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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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14日メインはオープン・スプリント特別。総合力で大きくリードするタイセイブラストが好発進

 11日(金)から再開した岩手競馬。休み明けは各馬の仕上がり状態もチェックしたが、それ以上に気になったのが馬場傾向だった。

再開初日の11日は逃げた馬が1勝2着3回。差しタイプもまずまず届き、脚質の有利不利はほとんどなかった。

しかし12日(土)、様相が一転した。なんと10R中9Rが逃げ切り。入れ替わりが激しい850m戦も3レースのうち2レースが逃げ切り。先手を奪った馬がそのまま押し切り、好位外を追走した馬は本命も含めてほとんど苦戦を強いられた。

13日(日)も傾向が変わらず2、3、5Rが逃げ切り勝ち。ほかも人気薄でも逃げた馬の健闘が目についたが、少し傾向が変わった。差しも届くようになった。8Rの本命センティグレードは指定席の最後方だったが、早めにまくって完勝。9Rは超ハイペースの流れにもなったが、本命アマルインジャズが5番手外から直線抜け出しを決めた。

要因は前日に比べてペースが速くなったこと。あとは各ジョッキーとも馬場を考慮して動き出すのが早くなった。そして朝から断続的に降っていた雨。第3Rまでは稍重発表だったが、4Rから重馬場に変更。メイン近くになって水が浮いている箇所もあった。

こうなると逃げ馬を買っていれば外れ、逆に差しタイプでも力を信じて買っていれば的中。配当も思った以上に上がっているケースも少なくなかった。いずれにせよ馬場傾向の把握が最優先事項。14日がどのような傾向になるのか、いち早く手のうちに入れたいところだ。

14日メインはオープン馬による「スプリント特別」(水沢1400m)。上記したようにレース直近まで馬場傾向をチェックする必要があるが、それでもタイセイブラストの中心は動かないと見る。

昨年は重賞・栗駒賞を制し、8歳にして初タイトルを手にし、ほかに5勝2着2回。1200mは合わなかったが、1400m~1600m戦で抜群の強さを誇った。終盤の2戦は2着だったが、トウケイニセイ記念はヒガシウィルウィンが相手。最終戦はトミケンキルカスが強すぎたため仕方なしの結果。

今回はメンバーが大幅に緩和され、1400mも得意距離。あとは年齢が一つ増えて仕上がり状態がカギだが、普通の仕上がりでも勝てる相手。念のためにパドックの気配を確認してほしい。

相手筆頭はスティンライクビーとした。南関東から再転入して3勝マーク。凡走も目に付いたが、重賞挑戦、あとは歴戦の疲れがあった印象。冬休みでリフレッシュできていれば巻き返し十分。

ピシュマニエは中央ダート1200m、ダート1000mでそれぞれ1勝をあげ、2勝クラスに在籍。南関東3戦は4着最高だったが、順調さを欠いたのも痛かった。快速を身上とし、1月末まで実戦を使われているのが強み。さらに息の入りが早い小回り水沢が合う可能性大。好走要素がそろった。

コスモカンツォーネは中央未勝利から大井3勝、高知3勝、佐賀で2勝。昨年9月以降、白星から遠ざかっているが、それでも着外は一度のみ。堅実さを発揮している。こちらは2月13日にレースを使って転入。佐賀から長距離輸送はあっても好勝負に持ち込める。

サンエイバラードは昨年、A級でも2勝マーク。ムラな面があり、凡走も考えられるが、破壊力一目。ペースが速くなればさらに威力が増す。

サーティグランドは姫路2戦とも着外だったが、休み明け。10歳馬でも上昇ムードで里帰りしたのは心強い。

◎⑧タイセイブラスト
〇⑨スティンライクビー
▲⑥ピシュマニエ
△④コスモカンツォーネ
△③サンエイバラード
△⑩サーティグランド


<お奨めの1頭>
2R シャイニードラゴン

転入戦をパーフェクト内容で完勝。岩手で秘めた素質を開花させる予感を抱かせた


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2022/03/13
レース展望
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奥州 愛馬の会会長賞/オープン快勝トミケンキルカス B1降級なら主力視当然

 3月11日から春の水沢競馬がスタートしました。自分は盛岡に住んでいますが、この冬は例年よりも寒い日が長引き雪が溶けるのも例年より少し遅いかな・・・という印象だったのが、ここに来て急速に気温が上がり積もっていた雪も一気に消えてきました。なんだかんだと言って春なんだなあと思わされるこの一週間ほどです。
 これをかいている時点で既に11日・12日の2日間の開催を終えました。まだまだ風が冷たい中でも日差しは暖かく、12月や1月の冷え切った雰囲気が遠い昔の事のようです・・・。

