
祐定響が見事に逃げ切りV!
浜松オートの優勝戦は、0ハン単騎の祐定が最初から最後まで先頭を走り続け1着ゴールを決めた。30線6車並んだスタート争いはほぼ枠ナリ。栗原佳が笠木を交わすと、前を走る柴田健の攻略にかかる。1度は交わした栗原佳だったが、柴田健が差し返した。その後、再び栗原佳は柴田健を捌いたが、このひと手間があった分、祐定との差を詰めるのに時間を要してしまった。結果的に金子大が栗原佳を交わして準優勝。試走一番時計タイを出した鈴木圭は内枠勢を交わすのに苦労し、車券圏内に入ることはできなかった。
祐定はこれで自身2度目のV。展開的に恵まれた感はあったが、30線のそうそうたるメンバーを振り切れたのは大きな収穫。本人にとっては大きな自信になったことだろう。今は最重ハンの30メートル前で走っているが、今後はハンデが重くなってくる。上がりタイム3・381をマークしたのでスピード面では十分。これからは捌きの面での成長が期待される。
高橋貢が2024年度ラストの伊勢崎を締めくくった
車券のオッズは2連単・3連単ともに、試走31秒の石川哲也が34秒の高橋貢をわずかに上回って1番人気。しかしレースが発走するやいなや高橋貢が20線の大外枠から鋭く飛び出して先制。1周で10線の2車、2周目が終わる頃には0ハン3車も抜き去る鮮やかな速攻劇。そのまま2着以下に大きなリードを作って圧勝のゴール。昨年8月以来、通算219度目の優勝を飾った。
高橋貢を除く20線の2名は、レース中盤までは大木光が先に仕掛けていく展開になったが、石川哲也はアウト戦で攻め上がると5周回3コーナーで吉田恵輔を交わして2番手へ。圧倒的な実績を誇る王者と、今節初日の1番時計を出したスピード豊かな若手で順当に決着した。
文/鈴木
念願の初優勝なる! 伊東玲衣
準決で試走、本走とも好タイムで優勝戦へ進んだ伊東玲衣が人気を背負った。今月の山陽ミッドナイトから調子上げてる北市唯、準決で阿部剛士を差し返した片野利沙とガールズが前団を形成する。大ケガから復帰後の初V狙う影山伸も人気の一角を担い、完全優勝がかかる早津康介は今節で一番悪い試走タイムと暗雲が立ち込める。3連単は1-5-7、1-5-6、1-5-3。2連単は1-5、1-6、1-3に5-1も売れていた。
まずは先行で伊東が逃げ態勢入り北市もなんとか後ろのスタート残して伊東に続く。10mは深沢隆が先行し影山伸の攻めを抑える。伊東は軽快に逃げ青旗通過も北市がアウト伸びてゴール前肉薄し「あわや」の僅差。気がつけば阿部剛士が4番手へ浮上していた。
川口ナイトレースでは初めての優勝戦で見事、自身初Vを遂げた伊東。負けはしたが北市の走りっぷりもアッパレだった。片野は見せ場なく終わったが、川口の夜空に花を咲かせてくれた伊東に『おめでとうございます』と言いたい。
吉林直都が完璧なレース運びで優勝!
山陽ミッドナイトの優勝戦は浜松の36期・吉林直都が優勝した。10線に3車並んだ大外からスタート先行すると、小栗がペースを上げる前に交わしていけた。その後はマイペースの走りで1番にゴール線を駆け抜けた。後ろでは内山雄が小栗に苦しんでいるところを栗原佳が自在に攻めて2番手に立った。小栗はそのまま粘り込み3着入線。長田恭は追い込みが決まらなかった。
吉林は今年3回優出しているが、今回の優勝で今年V2。もう一つの優出は反則妨害に終わったが、レースの流れとしては優勝できる動きがあった。現時点で36期のトップは栗原佳だが、同じ浜松の吉林も着実に成長しており、栗原佳に追い付けるだけの技量が身に付いている。今後も浜松36期両者の動向には大注目だ。
抜群のスタートで野本佳章がV5
3連単10倍を切るオッズが見当たらなかったアフター5優勝戦。吹き流しが横になびいて風が強めな印象だった。0ハンの佐藤智也から高橋絵莉子と野本佳章へ127のスジが売れていた。浅倉樹良は悪くない試走だったが、上位人気にはならず、2連単は1-2と1-7、7-1、7-2の折り返しが人気。
浅倉を叩き込んだ野本が3番手へ浮上し、前の佐藤智と高橋絵に付けた。浅倉は最後方まで下がってしまう。佐藤智を高橋絵が差して先頭へ立つも野本が一対一から捌く。知らぬ間に中野光公が姿を現したが、時すでに遅し。浅倉は懸命にアウト戦巻き返すが、吉田恵輔を抜くまで行かず5着で終了。人気の佐藤智は末着(7着)と人気に応えられなかった。
このあと中1日で野本は浜松のプレミアムカップへ参戦。同じく浅倉も移動する。記念の舞台で活躍できるか注目しよう。