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オートレース情報局 オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。

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12月3日 山陽オート 優勝戦の回顧

 佐藤励が高い攻撃力を披露した!
 
 川口の新鋭2人が参戦していた今回の山陽ミッドナイトだが、優勝戦でもまさに一騎打ちの様相だった。
 
 まずスタートで飛び出したのは4枠の小林瑞。これに黒川が乗っていく。大外の佐藤励は5番手発進だったが、1周2コーナーで山本翔と丸山智を捲ると3番手を奪取。絶好の展開を作れた小林瑞はペースが上がらないでいた。3番手に付けていた佐藤励は2周目に入るところで黒川を差し、3周目に入るところで先頭の小林瑞をも交わした。黒川は4周3コーナーで小林瑞を差すと、佐藤励を追う態勢を作れたものの捕え切れず、佐藤励が優勝を決めた。
 
 小林瑞、黒川と試走タイムでほとんど差がなかった佐藤励だが、攻撃の方は冴えていた。前を走る車を差せると思えば迷いなくインに突っ込んでいけていたように思える。レースは6周回あるとはいえ、チャンスどころをしっかりとモノにしないと結果が出ない時もある。しかし、今回の佐藤励は的確に対応できていた。一歩一歩、着実に選手としての総合力を増している。


2025/12/04
平場決勝戦の回顧
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12月2日 浜松オート 優勝戦の回顧

 鈴木圭一郎がレース展開を読んで優勝!
 
 0ハンの牧野竜はスタートを残して出たが、10線単独の花田は栗原佳と鈴木宏にスタートで叩かれてしまった。鈴木圭もカマシ気味に出て好位置を奪取。佐藤貴はダッシュが付かず、苦しい展開になった。
 
 レース序盤で動きがあった。逃げていた牧野竜を栗原佳が差して先頭に立った。そのまま押し切りかと思われたが、栗原佳を追っていた鈴木宏が4周3コーナーでインに入り、今度は鈴木宏が逃げる展開になった。この時、鈴木圭も栗原佳を交わして2番手に浮上。ドラマは最終周回に待っていた。鈴木圭の攻めを警戒していた鈴木宏がバックストレッチでインを締め込んだところ、鈴木圭が車を外に持ち出し捲りで突破。この流れに栗原佳も続いてみせた。最終的には鈴木圭がトップでゴール線を駆け抜けた。
 
 このレースでは鈴木圭のレース運びの巧さが目立った。道中で先頭に立った鈴木宏の動きも良かったが、インコースを締めたところですかさずアウトからの攻略に切り替え、これが見事に功を奏した。試走一番時計で機力に自信があったこともあるが、あの場面で強引にインを狙っていたら優勝できていたかどうかは疑問。冷静かつとっさの判断により勝利を手に入れることができた。鈴木圭はこの後、地元一般開催と地元記念開催を経て、年末の大一番に臨む。最高の形で乗り込みたいところだ。



2025/12/02
平場決勝戦の回顧
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11月30日 飯塚オート 優勝戦の回顧

長田稚也が人気の藤川竜を捕えた


 藤川竜と長田稚也の34期2名がオッズの上位人気を占めて、わずかに藤川竜が1番人気。
 その藤川竜が単騎0ハン竹尾竜星の逃げを3周で捕まえて先頭へ立ったが、30線からトップスタート決めた長田稚が5周回3コーナーで内へ切り込んで首位。藤川竜は6周回2コーナーからの立ち上がりで切り返しを狙ったが長田稚は抑え込んで1着ゴール。今年10月5日以来、通算16度目の優勝で、その前回に続いて飯塚ナイターでのVであった。
 過去の実績では長田稚を上回る佐藤摩弥と松尾啓史は上位争いに参加できず、竹尾竜星は早めに抜かれたが4着に踏ん張った。


 文/鈴木


2025/11/30
平場決勝戦の回顧
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11月27日 山陽オート 優勝戦の回顧

 黒川京介が今年16度目の優勝


 最終12レースの発走1時間ほど前までは陽射しが走路を照らしていたのに第10レース発売中に降雨があり、濡れ走路での決勝戦が発走すると0ハンの鈴木清と10線の大木光はスタート遅れてしまい、1周回3コーナーで木村武之の外を伸びて前へ出た丹村飛竜が浅田真吾の逃げを追う展開。

 3周回4コーナーで丹村飛が浅田を捲って先頭へ立ったのも束の間、それまで丹村飛のアウトに併走し続けていた金子大輔が4周回1コーナーで内へ飛び込むも2コーナー立ち上がりは回りきれず、丹村飛が差し返す形となったが、ずっと両者の背後に付けていた黒川京介が捲り攻めでねじ伏せて先頭へ躍り出た。その後は、競り合う金子大と丹村飛の2番手争いを尻目に独走ゴール。

 2025年27度目の優出で16度目のVとなった黒川は、スーパースター王座トライアルを含めて今年あと3節に出場する予定となっており、『スーパースター王座決定戦』まで全ての節に優勝すれば年間20Vの大記録を打ち立てられる。


2025/11/28
平場決勝戦の回顧
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11月27日 伊勢崎オート 優勝戦の回顧

 圧倒的なVで締めた青山周平


 スーパーハンデでアフター5に参戦の青山周平。今回は4日間だったが、無キズで勝ち進んだ優勝戦。38期・鈴木景斗の逃げにも期待したいが、いかんせん試走38と大きい数字で30m後ろの渋沢憲司が対抗人気となり、吉原恭佑が続く。3連単は7-2=5、7-2-4が10倍を切るオッズ。2連単7-2は190円で2点買ったらガミの配当に。


 発走。マズマズのスタート切った鈴木景。30mは新井淳が行きかけたが、渋沢が張り込んで先行して鈴木景がペース掴む前に先頭へ立つ。この時、青山周は4~5番手。ところが、新井淳と吉原を捌くと間髪入れずに渋沢のインに切り込む。ここで勝負あった! 吉原は3番手のまま進まず3連単、2連単含めて一番人気で決着。


 青山周の上がりタイムは3.356。これでは前の選手はひとたまりもなかった。1011勝目で125Vとなり、このあと一路浜松の新走路へ赴く。年末に控えしスーパースタートライアルへ徐々に気持ちも機力も上がってくるというものだが、くれぐれもケガだけには注意を。



2025/11/27
平場決勝戦の回顧
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