 冬がこんなに寒かったのに今年の桜は例年よりも早く先進むという予想だそうですね。あと一ヶ月もすれば水沢にも桜の便りが届きそう。本格的な春が待ち遠しいですね。

 さて3月13日・日曜日のメインレースは第10R、B1級1400mの『奥州 愛馬の会会長賞』。本命は(8)トミケンキルカスです。
 12月30日の前走が南関東からの転入初戦だった同馬ですが、JRAオープン→南関A2級の実績を遺憾なく発揮しての快勝。それもタイセイブラストを破っての勝利だったのは価値も評価も高い内容だったと言えるでしょう。
 今回は、オープン特別だった前走からB1級に降級しての休み明け初戦となります。強敵を破っておいての降級は言うまでもなく恵まれた条件。距離は若干長いかも?ですが守備範囲でしょうし、ここは前走同様の強さ発揮を期待したいところ。

211230+V8168.jpg
トミケンキルカス(21年12月30日スプリント特別優勝時)


 相手は(10)ミキノイチゴでどうでしょうか。夏場の不振から立ち直るのに少し時間がかかりましたが寒い時期になって徐々に良化。前走の僅差3着に復調の手応えがはっきり見えてきました。昨年の今頃にはB1級を突破しつつあったように水沢ももちろん好相性。復調の流れが続いているならばここでも好勝負。

 (2)トキノソマリを3番手にピックアップ。ここまでは一進一退しながら力を付けてきている印象の戦績。相手関係は強化されていますが時計的には通用するものを見せている点に注目したいですね。

 (12)サンエイロードはマイルくらいの距離でゆったり流れに乗れた時の方が力を出せる印象。距離や馬場傾向的にどうか?と懸念してここまでの印に。ただ900m戦を乗り切った事もありますから軽視しすぎるのは禁物。そしてもう一頭は(3)トーセンローラ。自分のペースでいければしぶといタイプ。少々相手が厳しくともコース傾向が味方する可能性は一考が必要でしょう。

●10Rの買い目
馬単(8)=(10)、(8)=(2)、(8)=(12)、(10)=(2)、(8)→(3)

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2022/03/13
レース展望
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12日メインはB2級一組・オステオスペルマム賞。混戦ムードなら格上ペイシャリルを主軸視

 12日は再開2日目。毎年、頭を悩ませるのが冬休み明けの3月競馬。この時期を境に格付けが大編成され、格上馬、上がり馬が入り混じって力量比較が非常に難しい。

しかも休み明けで仕上がり度合いも重要なポイント。一度でも実戦を使われると基準ができるが、今開催はすべて手探り状態。馬場傾向もどうか把握できていないのが正直なところ。ひとまず追い切りで4ハロン51秒台が出ているので、それほど砂が深くないと見ていいはずだが、実戦となると別。いち早く傾向をつかみたいところだ。

ただ、この春競馬のセオリーがいくつかある。格付け再編成により、最下級C2戦に元A級馬の名前がいくつかある。岩手競馬の格付けの基本は前20走(岩手在籍馬は前15走)の獲得賞金。中央、南関東は賞金格差があるため控除率が高いが、いずれにせよ転入馬は前20走の賞金によってクラスが決まる。

そこでのセオリーは旧地でA級にいた馬がC2編入は"買い"。近走不振でも格でなんとかなる。

続いて岩手在籍馬はすべて2ヵ月以上の休養明け。馬によっては仕上がり早いケースもあるが、久々の実戦はやはりハンデ。1、2月にレースを使っている転入馬は有利と見て間違いない。

あとは当日の馬体重。まだ調教ピッチが上がっていないため、体重増の馬が多い。逆に久々で体重が減っているのは割り引き材料。輸送の影響、久々に乗り込まれたため、その反動が考えられる。以上の点は頭に入れて馬券検討に入ってほしい。

12日メインは「オステオスペルマム賞」(B2級一組 水沢1600m)。

ペイシャリルは昨年3月、南関東B2から転入。いきなり2戦連続で2着を確保し、8月のA級戦を快勝。1勝2着3回の成績を残したが、準重賞すずらん賞8着に敗れて以降は凡走の連続。 まったく精彩を欠いてしまった。

しかし今開催からB2級へ降格。メンバーが一気に甘くなり、反撃のきっかけをつかむ絶好のチャンス。勝機をしっかりモノにできるか、それともスランプ状態が続くのか。正念場を迎えた。

エンパイヤアーサーは南関東から再転入。大井B3級でも1勝をマークし、C1編入は恵まれた格付け。あっさり2連勝を飾った。3戦目3着は出遅れを喫したのが痛く仕方なしの結果だが、問題は水沢2戦の凡走。小回りが合わなかったか、馬場が合わなかったか評価に迷うところ。ただ3歳時に水沢1400mを勝った実績があり、ひとまず馬場に敗因を求めたい。あとは大型馬だけに仕上がりがカギ。

