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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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夏の盛岡最終日 ハルサンヒコが復活する!

 今日17日で夏の盛岡開催が終了、来週からは水沢競馬場に移動します。
 この盛岡開催、どう考えても“荒れまくった”という印象が強かった。それを裏付けるべく、ちょっと調べてみました。

 7月11日の3回盛岡開催スタートから8月16日終了までののべ17日間に出た3連単万馬券の数は121回(同着で2つとも万馬券になった場合は2回とカウント)、うち10万円以上の高配当は30回でした。昨年、同じ期間の17日間(盛岡開催1回・水沢開催2回)ではそれぞれ86回と26回。今年の3連単万馬券の数は実に昨年比4割増という結果が出ました。

 これを1日あたりにすると、今年は3連単万馬券が平均7.1回/日、うち10万馬券は平均1.8回/日。昨年は同じく5.1回/日、1.5回/日。
 今年は1日に出た3連単万馬券が10回という日が1日あったのを最高に、9回出た日が3日・8回の日が4日ありました。昨年は1日9回が1日あったのが最高で、8回という日は0、7回が4日。
 やっぱりこの夏は荒れまくっていました。

 しかし、10万馬券の数は案外変わらなかったのが正直驚きでした。出た日数も、今年は17日中15日で昨年は同じく14日。「10万馬券が1日3回出た日」なら今年が4日に対し昨年は5日で昨年の方が多いくらい。基本的に夏は荒れやすい、という事なのでしょうね。


 ならば、夏の盛岡最後の日も波乱を期待して予想をひねってみましょう。本命はこの馬、(4)ハルサンヒコに期待です。

 なかなか吹っ切れてくれないハルサンヒコなのですが、前走は軽快な先行力を発揮、一瞬この馬にやられたと思ったほどでした。最後の最後で脚が止まって差されはしましたがあの走りは非常に印象的でしたね。
 今回は頭数も増え、メンバーも強くなりましたが、しかし一方で1800mという距離に課題がある馬も少なくなく、再度先行策、再度主導権を握る事も可能な相手関係。流れひとつで復活あり、と見ます。

090817-midokoro.jpg
ハルサンヒコ

 対抗は(5)ケイジーウィザード。前走の敗因はマイルという距離にあったと感じます。1800mでいくらかでも流れが落ち着けばより戦いやすいはず。また、今年この馬が崩れたのは1200m戦と芝の2400m戦のみ、その他の1600m〜1800mでは連を外していません。この安定度も魅力です。
 (7)ダークマターは3番手としました。JRA時代は1800mで3勝しているのに岩手ではその距離はちょっと長いかという戦いぶり。恐らくは気性面によるのでしょうが、その気になってさえくれればこの距離も問題ないはずで、そこは前走この馬を勝たせた鞍上に期待しましょう。内田騎手はこれが岩手最終騎乗。それもポイント。

 あとは一長一短ある感じですが、まず挙げたいのが(3)マツリダワルツ。状態はずっと悪くないし差し脚も堅実。展開に注文がつくとはいえ要警戒。
 (1)ケイジーウォリアはどうも一時の勢いがないのですが、マイルが短い、というのも確かでしょう。3戦3勝の盛岡1800mで復活ののろしをあげたいところですね。

◆買い目
馬単(4)=(5)、(4)=(7)、(5)=(7)、(4)=(3)、(4)=(1)

岩手競馬の情報満載「週刊テシオ情報局」

2009/08/16
レース展望
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良の芝なら当然この馬!ボスアミーゴが貫禄示す

 14日の金曜日、盛岡競馬場で「第14回クラスターカップjpnIII」が行われました。優勝はJRA・バンブーエール。2着もJRA・トーセンブライト。直線追い上げたトーセンブライトがクビ差まで迫ったものの、バンブーエールもそれ以上の接近を許さずゴール。なかなか見応えあるレースでしたね。
 レースの結果等はこちらとかこちらとかを見ていただくとして、ここでは他で書ききれなかった上位入着馬の騎手コメントをご紹介しておきます。

●1着・バンブーエール(松岡正海騎手)
 行く馬がいなかったので逃げる形になりました。能力がある馬なので今日は59kgでも克服してくれると思っていた。ちょっと遊びながら走る馬なので最後は差は少なくなりましたが勝てると思っていました。この馬でJBCスプリントを連覇したいと期待しています。

