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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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3日は芝2400m交流・せきれい賞。地元の期待を担ってオールマイウェイが勇躍登場

 3日メインは芝2400mを舞台に争う地方競馬全国交流「第36回せきれい賞」。今年は大井から2頭、川崎から1頭が参戦する。

今回も遠征馬は強力だが、それを承知の上でオールマイウェイを主軸に推す。通算7勝はすべて盛岡芝。ダートでは反応ひと息だが、芝になると別馬のようにシャープな切れを披露する。

昨年は3歳・サファイア賞(芝2400m)、B1戦の2勝にとどまったが、体調も本物ではなかった。

今年は早くも2勝。JRA条件交流で鮮やかな直線一気を決め、続くトライアル・かきつばた賞では4番手好位キープから村上忍騎手がゴーサインを出すと、すばやく反応。3角手前で早々と先頭に立ち、そのまま押し切った。

走破タイム2分31秒2も優秀だった。これは過去5年のせきれい賞優勝タイムと比較してもまったくそん色なし。3年前、北海道・マイネルカミカゼが2分30秒6で快勝したが、続くのはコスモヴァシュランの2分31秒5。あくまでも過去5年に限るが、かきつばた賞のオールマイウェイで勝ち負けできる計算となる。

父がサクラバクシンオーでよく2400mが持つなぁと思うかもしれないが、母父がリアルシャダイなら納得できるはず。オールマイウェイの武器はどんな流れにも対応できること。折り合い面でまったく心配ないのが強み。

ところがサクラバクシンオーの血はしっかりと受け継いでいる。良馬場で最大能力を発揮できるが、重馬場、不良馬場になるとからっきしダメ。切れ味が一気に鈍くなってしまうのだから不思議だ。あくまでも良馬場条件だが、オールマイウェイで好勝負になる。

カリバーンは中央ダート1勝後、芝で4勝マーク。2011年のオールカマー3着、アルゼンチン共和国杯でも4着善戦した。

2011年1月から白星がないが、断然の芝実績で久々の美酒を味わうか。

ウインペンタゴンは昨年のせきれい賞でヒビケジンダイコの2着。終始インの経済コースでレースを進め、直線外に持ち出して一完歩ごとに差を詰めた。

盛岡芝2400mで要求されるのは超スローの流れでも掛からないこと。あとはコースロスなく走り、直線でいい脚を使えること。優勝タイム2分32秒4(ウインペンタゴンは32秒7)は平凡だったが、好走条件を満たしているのは間違いない。

ミカエルビスティーは中央芝1800m以上で4勝2着7回。芝重賞を狙ってのトレードで満を持してかきつばた賞に登場。前半はじっくり脚を貯めて3角から徐々に前へ進出。手応えの良さから突き抜けるかと思ったが、伸び案外で3着。オールマイウェイに0秒4差で完敗を喫した。

しかし今回は盛岡芝も2度目。当時は荒れた芝で各陣営とも手こずっていたが、今の芝は高速決着の連続。ミカエルビスティーにとって大歓迎だろう。

レオパルドゥスはかきつばた賞でミカエルビスティーに先着2着。高配当を演出した。ただ思い切った待機策からインにコースを選んだのが功を奏したとも解釈でき、過信は禁物。前崩れになった際の押さえが妥当だろう。

◎(1)オールマイウェイ
○(7)カリバーン
▲(3)ウインペンタゴン
△(6)ミカエルビスティー
△(8)レオパルドゥス


<お奨めの1頭>
9R ブライトライジン

中央未勝利から転入後、5戦とも圧勝で決着。現在C2だが、B級以上でも間違いなく通用する器だ

2014/08/01
レース展望
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8月2日はマイル重賞・すずらん賞。盛岡が舞台ならランドオウジが主役だ

 先週27日に行われた岩手版オークス「第28回ひまわり賞」は7番人気の低評価を覆し、フラッシュモブが鮮やかなイン強襲を決めて優勝した。

圧倒的1番人気に支持されたダンスママは絶好の3番手外をキープ。道中の手応えも上々で直線をむいて先頭。そのまま押し切るかと思ったところ、最内を突いたフラッシュモブがアタマ差抜け出した。

関本浩司調教師「調子的には5、6分だったと思いますが、鞍上(山本政聡騎手)がうまく乗ってくれました。どんなレースでも必ずひと脚を使うのが持ち味ですが、内の経済コースを走り、直線まで脚を貯めたのが勝因。仮に選ばれたら牝馬ダート交流・ブリーダーズゴールドカップへ挑戦してみたい」。その希望がかない、同厩のミキノウインクと2頭が選出された。

今年からブリーダーズGCは牝馬交流へ条件変更。JpnⅠ・JBCレディスクラシックにつながる重要なレースに様変わりした。相手はかなり強力だろうが、善戦を期待したい。

