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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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3日はB2級・初夢賞。9戦9勝エントラールvs上昇一途リトルキングに注目!

 昨日に続いて「第40回桐花賞」の話。単勝1・1倍の圧倒的1番人気に支持されたナムラタイタンは2馬身半差2着に敗れたが、その敗因を考察してみたい。

当日の馬体重はプラス2キロの530キロ。岩手転入後では過去最高体重だったが、厳寒期に入り調整が大変だったのは想像し難くない。日中でもマイナス気温の真冬日。元々、大型馬で本質的には太りやすいタイプ。逆によくプラス2キロで収めたと思う。

パドックで大人しいのはいつものこと。むしろ今回は外側を回り、これまで以上に気合いの良さが目についた。

戦前から村上昌幸調教師は「モズの粘りが怖い」と語っていた。確かに北上川大賞典では直線で一度交わされながら差し返して周囲を驚かせた。マークを徹底するのは当然の作戦だった。

好スタートを切ったのはマイネヴァイザー。完全に1馬身ほどリードしたが、モズが外からハナを主張。先手を取り切るのに若干時間がかかり、前半3ハロン36秒9。対して上がり3ハロン39秒0。明らかにハイペース模様だった。

これもナムラタイタンには許容範囲内。南部杯、JBCクラシックに比べれば追走は非常に楽。絶好の2番手をキープ。ナムラタイタン鞍上・坂口裕一騎手は理想どおりの競馬になったと思ったに違いない。

ところが3コーナー手前で予期せぬことが起こった。モズが戦意喪失して早々と一杯。押し出される格好でナムラタイタンが先頭に立ち、完全に目標を失ってしまった。

もう一つ不安点があった。追い切りでも夏までは11秒台でフィニッシュしたナムラタイタンが秋になって12秒台止まり。北上川大賞典も先頭に立ってトボけたが、今回も同様。結果的にコミュニティの末脚の餌食になってしまった。

モズが直線までリードしていたら、結果は違っていたかもしれない。モズの失速がナムラタイタンには大誤算だった。もちろんコミュニティは成長著しかったから大一番を勝てたのは間違いないが、これが競馬の奥深さ、難しさ。コミュニティを応援し続けたファンは最高の一日、大晦日となった。

3日(土)メインはB2級・水沢1400m「初夢賞」。6頭立ての少頭数となったが、楽しみな一戦。エントラール、リトルキングの雌雄対決が見ものだ。

エントラールは中央未勝利から転入後、圧巻の9連勝中。ほぼワンサイド決着と計り知れない強さを誇っている。

残された課題は折り合い面。2走前の水沢1800m・錦秋湖でも逃げ切りを決めたが、最後は甘くなってキルデビルヒルズに1馬身差まで詰め寄られた。

前走1600m戦で2番手に控えたのはそれを意識してのこと。多少、掛かるところがあったが、最後もキッチリ伸びて完勝。結果以上に収穫多い一戦だった。

今回はベストとも言える1400m戦。連勝を二ケタ10に伸ばす可能性は相当高い。

対するリトルキングは岩手入り後、馬券対象から外れたのは転入初戦4着、3歳重賞・不来方賞5着の2度のみ。9勝2着3回と抜群の連対率を誇っている。

 トップハンデ58キロ克服が課題だが、目下2連勝は強いの一語。新田守調教師はあえて同厩2頭をぶつけてきた。この精神に拍手を送りたい。

このラインは強力だが、こんなときに伏兵台頭するケースも少なくない。割って入るとすればノーティカルスターの決め手だろう。典型的な追い込み馬だが、前走は早めマクリから4角先頭。そのまま押し切って2着に0秒7差をつけた。引き続き好気配をキープ。

ヤマニンネレイスは前走7着に終わったが、落ち込みはまったくない。それ以前の2戦の粘り一目。鈴木麻優騎手が騎乗するため4キロのアドバンテージ。50キロの軽ハンデを活かしたい。

あとは少頭数ですんなりの流れになった際、コンプリートの3着残り目少々。


◎(2)エントラール
○(4)リトルキング
▲(1)ノーティカルスター
△(5)ヤマニンネレイス
△(6)コンプリート


<お奨めの1頭>
6R テンテマリ

北海道時代を含めて5連連続2着。あとひと押しのところで勝利を逃がしているが、巡り合わせも悪かった。相手に恵まれた今度こそ首位を奪取する

2015/01/02
レース展望
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謹賀新年。2日メインはアルファジニアスが主役。初春をにっこりで決める

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

さて、12月31日に行われました岩手版有馬記念「第40回桐花賞」は4番人気コミュニティが完勝しました。

戦前の予想どおりモズが逃げてナムラタイタンが2番手を追走。前半3ハロン36秒9のハイペースを形成し、3番手ワットロンクン。コミュニティは中団6番手を追走しました。

