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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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29日はGジョッキーズシリーズ第2戦。ルタドール=山本聡哉が主役を奪取

 29日メイン「ゴールデンジョッキーズシリーズ第2戦」はB2級・水沢1600mを舞台に争われる。


 先週23日、第1戦目が行われ、圧倒的1番人気に支持されたカバードブリッジ=村上忍騎手が1着。2着に5番人気ヤマニンリンクス=山本政聡騎手、3着に9番人気アカリボサノバ=高松亮騎手が入り、それぞれ20ポイント、15ポイント、13ポイントを獲得した。


 全3戦の総合優勝騎手にはボーナス50万円、2位・30万円、3位・20万円が支給され、優勝ボーナスは1着賞金1000万円に相当。どの騎手も着順を意識してスタートからゴールまで緊張感たっぷり。白熱したレースを披露した。


 第1戦1着、村上忍騎手。「1番人気の馬が当たってラッキーだと思った。レースを見てても強かったので自信がありました。まだ2戦が残っているので気を抜かないで臨みたい。ジョッキーみんな気合いが入っていた。これからもいいレースを期待している」


 同2着・山本政聡騎手。「ペースが速いのは分かっていたが、有力馬に差しタイプが多いから攻めていくしかないと腹をくくったら最後まで粘ってくれた。今の馬場も合ったみたいですね」


 同3着・高松亮騎手。「(アカリボサノバは)道中、フワフワしたところがあるのでハミをかけて乗った。前半が速かったが、直線でもうひと踏ん張りしてくれました」


 第2戦で幸運を引き当てたのはルタドール=山本聡哉騎手。中央2歳新馬(芝1600m)2着の実績。岩手初戦で3歳重賞・不来方賞を選んだが、スタートで出遅れ。守備範囲を超えた2000mもこたえて6着に終わったが、2戦目から連勝。2着に4馬身、6馬身をつける圧勝劇を演じ、周囲の度肝を抜いた。


 その2連勝の内容からディセンバーカップで1番人気に支持されたが、スローの流れに終始折り合いを欠きっぱなし。それで最後は伸びを欠いたが、3着確保が底力。適距離のマイルなら持てる能力をフルに発揮する。


 ガラパは陶文峰騎手が引き当てた。ディセンバーカップはルタドールと同様、距離が長すぎたのは敗因。転入初戦の水沢マイルを完勝し、走破タイムも優秀。先行タイプがそろって展開も味方につけた。あとは仕掛けどころを間違えなければ上位争い必至。


 キングサーベルは目下2連勝。水沢1800m、そしてディセンバーカップでは前記2頭を完封して快勝。距離伸びて自慢の切れが冴え渡っている。その反面、流れが速くなるマイル戦は取りこぼしが多く、その点は割引きが必要。関本淳騎手がどう御すか、注目。


 ワタリエナジー=斎藤雄一は7戦連続で馬券対象を果たし、信頼度絶大。前走は早め先頭から4馬身差で圧勝した。決め手勝負になると見劣るが、先行しての粘りには定評がある。


 サダチカガーベラ=高松亮は前走がうれしい今季初勝利。最後の詰めに課題を抱え、届かないケースが多かったが、ようやく吹っ切れた。ベストは1800mだが、ペース次第ではマイルでも台頭十分。あとは今の馬場が合うサクラテリオス=小林俊彦も押さえが必要。


<お奨めの1頭>
4R アオチャン

実戦を使われるたびに迫力が増す一方。寒菊賞でもラブバレットの2着を確保した。メンバー甘くなった今回は首位を譲れない

2013/12/27
レース展望
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激戦必至の騎手対抗戦。カバードブリッジ中心視も一発狙う騎手は多い

 「騎手対抗戦」と聞くとワクワクしてくる自分にとって、『ゴールデンジョッキーズシリーズ』は楽しいイベントです。
 12月23日・12月29日、年が明けて1月12日の全3レースでのポイントで競うこのシリーズ。昨年は最終第3戦が降雪打ち切りで開催されなかっただけにまずは全戦完遂してほしいなというのが第一希望なのですが、昨年同様に第3戦までもつれ込むような混戦になってほしいなという希望も、見る立場からすると感じてしまいますね。
 昨年のシリーズでも、レースの着順の結果だけでなく、ポイントを計算して一喜一憂する騎手の姿が非常に印象的でした。騎手たちってあまりそういうのを計算していないようなふりをして実は凄く意識していますからね。
 昨年も、結局は第2戦までの結果で成績が決まったわけですが、そこまでのポイント上位騎手のほとんどが第3戦であまり良い馬を引けなかったためにガッカリしていたところが、第3戦が中止になって一転大喜び・・・みたいなシーンも。
 昨年の2戦は、これも結果的にですが1番人気が勝てなかったですからね。騎手たちも他馬の人気、他の騎手のポイントを意識して戦っているという事。今年は第3戦まで進んで、最後までもつれる大激戦(ポイント)を期待したいものです。



