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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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6日メインは3歳重賞へ格上げされたあやめ賞。快速牝馬ジャリーヴが絶好枠から逃げ切る

 牝馬の底上げを目的に創設された"グランダム・ジャパン"シリーズ。今年で5年目に突入したが、岩手競馬でも完全に定着したことを実感する。まだ積極的に遠征を試みる牝馬は出てきていないが、4月6日(日)メイン「第39回あやめ賞」(水沢1600m)のメンバーを見て驚いた。


 格付け発表の前に出走馬を想定するのだが、今回は見事に外れた。そのときは7戦4勝ターントゥタイドを巡る争いと踏んでいたが、転入馬が6頭もエントリー。しかも有力馬の一角を占めている。


 今年からあやめ賞は重賞へ格上げされたが、明らかに次走「留守杯日高賞」(4月27日)をにらんでの転入だった。日高賞はグランダムジャパン3歳シーズン全8戦中第5弾。あやめ賞の結果次第では他地区に挑戦する牝馬がいるかもしれず、これまで以上に楽しみな一戦となった。


 注目一番手はジャリーヴ。デビュー2戦目の福島ダート1150mの未勝利戦を0秒5差で逃げ切って完勝。続くすずらん賞では同じ転入組ヴォラータの後塵を拝して14着に終わったが、舞台は芝。ダート3戦とも逃げの手に出ていたように一級品のスピードを持っている。


 今回は3ヶ月ぶりの実戦、初の1400mなどのハンデはあるが、1200mでもコース広いJRAに対し、水沢は1周1200mの小回り。直線も200mならスピードで押し切ること必至。願ってもない1枠も引き当てた。


 ターントゥタイドはデビューから3連勝をマーク。3戦目には牡馬相手の芝重賞・若鮎賞を快勝した。続くテシオ杯ジュニアグランプリでもプレイアンドリアルの3着。ダート克服がカギだったが、牝馬交流・プリンセスカップ3着、2歳三冠目・金杯4着ならおそらく大丈夫。


 また終盤の2戦ともスタート直後につまづくアクシデントがあったが、これは疲れもあったから。その意味で冬休みは絶好のリフレッシュ時期になったに違いない。転入馬は強力だが、地元生え抜きの意地を見せるか。


 ヴォラータは2戦目の函館芝1200mで1番人気1着。以降は重賞へとつながる特別に果敢にチャレンジ。実際、勝ち馬のほとんどが重賞に名乗りをあげており、レースレベルは推して知るべし。


 気になるのは初ダートとなった転入前の阪神ダート1200m(500万下)での大敗。しんがり負けを喫し、ダート適性に若干不安が残るが、地力の高さは疑いのないところ。難なく克服できると踏んだ。


 フラッシュモブは北海道1勝、東海4勝。メンバー最多の勝ち星を積み重ねてきた。他地区遠征もすでに通算10回。歴戦のキャリアが最大の武器となる。完成度で1歩も2歩もリードし、上位扱いが当然。


 アイスカチャンは佐賀新馬戦を4馬身差で圧勝。5ヶ月の休養を経て岩手入りし、初戦3着だったが、中身は上々。出遅れを喫し、道中ももたついていたが、直線を向くと末脚が爆発。メンバー最速タイの上がりを披露し、次走以降に期待を抱かせるもの。ハイペース必至のメンバーなら自慢の切れがさく裂するかもしれない。


◎(1)ジャリーヴ
○(4)ターントゥタイド
▲(5)ヴォラータ
△(8)フラッシュモブ
△(2)アイスカチャン


<お奨めの1頭>
11R ダノンボルケーノ

前走はA級で走って2着。コミュニティがけた違いの強さで圧勝したが、2着を死守。そして今回はB1へ降格なら白星はほぼ手中にするだろう。

2014/04/04
レース展望
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岩手競馬新シーズンが開幕!初日メイン・スプリングCはラブバレットが主役だ

 2014年度の岩手競馬が開幕。4月5日から3月の特別開催まで昨年より一日増え、全130日間を予定している。今年はJBCイヤー。第2回以来、12年ぶりに盛岡に戻ってくる。


 JBCを頂点に、岩手競馬はもちろんのこと岩手全体が復興へ向けて一丸となって取り組んで欲しい。切にそう願っている。しかも岩手県競馬組合が設立してちょうど区切りの50周年。次の100周年に向けて非常に大事な1年となると確信している。気を引き締めて取り組んでいきますので、よろしくお願いします。


 開幕初日5日(土)メインは恒例の「第39回スプリングカップ」(水沢1600m)。昨年から3歳重賞へ格上げされ、岩手クラシック戦線を占う意味でも重要な一戦。このレースから岩手ダービー・ダイヤモンドカップ、不来方賞、そしてダービーグランプリを制するスターが誕生するか。