2日メインは青藍賞トライアル「第37回すずらん賞」(盛岡ダート1600m)。1着~3着馬に優先出走権が与えられる。

有力馬が3頭に絞られる。ランドオウジ、コミュニティ、コスモフィナンシェ。

話が脱線するが、ランドオウジとコスモフィナンシェの血統配合が非常に近いのにお気づきだろうか。

ランドオウジは父がゴールドアリュールで母父がフォーティナイナー。一方、コスモフィナンシェも父がゴールドアリュール。母父ガルチ。

そう。フォーティナイナーもガルチもミスプロの直仔。サンデーサイレンス系×ミスプロ系の配合が見事成功した。

タイプも非常に似ており、先行力と強じんな粘りが身上で大きくバテないのも共通している。もちろん調子落ちのときは例外だが、この配合は間違いなく岩手が合う。

本命はランドオウジ。昨年から重賞でも好走を続けていたが、あとひと押しが足りずタイトルに縁がなかった。しかし前々走・早池峰賞で待望の重賞制覇。1200m経験がなく忙しい競馬に不安があったが、好位からアッサリ突き抜けた。

続く岩鷲賞は早めマクリから見せ場を作ったが、直線一杯となって7着。これは反応ひと息の水沢コースだけに仕方なしの結果。盛岡に替わると一変の動きを披露する。

コミュニティは中央未勝利から転入後、年をまたいで圧巻の12連勝を記録。ランドオウジに連勝を阻まれたが、続く一戦を快勝。満を持して伝統のみちのく大賞典に駒を進め、ナムラタイタンの2番人気に支持されたが、スタート直後に落馬のアクシデント。

気を取り直して今度はマーキュリーカップへ挑戦。全国の強豪相手に果敢に逃げの手に出た。さすがに流れが厳しく残り800mで失速したが、結果的にレコードをアシスト。自身もいい経験だったに違いない。今回は地元同士でメンバー有利は明らか。古馬重賞を手にするか。

コスモフィナンシェは昨年の覇者。名古屋から里帰り後は短距離を専門に使ってきたが、マイルはもちろん守備範囲。

前走・岩鷲賞は4番手インを追走し、コスモセンサーの後ろにつけたが、これが災い。思った以上に早く失速したため、直後にいたコスモフィナンシェが一番不利を受けた。それでも3着まで盛り返したのが底力。2連覇も十分。

ウインベルカントは詰めの甘さが課題だが、みちのく大賞典で3着に健闘。基本は三つ巴だが、調子の良さなら引けを取らない。

あとは前が総崩れの展開になった際にトーホクアロー、マムティの台頭あるかもしれない。

◎(2)ランドオウジ
○(4)コミュニティ
▲(5)コスモフィナンシェ
△(11)ウインベルカント
△(7)トーホクアロー
△(3)マムティ


<お奨めの1頭>
9R バイオレントナイト

前走は流れに乗れなかったのが敗因。中央2勝、笠松A級から転入。C1なら巻き返しに転じて当然



2014/07/31
レース展望
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フレンドリーTエメラルド賞/少頭数だが波乱の芽も!?

 今日7月28日をもって西谷泰宏騎手の期間限定騎乗が終了します。
 オーストラリア・タスマニアからやってきて2ヶ月間、ここまで6勝。ダート競馬がない地区から来て岩手で初めてダートの実戦を経験して、それも盛岡・水沢と2種類のコースに(盛岡の芝コースも入れれば3種類)に対応しながら・・・のこの成績ならひとまず上々だったのではないかと思います。期間後半になって勝ち星が増えてきたのも日本の競馬に対応してきた証しでしょう。

140727-8687.jpg

 先日、水沢開催が終わる頃、西谷騎手がこんなことを言っていました。
 「盛岡よりも水沢の方が駆け引きが重要で、乗っていて面白いですね。せっかくコツを掴んできたような気がするのになあ。もう一回水沢で乗りたいですよ」
 盛岡はどちらかと言えば馬の力量優先。それに対し水沢は展開や騎手の駆け引き、テクニックによって結果が変わる部分があります。
 自分も西谷騎手の乗り方を見て水沢の方が合うんじゃないかと感じていましたが、西谷騎手自身も水沢の方が"面白い"と感じたようです。
 またいつか岩手で、日本で乗る機会もあるでしょう。その時はまた、水沢で思う存分乗っていただきましょう。Go!Yassy!



