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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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23日はゴールデンジョッキーズシリーズ第1戦。高松亮騎手=ヤマニンロゴスが制す

 23日メインはC1級馬による「ゴールデンジョッキーズカップ第1戦」(水沢1400m)。昨年までリーディング上位騎手による「ゴールデンステッキ賞」、若手騎手による「シルバーステッキ賞」が行われていたが、この2つを合体。さらに全3戦のシリーズに進化させ、第2戦=12月30日、第3戦は最終日1月14日に行われる。


 出場騎手はリーディング上位12名。第4位の菅原俊吏騎手はケガのため、13位の高橋悠里騎手が繰り上がりで出場する。


 優勝はシリーズ全3戦の総合ポイントで決定。各レースごとに1位=20点、2位=15点、3位=13点、4位=11点、5位=10点。6位は6点、7位以下は1点ずつ減り、11位、12位騎手はそれぞれ1点。


 優勝騎手には50万円、2位騎手は30万円、3位騎手には20万円がそれぞれ支給され、まさに1年間、頑張ったボーナス。仮に進上金として見れば、騎手が手にするのは5%だから1000万円レースに該当。現況の賞金体系を考えれば破格の進上金。各ジョッキーは是が非でも優勝したいところだろう。


 このシステムに加え、第1戦をさらにおもしろくするのは有力馬がほとんど逃げタイプ。各騎手の駆け引きが勝敗を大きく左右し、共倒れも十分ありえる。


 実績でリードするのはヤマニンロゴス、シルクベルジュールの2頭。ヤマニンロゴス(高松亮)は中央未勝利から転入後、5戦ともすべて逃げ切り勝ち。前々走の盛岡1400m1分25秒2、前走の水沢1400m1分27秒6はすでにB級以上の走破タイム。距離が同じ1400mなら絶対能力でしのぐと判断できる。


 対するシルクベルジュール(南郷家全)も中央未勝利から3戦3勝。こちらもほぼ逃げ切り勝ちを収めているが、一戦ごとにレース内容がすばらしくなっている。前走タイムは馬場差を考慮しても見劣るが、余裕を残しての勝利。本気で追っていればもっとタイムを詰めていた。


 枠順も微妙だ。シルクベルジュールが4番枠、ヤマニンロゴスが5番枠。枠差からシルクベルジュールに分がありそうだが、ヤマニンロゴスのダッシュ力も相当なもの。まずはハナ争いに注目してほしい。


 カガビジン(山本聡哉騎手)は前走・水沢1300m戦でトートアフィシオンを徹底マークの戦法に出て競り落としての勝利。まさに強いの一語だった。距離1400mもまったく問題なく、現在2位の山本聡哉騎手がどう騎乗するかも興味深い。


 トートアフィシオンはずっとコンビを組んできた村上忍騎手が引き当てた。乗り慣れているのは最大の強み。前走はカガビジンに完敗だったが、リーディング首位を独走する村上忍騎手のこと。秘策を練って臨んでくるに違いない。この馬も逃げがベストだ。


 以上の4頭がハナを主張すればハイペースは必至。緩い流れになるのは、まず考えられない。そうなると展開から一気に浮上するのがラナイダンス(小林俊彦騎手)。差し、追い込み馬に小林騎手を乗せたら天下一品。ラナイダンス自身は今季1勝のみと詰めの甘さに泣いているが、有力馬をまとめて差し切るシーンまで十分。


 サクラライナー(坂口裕一騎手)も同じく差しタイプ。転入4戦目で初勝利を飾り、弾みもついた。1枠が微妙だが、ペース速ければ馬群もバラけるはず。やはり軽視できない1頭となった。