想定外だったのはモズが思った以上に早く失速したこと。3コーナー手前で早々と一杯となってナムラタイタンが押し出される格好で先頭に立ちました。

一方、コミュニティは向正面からスパート。前半で脚を貯めたのが功を奏し、鮮やかなマクリを決め、打倒ナムラタイタンの悲願をついに果たしました。

山本政聡騎手「いつもより大人しくて決して万全ではなかった。前に行きたい馬がそろっていたので自分のペースと流れを大事にしました。北上川大賞典はボクのミスで3着。仕掛けが遅かった反省を今回に活かしました。わずか1年でここまで成長したコミュニティにビックリ。大きな壁(ナムラタイタン)を越えることができました。来年さらに成長、活躍を期待しています」

ここ一番でナムラタイタンを破ったコミュニティに脱帽。あらためて競走馬の成長力を目の当たりにし、奥深さを改めて実感しました。

1月2日(金)メインはB2三組による水沢1600m「ニューイヤーレース」。主軸にアルファジニアスに指名する。

相手なりに駆ける堅実さを身上とし、今季3勝2着5回。水沢に替わって2戦7着に沈んだが、見事立て直して3、2着。前走は9戦9勝エントラールの2着を確保した。メンバーが甘くなって首位を奪取する。

ゲンパチスカイは前走6着だったが、勝負どころで前がふさがったのが痛かった。追い込み一辺倒の脚質ゆえ展開に注文がつくが、実力は3走前の直線一気で証明済み。

ラブソングは前走、アルファジニアスに先着2着。インでじっくり脚を貯めたのが功を奏した。昨年もそうだったが、寒い季節と今の馬場が大歓迎。外枠を引いたのが気がかりだが、引き続き好気配をキープした。

ベシュテルングは芝1000m・もみじ賞12着後、精彩を欠いているが、自分の競馬ができなかったことも敗因。今回は流れ落ち着き展開有利は明白。久々の勝利を飾る可能性十分。

サダチカガーベラは今季1勝のみ。自慢の末脚が不発続きだが、元々は今のような不良馬場で最大能力を発揮するタイプ。押さえは必要だろう。


◎(4)アルファジニアス
○(1)ゲンパチスカイ
▲(7)ラブソング
△(6)ベシュテルング
△(3)サダチカガーベラ


<お奨めの1頭>
5R リキサンエルピーダ

 一戦ごとに着順をあげ、待望の初勝利をマーク。タイム比較で見劣るが、これは馬場差。レース内容を重視するべき

2014/12/31
レース展望
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さあ桐花賞。ナムラタイタンが1年を締めくくる!

★冬期間の騎手遠征情報
 岩手競馬は来年1月12日をもっていったん冬休みに入りますが、その間も各地で騎乗する騎手がいます。今日発表分の遠征騎手情報を簡単にお伝えします。

■村上 忍騎手 ・・・ 川崎(1月26日から3月13日まで)
■高松 亮騎手 ・・・ 園田(1月15日から2月20日まで)
■菅原辰徳騎手 ・・・ 高知(1月16日から3月10日まで)

 このほか、1月24日・25日には毎年恒例の「M&Kジョッキーズカップ」が佐賀競馬場で行われます。
 また1月29日には名古屋競馬場で『レディス&ヤングジョッキーズ2015』競走が行われ、ここに岩手から鈴木麻優騎手が出場します。鈴木騎手にとっては初遠征騎乗にもなります。
 各地の競馬ファンの皆様、冬期間も岩手競馬の騎手たちの応援をよろしくお願いいたします。



 さて、12月31日・大晦日のメインレースは重賞『桐花賞』。1年を締めくくる岩手競馬のグランプリレースには12頭が出走します。
 勝てば岩手競馬の歴史に名を刻むことができる、関係者にとっては力が入る戦いです。ただ今年は下馬評的に抜けて強いと見られている強豪が数頭。実際のレースもその"強豪"達が優勝を競うことになるのではないでしょうか。

 このレース、本命はその"強豪"の中でも最右翼、(5)ナムラタイタンとしました。前走は岩手に来てからのこの馬としては最少の2馬身差での勝利。しかしそれは初めての2500mという距離、小回りコースを2周半するレース形態などを考慮してあくまでも勝ちに徹したゆえの僅差で、実際のところは余裕ある勝利だったと思います。
 なんといっても岩手では地元馬に先着を許したことがないですし、2000mも6月のみちのく大賞典で圧勝しており距離短縮になるのはプラス材料でしかないでしょう。唯一の心配は馬場の極端な悪化。しかしそれも、ここ何日かの状況を見る限りいきなり極端に悪い方に変わることはないでしょう。