●2着・トーセンブライト(安藤勝己騎手)
 レースの流れが勝ち馬のペース。これでは辛いが、直線は良い感じで伸びていたと思う。1400mよりもこの距離の方が戦いやすいかもしれない。

●3着・メイショウバトラー(武豊騎手)
 牡馬の一線級相手では楽な戦いにならないですね。でも良く走ってくれたと思います。年齢を考えたらなおさら。盛岡のコースも合うのではないでしょうか。

●4着・タマモホットプレイ(熊澤重文騎手)
 差は少なかったし良く走っている。ここにきてダートも大丈夫という事は、この馬にとっては選択肢が拡がって良い事では。年の割に馬も若いですしね。

●5着・リワードパットン(赤岡修次騎手)
 実戦では初めての騎乗、返し馬も手探りでしたが、いいレースができて良かったですよ。中央の馬に食い下がったのはこの馬だけでしょう。見せ場は作れました。

 リワードパットンの頑張りは、大きく離されたとはいえ立派でしたね。園田から高知に転入して1戦もしないままの遠征という予想者泣かせの馬で、「JRA時代のダート1200mでの持ち時計が、地方馬の中では最上位クラス」というくらいしか手掛かりがなかったのですが、終わってみればそれが一番効いた感。


 日曜のメインレースはオープンの芝マイル戦・桂樹杯。9月に行われる芝重賞「OROカップ」のトライアルなのですが、今シーズンの芝重賞はそのOROカップで最後で、芝戦線は早くもシーズンラストを見据えた戦いに入った事になります。

 本命は素直にこの馬でいいでしょう。(7)ボスアミーゴです。前走のせきれい賞は「超」をつけたいくらいの不良馬場で全く自分の戦いができませんでした。「調子は最高、コース状態は最悪」と担当厩務員さんが嘆いていたのが思い出されます。
 しかし今回は良い状態の芝でレースができそう。となるとこの馬が岩手の芝王者の貫禄を見せてくれるはず。

090816-op.jpg
ボスアミーゴ(かきつばた賞)


 対抗は思い切って(10)ソノマンマを狙ってみます。前々走、芝が合いそうだから試してみよう、と使った芝戦で豪快な差しを見せて優勝。続いて挑んだ前走でもなみいる芝巧者を相手に圧勝、陣営が想像していた以上の芝適性を発揮して見せました。
 確かにB1級の格下の馬、いきなり・・・というのは簡単ではないでしょうが、しかしこの勢いは非常に怖いものが、そして目を惹いてやまないものがあります。

 もう一頭は(2)ビッグファルコン。JRA時代には芝の短距離を中心に走り、3歳時にはGIでの入着もあります。マイルは当然守備範囲、前走を見る限り力の衰えもなさそう。8歳馬ですが気になる新勢力。

 気になるのが(8)トキノプリンセス。JRA時代は芝しか使っておらず、実際血統も芝向きのそれ。対牡馬でも遜色ない戦いをしているだけに、ここで新たな面を見せてくれるかも。
 (9)ソーユアフロストは小回りのマイル戦が気になる材料。前走はゆったりした流れになる距離に加えもコース状態もあってうまく立ち回れましたが、良馬場のマイルでどうなるかはまだ少し未知数では。とはいえJRA時代の芝実績からすれば押さえておくべき馬ではあります。

 ところで、ボスアミーゴはこれで3年連続で桂樹杯に出走するのですが、昨年のレースで一緒に走った11頭は今年1頭もここに出てきていません。そもそも11頭中7頭が今年もしくは昨年終盤に移籍してきた馬。こうしてみると芝戦線、割とメンバーが固定されているような印象がありますが、意外に入れ替わりが激しいんですね。

◆買い目
馬単(7)=(10)、(7)=(2)、(7)=(8)、(7)=(9)


岩手競馬の情報満載「週刊テシオ情報局」

2009/08/15
レース展望
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15日メインはダート100mが舞台「風鈴賞」。主軸にエーシンエイホープを抜擢!