 主軸にラブバレットを指名する。デビューから3連勝を飾り、早々と抜きん出た存在となったが、ビギナーズカップこそ制したものの、2歳の根幹重賞・若駒賞、南部駒賞とライズラインに連敗。主役の座を明け渡したが、年明けの金杯でついに雪辱。2歳最優秀馬はライズラインに譲ったが、2歳最多の6勝、重賞3勝をマークした。


 今回は3ヶ月ぶりの実戦は一度使った馬、他地区からの転入馬に比べてハンデを抱えているが、仕上げに手間取らない気のいいタイプ。水沢1600mにも自信を持っており、好発進を決める。


 逆転筆頭はリュウノファイト。南関東で3勝マーク。層の厚さ、レベルの高さを考えれば岩手でアッサリの可能性が高い。重賞挑戦は4度とも着外に終わったが、南関東クラシック候補が相手。転入初戦でいきなり重賞タイトルを手にするシーンまで。


 ユナイテッドボスの成長も見逃せない。2ヵ月半の冬休みから豪快なマクリを決めて快勝。馬体重は2キロ減っていたが、ゴール前でも余裕があり、強さが際立っていた。実績面では見劣るが、上昇度で大勢逆転も十分考えられる。


 シグラップロードは前走、ユナイテッドボスの2着だったが、クビ差の僅差負け。こちらはレース勘を取り戻していなかったとも解釈でき、ひと叩きされて気配さらに上昇。しかも水沢は7戦6連対と絶対の自信を持っている。


 ダンストンスリルは北海道から転入後、3戦3勝。先行して良し、差して良しと自在の脚質が冴え渡った。3ヶ月ぶりの実戦は割引きだろうが、まだ底を見せていない点を強調したい。


 ステージアートは一線級に入ると力量差が明らかだが、それでも堅実に着を拾っているのが好感。勝ち負けまではどうかだが、連下には押さえるべきか。


◎(4)ラブバレット
○(11)リュウノファイト
▲(1)ユナイテッドボス
△(7)シグラップロード
△(8)ダンストンスリル
△(5)ステージアート


<お奨めの1頭>
11R ブラックタイガー

好調メンバーがそろったが、水沢は信頼のコース。前走も2着に4馬身差をつけて圧勝し、マイル短縮もまったく問題ない


 

2014/04/03
レース展望
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30日メインはA級一組戦。グランプリホース・スーブルソーが登場!

 先週3日間の傾向は前半レースが堅く、後半になるに連れて荒れ模様だった。理由は前半のC2クラスに格上馬が下がり、能力の違いを見せつけたから。30日(日)もその傾向が強く、前半戦で着実に資金を稼ぎ、後半レースに臨みたい。


 さしあたって2R・シゲルヤリガタケ、3R・ダイワルーブル、5R・トウカイパスカル、7R・ケイアイブリザードをお奨めの馬とする。果たして結果はどうなるか。


 メイン9RはA級一組・水沢1800m戦。中央ダート4勝・準オープンに在籍したキッズアプローズ、年度代表馬(4歳以上最優秀馬)ドリームクラフトなどの登録もあったが、相次いで出走回避。5頭立ての少頭数となった。


 スーブルソーで単不動。昨年4月、鳴り物入りで転入。噂に違わぬ強さで初戦を完勝し、重賞を総なめするだろうとさえ言われたが、以降はスランプに陥って凡走の連続。いま振り返れば2戦目の盛岡コースにも戸惑ったかもしれない。


 それで歯車が狂ったのか、ちぐはぐなレースを繰り返して次第に視界から外れていった。これは全体的な傾向でもあるのだが、中央から移籍初戦を勝った馬たちは好走が続かない。まだ解明はできていないが、復活するのに時間がかかる。実績を鵜呑みにできない面があるのを頭の片隅に入れておいて欲しい。


 スーブルソーが復調の兆しをうかがわせたのは11月、終盤の水沢戦に替わってから。カネヒキリ賞でダノンボルケーノの2着を確保し、続く一戦を快勝。岩手初戦以来、ようやく両目を開けた。


 これで弾みついたのか調子もうなぎのぼり。ファン投票・桐花賞で7番人気の低評価を覆して快勝。豪快なマクリをさく裂させ、待望の初重賞を手に入れた。


 シーズン最後の重賞・トウケイニセイ記念は3着止まりだったが、これは桐花賞優勝馬は2キロ増のハンデがあるため。59キロを背負ったらさすがに苦しく、敗れても仕方なしだった。