 月曜メインはJRA条件交流のフレンドリートロフィー・エメラルド賞。岩手所属馬は3歳4勝以下、JRA所属馬は3歳未勝利の条件です。今回は5頭立てとなりました。

 本命はJRAから(4)マイネルスパイアーです。6月の前走が昨年9月以来の休み明け、それで16頭立てのしんがり負けという事ではちょっと悩んでしまうところですが、とはいえデビュー戦でも1番人気に推されたほどの馬でここまでの戦いぶりも決して悪くはないですから、ここは素質馬が一叩きされて・・・という上積みの方を多く採りたいもの。新潟や東京コースの経験から左回りになんら苦手意識がない点もセールスポイントでしょう。

 対抗格も同様に(5)マイネルシャルフ。スタートがあまり上手くなくて軌道に乗れずにいますが、終いの脚はしっかりしているだけにスタートさえきっちり決まれば勝ち負けに加わる事はできるはず。少頭数でスタートが少々悪くとも影響は少なそうなのも味方してくれるかも。

 三番手はひとまず(2)ケセラストーンを、岩手の菅原俊吏騎手騎乗ゆえに推しますが、岩手勢も横一線だと思います。
 例えば(3)ドラゴンチャンプ。三走前のサファイア賞でムーンドロップという馬の僅差3着になったわけですが、そのムーンドロップはJRA未勝利で今回の遠征馬よりも好タイムで駆けていました。(1)テンショウティアラも、前走で敗れたミスキティラビットがやはりJRA未勝利クラスでまずまずのタイムで走っていた馬。それらを物さしにすれば大きな差はないはずです。三番手は3頭横一線、場合によっては岩手勢の逆転も・・・まで考慮しておきたいところです。



●10Rの買い目
馬単(4)=(5)、(4)=(2)、(4)=(3)、(4)=(1)

岩手競馬の全レース予想を公開中!「岩手競馬・勝ちそーチャンネル」へ

2014/07/28
レース展望
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27日は岩手版オークス・ひまわり賞。混戦から抜け出すのはダンスママだ

 27日メインは岩手版オークス「第28回ひまわり賞」。創設は1987年で第1回から3回まで旧盛岡競馬場(緑ヶ丘)1800mが舞台。

第4回以降は水沢、盛岡と何度か交代で行われ、2000年から交流重賞へ格上げ。舞台が水沢1900mへ固定された。2007年、2008年は地元重賞で実施され、2009年から盛岡ダート2000mで行われ、現在に至っている。

歴代最強馬といえば2006年を優勝したサイレントエクセルだろう。GⅠ(当時)・ダービーグランプリで3着に善戦。またビューチフル・ドリーマーカップ2連覇など華麗な足跡を残した。

その領域に近づける可能性あるのが昨年の優勝馬コウギョウデジタル。ひまわり賞のほか3歳伝統の不来方賞、ウイナーカップと重賞3勝をマークして最優秀牝馬の座を獲得。

今年も牡馬相手のあすなろ賞を制し、先日の牝馬重賞・フェアリーカップも順当勝ち。いまや押しも押されぬトップグループに君臨している。

最大目標は今年、12年ぶりに岩手で開催するJBCレディスクラシック。コウギョウデジタルは盛岡コースとの相性抜群。1800mもベストの距離だけに期待がふくらむ一方。無事に夏を過ごし、JBC出走にこぎつけてほしい。

本題に戻る。今年のひまわり賞は例年以上に難解な一戦となった。一番の理由はダート1000m重賞・ハヤテスプリントからの直行組が6頭。芝オパールカップから直行組が3頭。2000mをこなせるか微妙だ。

距離経験を考えればフラッシュモブ、グランドバリューらが有利だが、フラッシュモブは北海道、川崎と転戦して前走・ハヤテスプリント8着。馬体重も400キロを割り、ダイヤモンドカップ4着時の迫力を取り戻せるかどうか。

迷った末の本命はダンスママ。中央時代に北海道の条件交流(門別1200m)を快勝直後に転入。初戦を2秒の大差で圧勝し、ハヤテスプリントでも2着確保。

コンビを組んだ関本淳騎手は「1000mが短すぎて速い流れに苦しんだ」とレースコメントしたが、今度は倍の距離2000mが舞台。折り合いつくかに不安を覚えずにはいられないが、リーディングジョッキー・村上忍騎手の腕に託したい。


ターントゥタイドは昨年、若鮎賞。今年ははまなす賞と芝重賞2勝。また牝馬交流・日高賞2着、芝交流・オパールカップ4着と断然の実績。

ただ本質的に芝タイプでダートは割引きが必要。加えて一千ごとに体重が減り続け、今回は中1週のローテーション。さらに馬体が減らないかが気がかり。その点で対抗とした。

トーホクスマイルは距離延長で一躍浮上。全兄が現A級で昨年の桐花賞(水沢2000m)3着トーホクアローなら2000m持ってこい。近走内容も悪くなく、長丁場で本領発揮する。