 15日(土)メイン10レースはC1級「風鈴賞」、12頭立て。特別では岩手最短距離のダート1000mが舞台。それにふさわしく、前走逃げの手に出た馬は12頭中6頭。改めてスピード自慢が一挙集結した感がある。
 ただ、ダート1000m特別を逃げ切るのは至難の業のようで、確か昨年の同じC1級「八幡平賞」でトキオパーフェクトが逃げ切った一戦のみ。スピード一辺倒だけでは勝ち切れないのが盛岡コースの特徴だ。


 人気を集めるのはタケデンジャズだろう。過去、盛岡ダート1000m戦を2度走って2、5着。2着は昨年の八幡平賞で2番手からそのまま流れ込みを果たし、高配当を演出した。5着はB2「立夏賞」で3番手からの競馬。直線でやや一杯となったが、9番人気の低評価。それを考えれば短距離適性は相当のものと解釈して間違いないだろう。


 それでも▲評価までとする。なぜなら1枠に入ったからだ。普段のレースならば絶好枠とも言えるし、先手を取るのはほぼ間違いない。ヘタに包まれることになったら大変だからだ。しかし今回に限ればマイナス材料と判断した。


 逃げの手に出ても後続から同タイプが殺到し、どう見ても楽な競馬ができそうにない。最近、逃げ馬に乗せたら絶妙のレース運びを披露する山本聡哉騎手だが、息を抜ける場面がないのではなさそうだし、先にも記したようにダート1000m戦を逃げ切るのは至難の業。勝つか、はたまた凡走かの意味で単穴とした。


 本命はエーシンエイホープ。中央12戦未勝利ながら、芝1200m戦で2着1回3着1回。白星は笠松1400m戦での1勝のみで岩手転入後も2着5回ありながら、いまだ美酒を味わうに至っていない。



(エーシンエイホープ 写真・佐藤到)


 それでも主軸視したのは父ハイイールド、母父コジーンの血統。父はストームキャットの直仔でコジーンもスピードタイプ。いかにも1000m戦が合いそうな血統だし、控える競馬もできるのが最大の魅力だ。


 対抗も思い切ってサチノプログレスとした。昨年8月に転入後、いきなり5連勝をマークして周囲を驚かせたが、その後は勢いがパッタリ止まって凡走の繰り返し。今シーズンも当初、着外の連続だったが、ここにきて立ち直り気配をようやくうかがわせている。


 注目してほしいのは北海道時代の成績。札幌・旭川・JRA札幌1000m<2.1.1.1>。そして盛岡ダート1200m2戦2勝と短距離実績は群を抜いている。
 しかも先に行きたい馬がずらりとそろい、いかにもサチノプログレス向きの展開になる可能性が大きく直線一気のシーンまで。


 オンワードスペルが岩手で馬券対象から外れたのは、転入2戦と初の盛岡コースに戸惑った8着1度のみ。常に上位争いを演じ、なおかつ目下2連勝中。大外12番枠に入ったのはちょっと痛いが、内の流れを見ながら走れるとしたらむしろ有利に運べそうだ。


 盛岡初勝利で弾みついたウェルスビューロウも怖いが、最大の惑星馬は6戦連続で連対中のマツリダベストよりレッドルンバ。内田利雄騎手の一発がありそうな予感がする。


◎ ?エーシンエイホープ
○ ?サチノプログレス
▲ ?タケデンジャズ
△ ?オンワードスペル
△ ?ウェルスビューロウ
△ ?レッドルンバ


3連単は6、3、1の3頭ボックスが本線。あとは12、8、2を3着押さえ
馬複は 3−6、1−6、6−12、6−8


<お奨めの1頭>
5レース サクラヴァリアント

岩手初戦は出遅れながらも豪快にまくって快勝。タイム以上に強い内容だった。連勝街道を突っ走る

2009/08/13
レース展望
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真夏のスプリント決戦「第14回クラスターカップ」。主役はバンブーエールだ!

