晴らしい成績を残しています。620キロの軽量に加えて、当日の天候から考えても浮上しそう。抜群の安定性と、軽量を生かしたスピードで初タイトルに挑みます。
そのほかではキョウワテンリュウ。6月以降は9戦8勝と破竹の勢いを見せており、ここで一気に世代のトップへ名乗りを上げるか注目です。カネサブラックは、8月のはまなす賞で勝利を飾って以来、エンジュダイヤと勝ち負けを競っています。ここも有力視されるでしょう。
【参考レース】
8/21 はまなす賞(勝ち馬:カネサブラック)
8/27 320万円未満(ナリタボブサップ:4着)
8/28 270万円未満(勝ち馬:エンジュダイヤ)
9/3 勝入別定320万円未満(勝ち馬:ウィナーサマー)
9/3 勝入別定270万円未満(勝ち馬:カネサブラック)