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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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新年の計はアスペクトにあり。"2歳三冠"達成の瞬間が来る!

 年が明けて2012年となりました。

 昨年は本当にいろいろなことがあって、忘れることができないような出来事も多々ありました。

 あの3.11以前と以後、同じ「岩手県」でもまったく別なものになってしまった。そんな感覚がしてなりません。
 また、震災直後の被災地で感じた、呼吸をするだけでも身体の中がざらざらするような緊張感。あの感触は一生忘れる事ができないだろう、とも思います。

 とはいえ、こうして暦が変わり、歴史のページがまたひとつ新たになった事で、何かが変わってくれるのではないか?そんな事を願ってみたりもします。
 この新しい年が、皆さんにとっていい一年でありますように。



 さて、新年第一弾のメインレースは明け3歳の重賞・金杯です。ダート1600mに10頭が出走、今シーズンの締めくくりであり来季の勢力図を占う上でも重要な一戦で覇を競います。

 ・・・と前振りをしてみたのですが、本命はもう絶対というほかない馬が登場してきました。(5)アスペクトです。

 2歳時の重賞2戦、若駒賞と南部駒賞を制して"2歳三冠"に王手をかけた状態。それらだけでも既に十分な実績なのですが、川崎の全日本2歳優駿に遠征してこれまでにない形のレースを経験した事でさらに戦い方の幅を増した感もあり、現状、馬の力量に疑いを差し挟むような余地はまったく見つかりません。
 強いて挙げるとすれば、そうですね、前走が-9kgでしたから、遠征後でさらに減ったりしていないか?という心配くらいでしょうか。逆にいえばどんなにひねり出そうとしてもそれくらい・・・という事でもあります。
 初の水沢での実戦という点はあまり気にならないし、南部駒賞のような強力快速馬もいない。力をきっちり発揮できればまず問題ないでしょう。


120102-op.jpg
アスペクト(全日本2歳優駿出走時)


 焦点は2着探しになるわけですが、さしあたりその筆頭は(1)エスプレッソという事になりますよね。アスペクト以外では唯一の特別勝馬という実績面、対アスペクトとの対戦内容。岩手のダートでアスペクトに1秒以内まで迫ったのは今のところのこの馬だけ、という実力は、やはり高く評価しなければなりません。
 気になるのはここに来て少し勢いが鈍ってきている点ですが、少し間隔を広めに取ってきた点で変化がある事に期待。

 もう一頭は(7)リアルサンボーイに注目してみたいですね。芝のジュニアGPで5着、若駒賞では3着。ちょっと人気先行気味な成績ゆえ微妙な目で見られがちですが、素直な目線で見れば上々と言っていい実績です。11月以来になった点も、馬格のわりに非力なところがあるこの馬にはいい成長期間になったのでは。

 そして寒菊賞でエスプレッソを追いつめた(2)ウエディングサクラ。今回は段違いに強い相手だけに同じ手が同じように通用するとは思えませんが、走る度に馬体の迫力が増す現状、その勢いを軽視するのはもったいないですね。
 (10)トーホクアローは現状、一対一の戦いに持ち込めるような状況だと良いのですが、強い馬が複数いる場合はなかなか持ち味を出し切れない。無欲で2着狙いに徹する事ができれば・・・。

 ●10Rの買い目
枠複 (1)-(5)、(2)-(5)、(5)-(7) このレース、傾向的に馬複や馬単よりも枠複の方がおいしい場合が多い。軸は鉄板に近いので絞って。

岩手競馬の全レース予想を公開中!「岩手競馬・勝ちそーステーション」へ

2012/01/01
レース展望
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大晦日はファン投票・桐花賞。3歳馬・カミノヌヴォーが世代交代を完了させる

 まずは「第37回桐花賞」ファン投票の結果から。応募総数は9639票で堂々、1位で選出されたのがゴールドマイン(1040票)。2位がわずか33票差の1007票でカミノヌヴォーとなった。


 これが今年の桐花賞最大のテーマ。昨年のロックハンドスターに続き、カミノヌヴォーが3歳馬優勝を果たし、世代交代を完了させるか。それとも古馬が意地を見せるか。非常に興味深い一戦となった。