 おそらく陣営も終盤戦でスーブルソーの全容も把握できたはず。好走の舞台は水沢に限られるかもしれないが、重賞チャンスは十分にあるはず。さしあたって4月27日、重賞・赤松杯(水沢1600m)だろうから、それに向けて好発進を決める。


 ハカタドンタクは2歳時、追い込み一辺倒の脚質が災いして重賞に手が届かなかった。それでオーナーのドクターコパさんが決断し、中央へ一度トレード。3戦とも着外に終わったが、2戦目には何と2番手からの競馬を披露。


 これがきっかけとなり、帰郷2戦目の3歳重賞・やまびこ賞を見事逃げ切った。その後、はまなす賞、交流・オパールカップを制して完全脱皮。夏の芝でも桂樹杯、OROカップと2着善戦して成長確かなことを証明した。


 不来方賞は4着、ダービーグランプリは10着に終わり、それでシーズンを終了。たっぷり4ヶ月の休養を取って戦列に復帰した。まだ本来のシャープさには欠けるが、1800mは望むところ。少頭数も味方に板垣厩舎1、2フィニッシュを決めるか。


 スーパーワシントンは『無事これ名馬』を地で行き、昨年10歳にしてスプリント重賞・早池峰賞を優勝。前後の重賞でも上位争いを演じ、古豪健在を誇示した。今年は11歳を迎えたが、元々が仕上げに手間取らないタイプでレース運びのうまさが最大セールスポイント。


 ライトマッスルは昨年、目標としていたOROターフスプリントを2連覇。本質的に短距離の軽い馬場で全能力を発揮するタイプで1800mは守備範囲外。それでもマイペースの逃げに持ち込めれば残り目があるかも。


◎(1)スーブルソー
○(4)ハカタドンタク
▲(2)スーパーワシントン
△(5)ライトマッスル

*お奨めの馬は冒頭に記しましたので、そちらを参考にしてください。

2014/03/28
レース展望
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29日メインはA級三組戦・がんばろう岩手。10戦10勝コミュニティがA級挑戦

 なかなか寒さから抜けることができなかった岩手だが、今週に入って一気に春が訪れた印象。競馬場の雪もいつの間にか溶け、木々も少しずつ芽吹き始めている。まだ油断はできないが、ようやく長かった冬が終わった感じ。岩手の春は競馬シーズンとともにやってくる―。改めてそう思った。


 現在は特別開催4日目(3月29日)。この3日間で2013年度の全日程が終了するが、リーディングジョッキーは村上忍騎手、リーディングトレーナーは板垣吉則調教師で決まりそうな気配。仮に村上忍騎手がリーディングなら通算5度目。一方、板垣調教師なら初。開業4年目にして早々とリーディングトレーナーの座を射止めることになる。このリーディング争いにも注目して欲しい。


 29日(土)メインはA級三組による水沢1600m戦「がんばろう岩手」、10頭立て。今季、注目の筆頭格とも言えるコミュニティが出走する。


 コミュニティは父が大種牡馬ブライアンズタイム、母(ミチノクレット・母父ティンバーカントリー)は岩手の2歳重賞を制した良血馬。中央6戦0勝から昨年8月に転入。


 持ち賞金が"0円"だったため、最下級3歳C2からスタート。相手にも恵まれて初戦から快進撃。あっと言う間に10連勝を飾り、年明けの4歳重賞・ニューイヤーカップ2014も手にした。


 このニューイヤーカップは実質的な世代トップを決める一戦だったが、ハーツコンセンサス以下に6馬身差で圧勝。後続をブッちぎって冬休みに入った。2着ハーツコンセンサスは先週のB1二組戦(水沢1800m)を快勝。コミュニティはB2からA級へ昇級したが、ハーツコンセンサスを基準にすれば通用は疑いのないところ。


 古馬の先輩たちは今後、重賞路線をにぎわす存在が多く、コミュニティには格好の舞台。ここをアッサリ勝つようだと今後の視界もかなり良好と見ていいだろう。期待を込めて見守りたい。


 逆転候補はイーサンジャンパー、ダノンボルケーノ、サクラルーラーの3頭。イーサンジャンパーはすでに北上川大賞典5着の実績があり、ほかに3勝2着2回3着3回。相手なりに駆ける堅実さを身上とする。どんな距離にも対応できるが、マイルがベストの舞台。先輩の意地を見せる。


 ダノンボルケーノは中央1000万下から転入初戦、2着に2秒差をつけて圧勝。みちのく大賞典で1番人気に支持されたが、4着に終わり、以降はひと息のレース続き。しかし終盤に巻き返して後の桐花賞馬スーブルソー相手に逃げ切り、最終戦でも2着を死守した。動きは盛岡の方が鋭いが、水沢も決して苦手ではない。


