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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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13日は2歳重賞・南部駒賞。地の利を生かしてアスペクトが期待に応える

 13日メイン「第39回南部駒賞」はアスペクト、ヘヴンズパワーの対決が最大テーマとなる。舞台は盛岡ダート1600m。この舞台はアスペクトに絶対的に有利。同じ条件で行われた重賞・若駒賞でエスプレッソ以下をブッチ切って圧勝。走破タイム1分38秒8にも度肝を抜いた。


 同日、盛岡ダート1600mで行われたレースは2つあったが、B2の勝ちタイム(1着・セイウンノーブル)1分40秒4をはるかに上回った。またJRA500万下、B1との交流・プロキオン賞の勝ちタイムが1分38秒1(1着・リサーチアゲン)には劣るが、これは3歳馬がマークしたタイム。単純な比較で言えばオウシュウサンクス3着(1分38秒6)に次ぐタイムだが、アスペクトは改めて言うまでもなく2歳馬。


 アスペクトは若駒賞レコード(従来はベストマイヒーローの1分39秒4)を大幅に更新して逃げ切り圧勝した。スピード、完成度は相当高く、母アプローズフラワーから素質を全面的に受け継いだ。


 以上のことを考えると死角なしの大本命と言えるが、唯一ダート戦で9着に敗れたことがある。9月11日、札幌ダート1000mで行われた2歳500万下。このときの優勝馬シェアースマイルはその後、門別・エーデルワイス賞(JpnⅢ)を完勝。レベルの高いレースだったことを証明したが、2着がヘヴンズパワー。アスペクトに0秒9も先着している。


 この結果からヘヴンズパワーが上位と見るのが当然だが、続く川崎遠征・鎌倉記念でコーナーを回り切れず外方逸走。初の左回りにとまどって3秒8差10着に大敗した。陣営のコメントは「一番の敗因は川崎が小回りでコーナーがきつかったから。盛岡なら二の舞はない」と踏んでいる。


 果たして2度目の対決はどうなるのか。しかも2頭とも天性のスピードを身上とするため、共倒れの可能性もない訳ではない。2頭で決まるのか、それとも第3の馬が出現するのか。これは目が離せない一戦となった。


 2頭が激しくやり合った際に浮上するのがエスプレッソだ。アスペクトには若駒賞、知床賞で完全に水を開けられてしまったが、2着死守が底力。しかも終いがしっかりしたタイプだけに、ハイペースは望むところ。漁夫の利を得て首位の可能性も出てきた。


 それはグランデスボスケにも言える。ここ2戦とも2着止まりだが、タイム差0秒1、0秒0。切れる末脚が最大の武器で流れさえ向けば台頭のシーンも十分。


 もう1頭注目してほしいのがリアルサンボーイ。デビュー戦(ダート1000m9を快勝後、2ヶ月休養。そのため出世が遅れたが、復帰戦のジュニアグランプリを叩いて動きが一変。若駒賞ではエスプレッソが深追いしたこともあったが、0秒2差3着まで肉薄。さらに気配アップの中間から、どんな競馬ができるのか楽しみだ。


◎(8)アスペクト
○(9)ヘヴンズパワー
▲(2)エスプレッソ
△(5)リアルサンボーイ
△(4)グランデスボスケ
△(7)マーライオンパーク


3連単は8、9の2頭軸から2、5厚めに。あとは4、7を3着押さえ
馬複は 8-9、2-8、5-8、4-8


<お奨めの1頭>
11R ピカソ
父ディープインパクト、母スカーレットブーケの超良血馬。岩手初戦の芝を快勝したものの、反応ひと息のところが目についた。それならばダート初だが、適性あるかもしれない

 

2011/11/11
レース展望
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12日はシーズンラストの芝特別・秋嶺賞。主軸は重賞ウィナー・ラブミープラチナだ

 馬も人も環境が変わって大成功を収めるケースがある。ラブミープラチナもその典型といっていいだろう。北海道1勝、南関東0勝。入着はそれなりにあったが、さほど強調できるモノではなかった。