◎(5)ヤマニンロゴス
○(4)シルクベルジュール
▲(6)カガビジン
△(11)トートアフィシオン
△(2)ラナイダンス
△(1)サクラライナー


<お奨めの1頭>
9R キャニオンランズ

ここ3戦はいずれも0秒1差2着に惜敗。最後の詰めに課題を残しているが、メンバー緩和された今回はキッチリ勝ちたい

2012/12/21
レース展望
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22日はマイル重賞・白嶺賞。抜群の安定感を誇るシャイニーハリアーに期待する

 22日メインは今年から重賞へ格上げされた「第22回白嶺賞」。水沢1600mを舞台に行われるが、まずは過去5年の結果から。恐ろしいまでに超ビッグな配当が続出している。


2011年
1着・ベルモントダイヤ  6番人気(逃げ切り)
2着・リリーレインボー  7番人気
3着・リュウノキングダム 10番人気
*1番人気・ゴールドマイン=5着
馬単 8→4 1万4270円 3連単 8→4→3 76万1780円


2010年
1着・ダイメイジュエリー 8番人気(逃げ切り)
2着・マヨノエンゼル   5番人気
3着・ゴールドマイン   1番人気
馬単 2→1 13万4490円 3連単 2→1→3 44万3330円


2009年
1着・トキワノマツカゼ  4番人気(逃げ切り)
2着・ヒカルメイオー   5番人気
3着・マヨノエンゼル   2番人気
*1番人気・ゴールドマイン=4着
馬単 2→3 14520円 3連単 2→3→4 35100円


2008年
1着・アンダーボナンザ  3番人気(直線抜け出し)
2着・オウシュウクラウン 11番人気
3着・ヤマニンエグザルト 5番人気
*1番人気・ダンディキング=11着
馬単 5→11 2万4440円 3連単 5→11→6 26万7700円


2007年
1着・ダイワフォーチュン 7番人気(直線一気)
2着・タイキリオン    2番人気
3着・サイレントエクセル 1番人気
馬単 5→7 4万4990円 3連単 5→7→4 11万1280円


 以上が過去5年の成績結果だが、馬単の平均配当が4万6542円、3連単が32万3838円。大荒れで定評がある白嶺賞だが、今年は重賞となって結果はどうなるか。非常に興味深い。


 本命はシャイニーハリアー。今季も抜群の安定感を誇り、前々走・絆カップでは超ハイペースで逃げながら0秒3差4着に粘り、前走はプラス10キロと太め残りで反応ひと息だったが、それでも貫禄で1着。また水沢マイル12戦5勝2着5回3着2回にまとめ、ベストの舞台と見ていいだろう。


 ゴールドマインは上記に記したように白嶺賞と相性が悪いが、今回は臨戦課程が別。これまではちょうど疲れが溜まっている時期に重なって凡走とも解釈でき、半年の休養明けから一戦ごとに着差を詰めている点に注目。ソロソロ格上の爆発が見られるか。


 タケノトレジャーは前走、折り合いを欠くほどの行きっぷりで圧勝。マークした水沢マイル1分38秒9はコースレコードに0秒4差まで肉薄した。大外は若干痛いが、同じ舞台で再現を狙う。


 クレムリンエッグは栗駒賞3着。イン強襲から鋭く突っ込んで好配当を演出した。前走は距離1800mを意識して早め追走から伸びを欠いて3着。マイル短縮で連対をもくろむ。あとは古豪健在スーパーワシントン、3年前の覇者トキワノマツカゼも軽視できないだろう。


◎(3)シャイニーハリアー
○(7)ゴールドマイン
▲(11)タケノトレジャー
△(6)クレムリンエッグ
△(9)スーパーワシントン
△(5)トキワノマツカゼ


<お奨めの1頭>
6R マルケイスマイル

3戦連続で惜しくも2着。あと一押しが足りなかった。しかし今回は相手緩和に加え、絶好の1枠を引き当てた
   

2012/12/20
レース展望
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16日はB1・銀嶺賞。絶好枠グラスシューターを強気に狙う!