タイセイロワイヤルは中央未勝利だったが、船橋交流戦を快勝。転入前は10着ながら1秒差にまとめた。金沢9着はA2・B1戦、姫路9着はA1以下との交流で相手が強かった。加えてタイセイ軍団は岩手で活躍馬が多数いること。相性がすばらしく、新境地を切り開く可能性は十分ある。

マクローは堅実さを武器として昨年2勝2着3回。B2で勝てなかったのが気になるが、昨最終戦でメンバー最速の上がりで0秒1差2着。この芸当ができれば通用すると見てもいいはず。

シュバリエサージュは終盤2戦着外だったが、昨年春、休み明けを快勝。久々を苦にしないのが不気味。

ノーブルバルカンは水沢3勝。メンバーが骨っぽくなったが、コース適性あるのは確実。押さえが必要。

◎⑨ペイシャリル
〇⑦エンパイヤアーサー
▲⑪タイセイロワイヤル
△②マクロー
△③シュバリエサージュ
△④ノーブルバルカン


<お奨めの1頭>
2R モンサンルリアン

昨年の最終戦を0秒2差4着にまとめ、復調の兆しがうかがえた。C2なら持てる能力で圧倒できる



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2022/03/11
レース展望
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いよいよ岩手競馬が再開。11日メイン「夢・希望 未来へ前進」はドラセナが主役を演じる

 3月11日(金)から岩手競馬が再開する。2011年3月11日、東日本大震災は忘れてはならない日。今冬、三陸沿線の復興道路を車で走ってきた。全長570キロで三陸沿岸道路(八戸→仙台間)は359キロ。

個人的な都合で久慈から仙台までの移動だったが、おそろしく時間が短縮された。実際は盛岡の復興道路(一部は一般道)から宮古。そこから北方面に久慈まで。逆に宮古から南方向に仙台、閖上(ゆりあげ)地区を通って仙台村田まで行ってみた。

復興道路はほぼ高台にあり、沿岸沿いを走るのはごく一部。多くは対面通行だったが、八戸→仙台は約3時間20分も短縮されたという。また盛岡→宮古は約35分短縮。かつては2時間コースだったが、こちらも大幅に移動時間が短縮された。

ご存知かもしれないが、岩手県は面積が日本で最も広い県。何をするにしても移動が大変だったが、今回、大げさではなく沿岸地区がとても近くに感じた。しかも盛岡⇔宮古、八戸⇔仙台はほぼ無料(実際は鳴瀬奥松島ICまでが無料)。もし遠方から岩手競馬観戦に来た際、時間があればレンタカーなどを使って復興道路を走り、太平洋から昇る朝日をご覧になってみてはどうだろう。

11日メインは岩手県調騎会協賛「夢・希望 未来へ前進」(B1級一組 水沢1600m)。

ドラセナは芝1800mで未勝利を勝ち上がり、ダート1400mで2勝目をマーク。昨年9月、岩手入りして初戦の盛岡ダート1600mを完勝。豪快なまくりを披露し、2戦目の南部杯でも9着に健闘。続いて1200mに矛先を変えて2着、絆カップ4着。直線では確実に脚を使ったが、忙しい競馬が合わなかった。終盤2戦の4、3着はスローに落とされたのが致命傷。決して評価ダウンにはならない内容だった。

今回はA級からB1級へ降格して相手が大幅に緩和。ペースが遅くなった際に不安はあるが、自身の脚を使い切ることができれば順当に勝機と見ていいだろう。

フェンドオフは中央2勝から2018年冬に一度転入。白嶺賞8着直後に南関東へ移籍して3勝マーク。A2級まで出世した。2020年に再び岩手入りし、なかなか勝てなかったが、その年の最終戦で待望の勝利を飾り、冬をはさんで2戦2着。ようやく軌道に乗ったかと思ったが、シアンモア記念10着後は調子を崩して大敗の連続。復活の手がかりをつかめずに終わった。

しかし、今回はドラセナと同じくA級から降格した上、久々を苦にしないタイプ。ここは上昇気流に乗る絶好のチャンス。

フルオブウィットは中央未勝利、名古屋1勝・C級から転入。初戦は2着だったが、以降は圧巻の3連勝。最終戦は出遅れを喫しながらも豪快なまくりを決め、地力確かなことを証明した。C1からB1へジャンプアップはきついが、逃げベストが絶好の1番枠。主導権を握り、マイペースに持ち込めればあっさりまで十分。

