オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。 丹村飛竜がS級の存在感を示し、優勝を決めた!
0ハン3車のスタート争いは最内の丹下が先行した。丹下はそのままマイペースの逃げに入り、藤本悠がマーク追走する形。単独最後方からの競争となった丹村飛は、スタートで10メートル前の春本を叩いていった。3番手争いをしていた松井と植村を丹村飛がまとめて差すと3番手に浮上。その後、丹村飛は藤本悠を交わし、丹下を追撃する態勢を整えた。そして、5周3コーナーで丹下のインに突っ込むと先頭を奪取。丹村飛が優勝を決めた。2着には丹下が残り、3着には藤本悠が入線した。
この日の丹村飛はエンジンが仕上がっていた。試走は一番時計の3・26。スタートで春本を叩けたのも展開を有利にできた。今年2節目で優勝できたので、新年の良い滑り出しができたと言える。通算優勝回数は31。今年は何回優勝を決めるのか、そして記念レースでの活躍にも注目したい。
雨中決戦を制し福岡鷹が1級初V!
飯塚の正月開催は1/5~7のナイターから連続でのミッドナイト開催。都合6日間の戦いはナイターの優勝戦で人気に応えられなかった福岡鷹がミッドナイトで信頼を取り戻すか、そして1級車での初優勝がかかる一戦。無情にも空からは雨が落ちてきて走路は完全に濡れてしまった。一番試走を出したのは岩見貴史で3.64。しかし、人気は帆景岬を追う20mに位置する福岡鷹と別府敬剛からの3-2-7が一番人気。2連単は3-7、3-2が人気筋。
発走。20m内枠から別府敬が出て行き帆景を外から攻めるが、福岡も離れずマークして行く。3番手には中村杏亮の姿があり後半はデットヒートの予感が。福岡は別府敬のインに車を入れると、やや角度が悪く外へ流れてしまう。ところが、福岡はあわてず車を立て直し再び別府敬を突き放しにかかり、セーフティーリードへ。中村杏は3番手から一向に進まず、そのままゴール線を通過。3-2は490円で2番人気、3-2-6は1,560円の3番人気。
これで福岡鷹は自身9度目の優勝となり、1級車で初の優勝。相変わらず、素質の高さを見せ付けた。このあとは15日からのナイター開催を経て21日からのG2オーバルチャンピオンカップに出場の予定。15日から39期がデビューするとあって、先輩レーサーとしてお手本を示したい。
丹村司がカマシ一閃、勝負を決めてみせた!
ポイントとなった0ハン7車のスタート争いは、なんと大外から丹村司が内枠勢を全て包んで発進。結果的に丹村司がそのまま押し切る形になった。2番手に出た桝崎陽は終始、丹村司をマークして走り準優勝。試走一番時計で注目を集めた福岡は、スタートが決まらず5~6番手発進と厳しい展開になった。そこから松尾隆と田中正を交わして3番手に浮上したが、車が暴れ気味で、その前の2車を攻めることができなかった。
丹村司の勝因はなんといってもスタートだろう。厳しい枠から先行できたので、レース展開はかなり楽になった。試走タイムは30だったが、見た目にはそこまで悪そうではなかった。丹村司は昨年11月11日以来となる優勝。通算優勝回数は9となった。今年初出走となる開催で見事に優勝を果たし、最高の形で新年が始動した。
黒川京介が自身3度目の正月優勝&通算400勝
黒川京介が2019年・2025年に続いて通算3度目の川口お正月ウイナーとなった。
レースは発走直後にアクシデントが発生。黒川がダッシュして1周回1コーナー早くも0ハン2車の背後まで到達。その左斜め後ろに位置していた小林瑞季の態勢が乱れて大きく後退し、8番手発進の中山光は避けるために減速することを余儀なくされた。
前日の準決勝戦ではレース中盤に影山伸を差した早津康介が、この決勝戦は1周で影山を捌いて先頭に立った。黒川も早めに2番手へ上がると早津康を執拗にマークし、5周回1コーナーで内へ突っ込んで首位。中盤の周回で山田達也に競り勝った佐藤励が6周目に早津康を交わして2着。今節は4日制の2日目が天候の影響により開催中止となったが、黒川は佐藤励・小林瑞との全勝対決を制して2026年は無敗での船出となった。
文/鈴木
田中崇太 初優勝をパーフェクトVで飾る!
年明け1級車乗りが解禁になった37期勢。初日から3連勝と土付かずの田中崇太は優勝戦でも試走28と存在感を見せ付けた。同期の村田光希も37期新人王の肩書きにふさわしく田中崇に負けじと3連勝。ハンデ差はあれど全勝対決となった優勝戦は2連単1-2が1.5倍と圧倒的なオッズ。3連単は1-2-3、1-2-4、1-2-6が10倍を切っており、いずれも田中崇が人気の中心に。
発走。スタートのまぎれもなく田中崇に村田が付いて行く展開に。周回を重ねても一向に差は縮まらず、3番手には岡部聡が浮上する。道中、何もアクションがなく青旗を過ぎ、田中崇は1着ゴール。村田は追走一杯だった。驚くべきは上がりタイム3.352秒。3着の岡部は3.345秒と普通なら優勝してもおかしくない時計なのだが、ハンデ差の妙で敗れ去った。
いままで何度か2級車で優勝のチャンスを逃してきた田中崇太。1級車で念願の優勝を手にして2026年は飛躍の年になるのか。これからは捌きも勉強して、SGホルダー・田中茂を父に持つサラブレッドの進化を楽しみにしたい。