 12月31日、大晦日恒例となった「第38回桐花賞」ファン投票の中間発表があった。12月10日時点で1位はトーホクキング、2位がロッソコルサ、3位・カミノヌヴォー、4位・アスペクト、5位・コアレスランナー。


 トーホクキングの暫定1位は誰もが納得するところ。シーズン開幕から快進撃を続け、岩手伝統のみちのく大賞典を優勝。JpnⅢ・マーキュリーカップでも見せ場を作って5着に健闘した。その後は勝ち星に恵まれないでいるが、一貫して重特路線を歩み、毎回のように上位争い。岩手競馬のオープン戦線を突っ走ってきた。


 一方、暫定2位のロッソコルサは不来方賞で待望の重賞タイトルを手にし、全国の強豪が集まったダービーグランプリも見事優勝。復活後、3年連続で地元制覇を成し遂げた。そしてダービーGPを制したロックハンドスター、カミノヌヴォーは桐花賞も快勝し、年度代表馬にも選出された。


 今年の桐花賞も世代交代がテーマ。31日当日の結果はもちろんのこと、ファン投票1位に選出されるのはどの馬か。非常に興味深い。応募締め切りは23日。詳しくは岩手競馬公式ホームページをご覧ください。


 16日メインはB1級「銀嶺賞」(水沢1600m)。ポイントはひいらぎ賞組を重視するか、水沢マイル適性を重視するか、それとも別路線を歩んできた馬を評価するか。それによって印は大きく変わる。


 メンバー的にはひいらぎ賞の方が上位と見るのが妥当。水沢1900mを舞台に、中団をキープしたトーホクスピリットが3角からマクリを決めて4角先頭。そのまま押し切って2着マイネルレーサーに3馬身差をつけて完勝した。


 ただ、今度の舞台は1600m。ゆったりと流れる1800m以上がベストの条件だが、忙しい競馬になるともたつく場面もある。加えてハンデが前走より1キロ増えて57キロのトップハンデ。充実度で克服する可能性もあるが、あえて対抗評価とした。


 主軸にグラスシューターを抜擢。天性のスピードと驚異の粘りを身上として今季<9.5.2.0>とすべて馬券対象。さらに水沢戦は10戦7勝2着3回と連対パーフェクトを誇り、水沢マイルも4戦3勝2着1回。


 何よりも強調できることは、逃げたい馬が絶好の1枠を引き当てたこと。強力な同型が不在でマイペースの逃げが打てるのは間違いなし。トーホクスピリットと1キロ減のハンデ差も生かして逃げ切ると踏んだ。


 ユウキタカラオーは中央未勝利から転入し、アッサリ3連勝。B1特別・白神賞も2着にまとめ、3歳伝統の不来方賞はロッソコルサの2着を確保。さすがにダービーグランプリでは相手が大幅に強化された上、レコードタイの高速決着。それでも0秒9差6着なら健闘したと判断でき、自慢のマクリがさく裂するか。


 マイネベルヴィは岩手6戦とも3着以上。前走はバラディーの大外強襲を封じて2勝目を飾った。相手なりに駆ける堅実さを身上とし、マーク欠かせない。同じ意味がマイネルレーサーにも言え、ひいらぎ賞2着からも軽視禁物だろう。あとはひと叩きされて体が絞れることを条件に、サクラエモーションを押さえたい。


◎(1)グラスシューター
○(6)トーホクスピリット
▲(2)ユウキタカラオー
△(11)マイネベルヴィ
△(4)マイネルレーサー
△(10)サクラエモーション


<お奨めの1頭>
9R カーステンボッシュ

岩手転入後、圧巻の5戦5勝。一戦ごとに相手強化も難なくクリアーした。ここも楽々と突破する

2012/12/14
レース展望
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15日は重賞へ格上げ・第11回寒菊賞。ロックハンドパワーが巻き返す

 15日メインは今年から重賞へ格上げされた金杯トライアル「第11回寒菊賞」(2歳 水沢1600m)、12頭立て。1、2着馬には1月6日、伝統の重賞・金杯への優先出走権が与えられる。