 サクラルーラーは中央1勝、北海道5勝。岩手転入後も3戦2勝の好成績を収めている。多少、展開に注文つくところがあるが、1月3日のレースではイーサンジャンパーを3着に退けて快勝した。大型馬で仕上がり次第だが、好枠を引き当てたのは見逃せない。


 以上の争いが有力だが、もう1頭怖いのがエクセラン。中央から再転入後、B1で6勝マーク。馬券対象から外れたのはオープン挑戦・盛岡ダート1200m4着一度のみ。ほかはすべて3着以上と抜群の安定感を誇る。相手強化をどうしのぐか。


◎(2)コミュニティ
○(6)イーサンジャンパー
▲(7)ダノンボルケーノ
△(1)サクラルーラー
△(9)エクセラン


<お奨めの1頭>
7R ルレーヴドパピヨン

 転入2戦目をハイタイムで快勝。その後、骨折が判明したのが痛かったが、じっくり休養して復帰。レース間隔は開いたが、絶対能力はここでも上位の見解


 


 

2014/03/27
レース展望
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23日はB1一組・水沢1800m戦。活きのいい4歳馬がそろったが、ハーツコンセンサスが一歩リード

 23日(日)メインはB1級一組、水沢1800m戦。オープン入りを目前に控えたメンバーが顔をそろえたが、10頭中8頭が4歳馬。今後を占う意味でも重要な一戦となった。


 主軸にハーツコンセンサスを推す。中央未勝利から昨年9月に転入。最下級C2から連勝街道を突っ走り、7連勝をマーク。ディセンバーカップはB1昇級、初の1900mも影響したと思うが、2着に惜敗。連勝がストップしたが、続く一戦で巻き返して1着。


 3歳重賞・ニューイヤーカップ2014で2着だったが、これは勝ったコミュニティが強すぎたため。この一戦で10連勝をマークし、裏街道を歩んできたが、世代№1ともっぱらの評判馬だったから仕方なしの結果。


 個人的な話になるが、菅原勲調教師に「この馬(ハーツコンセンサス)を持ってきたいけど、どんなもんかな」と相談された。こちらが分かるのは成績から想像するのみだが、興味深かったのは体重が大幅に増えていること。


 中央デビュー戦は436キロだったが、翌年6月には462キロまで増加していた。過去の経験で厩舎に入って成長する馬は間違いなく出世する―と思った。その象徴がメイセイオペラだった。デビュー戦が465キロに対し、フェブラリーステークスを優勝したときは492キロ。これがベスト体重だと思っているが、30キロ増がパワーアップの裏づけだった。


 ハーツコンセンサスは転入後も成長し続け、おおよそ10キロ増。実戦を使われながら逞しさを増していった。


 今回は2ヶ月ぶりの実戦で「太め残り」(菅原勲調教師)だそうだが、今後のことを考えれば納得。活きのいいメンバーがそろったが、ここを突破できればこれからも楽しみ一杯となる。


 コスモデスタンも中央未勝利組。岩手初戦は3着だったが、担当厩務員が「メンコを外したほうがいいかもしれない」と判断したところ、その効果覿面(てきめん)。3歳重賞・イーハトーブマイルで2着を確保し、続く一戦を快勝した。


 その後は勝ち切れなかったが、さらに2着2回と好走した。今回の好材料は1800mの距離。中央時代にダート1700m、1800mをメインに使われて2着1回3着1回の実績。すんなり先行できれば身上の粘り強さを発揮する。


 ルタドールはJRA中山2歳新馬(芝1600m)2着の逸材。岩手2戦目から圧勝で2連勝を飾った。その後は伸びを欠いているが、折り合いに課題を抱えているからだが、潜在能力の見方なら上位かもしれない。まだ攻め馬のピッチが上がらず単穴としたが、久々の分、うまく折り合いをつけれる可能性もあり、アッサリも十分。


 あとは1月5日、B2戦で6連勝中のカバードブリッジを横綱相撲で振り切ったローランズソング、4ヶ月ぶりでも底を見せていないクロワッサン、距離1800m歓迎の転入馬ギンザマーシャルもマークが欠かせない。


◎(4)ハーツコンセンサス
○(5)コスモデスタン
▲(7)ルタドール
△(8)ローランズソング
△(6)クロワッサン
△(10)ギンザマーシャル


<お奨めの1頭>
10R シルクターンベリー

 昨年、3ヶ月の休養を経て中央1000万下から転入。3戦1勝2着1回の好成績で冬休みに入った。それが今季はB2へ降格。メンバー有利は明らかだ

2014/03/21
レース展望
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