オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。 辻大樹が初日からオール1着の完全優勝を達成!
飯塚ミッドナイトの優勝戦は重走路で行われた。試走一番時計は辻で58。次いで桝崎陽が59、篠原と長田稚が62、帆景と福岡が66、藤井が67だった。
0ハンの藤井はハンデ差を保ったままスタートを切ることができた。10線の帆景は1コーナーの突っ込みでやや流れてしまい、20線の桝崎陽が交わしていった。30線は福岡が先行したかに見えたが、最内の辻が1コーナーで突っ張って枠ナリ発進を保った。
逃げる藤井はマイペースで走っていた。後ろでは辻が桝崎陽を交わして2番手に立つ。その後は藤井との差を詰め、3周3コーナーで差し込んだ。桝崎陽も同様に藤井をインから交わしたが、先頭を走る辻は、はるか前方。辻が後続をブッチ切って優勝を決めた。
辻は今年初優出にして初優勝を決めた。通算では10度目の優勝。重走路では昔から高い連対率を誇っていたし、今節は良走路でも素晴らしいタイムをマークできていた。更に持ち味であるスタートも良かった。この2節後にはG2ミッドナイトチャンピオンカップが今回と同じ飯塚走路で待っている。久しぶりの記念タイトル奪取へ向け、最高の形で迎えたい。
山本翔が今年初Vを決めた!
山陽の優勝戦は重走路で行われた。重走路での実績が少ない畦坪と滝谷はレース序盤で後退していった。30線から先行したのは外枠の古城で、早々と先頭に立てた。そこに丹下も続いていったが、40線の山本翔がインから浮上。古城と一対一の態勢を作るや否やインに飛び込み先頭を奪取。その後、古城は食らい付いていたが、山本翔が振り切って優勝。永島が車ナリに浮上して3着入線となった。
今年、上々の滑り出しを見せた山本翔は、2月に入ると反則を繰り返すなどやや乱調気味だったが、2節前から今のエンジン『カツマサSR』に乗り換わってからは輝きを取り戻した。そして今回、今年の初優出にして初優勝を決めてみせた。この後は山陽ミッドナイトを一つ挟んで浜松の特別G1プレミアムカップが待っている。このまま良い流れで記念レースを迎えたい。
道智亮介が別府敬剛を振り切って優勝!
0ハン単騎の道智はハンデ差を保ってスタートを決めた。10線の別府敬も20線勢に叩かれることなく出ていった。その20線は石本が先行し吉原、森本、篠原と続いていった。
道智はマイペースで丁寧な走りを展開していたが、残り2周あたりから別府敬が背後に詰め寄ってきた。しかし、後ろからのプレッシャーに慌てることなく自分の走りを貫徹。スタートしてからゴールまで先頭を譲らずチェッカーを迎えた。別府敬がそのまま残り準優勝。後方から追い上げてきた森本が3着入線となった。
道智は今年2度目の優出で今年の初優勝を決めた。通算では4度目のV。重走路を得意としており、更には0ハンから一人で逃げるようなレースでは好成績を残す傾向がある。これからはハンデの変動があるかもしれないが、さばきの面が磨かれていくと総合戦力が大きく増すだろう。
鈴木宏和が今年の初優勝を決めた!
0ハンの柴田紘はスタート残して出て、10線の小林悠も残した。20線の佐藤大も残せたが、1周目に30線勢に飲み込まれてしまった。その30線勢は大外から鈴木宏が猛ダッシュ。他は枠ナリに出た。
2周3コーナーで小林悠が柴田紘を捲って先頭に立ったが、すぐ後ろに付けていた鈴木宏が素早くインに切り込み先頭を奪取。そのまま逃げに入った。後ろでは森下が小林悠を差して鈴木宏を猛烈に追った。最終周回ではだいぶ迫ったが、鈴木宏がなんとか振り切り、優勝を決めた。小林悠を差した松山が3着だった。
鈴木宏の勝因はなんと言ってもスタートだろう。30線に4車並んだ大外からでも先行できるのは大きな強み。レース後半では森下に迫られていたように、スタートで先行できたアドバンテージがなかったら優勝は成し得なかっただろう。鈴木宏は今年5度目の優出にして今年の初優勝を決めた。この後は地元一般開催を一つ挟み、地元で特別G1プレミアムカップが待っている。そこへ向けて、最高の仕上がりで臨みたい。
雨の鬼・岡部聡が乱戦を制した
山陽ナイター最終日4日目は日中から断続的に降雨があり、12R決勝戦は過半数の選手が試走タイムを3.4秒台まで上げてきたがレースは重走路のもと争われた。
発走すると0ハン1号車の村田光希が枠ナリ先行。福永貴史はスタート大きく遅れて車群に呑み込まれ、試走の気配が良くなかった平塚雅樹は持ち前の速攻が不発に終わっただけでなく10線4号車の永島潤太郎に叩かれてしまった。
10線から2番手に出たのは浜野淳だったが、1周回バックストレッチで岡部聡が内から伸びて前へ出ると、2周目には永島の背後まで取り付いた。
永島は先頭の村田へ攻撃を仕掛けたが突破できず、その流れでコース取りが大きくなったところを岡部は見のがさずに差し2番手へ浮上。そして3周目に村田を捌いて首位へ立った。
浜野淳も良く追い上げたが、キャリアの浅い頃から全国区の雨巧者として鳴らした岡部は、不安定な走路状態でもスイスイと逃げ込み先頭ゴール。これで直近3度の優勝(2022年・2025年・今回)は全て濡れ走路でのものとなった。
文/鈴木