 当初、全日本2歳優駿挑戦も構想に描いていたロックハンドパワー陣営だったが、南部駒賞5着によって白紙。地元競馬に専念することを決めた。その南部駒賞はミータローに続く2番人気に支持されたが、いつもの鋭い反応がまったくなし。若駒賞で完全に水を開けたテンショウリバイヴにも先着を許した。


 敗因は何だったか。層の厚い北海道2歳とのレベル差は大きい。強豪相手に揉まれてきた実績はダテではなかった。キャリア不足は否めなかった。水の浮く不良馬場も合わなかったかもしれない。


 しかし、もう一つ考えられる。勝負どころの3コーナーでオグリタイムが早々と先頭。それを見てロックハンドパワー、ミータローがスパートをかけたが、片や大外を回り、後者は内に進路を採った。ミータロー2着、ロックハンドパワー5着の結果は進路に違いも少なからずあった。当時、水沢コースの3、4コーナーは内側が有利だった。


 今回は地元同士の戦いなら負けられないところ。馬場はその時より悪化しているが、それを克服できないようだと将来に暗雲が立ち込める。ロックハンドスターには真価を問われる一戦となった。


 逆転候補はテンショウリバイヴ、ハカタドンタク。両馬は前走、2歳・JRA認定競走で戦い、直線で2頭のマッチレースに持ち込まれ、わずかハナ差でハカタドンタクに軍配が上がった。


 それでもテンショウリバイヴを上位に採ったのは、自分で先行馬を捕らえにかかったから。レースを作ったのは間違いなくテンショウリバイヴで負けて強しの内容。しかも南部駒賞ではロックハンドパワーに先着して4着に気を吐いた。


 550キロを超す大型馬で前走が560キロ。毎回、体を絞るのに陣営は苦労しているが、潜在能力はロックハンドパワーにもヒケを取らないといっても過言ではない。馬体重が前走程度か、それ以下だったら強気に狙う手も十分ある。


 ハカタドンタクは若駒賞5着とロックハンドパワーに完敗したが、これはブリンカー着用による逆効果の面があったかもしれない。続いて北海道2歳優駿へ挑戦したが、相手が大幅に強化され追走のまま8着。


 しかし、これは陣営も折り込み済み。帰郷初戦でハナ差を接戦を制し、遠征効果ははっきり現れていた。コーナーでもたつくと心もとないが、スムーズなレース運びができればチャンスはある。


 マンセイグレネードは新設重賞・若鮎賞(芝1600m)を逃げ切ってデビュー2戦目で重賞制覇。若駒賞は3着だったが、初めて控える競馬を試みての中身なら上々。知床賞は8着に沈んだが、これはレース間隔がなく仕方なしの結果。


 その後は寒菊賞1本に絞って調整を進め、乗り込みは万全。気がかりは初の水沢で物見をしないかだが、前記3頭がいずれも差しタイプ。有力馬がけん制し合えば自慢のスピードで押し切るシーンまで。展開は間違いなく有利だ。アクイラは脚質転換に成功したのが最大の収穫。パンチ力は兄アスペクトに見劣るが、レース運びのうまさで上位をもくろむ。


◎(2)ロックハンドパワー
○(5)テンショウリバイヴ
▲(12)ハカタドンタク
△(4)マンセイグレネード
△(9)アクイラ


<お奨めの1頭>
8R メダグリアスズカ

ここ2戦とも2着惜敗。悔しいレースが続いたが、今回は大幅にメンバーが弱化。近走のうっ憤を一気に晴らす
 

2012/12/13
レース展望
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掲示板を外さぬ堅実派・シャイニーハリアーが主軸だ!