 岩手初戦の3歳B1戦(盛岡ダート1600m)でも10頭立て7着。前途多難を思わせたが、2戦目の芝1600m(3歳100万下)で反応が一変した。10頭立て10番人気の低評価を覆し、鮮やかな直線抜け出しを決めて快勝。秘めた素質が開花した瞬間となった。


 ジョッキー時代、"芝の板垣"の異名を取った板垣吉則調教師は即刻決断。以降は芝1本でローテーションを組んだのが大正解。なかなか勝つことはできなかったが、3歳重特、そして果敢に古馬挑戦でも毎回見せ場を作り、そして前走、新設の重賞・OROターフスプリントでついに重賞ウィナーの仲間入りを果たした。


 これほど成功した例も珍しいが、ラブミープラチナは盛岡芝で水を得た魚のように大活躍。ドクターコパさん、板垣調教師、まったくもって見事です。


 さて12日メインは今シーズンラストの芝特別「秋嶺賞」(盛岡芝1700m)。平場戦はこれからも続くが、今季の芝特別(もちろん重賞も)フィナーレ。ラブミープラチナがそれを飾るにふさわしい。しかもB1条件に戻って勝つ条件はほぼそろったといっても過言ではない。


 ただ、芝フィナーレにふさわしく盛岡芝に自信ありのメンバーがずらり。ドリームスナイパーはひと頃、足踏みした時期もあったが、前走の芝1700m戦で久々に直線一気を決めて完勝。これで同条件3勝目をあげ、走破タイムも優秀。キャリアを前面に逆転をもくろむ。不安は馬場が渋った際で良馬場がベスト。


 シャイニーハリアーは目下3連勝中と絶好調。ダート2勝、前走はJRA相手の芝1700mで大金星マークと昇竜の勢い。奥手が本格化を迎えた。不安はここ3戦こそ好スタートを決めたが、出遅れの可能性もある。本来、1枠は絶好枠だが、逆に包まれる危険性をはらんでいる。


 レディスウィフトは中央未勝利ながら2着3回。B1なら間に合うと2戦とも1番人気に支持されたが、伸びを欠いて5、3着。正直、物足りなさを感じた。しかし今回は芝が舞台。中央芝1600mで2着2回の実績があれば反撃は十分可能だろう。このまましぼんでしまうのか、それとも適性を披露するのか。真価が問われる。


 アースグラビティは盛岡ダート2着最高だが、芝は1勝2着2回。切れる末脚が冴え渡っている。前走は早めマクリに徹し、ラストでドリームスナイパーに交わされたが、レースを作ったのは間違いなくアースグラビティだった。追い込み馬ゆえ不発のケースもあるが、ツボにはまれば一気台頭のシーン。


 他にもソノマンマ、リュウノヒーローも怖い存在だが、ソノマンマは大外で割り引き、リュウノヒーローは桂樹杯2着でも3ヶ月ぶりが割り引き。手が回らなくなった。

 
 ただ1頭の遠征馬パトリモーニオは父ネオユニヴァース、母がクイーン賞4着、フラワーカップ3着レディーシップと芝を走る素地はありそうだが、過去4着が最高だし、骨折明け。条件的にきついと判断した。


◎(10)ラブミープラチナ
○(2)ドリームスナイパー
▲(1)シャイニーハリアー
△(8)レディスウィフト
△(6)アースグラビティ


3連単は10、2、1の3頭軸から8、6が押さえ
馬複は 2-10、1-10、8-10、6-10


<お奨めの1頭>
11R レディージャスミン

ひと頃、差し競馬を覚えさせる考えもあったようだが、前走のように早めまくりがベストの戦法。それができれば芝2連勝はほぼ確実

 

2011/11/10
レース展望
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過去の実績が活きる舞台 再転入2戦目リュウノケンシロウが前進する!

