★桐花賞ファン投票スタート!
12月31日に行われる重賞・桐花賞の出走馬を選ぶファン投票が6日土曜日からスタートしています。
投票はこちらのページから
応募された方の中から抽選で「前沢牛&南部鉄器すき焼鍋セット」などの豪華賞品が当たります。応募は12月21日(日)まで、インターネットからの投票は当日の正午までです。皆様のご応募をお待ちしております。
★村上忍騎手、第23回ゴールデンジョッキーカップに出場
12月11日に園田競馬場で行われる「第23回ゴールデンジョッキーカップ」に岩手から村上忍騎手が出場する事が決まりました。
通算2000勝以上の騎手が参加できるこのレース、村上忍騎手は3年連続3度目の出場となります。1回目の一昨年は9位、2回目の昨年は6位。そろそろ表彰圏内を・・・と期待したいですね。
★山本聡哉騎手、負傷で戦線離脱
6日土曜の第6R、リコーココヘッド号に騎乗していた山本聡哉騎手が入線後に落馬して負傷、以降のレースがすべて騎乗変更となりました。
山本聡哉騎手は骨折という事で、少なくとも今年中の戦線復帰は難しそう。村上忍騎手との騎手リーディング争いもここまで長く続いてきましたが、残念ながら"終戦"という事になってしまいそうです。
●10Rの買い目
馬単(4)→(1)、(4)→(6)、(4)→(7)、(4)→(3)
岩手競馬の全レース予想を公開中!「岩手競馬・勝ちそーチャンネル」へ
ご存知の方も多いかもしれないが、岩手期待の星ロールボヌールが全日本2歳優駿(JpnI)挑戦を見送った。
デビューから圧倒的な強さで4戦4勝。特に若駒賞、南部駒賞で見せた瞬発力はケタ違いだった。実況アナウンサーの古川さんをして若駒賞ゴールで「これは強い!」、続く南部駒賞では「この脚!」と実況。興味ある方はぜひ、この2レース視聴してほしい。ロールボヌールの切れに驚くはずだ。
南部駒賞後、全日本2歳優駿に登録したが、体調が整わず大事を取った。現在は千葉の牧場に移動し、今後のことをジックリ組み立てなおすとのこと。久々に出現した大物ロールボヌール。復帰する日をあせらず待ちたい。
7日メインは岩手最長距離戦「第37回北上川大賞典」(水沢2500m)。ナムラタイタンで中心は動かない。
中央9勝オープンから鳴り物入りで転入。赤松杯、シアンモア記念、みちのく大賞典と圧勝の連続。ダートグレードウイナーの実力をマザマザと見せつけた。
残念だったのは夏場に体調を崩したことだったが、南部杯から復帰。坂口騎手「いいときに比べて五分の状態」で臨んだが、地方最先着6着。
この一戦を叩かれて気配アップし、当初の目標だったJBCクラシックに駒を進めた。さすがにGIホース6頭がそろい、予想どおりコパノリッキーがレコードで逃げ切り勝ち。ナムラタイタンは上がり36秒0の脚で6着。カゼノコに先着し、また地方最先着を果たした。
今回は地元同士の戦いに戻り、相手が大幅に弱化。2500mも道中でズブい面があるならまったく問題なし。エンジンの違いを見せつけ、圧倒的1番人気に応える。
相手筆頭はコミュニティ。昨年、中央未勝利から転入。最下級スタートから白星を積み重ね、今季ついにオープン入り。時に敗戦をしながら地力アップ。重賞2勝を手にするまで成長した。
絆カップ優勝後、JpnI・南部杯へ名乗り。初のグレード戦だったが、3コーナーから積極的に動いて見せ場。岩手のファンを興奮させて7着。JBCクラシックも8着なら上々の結果だった。
これまで水沢は9戦8勝。唯一の敗戦は初のオープン重賞・みちのく大賞典でスタート直後に落馬のアクシデントのみ。明らかに水沢コースの方が反応が鋭いし、ジリ脚タイプゆえ長距離は望むところ。ナムラタイタン相手に金星を狙う。
