オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。 永島潤太郎が復活の優勝を決めた!
0ハン単騎からの競争だった杉本は自分のペースで、自分のコース取りで軽快に逃げていた。直後に付けた重富は追走こそできたが、杉本を抜くまでにはいかなかった。逃げる杉本に追う重富で周回が重ねられていったが、後方から追ってくる選手が一人いた。30線3車の大外から好スタートを決めた永島が3番手に付けると、まずは重富を差し、そして最終3コーナーで杉本を捕えて優勝を決めた。
永島は今年に入ってからずっと好調が続いていたが、4月あたりから大きく調子を崩していた。なかなか立て直せず苦しんでいる時期が長く続いたが、前節あたりから良化の兆しが出ていた。そして今節は優勝。一気に状態を上向かせることができた。乗り手のセンスはかなり高いモノを持っている永島。さあ、ここから巻き返しが始まる。
鈴木圭一郎が七夕に77度目の優勝
スタート後に青島正樹と伊藤信夫の外を伸びて前へ出た鈴木圭一郎は、渡辺篤が浅田真吾のイン突いたところを狙いすました差し。逃げる高石光将を3周回で捕えると、あとは後続を離す一方。7月7日に通算77度目の優勝を、4戦4勝の完全Vで飾った。
先頭から大差の2着は渡辺篤、さらに大きく離れて伊藤信夫が追い上げて3着に入った。
文/鈴木
加賀谷建明が伊東玲衣を捕えて今年2度目のV!
40線最内の森はしっかりとスタートを決めたが、0ハン単騎から逃げる伊東を捕まえる前に加賀谷が差し込んでいく。その加賀谷は伊東との差を順当に詰め、5周3コーナーでインから交わして先頭に立った。森はその後、伊東を交わし山田達もイン続いて3着入線。3連単は18790円の高配当になった。
加賀谷は外枠勢に行かれないスタートを決めたのがまず最初の勝因。そこから同ハン勢が抜け出す前に道中で交わせたのも良かった。伊東と一対一に持ち込んでからも落ち着いて走れていた。好スタートを決め、スピードに乗せて走れた。加賀谷は自分の勝ちパターンに持ち込めた。今年は7回優出し、2度目の優勝となった。この後は地元でG1キューポラ杯が控えているが、最高の形で初日を迎えられそうだ。
青山周平が森下輝の挑戦を退けた
高い素質の持ち主が何人もいる37期生のひとり森下輝が単独0ハンから猛スピードで逃走。20m後ろの山本翔は全く付いて行けず、序盤に木村武之の追撃を抑えた青山周平が早い段階で2番手へ上がると、5周回3コーナーで森下へ急接近し6周回バックストレッチで完全に前へ出た。4月のSGオールスター以来、通算102度目の優勝。
この両者から大きく離れた3番手を追走していた木村武之へ6周回3コーナーで早川清太郎がイン突進して共に外へ流れ、三浦康平が浮上し3着に入線した。
文/鈴木
道智亮介が自身3度目の優勝を決めた!
試走タイムは36で、メンバーの中では一番悪かった道智。しかし、0ハン単騎の絶好展開をきっちりモノにした。スタートを切ると悠々とマイペースの逃げ。20線は最内の浅田が先行したが、篠原が突破して2番手に浮上。そこから道智との距離を詰めたかったが、思うように車が進まない。何周重ねても同じ状態が続き、ついに道智がそのままゴール。3番手には荒尾が付けていたが、篠原攻略の糸口が見当たらず追走いっぱい。有吉はカマシが決まらず、道中追い込むも4着止まりだった。
道智はこれで3度目の優勝。2022年に2優出で2Vの成績を残したが、2023年は2優出ながら優勝なし。約2年ぶりに優勝をもぎとった。今回は良走路だったが、重走路でも高い連対率を誇っている。次の出番は飯塚のG2ミッドナイトチャンピオンカップ。梅雨時で重走路でのレースが多くなるかもしれない。今回の優勝で勢いづいて記念レースに臨める。