 6日の日曜日に行われた北上川大賞典は菅原勲騎手騎乗のマイネルビスタが優勝。今季から新規開業の関本浩司調教師に初重賞をプレゼントしました。

 菅原勲騎手は今回の勝利でなんと11度目の北上川大賞典制覇。最近はちょっと優勝から遠ざかっていましたが、過去には5連覇(90年~94年)、レースレコード達成(02年)などレース史上に残る活躍をしている相性の良いレース。
 というか、同一重賞を11勝もしているのが凄いですよね。そう思って改めて他の重賞も調べてみたのですが、さすがは4100勝を突破した大騎手、あるわあるわ。
 通算8勝しているのがみちのく大賞典・シアンモア記念・東北サラブレッド大賞典。9勝しているのが南部駒賞・桐花賞。そして、不来方賞はなんと通算12勝もしています。全国各地の重賞を170勝以上しているのですから、そういうレースがいくつもあるのも当然という事なのでしょうね。


111107-op.jpg


 全国ではどうか?と調べてみました。7勝・8勝くらいはわりと見つかるのですが二ケタを超えるとなると意外になく、見つかったのは益田競馬の人麿特別を岡崎準騎手(益田競馬廃止後福山に移籍)が13勝しているという記録くらい。ただしこのレースは年度の前半・後半に年二回行われていたので単純に比較できない部分もあります。
 例えば石崎隆之騎手や安藤勝己騎手が重賞を勝ちまくっていた頃はどうか?と思ったりもしたんですが、二ケタまで行くのはちょっと・・・ですね。もしかすると地全協のデータが揃う前も含めると前例があるのかもしれませんが。もし「これは」というレースがあれば教えて下さい。



 月曜10Rは『HITスタリオンシリーズ』アジュディミツオー賞。岩手・金沢・名古屋・笠松の四場を活性化するべく設定されたこのシリーズも岩手では今回がラストレースになります。
 A級でもわりと好調な馬が揃いましたが、北上川大賞典に回らなかったという事で距離的にはマイルあたりが良さそうな馬が多い印象。1800mが初めてという馬もいて距離が意外にカギになってくるのかもしれません。

 本命に選べそうな馬は4頭くらい浮かんできました。その中で指名するのは(4)リュウノケンシロウ。前走は2着に終わったこの馬の前進に期待しての本命です。
 同馬は船橋所属時代の09年、青藍賞に遠征して2着に入り、その年暮れに一度岩手に移籍してトウケイニセイ記念で4着。船橋に戻って昨年の青藍賞でも2着と重賞上位の実績を持っています。前回の1800mは距離が少し長いかと思われましたが積極的に動く事ができ、敗れはしたものの印象に残るレースをしていました。それに勝馬も、北上川大賞典を勝ったマイネルビスタなら2着とはいえ内容は上々でしょう。
 距離は南関時代にもあまり経験が無く、気持ち長いのも確かでしょうが、前走を見る限り特に折り合いに苦労している感じも無し。ならば2走目の上積みと、あとは大きなところで見せ場作る鞍上の勢いに期待してみましょう。

 (5)ダンストンリアルが対抗で順当。ここ2戦は先行馬の流れになりすぎて苦しみました。それにそもそも叩き良化型のタイプ、休み明け初戦を勝ったのでちょっと過信してしまいましたが、本来は今回あたりから本領を発揮してくる馬のはずです。
 魅力的なのが(2)ファーストメジャーです。JRA時代は徹底的に短距離メインで使われ、マイルを走ったのも岩手に移ってからの二走前が初めて。なので距離が伸びる点には若干未知の部分が残ります。しかしA級一組を勝ち重賞でも2着の内容は普通にオープンクラスと判断すべきもの。実力的には勝ち負けの可能性は十分以上にあるでしょう。
 もう一頭なら、牡馬相手にも自分の形を貫いて好走する(10)ブライティアピアが軽視できません。(1)や(8)の先行馬をどうしようかと考えましたが、日曜日のコース傾向ならこのタイプは無理に追いかけなくて良いと判断しました。

●10Rの買い目
馬単(4)=(5)、(4)=(2)、(4)=(10)、(5)=(2)

岩手競馬の全レース予想を公開中!「岩手競馬・勝ちそーステーション」へ

2011/11/07
レース展望
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6日は岩手ロンゲストレース・北上川大賞典。ゴールドマインで中心不動

 今年の岩手オープン戦線はサバイバル模様を呈している。昨年、岩手三冠を制した上、桐花賞も優勝し、世代交代を完了させたロックハンドスターだったが、コスモバルク記念以降も復調の兆しがうかがえず、さらに悲劇が待っていた。東京競馬場開催の南部杯でスタート直後に上腕骨を骨折。帰らぬ馬となった。