モズは昨年、中央オープンから移籍初戦、いきなり北上川大賞典を快勝。コースレコードに0秒1差の好タイムで逃げ切った。
続く桐花賞でもスーブルソーの2着を確保して冬休みに突入。休み明け戦を2着と上々の滑り出しだったが、盛岡(左)回りの調教ができず、北海道へ移籍。3戦1勝から岩手へ里帰りし、初戦を逃げ切った。
気性難がつきまとい、逃げれないと大敗の可能性大。おそらくマイネヴァイザーが先手を主張するだろうから展開は相当厳しいが、それでも地力の高さを重視した。
トーホクアローは追い込み脚質のため届かないケースの連続。今季も2勝のみにとどまっているが、昨年の桐花賞で直線猛追3着。豊富なスタミナを身上とし、2500mは大歓迎。一躍、惑星馬に浮上した。
コパノツイテルは再転入後も健在を誇示。ゆったりとした流れで渋太さを発揮し、こちらも長丁場は合う。あとは決め手勝負に持ち込まれた際にレオパルドゥスが浮上のシーンまで。
◎(6)ナムラタイタン
○(2)コミュニティ
▲(11)モズ
△(4)トーホクアロー
△(5)コパノツイテル
△(10)レオパルドゥス
<お奨めの1頭>
1R シングンジャステス
北海道から転入2戦ともクビ差の僅差2着。あとひと押しが足りなかったが、今回はメンバー緩和。絶好の勝機を迎えた
6日メインはA級二組による水沢1600m戦「大雪特別」。皮肉にもこのレース名のとおり、岩手に大雪が降ってしまった。
火曜日までは暖かかったのだが、水曜日朝から寒波が襲い、4日(木曜)現在、盛岡競馬場には30センチの雪が積もった。
あたり一面が真っ白になり、このあおりを受けて木曜日の調教は馬場入れを中止。昼から除雪に取り組んでいるが、この影響は少なくない。
仮に盛岡所属馬の馬体重が大幅に増えていたら、馬場入れ中止が大きな要因。一方、水沢は雪の影響もなく予定どおりの調教ができている。果たして明暗はいかに。
主軸はイキナヤツ。中央1勝、南関東1勝・B2から転入後、3戦2勝2着1回。トレードが大当たりした。
前走は2着に敗れたが、モズは昨年の北上川大賞典を逃げ切った実力馬。桐花賞でも2着を確保し、仕方なしの結果だった。メンバーが甘くなり、主役奪回に燃えている。
マイネルヴァルムは前走、モズに3秒4差7着に大敗。気ムラな面を出してしまったが、展開が合わなかったの凡走要因。
気分良く自分の競馬ができれば直線で二の脚を駆使。岩手4勝は強いの一語だった。今回は願ってもない1枠を引き当てた上、同型不在。楽々と先手を奪うことができ、一転して首位奪取も十分。
カリスマアキラは東京ダート1400mで2勝。ひと頃は1000万下に在籍した。近走は粘り欠くレースを繰り返しているが、先行して見せ場。地方ダートが合う可能性が高く、いきなりのシーンまで。
ケイアイボルトは大井8勝がすべて1200mから1400m戦。一昨年12月以降、白星から遠ざかり、北海道でも精彩を欠いていたが、転入初戦でメンバー中2番目の上がりを披露。結果4着だったが、以降に期待を抱かせる内容だった。
コスモリボンは南関東B3から転入。詰めの甘さが課題だが、前走は5着ながら0秒5差。これでA級通用のメドが立った。
コスモイフリートは2ヶ月ぶりに戦列復帰。レース勘を取り戻しているかがネックだが、水沢4戦1勝2着1回。うまく流れに乗れれば勝ち負けの可能性がある。
◎(8)イキナヤツ
○(1)マイネルヴァルム
▲(3)カリスマアキラ
△(10)ケイアイボルト
△(11)コスモリボン
△(12)コスモイフリート
<お奨めの1頭>
2R チェリーマーシャル
転入初戦を2着にまとめ、上々の滑り出し。相手も緩和され、待望の初勝利を飾るチャンス
★桐花賞ファン投票は間もなくスタート!