インフラレッドレイは小柄な牝馬ながらレースセンス抜群。重賞でも上位争いを演じ、成長の跡もはっきり。ただ軽快さを身上とし、2000mが不安だが、主戦・山本聡哉騎手に替わって巧みなレース運びを見せる。

グランドバリューはダイヤモンドカップ5着。フラッシュモブとは0秒1差なら、ローテーションから有利は明白。ダートに戻って反撃必至。

フラッシュモブはどんな距離、展開でも必ずひと脚を使えるタイプ。前崩れの流れなら切れを発揮するシーンがあるかも。


◎(11)ダンスママ
○(7)ターントゥタイド
▲(8)トーホクスマイル
△(3)グランドバリュー
△(6)インフラレッドレイ
△(9)フラッシュモブ


<お奨めの1頭>
11R コスモリオ

岩手転入後、連対を外したのは守備範囲を超えた2000m・ジューンカップ6着のみ。マイル戦での信頼度は絶大だ

2014/07/25
レース展望
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26日メインは芝1000m・姫神賞。B2自己条件に戻ってエスカーダが首位を奪回する

 21日(月祝)、盛岡ダート2000mを舞台に行われたJpnⅢ「第18回マーキュリーカップ」はJRA・ナイスミーチュー(栗東・橋口弘次郎厩舎)が快勝。一昨年、シビルウォーが打ち立てたレコードを0秒2更新。2分1秒9の大レコードを樹立した。

小牧太騎手「今回は斤量が軽かった(55キロ)ので、思った以上に前へつけることができたし、砂をかぶらなかったのも良かった。行く馬も少なくてスムーズな競馬ができたのが勝因。レコードを出すタイプじゃないので正直ビックリしている」

橋口弘次郎調教師「私自身、盛岡は今回も含めて4戦4勝と相性がいい。いつもより前でしたし、追走も楽。勝つことを想定していなかったので次走を考えていなかった。これまで物足りなかったが、これをきっかけに活躍してほしい」

橋口弘次郎調教師の4戦4勝は2003年、ダービーグランプリ。2004年、5年の南部杯(いずれもユートピア)と今回。また次走、BSN杯へ向かいたいと発表があった。

ナイスミーチューは2007年のセレクトセールで1億1134万円の高額で落札された良血馬。マーキュリーカップ優勝をきっかけに、さらなる飛躍を期待したい。

26日(土)メイン10レースはB2・盛岡芝1000m「姫神賞」。このレースから重賞・OROターフスプリントを目指すケースも多く、個人的にも楽しみにしている。

エスカーダは中央3勝・準オープンから転入。初戦の芝1000m・新緑賞(C1)を完勝し、続く水沢1600m戦を圧勝。

前走はB2から強気のオープン挑戦・スプリント特別(芝1000m)でも1番人気に支持された。しかしチェリービスティーのマークが厳しく2着。陣営もショックを隠せなかったが、コースレコードに0秒4まで肉薄のハイタイム決着では仕方なし。

今回は自己条件に戻り、相手有利は明白。中4日の強行軍だが、ここは負けられない一戦となった。

逆転筆頭はレーリュッケン。中央0勝ながら芝1200mで2着1回。大井を経て転入し、当初は凡走を繰り返したが、叩かれながら良化一途。

短距離戦で頭角を現し、芝1000mに替わった姫神賞ターフチャレンジを快勝。待望の初勝利を飾った。エスカーダとは前走タイム(別のレース)で0秒3劣り、斤量も1キロ増えたが、成長続ける4歳馬。弾みつけて2連勝を狙う。

サクラルモンドは姫神賞FCで0秒2差2着。結果、直線でレーリュッケンに突き放されたが、4角で一旦先頭。見せ場を十分作った。コース2度目のプラスポイントは見逃せない。

一発大駆けならヤマニンパニエだろう。一昨年11月、芝1000mで行われたC1・五葉山賞で短距離のスペシャリスト・トートアフィシオンの2着。そのときの走破タイム58秒7はレーリュッケンと同じ。それ以来の芝だが、適性は間違いなくある。

ホアピリは3着押さえ候補。姫神賞TCは0秒6差3着。この差は如何ともし難いが、サクラルモンドと同じく条件2度目のアドバンテージを考慮したい。


◎(2)エスカーダ
○(12)レーリュッケン
▲(1)サクラルモンド
△(7)ヤマニンパニエ
△(3)ホアピリ


<お奨めの1頭>
9R エイシンダッシュ

前走・水沢2000m特別・ジューンカップでロングスパートを決めて快勝。実力の違いを見せつけた。今回の盛岡ダ1800m2戦2勝も強気にさせる

2014/07/24
レース展望
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