 対抗は(8)モズ。北上川大賞典ではナムラタイタンに屈した形ですが昨年同様の力があるところは証明できた一戦でした。正直な所、距離適性ではモズの方が長い距離に利があったように思え、2000m、よりナムラタイタンのレンジに近づけばあちらの方に有利・・・という印象。ただ、モズ自身も昨年の在籍時よりずっと状態が良いのは確かなようで、2着だった昨年の桐花賞を思いだすなら軽視はできないのは当然、逆転も考えてみたいですね。

 (10)コミュニティは三番手。枠順が外になって他の有力どころよりさらに外目になってしまった点、21日のレースを使っていて間隔が短い点から印はここまで。後は当日の気配を見てから・・・がベター。
 ヒモは悩みましたが、休み明け二戦目でもイキの良さで(9)ワットロンクン、コース適性で(7)スーブルソー、一発の魅力で(1)カリスマアキラ。

 最初に"強豪の戦いだろう"と書きましたが、実はこの桐花賞、思いのほか荒れるレースなんですよね。昨年の覇者スーブルソーは7番人気。1番人気馬は着外に消えていました。一昨年は1番人気馬が勝ったものの2着3着は5番人気・4番人気。実は上位3着までが1番人気~3番人気で決まったことは、過去39回の桐花賞の中でわずかに4度しかありません。
 まあここを「わずか四度」と言うかそれとも「四回もある」と言うか。JRAのGIでも人気馬だけで上位を占めることはまずありませんから気にすることは無いデータかもしれませんが、念のため「もつれやすいレース」ということは念頭に置いていただきたいものです。

 最後になりましたが、2014年も岩手競馬をお楽しみいただきありがとうございました。新年は1月2日より開催です。2015年も岩手競馬でお楽しみください。

●9Rの買い目
馬単(5)=(8)、(5)→(10)、(5)→(9)、(5)→(7)、(5)→(1)

岩手競馬の全レース予想を公開中!「岩手競馬・勝ちそーチャンネル」へ

2014/12/30
レース展望
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30日メインはA級二組・水沢1600m戦。中央2勝ベルラピエルが転入初戦を飾る

 28日、最終10レースで鈴木麻優騎手(伊藤和厩舎所属)が待望の通算10勝目を飾った。

1枠を引き当てたヤマニンロゴス=鈴木麻優騎手が好ダッシュから逃げを主張。マイペースに持ち込んで外強襲オーバーザレインボ(関本淳騎手)の追撃をハナ差封じ、デビュー当時から目標だった二ケタの勝ち星を達成した。

鈴木麻優騎手「あと1勝がなかなか決めることができませんでしたが、ようやく10勝できました。先生方がいい馬に乗せてくださいますし、先輩騎手からもいろいろとアドバイスをいただいた結果。とても感謝しています。今後の目標は馬の力を引き出すこと。あとは今シーズン15勝をあげることです」

ちなみにヤマニンロゴスはJBC当日、大観衆の中で勝利を上げた馬。縁あって節目の10勝もプレゼントしてくれた。

個人的な感想だが、デビュー当時と現在では騎乗技術が飛躍的に伸びていると思う。スタートセンスの良さは最初から目についたが、レースの流れを読む点が成長著しい。今後さらに伸びることを期待する。

30日メインはA級二組「節季特別」(水沢1600m)。強豪が翌日の桐花賞へ出走するため手薄なメンバー構成。中央1000万下から転入ベルラピエルで間に合う。

ベルラピエルは中央ダート1700m、ダート1400mでそれぞれ1勝。ほかに2着1回3着5回と堅実さを発揮した。

移籍直前の東京ダート1300m戦で落馬のアクシデントがあったが、その影響もなく順調に乗り込まれてきた。

中央ダート2勝・1000万下に在籍した馬がA級通用は過去にも多数。好発進を決める。

ダノンボルケーノは今季前半に4勝マーク。夏場に2ヶ月リフレッシュさせ、戦列に戻ったが、伸びひと息で入着止まり。

ただ3走前から差し競馬に転じて上位争い。新境地を切り開いた。前走も3着を確保し、久々の連対を果たしたいところだろう。

ザドライブも同様、無類の堅実さを発揮しているが、詰めの甘さがつきまとい今季未勝利。最後の爆発力が足りないが、相手が楽になっているのは事実。悲願のシーズン初勝利なるか。

レオパルドゥスは芝・かきつばた賞2着など芝で活躍。切れる末脚を披露したが、ダートでは3着最高。パワー勝負に手こずっているが、鞍上に村上忍騎手を指名。どんな面を引き出すか注目。

スーパーワシントンは赤松杯後、5ヶ月の休養から復帰。芝1000m・ハーベストカップで6着ながら0秒3差にまとめ、古豪健在を誇示した。

その後は後方のままに終わっているが、前走は4番手からの競馬。前に行ける脚がよみがえり、復調の兆し十分。

フラッシュモブは4戦連続で重賞挑戦。さすがに相手が強く大敗を繰り返していたが、前走・白嶺賞で6着ながら一瞬の切れを見せた。ここに入るとタイムはそん色なく、軽視できなくなった。