 という事で月曜メインは『ゴールデンジョッキーズシリーズ第1戦』。この先の2戦に向けてどんな滑り出しとなるか?見ているファン以上に騎手の方が強く意識しているのかもしれません。

 本命は(6)カバードブリッジに、素直に行くべきでしょう。C2に転入して4連勝、見た目は今回からC1に昇級するのですが自身の格付けはすでにB2まで行っているというなかなか稀な戦績の馬です。そんな"実質格上"というだけでなく、ここまでの4戦の、末脚だけで一方的に勝負を決めてしまう走りを見れば、C1相手でも全く問題ない・・・と判断できます。距離の長短が出てくれば変わるかもしれませんが、近4走と同じ1400m戦で戦えるなら信頼して良いでしょう。
 相手は少し捻って(9)ヤマニンリンクス。この馬の戦績を見ていただければ分かるとおりどちらかと言えば人気の逆を行くタイプ。前走の様な人気を背負って戦って、それで勝ちきるような馬ではありません。現級通用の力があるのは証明済みですから、人気が下がる今回の方が逆に狙い目と言えるでしょう。
 三番手は(12)キタサンアイドル。前走の勝ちっぷりはなかなか鮮やかでしたが、元々冬のこの時期の水沢が非常に得意な馬です。前走がそんな「この馬のシーズン」の始まりだとすれば引き続き警戒が必要。

 (2)フライトゥザピークはこの距離でどう戦えるか?がカギでしょう。JRA時代も中距離が主戦場、岩手での2戦もマイルという距離でこそという感。距離さえ問題ないなら力量は上ですが。距離で考えるなら(10)フリポンヌがいいかもしれません。マイルはちょっと長いし1300mはちょっと短い。休養明けを叩かれてベストの距離なら狙い目が立ちます。




●10Rの買い目
馬単(6)=(9)、(6)→(12)、(6)→(2)、(6)→(10)

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2013/12/23
レース展望
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22日はマイル重賞・白嶺賞。栗駒賞を圧勝ドリームクラフトを主軸視したが、結果は如何

 22日メイン「第23回白嶺賞」(オープン 水沢1600m)は重賞特別で最も荒れるレースで定評がある。過去10年をさかのぼっても1番人気に支持された馬は2着2回が最高。11年前、ハイフレンドピュアが1番人気で勝ったのを最後に、すべて波乱で決着している。


 特にここ5年は荒れ方が半端じゃない。2009年は4番人気(トキワノマツカゼ)→5人気→2人気と入線し、3連単が35100円。2010年は8番人気(ダイメイジュエリー)→5人気→1人気と入り、443330円。


 極めつけは2011年、第21回。6番人気ベルモントダイヤが逃げ切り、2着リリーレインボー(7番人気)→リュウノキングダム(10番人気)。単勝15260円、3連単にいたっては761780円!恐ろしい配当が飛び出した。


 昨年は比較的おとなしく?収まって1着クレムリンエッグ=10番人気、2着コパノマユチャン(2人気)、3着シャイニーハリアー(1人気)。単勝4770円。3連単は39630円だった。


 参考までに過去5年の1番人気は<0.0.2.3>。3着確保が精一杯と人気馬は受難のレースとなっている。


 同じく過去5年、栗駒賞を優勝した馬が白嶺賞へ駒を進めた馬が4頭いるが、09年・ゴールドマイン=4着、10年・リュウノキングダム=6着、11年・ファーストメジャー=7着、12年・コパノマユチャン=2着と1頭も優勝馬が出ていない。あくまでもデータはデータに過ぎないが果たして結果はどう出るか。


 本命はそれでもドリームクラフトにするしかないだろう。栗駒賞を5馬身差で圧勝し、岩鷲賞に続いて水沢1400m重賞2つめを手にした。


 その後も順調に乗り込まれて好調キープ。あえて不安点を捜せば水沢1600mは2戦して2着1回4着1回と白星を飾っていないこと。決してマイルが苦手とは思えないが、それをどう解釈するか。


 逆転筆頭はランドオウジ。中央1勝から1年9ヶ月の長期休養を経て岩手転入。当初はなかなかレース勘を取り戻せなかったが、使われるたびに着実に上昇。4戦目に待望の勝利をモノにして2連勝マーク。青藍賞3着、南部杯8着、絆カップ3着に善戦した。


 前走・栗駒賞はドリームクラフトに完敗を喫したが、これまでの3勝はすべてダート1600m戦。データ、そして距離延長など好材料がそろい、待望の重賞タイトルを奪取するか。