12月に入ると気になるのは12月31日に行われる重賞・桐花賞、その出走馬を選ぶファン投票。今年も今週末から投票スタートの予定です。
暮れの大一番に出走する馬をファン自らの手で選ぶことができる貴重な機会。投票された方には抽選で豪華賞品が当たるプレゼントもありますので、皆様ぜひご参加ください。投票開始日・詳細は「岩手競馬公式webサイト」、競馬場・テレトラックでの掲示等でご確認ください。
●10Rの買い目
馬単(12)=(11)、(12)=(10)、(12)=(3)、(12)=(4)
岩手競馬の全レース予想を公開中!「岩手競馬・勝ちそーチャンネル」へ
今年5弾目となる『あなたが選ぶ 岩手競馬の名馬』桐花賞の募集が今週29日から始まる。締め切りは12月8日。出走馬のファン投票も近々、開始されるが、まずは思い出の桐花賞馬を投票してほしい。
第一弾はみちのく大賞典でメイセイオペラが1位に選ばれた。続いてビューチフル・ドリーマーカップはサイレントエクセル。OROカップはコスモバルク。そしてダービーグランプリはロックハンドスターがそれぞれ1位に選ばれた。
もちろん選ばれた馬たちは岩手競馬の歴史に残る名馬。OROカップは北海道競馬のコスモバルクが選ばれたが、これは別格。コスモバルクは2007年、2009年と2度優勝したが、特に印象に残っているのは2007年。
当時、馬インフルエンザが全国にまん延。地元同士のみの戦いを余儀なくされたが、次第に終息。交流解禁の一発目となったのがOROカップ=コスモバルクだった。
国際GⅠ・シンガポールカップ優勝、皐月賞、ジャパンカップ2着など段全の実績を誇るコスモバルクは、単勝1・1倍の圧倒的1番人気に支持され、4馬身差で圧勝。詰めかけたファンは大声援でコスモバルクの勝利を祝福した。
さて桐花賞。思い出の名馬1位に選ばれるのはどの馬か。個人的にはグレートホープ、トウケイニセイの優勝が印象深いが、さらにさかのぼればスリーパレードの2連覇も伝説となっている。
詳しくは岩手競馬ホームページ内にある"岩手競馬50周年記念ファンサイト"をご覧になってください。そしてふるってご応募をよろしくお願いします。
30日メインはB1・水沢1900m戦「ひいらぎ賞」。距離、コース、展開などのファクターを考えると総合点でコアレスランナーが一歩リードか。
コアレスランナーは盛岡もソコソコこなすが、本質的には右回り巧者。水沢に替わるとどんな流れにも対応できる。
また毎年、冬の季節に活躍が集中。桐花賞、北上川大賞典2着などの実績を誇る。さすがに8歳を迎え、年齢的な衰えは見え隠れするが、水沢に替わった初戦を快勝。鮮やかなマクリを決めた。1900mも2着1回と望むところ。
対抗は思い切ってヒシラストガイとした。中央1勝・500万下から転入。母は現役時代、女傑で一世を風靡したヒシアマゾン。
今年8月、岩手に新天地を求めてきたが、5戦連続で6着。伸びひと息のレースが続いたが、舞台が水沢1400mに替わって見事な直線抜け出しから完勝。待望の岩手初勝利を飾った。
1900mは未経験だが、福島ダート1700m(500万下)2着ならおそらく大丈夫。前走はパドックでも仕上がりの良さが目につき、距離も克服できると踏んだ。
コスモナダルは南関東B1から転入。初戦を2着にまとめ、重賞・絆カップ3着。直後にB1へ降格し、メンバー有利は明らかだったが、道中もたついて入着止まり。気難しい面をのぞかせているが、地力上位は確か。1900m延長を味方にしたい。
バイザスターンは展開から一躍浮上。不来方賞12着、ダービーグランプリ11着と大敗を喫したが、これは逃げタイプの宿命。逆に強豪と戦ってきた経験が今回に活きるだろうし、3走前の盛岡1800mを逃げ切り完勝。気分良く逃げれば押し切るシーンまで十分。
トップチェッカーは今シーズン精彩を欠き、後方のままに終始していたが、ここにきて立ち直りムード。前走はコアレスランナーに猛追0秒1差3着。ようやく切れる末脚がよみがえった。流れ合えば突き抜ける。
レディアントデイズは相手なりに駆ける堅実さが身上。前走は出遅れを喫し、自分の競馬ができなかったもので度外視。見限るのは早計だ。
◎(10)コアレスランナー
○(5)ヒシラストガイ
▲(9)コスモナダル
△(7)バイザスターン
△(1)トップチェッカー
△(6)レディアントデイズ
<お奨めの1頭>
4R スペクトル
南部駒賞はロールボヌールの圧勝だったが、全国の強豪相手に2着を死守。地元同士ならスピードで圧倒する