 シーズン当初、桐花賞は盛岡開催の最終日12月5日(月)を予定していた。しかし関係各位の支援、ファンの応援によって奇跡的に水沢開催が12月10日から再開。それに伴って桐花賞は例年と同じく12月31日(金)へ移行。大晦日の恒例行事を実現できる運びとなった。これを心から祝福したい。


 主軸はカミノヌヴォー。桐花賞史上9頭目の3歳制覇を果たすと見た。岩手デビューで7戦5勝2着1回(JRAで一戦も含む)の成績を引っ下げて南関東へトレード。当初は南関東の速い流れにとまどいっ放しで凡走の連続だったが、今年8月に2勝マーク。B3戦で10着に敗れた直後に再転入した。


 初戦は大敗直後だったため4番人気の評価だったが、古馬A級馬を相手に1・8秒の大差をつけて圧勝。ハイレベル地区で揉まれてきた経験を如何なく発揮した。


 その破壊力から3歳重賞・不来方賞は圧倒的な1番人気に支持されて出走。ベストマイヒーローが不在の中、4角先頭の横綱相撲で完勝。待望の重賞タイトルを手にした。


 続いて地元の期待を集めて全国交流・ダービーグランプリに駒を進め、南関東の実績上位馬を相手に、これまた完勝。地の利もあったが、それ以上に自身の成長力が確かだったことを証明した。


 その後は桐花賞1本に照準を絞って調整。右回りに替わって掛かるところを見せなくなった(千葉幸喜調教師)のが不安といえば不安だが、2歳時に水沢3戦3勝だからおそらくコース替わりも問題なし。先輩馬を一蹴し、世代交代を完了させる。


 逆転筆頭はもちろんゴールドマイン。シーズン初戦の北海道遠征・コスモバルク記念以降、岩手の看板レースにフル出場。マーキュリーC、クラスターCで6着に善戦し、マイル重賞・青藍賞を優勝。また東京競馬場で行われた南部杯にも参戦した。


 帰郷後、北上川大賞典3着、栗駒賞2着、そして白嶺賞5着と足踏みを続けているが、白嶺賞は馬場と展開が合わず仕方なしの結果。一昨年の桐花賞では斎藤雄一騎手と初コンビを組んで優勝。今や斎藤騎手は主戦ジョッキーになるまで成長を遂げた。


 白嶺賞を叩いて桐花賞は当初の予定どおり。元々、白嶺賞は過去3、4着と振るわず陣営のショックも少なかったのは事実。桐花賞2度目の優勝に意欲満々で出走する。


 ツルマルヤマトは相手なりに駆ける堅実さを身上とするタイプ。ただ決め手勝負になると劣る面は否定できず2、3着が多いのはそれが理由。1600m戦で2勝マークだが、おそらくベストは長距離戦。北上川大賞典(盛岡ダ2500m)で2番手追走から4角で早め先頭。ゴール前でマイネルビスタに交わされたが、見せ場を十分作ったことからも長距離向きを裏付けている。


 コアレスランナーは抜群の水沢巧者。前走は待ちに待った一戦で、好位からアッサリ抜け出して4馬身差。水沢2000mも2戦2勝と自信の舞台。B1条件下でも適性を前面に上位争いをもくろむ。


 北上大賞典馬マイネルビスタにも敬意を表さなければならない。大跳びの馬で小回り水沢対応に若干不安あるが、ツルマルヤマトと同様、長い距離が向く。


 あとは格を度外視でトーホクキングも狙ってみたい。目下2連勝の強さがケタ違い。特に前走は追い込みタイプが一変、掛かり気味に追走しながら直線で力強く抜け出して完勝。今が充実期と言っても過言ではなく、果敢な挑戦が楽しみだ。


◎(4)カミノヌヴォー
○(2)ゴールドマイン
▲(12)ツルマルヤマト
△(8)コアレスランナー
△(5)マイネルビスタ
△(10)トーホクキング


3連単は2、4の2頭軸から2着12、8。3着押さえで5、10の24点フォーメーション
馬複は 2-4、4-12、4-8、4-5、4-10


<お奨めの1頭>
1R ファントムクォーツ

目下3連勝と波に乗り、すべて圧勝。C2ではモノの違いが明白で連勝を伸ばすのみ
 


 

2011/12/29
レース展望
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まだまだ伸びる!シャインリーオウに期待の◎!