 ヒカルジョディーは夏に体調を崩し、大事を取って2ヶ月あまり休養。復帰戦に絆カップを選び、12頭立て11番人気の低評価を覆して快勝。冒頭に記した配当をはるかに超え、3連単248万7160円。周囲をあ然とさせた。陣営も栗駒賞への叩き台のイメージだったが、管理する畠山信一調教師も驚きを隠せなかった。


 その一戦を叩かれて栗駒賞では重賞2連勝の期待を抱かせたが、伸びを欠いて4着。元々が成績安定しないタイプだが、絆カップで見せたシャープな切れが不発に終わった。


 今回も評価に迷うところだが、水沢1600mは一昨年度のトウケイニセイ記念を含めて6戦2勝2着1回と5割の連対率。前走のみで判断を下すのは早計だろう。


 スーパーワシントンは今季<4.3.2.5>。常識的に10歳とは到底思えない活躍ぶりだし、現在も状態を維持させていることにも感服する。ここ2戦、栗駒賞5着、A級戦3着に終わったのが気になるが、それでもレースで必ず一瞬はいい脚を使っている。やはりマークを欠かせない。


 隠れたデータがもう一つある。南郷家全騎手がここ5年で1勝2着2回。この好成績は見逃せない。今回はダノンボルケーノとのコンビで臨むが、前回快勝で転入初戦以来、2勝目をマーク。しかも揉まれない外枠も好材料だ。しかも強力な逃げ馬も不在でペースが落ち着くこと必至。穴ムードが漂っている。


◎(7)ドリームクラフト
○(4)ランドオウジ
▲(6)ヒカルジョディー
△(2)スーパーワシントン
△(10)ダノンボルケーノ


<お奨めの1頭>
1R マルヒア

近2走2着は相手が強すぎただけ。走破タイムは非常に優秀だった。メンバーが大幅に恵まれ、今度こそ首位を奪取する

2013/12/20
レース展望
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21日はA級二組・水沢1600m戦。転入初戦を圧勝サクラルーラーでもう一丁いける

 21日メインは恒例の騎手部会協賛によるA級二組、水沢1600m戦「忘れまい!あの日あの時あの笑顔」。ここで上位争いを演じた馬はシーズンラストの重賞「トウケイニセイ記念」(1月13日)へ向かうのは確実。翌日の白嶺賞と同様、重要な一戦となった。


 主軸は転入初戦を快勝したサクラルーラー。過去の足跡は中央1勝・500万下→北海道5勝→中央4戦0勝→北海道0勝→岩手。一見すると平凡だが、東京芝1800mの2歳新馬を勝ち上がり、3戦目の京成杯1秒3差10着。
 

 また北海道時代に5勝をマークしてブリーダーズゴールドカップ、瑞穂賞へも挑戦した実績を誇る。2011年9月以降、勝ち星から遠ざかっているが、北海道再移籍後も着外わずか2度のみ。2着3回3着1回4着5回と抜群の安定感。よって岩手初戦を2馬身半差で逃げ切ったのも納得がいく。


 加えて初戦の馬体重が548キロ。これは転入前2戦と同じ体重だったが、明らかに太め残り。それで結果を出したのだから、叩かれて体が絞れてくればさらにシャープさを増すに違いない。


 イーサンジャンパーは中央1000万下から転入して2勝2着1回3着2回。前走は岩手最長距離戦・北上川大賞典へ挑戦。これまでと同様、先行策に出ると思ったが、後方2番手を追走。終い勝負に賭けて5着を確保したが、不満の残る内容。できれば前で競馬をしてほしかった。


 岩手2勝はいずれも盛岡1600m戦だが、水沢1600mも2着1回3着1回とコース苦はまったくなし。1枠を引き当てたことを味方にしない手はなく、好発進なら逆転首位まで。


 コスモプランタンは前々走、イーサンジャンパーの逃げをマークして直線鮮やかに抜け出して完勝。夏場は精彩を欠いていたが、転入当初の勢いを完全に取り戻した。前走はサクラルーラーに水を開けられた2着だったが、2頭が競り合う形になれば単まで考えられる。


 ヒシパーフェクトは北上川大賞典で見せ場もなく11着に終わったが、板垣調教師「大きなブリンカーを着用したのが逆目になった」のが敗因か。それならば見限るのは早計。これまでどおりのブリンカーでレースに集中できれば、巻き返して不思議はない。


 アラマサコマンダーは転入初戦の牝馬重賞・ヴィーナススプリント2着以降は入着が精一杯だが、北上川大賞典はイーサンジャンパーと同タイム6着。距離短縮されたが、イーサンジャンパーに強い印をつけるならアラマサコマンダーもマークが欠かせない。


 ピースフルアースは中央芝2勝、ダート戦でも3着1回の実績があり、通用しておかしくない実績。障害を経ての転入が気になるが、ひとまず3着には押さえたい。


◎(2)サクラルーラー
○(1)イーサンジャンパー
▲(4)コスモプランタン
△(7)ヒシパーフェクト
△(10)アラマサコマンダー
△(8)ピースフルアース


<お奨めの1頭>
5R マネタイザー

転入初戦はコーナーを曲がれず4角で外方逸走のアクシデント。それを矯正するのに成功して前回圧勝。本質的に右回りタイプでもある

2013/12/20
レース展望
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ディセンバーカップ/ルタドールの勢いに期待も意外に混戦か?