 8日の土曜日は突然の大雪のせいで荒れた一日になりました。まず6R、出走予定10頭のうち3頭が「装鞍所遅刻」で競走除外。この3頭は盛岡から輸送されてきた馬たちなのですが、運悪くインターチェンジに辿り着いたちょうどその時に高速道路が雪で閉鎖になり、そこから一般道を3時間近くかけて水沢まで来たもののついに間に合わず・・・とのこと。
 高速道路が閉鎖になったことが分かっていればはじめから一般道を通ったり(高速が閉鎖された時用のルートが、大きな道・裏道あわせ何パターンかあるんだそうです)早めに出発したりするのですが、今回の場合目の前で閉鎖されてしまった事が誤算になりました。

 そして9R。みぞれ交じりの吹雪の中、10頭がスタートを切ったのですが、ゴールしたのはその内の5頭。他の5頭は3コーナーで1頭が転倒したあおりを受けて連鎖的に落馬し、騎手を乗せない空馬の状態でばらばらと帰ってきました。
 菅原俊吏騎手騎乗のヤマニンジンジャー号が最初に転倒して、すぐそばにいた2頭ほどが巻き込まれる形で落馬。さらにはやや後ろにいた2頭も、その落馬で沸き上がった水しぶきに視界を奪われる形で突っ込んでしまい、結局5頭が落馬・競走中止となる事故に。

 2008年にも同じ水沢競馬で9頭中5頭が落馬競走中止するという大量落馬事故がありましたが、今回はそれ以来の大規模な落馬に。結果的には落馬した5人の騎手のうち菅原辰徳騎手が足の指の骨折でこれが一番重い怪我で、他の騎手は打撲程度で済んだのは不幸中の幸いでした。パトロールビデオを見る限りもっと大きな事故になってもおかしくなかったですからねえ・・・。

 この時期は日替わり・時間替わりに馬場状態が変化するし、シーズン末期で状態を落としている馬も多く、騎乗する騎手は非常に気を使いながらレースに挑むそうです。残る1ヶ月ほどのシーズン、こんな事故が起きないことを祈ります。



 12月10日、月曜のメインレースはA級一組の「北上ゆるキャラおに丸くんレース」。絞って狙えると思っていましたが、意外に伏兵が多そうな印象を受ける戦いになりました。
 ここは(8)シャイニーハリアーに◎です。今季掲示板を外したのは6月の芝2400mの特別戦での一度のみで、ダートでの11戦はすべて掲示板圏内。一昨年の10月に岩手に来て以来、わずかに二度しか掲示板を外していない、それもB1級やA級の上位組でそんな安定度を見せる「超」を付けて良い堅実派。水沢コーストの相性も抜群です。強いて不安を挙げれば水沢のダート1800mにまだ勝ち星はない点ですが、盛岡の1800mや2000mを勝っているわけですし無理に心配しなくてもいいでしょう。ダートの重賞でもあわやと言うところを見せているなら一般戦なら・・・というところ。
 これも重賞で好内容の(10)クレムリンエッグがやはり相手筆頭、ということになるでしょうか。転入初戦こそ8頭立て8着と奮いませんでしたが、東京カップけやき賞では6着ながらトーホクキングやコアレスランナーに次ぐ位置で入線。その後の重賞2戦でも僅差の上位争いを続けていて上昇ムードは十分。経験の少ない距離を克服できるなら勝ち負けに。
 三番手はかなり悩みどころです。実績的には(4)オウシュウサンクスなのですがまだどうも本来の状態ではない。かといって(2)マツリダガッツや(5)ライトマッスルは、先行力があるとはいえこの距離は長め。芝とはいえ中距離経験豊富な(7)ダイワソウルでも・・・と思うのですが、この辺まで来ると網を張っている感じです。
 ここは(8)番(10)番を中心にヒモは手広く・・・というのがどうもベターな感じですね。


●10Rの買い目
馬単(8)=(10)、(8)=(4)、(10)=(4)、(8)→(7)、(10)→(7)

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2012/12/10
レース展望
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