 年末・年始は実質連続開催とあって、非常に慌ただしい時期です。今年はそれでも2日・2日という並びが続くので楽ですけども、何年か前にあった年末5日連続・正月をおいて3日連続とかはさすがにしんどかったですね~。今年は南関東とか東海地区が実質2週間くらい連続での開催ですね。まことにお疲れさまです。

 馬券を買う方もたいへんだろうと想像しますが、意外と年末は年末、年始は年始で気持ちの区切りがつきますよね。やっぱり新しい年となるとそれなりに切り替わるもので。
 おいしい馬券をたくさん獲れた方も、そうでなかった方も、この年の瀬の開催でいったんシメていただいて、新年の開催を気持ちよく迎えていただければ・・・と思います。




 30日金曜のメインはC1級の1400m戦「かまくら賞」。この辺のクラスの特別戦らしく好調馬揃いともなりました。新年を気持ちよく迎えるためにもここはきっちり当てたいところですが・・・。

 とはいえ本命は決めています。(3)シャインリーオウです。前走を勝ったあとに「次は1400の特別」と聞いて、その時点からこの馬を本命に推そうと決めていました。
 現時点で4連勝、9月以降は7戦して連を外していない堅実な成績を残しているシャインリーオウ。とはいえ所詮はC2級、正直なところ一気に相手の歯ごたえが増した今回は、これまでのように楽な戦いはできないでしょう。
 しかし、この4連勝の間に破った相手はC2上位でも強い方の面々。それらをほぼワンサイドで破ってきたのですから、一つ上のクラスだから通用しないという印象はありません。
 また、今回のレースが1600mならちょっと考えたのですが、1400mなら強気になって良いとも判断。盛岡戦時の1400mでのタイムは常にC1級、場合によってはB2級にも匹敵するレベルだったからです。


111230-op.jpg
シャインリーオウ


 今回の相手に勝ち負けできるようなら本物だし、そうあってほしいと期待をこめつつの◎です。

 対抗は(12)ユキマツリ。今季は人気で来ないかと思えば人気薄で飛んできたり、いろいろ驚かされることが多かったように思いますが、ここに来てどちらかといえば勝ち星先行、崩れ方も小さくなっているように好調サイクルに入っている模様。距離も合うはずで非常に怖い存在です。唯一のハンデ対象となっていて+1kg、それが大きな影響を及ぼさなければ。
 (8)パチャールマニスもかなりの力の持ち主だと思います。2走前の特別はかなりのハイレベルで、3着とはいえ上々の内容でした。前走であっさり巻き返したこともなんの不思議もありません。ただ、この馬は距離が長めの方が力を出せそう。それゆえ少し控えめの評価に留めました。

 以下は(11)コスモクルトゥーラと(6)ココロノマドを押さえに。どちらも前走は人気薄での勝利でしたが、元々の力量・水沢コースとの相性を考えればあながちフロックとはいいがたい・・・と見るべきです。

 ●10Rの買い目
馬単三連単フォーメーション (3)・(12)→(3)・(12)→(6)(8)(11)

岩手競馬の全レース予想を公開中!「岩手競馬・勝ちそーステーション」へ

2011/12/29
レース展望
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26日はB2・ディセンバーC。混戦から抜け出すのはハッピーティアだ

 26日、「ディセンバーカップ」は非常に難解な一戦となった。単純に消せる馬が1頭もいないし、1400mの距離短縮がどう出るか。B2級のほとんどのレースが1600m、1800m戦で行われるため、適性把握が難しい。


 近走で1400m戦を戦ったのは「レディースジョッキーズシリーズ2011」で走ったヒドゥンアジェンダ、ケイジーウィザードの2頭のみ。この時はヒドゥンアジェンダが2着、ケイジーウィザードはそこから0秒7差離れた3着だったが、舞台は盛岡。水沢に替わればこれも基準にはならない。