 そのロックハンドスター相手に6月、岩手伝統のみちのく大賞典を圧勝したのがコアレスレーサーだった。秘めた素質は重賞レベルと評価を受けながら、なかなかビッグタイトルに手が届かなかったが、ついに悲願の重賞制覇を果たし、地元の期待を一身に背負ってマーキュリーカップへ臨む予定だった。


 ところがマーキュリーCを目前に控え、脚部不安が発生。陣営は苦渋の選択をし、北上川大賞典に照準を変更。完全休養に入り、秋から復帰に向けて調整を進めてきたが、回復に手間取り、出走を断念。来期に復活を賭ける運びとなった。


 この2頭不在の重特路線で、岩手競馬の看板を背負ってきたのがゴールドマインだった。ロックハンドスタートいっしょにコスモバルク記念から今季始動。ところが輸送がこたえて30キロも体重が減り、結果も7着。


 これで暗雲が立ちこめた印象もあったが、見事に払拭。帰郷初戦の早池峰賞を3着にまとめ、続くみちのく大賞典でコアレスレーサーの2着を死守。以降、マーキュリーカップ6着、すずらん賞優勝、クラスターカップ6着、青藍賞優勝と一貫して王道を歩み続け、結果も出してきた。


 そして東京競馬場での開催となった南部杯へも岩手代表で参戦。あまりにも強力なメンバーがそろって12着に終わったが、帰郷後、その反動もなく至って順調。万全の態勢で北上川大賞典を迎える。


 過去、同レースに09年、10年と連続出走して2、3着。マイラーのイメージが強いが折り合いに苦労するタイプではないので距離も大丈夫。父がダンスインザダークなら納得だろう。


 単不動。焦点は2着争いに絞られ、マヨノエンゼルを抜擢してみたい。一昨年の年度代表馬だが、昨年はずっとスランプ状態に陥り、自問自答の日々を送っていた。ようやく復調の兆しをうかがわせたのが暮になってから。白嶺賞、桐花賞2着、トウケイニセイ記念3着で本来のシャープさを取り戻した。


 今年こそ開幕からエンジン全開を期待されたが、東日本大震災の影響で調整に狂いが生じて6ヵ月半休養。すずらん賞でようやく戦列に復帰したが、まったく精彩がなく凡走。これで終わりかと思ったが、前走0秒2差3着で復活のメドが立った。


 北上川大賞典は09年に出走して3着。ゴールドマインの後じんを拝したが、長丁場も問題ないのは証明済みだ。仮にここで好走すれば終盤でも目が離せない存在となり、是非とも復活劇を見たいところだ。


 マイネルビスタは中央1勝、名古屋を経て転入。岩手初戦、そして前回と2勝マーク。いずれも1800m戦でレース運びのうまさが目についた。過去、最長距離はその1800mまでだが、そこは百戦錬磨の菅原勲騎手がカバー。スローの流れでも掛かることがないのが強みとなる。


 サクラマジェスティは逃げ、もしくは2番手が打てそう。展開はいかにも向きそうだ。ただ昨年、ロックハンドスターを破り、桐花賞でも2着確保したが、今年は2着1回が最高。精彩を欠いているのは否定できない。父がサクラローレル、母父コマンダーインチーフなら2500m歓迎だろうが、現状は連下止まりに落ち着く。


 ツルマルヤマトにも同じことが言える。こちらがハナに立ち主導権を握る可能性も高そう。またスパッと切れる脚ではなく、いわゆるジリ脚タイプで距離延長は素直に考えれば望むところ。しかし弱い相手にも取りこぼし多いのが気になり、押さえが妥当だろう。


◎(6)ゴールドマイン
○(7)マヨノエンゼル
▲(5)マイネルビスタ
△(3)サクラマジェスティ
△(4)ツルマルヤマト


3連単は6を1着固定に7、5相手が本線。あとは3、4を押さえ
馬複は 6-7、5-6、3-6、4-6

<お奨めの1頭>
2R ベルウッドショット

転入初戦は出遅れが痛かったが、直線で鋭く伸びて2着。走法にセンスがきらり。最内1枠が若干気になるが、持てる能力で突き抜ける

2011/11/05
レース展望
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5日メインは芝1700mが舞台・五葉山賞。メリーポピンズが2連勝を飾る