◎(9)ベルラピエル
○(6)ダノンボルケーノ
▲(10)ザドライブ
△(8)レオパルドゥス
△(4)スーパーワシントン
△(2)フラッシュモブ


<お奨めの1頭>
8R ランドグローリー

一度6着に敗れたが、セイントローズバドと超ハイペースで逃げ争いを演じたため。その後は軌道修正して3連勝。再び勢いを取り戻した。ここは自身の連勝を伸ばすのみ

2014/12/28
レース展望
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29日メインはB1・銀嶺賞。3歳牝馬ドナアヴィードのマクリに期待する

 大晦日恒例の岩手版グランプリレース「第40回桐花賞」が2日後まで迫った。ファン投票1位はもちろんナムラタイタン。2位がモズ、3位がコミュニティ。

おそらく当日の単勝人気も以上の順となると思うが、地元馬に敵なしナムラタイタン陣営は負けられない一戦。管理する村上昌幸調教師もプレッシャーを感じているという。

詳しくは12月30日公開のテシオ特集をご覧になってほしい。初めてナムラタイタンと出会った印象、夏場に休養した理由、そして桐花賞へ臨む意気込みをインタビューした。

インタビューは1時間以上にも及んだ。実は話が脱線して騎手時代の話にもなった。デビュー3年目から10年連続でリーディングジョッキーに輝いた村上昌幸元騎手。

数々の一流馬に騎乗したが、一番話題を呼んだのは天皇賞馬テンメイだった。当時、週刊誌などで物議をかもし出したが、最後はハッピーエンドで引退。生まれ故郷の藤沢牧場で種牡馬生活に入った。

その頃が小生=松尾康司が競馬の世界に入り始め。本当にポツンと最後方ポジションから旧盛岡競馬場の3コーナー頂上からスパート典型的な追い込み馬だった。

あるとき、村上昌幸騎手は先行させたこともあったが、最後の伸びが甘くなって着止まり。最後方待機策以外の戦法は無理だったそうだ。

思い出の馬は...と聞いたら第6回みちのく大賞典を優勝したジムパーナ。この馬も追い込み馬で4コーナー大外強襲。ファンの視界に入らず、ゴール直前にいきなり現れて周囲の度肝を抜いた

オールドファンもジムパーナが思い出の1頭と語る人は結構多い。小生は生で観たことがなかったが、400キロ以下の小柄な牡馬で極めつけの個性派だったそうだ。古きよき時代の話だ。

29日(月)メインは「銀嶺賞」(B1 水沢1600m)。各馬が一長一短で波乱の要素も含んでいる。

ドナアヴィードは中央未勝利から転入後、岩手4戦目の前回快勝。後方待機策から一気にまくりを決めて4角先頭。ユナイテッドボスとの叩き合いを制して待望の初勝利を飾った。

追い込み馬は今の水沢の馬場が厳しいが、ドナアヴィードは自分で動けるのが強み。しかも先にいきたい馬がそろい、おあつらえの展開となりそう。

テイケイフロックスは中央1勝を芝1600mでマーク。岩手初戦は4ヵ月半ぶりの実戦、プラス33キロと大幅増だったにもかかわらず見事な逃げ切りを決めた。

今回は1400mから1600mへ延長されたが、ひとまず守備範囲。あとは同型をどうさばくかがカギとなる。

レディアントデイズは足踏みが続いているが、B1の安定勢力。あとひと押しが欲しいところだが、芝向きの馬は今の馬場は歓迎。2頭に割って入るシーンまで。

ヒシラストガイは前走、ゲート内で暴れてもぐり突進。放馬のアクシデントがあったため競走除外となった。しかし後遺症もなく、順調そのもの。マイル実績がない点が気がかりだが、状態そのものは上位の存在。

ムニンは岩手、JRA交流・プロキオン賞を勝ってそのまま転入。そのときの馬体重が433キロで前走が452キロ。体が絞れてくれば勝ち負けに参加できるはず。

コスモナダルは重賞・絆カップで3着に気を吐いたが、B1降格後は入着止まり。ただ水沢2着1回は1600m戦。流れ速くなれば巻き返しに転じて不思議はない。

◎(5)ドナアヴィード
○(9)テイケイフロックス
▲(8)レディアントデイズ
△(3)ヒシラストガイ
△(10)ムニン
△(6)コスモナダル


<お奨めの1頭>
8R サクラハナフブキ

転入後、アッサリ5連勝をマーク。C2では絶対能力が違いすぎる。クラス据え置きなら連勝もらった

2014/12/27
レース展望
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