 14日(金)メイン9レースは今年第二弾のダートグレード「第14回クラスターカップ」(Jpn? 盛岡ダート1200m)、14頭立て。


 主軸はバンブーエール。今回、ただ1頭のG?ホース(08年 JBCスプリント・園田)であり、今年3月のドバイ・ゴールデンシャヒーン(G? アドナルシバ競馬場ダート1200m)で1秒差4着に健闘した。



(バンブーエール 2006年ダービーGP 写真・佐藤到)


 このときを振り返ればウオッカがデューティフリーに挑戦して7着、カジノドライブがドバイワールドカップ8着。日本馬で最も期待の薄かったのがバンブーエールだったが、一旦下がりながらも外ラチぎりぎりから伸びて日本の応援団を喜ばせた。


 帰国後はさきたま杯(浦和1400m)2着、プロキオンS3着と2戦とも伸び切れないで終わっているが、今回はドバイ4着以外すべて白星を飾っているダート1200m戦。G?ホースゆえトップハンデの59キロを課せられたが、メンバーも楽になった今回は首位を絶対に譲れない。


 おそらくクラスターC以降は東京盃→JBCスプリント(名古屋)の路線を歩むに違いなく、その弾みをつける意味でもキッチリ勝ちたいところだろう。


 相手捜しが混戦だが、一連の安定度からトーセンブライトが筆頭に落ち着く。ダートで通算9勝をマークし、3歳時にサラブレッドチャレンジカップ(金沢)、そして今年の黒船賞(高知)とダートグレード2勝。また08年・エルムS(札幌)2着、前々走・かきつばた記念(名古屋)2着など抜群の堅実さを誇り、着外に沈んだのは通算43戦してわずか9回のみ。


 鞍上はここ3戦(通算5回)連続で安藤勝己騎手とのコンビで臨み、前記・黒船賞を1・1秒差で圧勝。また同騎手は7月、マーキュリーカップ(盛岡ダ2000m)でマコトスパルビエロに初重賞をプレゼント。コースを熟知しているのも心強い。


 1つ不安点は意外にも1200m戦の経験がまったくないこと。直線で追い込んでも届かないケースも頭に入れておきたい。


 タマモホットプレイは前走・プロキオンSが初ダート。終始5番手を追走し、4コーナーでちょっとモタモタしたが、直線で盛り返して5着。まずは及第点の走りを見せた。
 芝で短距離のスペシャリストで鳴らし、04年スワンS(G?)、07年シルクロードS(G?)の2重賞を制覇。


 気になるのは07年1月、淀短距離S以来、白星から遠ざかっている点だが、ダートへ新天地を求めて0・9秒差5着。2度目ならさらに適応力が出るだろうし、緩いコーナー2つの盛岡は歓迎のはず。
 陣営にしても今回で結果が出ればダート路線へ完全変更するに違いなく、その意味からしてもクラスターCは正念場となるだろう。


 メイショウバトラーは芝重賞1勝、ダートグレード9勝。驚くべきは31戦連続でダート重賞へ出走していること。しかも07年は10走、08年は11走とほぼ休みなし。まさにタフネス牝馬の典型で前々走・マリーンカップ(船橋)を連覇。依然、健在なりを証明した。


 それでも△評価としたのはトーセンブライトとの直接対決の結果。今年に限っても黒船賞トーセンブライト=1着に対し、1・7秒差5着。かきつばた記念でトーセンブライト=2着、メイショウバトラー=4着。牡馬相手には苦戦しているのは否定できない。
 とはいえ一昨年のクラスターC(水沢で実施)を優勝し、昨年の南部杯で2着を確保。この成績を考えればやはり軽視できないかもしれない。


 コパノオーシャンズは前々走1000万下を勝って準オープン入りを果たした。昇級初戦・北九州短距離Sは上がり34秒の脚を駆使して0・3秒差3着。十分通用するメドも立ったのが心強い。
 ネックは07年10月以来、久々のダート戦。小柄な牝馬でタフさを要求されるダートが微妙だが、未勝利脱出は阪神ダート1200m戦。それを考えれば適性がない訳ではないかもしれないが、タイムが1分13秒6。今なら間違いなく詰めると思うが、ここは着止まりの評価が妥当だろう。


 一方、岩手の期待を集めるのがダンストンリアル。もちろん勝ち負けを期待するのは酷だが、前走・岩鷲賞は馬群を割って抜け出して快勝。昨年の南部杯でも岩手最先着6着に食い込んだことを考えれば電光掲示板に載る可能性もあるかも。