 今回は騎手ネタを二つ。まずは12日に園田競馬場で行われた『ゴールデンジョッキーズカップ』に出場した村上忍騎手の結果から。全国の2000勝以上の騎手が計3戦で覇を競う豪華な戦いは、総合優勝はJRAの戸崎圭太騎手、2位は同じくJRA・岩田康誠騎手、3位は高知・赤岡修次騎手で村上忍騎手は総合6位となりました。
 村上忍騎手は結果的には6位ではありましたが、この辺の順位を争う中での最終的な結果は"運"の面もあります。第2戦終了時点では総合優勝のチャンスもあった・・・というのが重要で、これだけの騎手の間でそういうポジションに食い込めているのは立派です。
 昨年のこのレースとかその他の騎手対抗戦、村上忍騎手は盛んに積極的なレースを挑むようになっています。それがペースを速くしすぎて・・・みたいな事もありますが、こんな全国の名手が集まったレースで差し・追込なんかそうそう狙って嵌るものではありません。自力勝負を挑んでいればいずれ結果が・・・という期待ができる戦いを続けていますから、この次、またその次の村上忍騎手の戦いぶりには注目していきたいですね。

 もう一点。残念なおしらせになります。オーストラリアから期間限定騎乗で来ていた太田陽子騎手ですが、落馬負傷の怪我が癒えず、騎乗できないまま岩手を去る事になりました。
 太田騎手自身もなんとか騎乗を再開したい、水沢で一度戦いたいと願って治療に専念していたのですが、結局、免許期間中に騎乗ができるまでに治る目処が立ちませんでした。岩手では通算10勝。もっと活躍する姿を見たかったのですが残念ですね。またいつか次の機会に、岩手で、水沢競馬場で騎乗する姿を見たいものです。
 また、太田騎手の活躍で他のオーストラリアの日本人騎手が岩手で期間限定騎乗をする話も出てきています。来年の、あちらの競馬のオフシーズンに・・・という事になるのでしょうが、期待して待ちたいですね。



 月曜メインのディセンバーカップ。前走勝馬が8頭、いずれも好調馬だし脚質の個性もあって好メンバーと言っていいのですが、ダート1900mという条件で悩まされます。この条件を走った事があるのはインピース一頭、キャリアの中で1800m以上を走った事がない馬も多いというのが判断が難しい所。
 ただ、水沢の長距離戦は基本的には人気馬が優勢。つまり近走の成績・実績を素直に見ていいという事。とすると本命は(8)ルタドールに落ち着く事になるでしょう。
 転入初戦の不来方賞は8着に終わりましたが、その時は馬の力量というよりは転入後間もなくて馬が"その気"になっていなかった印象でした。実際2戦目からは完勝の連続で2連勝。B2の二組、1800m戦での結果ですからこれは強気になれます。血統的・JRA時代の実績面等から意外に1800mあたりまでがいいのか?という印象もありますが、ここ二戦の手応えなら100m延長でいきなり苦しむ事はないでしょう
 対抗も素直に(3)ハーツコンセンサスで。こちらは転入後7連勝、距離自体は未知数ですが余裕を感じさせる具合ではルタドールにもひけを取りません。こちらは距離が伸びて良さそうな血統ですし、逆に距離延長で良さが出るのでは・・・?という期待も持てます。思い切ってこちらから入るパターンも考えたいですね。
 ▲は(2)ガラパ。直近の北海道では短距離主体でしたがその前の南関、あるいはJRAでは中距離が主戦場で1900mの経験もあります。過去の戦績通りに人気で来ない・人気薄で来るタイプのようですが、それが逆に警戒を怠れない理由にも。
 以下、距離もこなせそうな脚質の馬という事で(6)ローランズソング、(10)キングサーベルに印を回しますが、水沢の長距離戦は「人気馬2頭+人気薄1頭」で決まるパターンがよくありますから、人気上位馬で固めるよりは人気の動きを見つつ人気薄も加えるのが正解に近い様に思います。





●10Rの買い目
馬単(8)=(3)、(8)=(2)、(3)=(2)、(8)→(6)、(8)→(10)

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2013/12/16
レース展望
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