ラフレシアオジョーは切れ勝負型。届かないケースも多かったが、昨年は休み明けを鮮やかなまくりで快勝。仕上がりに手こずらない小柄な牝馬でマイルも得意。

タイセイチアーズは南関東C1から移籍して2勝。いい脚を長く使えるのが持ち味。置かれると苦戦だが、うまく流れに乗れれば通用する。

タオルデスカーフも堅実な差し脚が武器。連対はどうかだろうが、3連モノには欠かせない。

◎④ドラセナ
〇③フェンドオフ
▲①フルオブウィット
△⑤ラフレシアオジョー
△⑩タイセイチアーズ
△⑪タオルデスカーフ


<お奨めの1頭>
1R エイシンスレイマン

今開催から格付けが大幅に変動。南関東A2馬がC2最下級編入は恵まれすぎた。1月末にも実戦を使われ、好走要素がそろった



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2022/03/10
レース展望
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1月2日メインはC1特別・初夢賞。ヘネラリーフェが初春を首位奪取で飾る

 新年あけましておめでとうございます。本年も岩手競馬をよろしくお願いします。年末の岩手は強烈な寒波襲来のため、大みそか31日は第7R以降が取り止め。メイン桐花賞も休止の措置を取らざるを得なくなった。

31日、第6Rまでの馬場を見ると時計がかなりかかっていた。先週26、27日、先々週21日は開催取り止めで参考外。19、20日は平均より2秒ほど速かった。その前の週はさらに高速決着。3秒以上も速く、水沢1400mで1分28秒台が連発。コース広い盛岡よりも時計が速かった。

しかし31日は古馬C1(第6R)の勝ちタイムが1分32秒7。1着ヒューリットは抜けた存在だっただけに、単純に決めつけることはできないが、それでも19、20日に比べて3秒ほど時計がかかっていた。

また第3RのC2六組(1300m)の1着カフェディアブロの勝ちタイムが1分25秒2。ほかの馬たちも3秒ぐらい遅いタイプ。パワーの要求される馬場になっていると判断して間違いない。年明け1月2日、3日もおそらくパワー決着。前走タイムが速いから、そく今回も―という訳にはいかない。そのあたりの変化も頭に入れて馬券検討に入ってほしい。

1月2日(日)メインはC1特別「初夢賞」(水沢1600m)。例年なら2日は明け3歳重賞・金杯が恒例だったが、今年の金杯は翌日3日。レギュラーシーズンのファイナルデーに行われ、新年第一弾は「初夢賞」。我々もいい初夢を見たいと思っている。

本命はヘネラリーフェ。父ドゥラメンテ、母父ディープインパクト。祖母キョウエイフォルテはダート6勝、オープンに在籍した期待の1頭。阪神芝1800mの2歳新馬戦3着。札幌芝2000mでも3着を確保したが、未勝利を脱出できず岩手へ移籍。初戦は4着に終わったが、2戦目以降2、1、2着。安定した取り口を披露している。

前走2着は初の水沢も影響したが、相手も強かった印象。今回はメンバーが手ごろになって首位を奪回するチャンス。

ゲンパチビームは昨年4月、中央3戦0勝から転入。改めて過去履歴を調べてみて驚いた。通算2勝のみながら着外がわずか3度。勝ち味には遅いが、相手なりに駆ける堅実さを身上とする。

5月のB2戦5着後、約5ヵ月の休養を余儀なくされ、復帰戦は1着から4秒1差10着。転入後では最低着順だったが、2戦目3着から前回快勝。休養が功を奏し、ついに両目を開けた。これで上昇ムードは確実。メンバーは強力になったが、勢いを重視する手。流れが合えば2連勝まで考えられる。

サンクビジューはデビュー戦の阪神ダート1400m3着。3戦未勝利から佐賀へ移籍して4勝2着8回でB級へ在籍した。転入後は好、凡走を繰り返していたが、水沢に替わった前走は逃げて2着。走り慣れた右回りで本領を発揮した。大外が若干微妙だが、逃げにこだわるタイプではなく、前走を素直に評価するべき。

タンサンドールも同じく佐賀B級から転入だが、中央ダート1勝、南関東、高知、佐賀と転籍。転入戦3着とまずまずの滑り出し。いい脚を長く使え、時計がかかる馬場も歓迎。

シャイニーキャットは前回激走。6番人気の低評価を覆し、鮮やかなまくりを決めた。好走が続かないタイプで全幅の信頼を置けないが、弾みついたのは間違いない。

オペラムーンは堅実な差し脚がセールスポイント。前々走を快勝し、前走4着だったが、水沢は初の実戦。小回りにもとまどったと解釈。条件2度目で反撃必至。

◎⑦ヘネラリーフェ
○⑥ゲンパチビーム
▲⑪サンクビジュー
△②タンサンドール
△④シャイニーキャット
△⑤オペラムーン


<お奨めの1頭>
1R アキノポエム

転入戦は逃げて2着に敗れたが、1分21秒8の破格タイムをマーク。今度は順当に勝利を収める


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2022/01/01
レース展望
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