 今度は水沢1400m実績を調べてみるとセリトスガッテン3戦2勝2着1回。ケイジーウィザード3戦1勝2着2回。ヤマニンエグザルト5戦3勝。ヒドゥンアジェンダ2戦1勝。あとはサダチカガーベラ5戦1勝2着2回3着2回が目立つところ。


 最も好成績を収めているのはセリトスガッテンは7月から思い切って休養し、4ヶ月ぶりの前走9着。これは陣営も想定内のこと。ひと叩きされてディセンバーCは予定どおりのステップ。狙った一戦とも言える。


 しかし水沢1400mの結果は2歳時のこと。そのまま鵜呑みにはできないし、繊細な牝馬で久々の輸送競馬も不安。体重が大きく減っている可能性もあり、過信はできない。


 最終決断はハッピーティアの勢いを重視。目下2連勝の中身を重視した。中央時代は芝をメインに使われ、ダートは未知数だったが、岩手3勝はいずれもダート戦。しかも走破タイムも文句なしだった。馬場差を考えても前走・水沢1600mで1分41秒2をマークできる馬は他にはいない。


 ただ不安がない訳ではない。中央時代は芝ダートとも1800m以上を使われ、岩手入り後もマイル戦のみ。ホワイトマズル×バブルガムフェローの血統からも1400m対応ができるかどうか。


 ワールドホーリングは逆に1400m短縮は大歓迎。中山ダート1200mで3着。園田2勝の1勝は1400mであげている。転入初戦を2番手から快勝し、幸先のいいスタートを切ったのも心強い。タイム見劣るのが若干気がかりだが、レース運びのうまさは見逃せない。


 ケイジーウィザードはメンバー中、一番の実績を誇る。かつてA級でも勝ち負けし、今季すでに7勝マーク。近走は足踏みが続いているが、前走・師走賞は早めに動いて4角先頭に立ったのが仇となって最後の伸びを欠いた。


 しかも勝ったのが桐花賞で報道推薦されたトーホクキング。相手も強すぎたと解釈すれば反撃に転じてまったく不思議はない。


 バンブーキャプテンは中央500万下から転入。初戦は5着に終わったが、2戦目はタイム差なし2着。そして前回快勝と一戦ごとに上昇ムードに乗っている。武器とするのは切れる末脚。前でやり合うようだと再現のシーンまで考えられる。


 オリオンザクロノスはケイジーウィザードと同じく元A級。それで1勝2着2回は不満だが、ここ2戦を2、1着にまとめて復活急。馬群をうまくさばければ台頭も十分ありえる。あとは絶好調アポロパトリオットも押さえ必要。


◎(10)ハッピーティア
○(12)ワールドホーリング
▲(5)ケイジーウィザード
△(7)バンブーキャプテン
△(6)オリオンザクロノス
△(1)アポロパトリオット


3連単は5、10、12の3頭軸から3着流し7、6、1
馬複は 10-12、5-10、7-10、6-10、1-10


<お奨めの1頭>
11R バラディー

強烈なマクリ脚で目下2連勝。レース間隔が開いたが、決して体調を崩したからではなく順調に乗り込まれている。鞍上は前日から戦列復帰した菅原勲騎手

2011/12/24
レース展望
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25日はB1・銀嶺賞。前走で再び快進撃の足場作ったラブルビーが主役

 毎年恒例の大晦日行事、岩手版グランプリレース「第37回桐花賞」(12月31日 水沢2000m)の投票結果が発表された。


 堂々1位に選出されたのはゴールドマイン(1040票)。中間発表では3歳カミノヌヴォーに首位を譲ったが、見事逆転した。ロックハンドスターが南部杯で遠くに旅立ってしまったが、一貫して重特戦線をにぎわしてきたのがゴールドマイン。コスモバルク記念から始まり、岩手の看板レースにフル出場。重賞・青藍賞も快勝し、年間を通して活躍したのが評価されたと思う。


 一方、カミノヌヴォーは33票差(1007票)の2位で選出された。南関東から再転入し、無傷の3連勝。3歳重賞・不来方賞、全国交流・ダービーグランプリを連勝して一躍注目の的となった。


 今年の桐花賞テーマはズバリ、新旧交代なるか。ゴールドマインが先輩の意地を見せるか、それとも昨年のロックハンドスターに続いて9頭目の3歳優勝なるか。それともゴールドマインが一昨年に続いて桐花賞2度目の制覇なるか。それとも第3の馬が出現するのか。目が離せなくなった。