◎ ?バンブーエール
○ ?トーセンブライト
▲ ?タマモホットプレイ
△ ?メイショウバトラー
△ ?コパノオーシャンズ


3連単は13を1着固定に8、6、1流し。絞れば8、6の2、3着折り返し
馬複は 8−13、6−13、1−13、6−8


<お奨めの1頭>
6レース ウインライトアップ

ひと頃、伸び悩みの時期もあったが、目下3連勝中と再び上昇。昇級戦も今の勢いで突破する

2009/08/12
レース展望
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いよいよ2歳重特シリーズがスタート。第一弾「若鮎賞」はサンデーゴールドに期待

 10日(日)はJRA交流フレンドリートロフィー・ターコイズ賞」中央未勝利 岩手3歳2勝以下 芝1700m)が8レース、フレンドリートロフィー・ルビー賞(同 ダート1600m)が10レースに組まれ、メインの『若鮎賞』(芝1600m)は9レース(発走:16時25分)で実施する。


 今シーズン第一弾の2歳特別。パドックなどでチェックして思うことは、例年以上に2歳馬が粒ぞろいだなということ。単純に血統レベルでも高いし、馬体の良さも目につく。


 その中の1頭がサンデーゴールドだ。アドマイヤドンの初年度産駒は各方面から注目を集めているが、G?7勝が何といっても光るしJBCクラシック3連覇の偉業を達成。そのイメージが強くダート馬の印象だが、2歳時に朝日杯FSを制して最優秀2歳馬にも選出された芝ダート兼用のタイプ。母が牝馬2冠馬ベガなら納得がいくだろう。


 サンデーゴールドはデビュー戦を出遅れながらも2着ダンストンルティーに0・4馬身差で完勝。2戦目はフラットリアにタイム差なし1着だったが、盛岡ダート1200mの走破タイム1分14秒9は2歳戦では滅多に出ない。以上のことからもスケールの大きさはうかがい知れる。


 今回のカギは初の芝。490キロ前後の馬体に将来性も感じさせるが、逆に大型馬ゆえに芝は合わない不安がある。


 しかし先に記したように2歳最優秀馬にも選出されたアドマイヤドンが父親。芝も走る素地は十分にあるし、元々「若鮎賞」はパラダイスフラワー、ダンストンジールなどが優勝馬に名を連ね、芝適性よりも総合力がモノを言うレース。結論は芝でもサンデーゴールドが主軸となる。


 逆転筆頭はリュウノオパール。小柄な牝馬ながら、父がアグネスフライトで兄がヒシミラクル。もうこれだけで魅力たっぷりだ。ただパドックで見る限り、まだまだ子供の印象。体に身が入れば間違いなく出世するはずだ。


 その片りんは前走でも披露した。前半は追走に手こずっていたが、直線を向いてから猛追。メンバー中一番の上がりで0・2秒差3着に食い込んだ。おそらく距離が伸びれば伸びるほどいいタイプに違いない。先物買いだ。


 ロックハンドスターの馬体もなかなかのもの。デビュー戦は忙しい芝1000m戦が合わなかったのか完敗3着に敗れたが、2戦目を強いレースで快勝。父母両系とも長距離向きで1600mの舞台はもってこいだろう。


 ウィッシュロマンスの芝1000mのタイム1分1秒9は平凡だが、あの時はコスモバルクも泣いた極端な不良馬場。良馬場だったら、確実に1分前後で駆け抜けていた。


 ダンストンルティーは重賞・岩鷲賞を快勝したダンストンリアルの妹。牝馬ゆえ比較するのは酷だが、ちょっと小柄。その分だけ芝の適応力も備えているのかもしれない。


 もう1頭、気になるのがストリーム。2戦目のダート1200m戦は5着に凡走したが、おそらく脚抜きのいい芝の方が合うタイプ。その意味で正念場を迎えた。個人的にはユメノセテコウユーの世代ただ1頭に頑張ってほしいと思っている。


◎ ?サンデーゴールド
○ ?リュウノオパール
▲ ?ロックハンドスター
△ ?ウィッシュロマンス
△ ?ダンストンルティー
△ ?ストリーム


3連単は10を1着固定に3、4の折り返し本線。あとは1、7、10にも流したい
馬複は 3−10、4−10、1−10、7−10


<お奨めの1頭>
11レース コスモフェデラー

前走は中団キープから豪快に抜け出して快勝。負かした相手が元A1級馬で走破タイムも文句なし。

2009/08/08
レース展望
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