
佐藤励が人気に応え、見事に結果を出した!
0ハンから先行した田辺が逃げる展開でレースは始まった。10線から先行したのは泉田で、田辺に対しまくりを仕掛けるところで佐藤励がまとめ差し。そのまま残りの周回を消化して優勝を決めた。
このレースでは2周1コーナーでやや波乱があった。誰が反則になったわけでもないが、レース展開のあやで佐藤摩が戦線離脱気味の被害。中村雅も大きく番手を下げる状況になってしまった。しかし、そこから中村雅の追い込みはすごかった。先頭は佐藤励が悠々と走っていたが、離れた2番手につけていた泉田を小林瑞がまずは交わす。しかし、怒涛の追い込みを見せていた中村雅が最終周回の3コーナーでインに突っ込み2番手を奪取。準優勝までこぎつけた。
佐藤励は展開が恵まれたのもあるが、そうでなくても先頭まで行けていただろう。今の佐藤励は相当強い。今年2度目の優勝にして、自身20度目の優勝となった。この後は地元の一般開催を2節こなしてG1キューポラ杯が待っている。そこへ向けて、この流れを保ちたいところだ。