 今年ほど芝レースが多かった年はない。東日本大震災の影響で水沢開催が休止したことにより、盛岡競馬場1場での開催がその理由。幸い各方面に支援により12月10日から水沢競馬が再開するが、芝レースは評判がいい。最近では新設重賞・第1回OROターフスプリント(芝1000m)は手に汗を握る大激戦。3歳牝馬ラブミープラチナが一躍脚光を浴びた。


 昨年までは水沢開催中に芝の復旧ができたが、今年はさすがに芝をずっと使っているため、痛みは結構激しい。それでもしっかり管理され、レースには支障ないようだ。


 5日メイン「五葉山賞」も盛岡芝1700mが舞台。芝を求めてフルゲート12頭。しかもC2からも3頭が挑戦し、おもしろさを倍加。人気はメリーポピンズに集中するだろうが、各馬にチャンス十分の一戦となった。


 メリーポピンズは父がネオユニヴァースの良血馬。中央0勝に終わったが、中山芝1800m(3歳未勝利)で0秒3差3着のほか、芝を専門にソコソコの結果を出していた。転入初戦の心配はダート。過去に名古屋の交流戦で一度使われて2秒8差7着に惨敗。はたしてダートをこなせるか半信半疑だったが、2番手から直線地から強く抜け出して2馬身半差で完勝。陣営も喜びを隠せなかった。


 そのレースを叩いて五葉山賞は当初の予定どおり。盛岡芝は1周1400mでコーナーがきついが、それにさえ戸惑わなければ連勝濃厚。内枠を引き当てたことも勝利を後押しする。


 逆転はチェリッシュライン、バクソクトレインの2頭。チェリッシュラインは中央4戦0勝ながら転入直前の札幌未勝利戦(芝1800m)で2着。4角で早め先頭に立ち、そのまま押し切るかと思ったが、タイム差なしで惜敗。


 この実績があれば逆転の可能性は高いが、ひとつ気になるのが体重減。岩手初戦2着だったが、マイナス10キロ。「繊細な牝馬で食いが細い」(村上昌幸調教師)とのこと。さらに体重が減っているようだと割り引きが必要だが、5キロ内までなら能力を出せると踏んだ。


 バクソクトレインはパワーのいる馬場よりも脚抜きのいい芝、ダートなら速いタイム決着向き。盛岡芝は過去4回使って2着2回。逃げ、差しで連対を果たし、どんな展開にも対応できることを証明済みだし、JRA相手の交流戦4着、3歳芝特別・サファイア賞(芝2400m)でも僅差4着。コース経験の差を生かして大勢逆転を狙っている。


 プリンクンは派手さはないが、思った以上に力をつけている。前々走は1本被りのクールダンス相手に快勝し、前走もロードクリスタルに最後まで食らいついて2着を死守。盛岡芝でも3着の実績が光る。


 センリライズはここにきて立ち直り気配をうかがわせている。今年は凡走を繰り返しているが、2歳時に芝1000mで直線一気を決めて周囲の度肝を抜いたこともあり、復活なるか注目に値する。


 他にも目下3連勝中と上昇一途ホッカイナシュア、2歳新馬(中山芝1600m)で3着ルシエルクレールは初戦凡走だったが、芝で一変の可能性もある。


◎(4)メリーポピンズ
○(10)チェリッシュライン
▲(1)バクソクトレイン
△(8)プリンクン
△(7)センリライズ
△(12)ホッカイナシュア


3連単は4、10の1、2着折り返しから1、8。あとは8、7、12を3着押さえ
馬複は 4-10、1-4、4-8、4-7


<お奨めの1頭>
5R トーホクアロー

ウイングアロー産駒だが、前走の芝で同厩エトセトラをキッチリ交わして快勝。成長振りが目覚しい。ダートに戻ってさらに信頼度を増す

2011/11/03
レース展望
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