 25日メインはB1級「銀嶺賞」(水沢1800m)。枠順、距離、ハンデなどが勝敗を左右しそうで一波乱の可能性も十分にある。


 カギを握るのはオウシュウサンクスの評価だろう。前走、水沢戦は昨年11月、ダービーグランプリ以来、およそ11ヵ月半ぶり。ずっと盛岡が舞台で左回りの動きはスムーズだったが、右回りに替わって反応がひと息。久々の水沢にとまどわないか心配だったが、5馬身差で圧勝。陣営の不安は杞憂に終わった。


 ただ水沢1800mの絶好枠が味方したとも解釈でき、それで水沢が大丈夫だとは言い難い。今回はよりによって大外10番枠からの発走。加えて58キロの酷量を背負わされて同様のパターンに持ち込めるかどうか。今季の活躍が目覚しい斎藤雄一騎手がどんなレースをするのか、注目したい。

 本命はラブルビー。今年7月、中央から再転入して11戦10勝3着1回。調子の波が激しい牝馬にこの結果をもたらした今年開業したばかりの関本浩司調教師の手腕には頭が下がるばかりだ。


 快進撃の裏付けは馬体重にも顕著に現れている。転入時が443キロで一貫して440キロ台をキープ。冬場を迎えて体が絞りづらくなっているが、それでも450キロを堅持。言うが易く行なうは難し。体調管理に細心の注意を払っていなければ、とてもできない。


 ラブルビーはいわゆる箱型の体型で、おそらくベストは1600m以下。実際、レースでも折り合いに苦労する場面がままあり、1800mは気持ち長い印象。ひとまず4走前の盛岡・オクトーバーカップで距離を克服済みだが、水沢に替わってどうか。


 常識的には小回りでコーナー入りが早く、折り合うのには楽なはず。何と言ってもこれまで残してきた実績がすばらしく距離もこなすと見た。


 マイネルリファインは前走3着。水沢1800mに良績があり、久々を叩かれた上積みを見込んで◎としたが、一旦オウシュウサンクスに詰め寄りながら、直線で伸び切れなかった。


 しかしこれで見限るのは早計だろう。レース内容を振り返れば、オウシュウサンクスを負かしに行って末が甘くなった印象。巻き返しの余地は十分にある。


 テルザトゥルースは中央1勝、北海道1勝B1からの転入。活躍の場が短距離に限られていたが、1600m、1800mを無難にこなして2戦連続で2着。終いキッチリ伸びてくるのが最大のセールスポイント。


 ただ過信できないのは前走2着を確保したとは言え、道中をインの経済コースを進んで一つでも着順をあげようとしていたこと。確認はしていないが、村上忍騎手は距離を意識しての騎乗。1800m戦で突き抜けれるか、不安点も多い。もちろん堅実な差し脚には敬意を表さなければならないが。


 むしろ怖いのがアースグラヴィティ。8月、芝で岩手初勝利を飾ったが、その後は足踏み状態。体調も本物でなかったが、寒い季節を迎えて反撃。前走はこれまでとは一転、4番手の積極策から快勝、2勝目をあげた。


 前に行っても勝ったことが最大の収穫。追い込み一辺倒では展開に注文がつくが、自力で勝てたことに不気味さが漂う。以上の馬たちとは別路線を歩み、相手強化は明らかだが、前走内容から首位に躍り出ても不思議はない。あとは目立たないが、思った以上に渋太さを披露するエプソムジャンボも押さえたい。


◎(6)ラブルビー
○(5)マイネルリファイン
▲(10)オウシュウサンクス
△(4)テルザトゥルース
△(9)アースグラヴィティ
△(7)エプソムジャンボ


3連単は5、6の2頭軸から10、4を厚めに。あとは9、7を3着押さえ
馬複は 5-6、6-10、4-6、6-9、6-7


<お奨めの1頭>
9R リュウノツバサ

前走はオープン・白嶺賞に強気挑戦し、4着に健闘した。自己の条件B2なら断然の主役を演じる

2011/12/23
レース展望
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