
競り合いを制した鈴木宏和
曇り空で絶好のコンディションとなった浜松オート優勝戦。
試走から好タイムが続出し、一番時計は金子大輔の24。次いで青山周平、鈴木圭一郎が25,鈴木宏和が26、佐藤貴也が27と続き、2級の栗原佳祐も28と好タイムを叩き出した。
レースはスタート後の1周目から激しい競り合いが展開され、50線からトップスタートを決め鈴木宏に佐藤貴が飛び込んで行く。
すかさず2周目のホームで鈴木宏が差し返し2級両者を追う展開。と思われたところで金子が内へ突っ込んで3番手を奪取したが、ここも鈴木宏が差し返し競り勝った。
牧野の逃げを交わした栗原だが、すでに射程へ入っていた鈴木宏が金子を抑え今年V4を完全優勝で決めた。
速攻派のイメージが強い鈴木宏和だが、競り合いにも強い面を見せ、年末のスーパースターへ弾みをつける一戦となった。
新走路の高速決戦を制したのは地元の丹村飛竜!
新走路での開催となった山陽オート優勝戦。
新走路にプラスしてナイターでの開催となりスピードレースが展開された。
試走の一番時計は川口の上和田拓海で26。次いで緒方浩一と滝下隼平が27で続いた。
試走で27を出した単独0ハンデの緒方が序盤でリードを拡げハイペースの逃げに持ち込む。
10線のスタートは最内から中尾が先制したが、すかさず上和田が捲り、丹村と岩見が付いて行く展開。滝下も互角に飛び出したが、上和田にカブされ車を引き長田と共に苦しい展開となった。
試走26を叩き出した上和田だが、緒方を詰めて行けず丹村が車を内へ向け突っ込んで行く。
快調に逃げた緒方だが、徐々に丹村が差を詰め5周バックで先頭へ。上和田も立て直し緒方を交わした。
丹村飛竜は今年V3を達成。新走路1節目の開催で緒方と共に地元両者が見せ場を作った。