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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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ペガスス賞/条件緩和でモズリュウオウに期待

★重賞 南部駒賞/北海道モリノブレイクが逃げ切り勝ち

 11月10日に行われた2歳馬による地方全国交流競走『南部駒賞』は北海道モリノブレイクがハイペースの流れを押し切る逃げ切り勝ちを収めました。

191110-640.jpg

 地元岩手のグランコージーとモリノブレイクとの先行争いから幕を開けたレースは3コーナー過ぎにモリノブレイクが思い切って前に出たところから動き始めました。
 モリノブレイクに迫るのは追いすがる先行勢ではなくスティールペガサスら差し馬勢。しかしハイペースの流れを乗り切ったモリノブレイクの脚は最後まで衰えず、迫る後続を2馬身半の差で封じ込めて優勝。自身初の重賞制覇を達成しました。



 盛岡開催も残り1週となる11月11日、メインレースは12RのB1級1800m戦『ペガスス賞』。本命は(5)モズリュウオウを採りました。前走はJRA条件交流戦で6着でしたが流れが合わず追い込み不発に終わった内容。それでも上がり3ハロン37秒4はメンバー中でも上位だったのですから極端に悲観する必要はないでしょう。今回は地元馬同士の戦いに戻ってなおかつ二走前に快勝している1800m戦。展開に左右されがちな点はあるにせよ、その二走前の再現を期待してもいい条件になったのではないでしょうか。
 対抗は(3)サンシャンペーンです。こちらも前走は◎と同じ条件交流戦で4着、地元馬では最先着でした。その前走も悪くない内容でしたし、B1級に上がってきてからも安定した戦いを続けています。カギは距離でしょうが、この相手ならそれほど苦にするとは思えません。本来は先行タイプでもあり、その点も1800mでは武器になりそう。
 (4)アドマイヤスカイが3番手。芝もダートも、距離もあまり問わずに上位に食い込んでくる一方でもう3年以上勝ち星から遠ざかっており、馬券的に微妙な感じがするのは確か。ただ近走のA級からB1級に降級してより戦いやすくなっているのも確かで、底に変化を求めてみたいところ。


 以下は(9)プラトンイミシャン、(10)ノッキングオン。どちらも堅実に上位というタイプではないかもしれませんが一発の魅力はある馬たち。今回の、ほぼ横並びと言っていいメンバーでなら上位突入のシーンも想像しやすいでしょう。

●12Rの買い目
馬単(5)=(3)、(5)=(4)、(3)=(4)、(5)→(9)、(5)→(10)

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2019/11/11
レース展望
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10日メインは2歳交流・南部駒賞。北海道モリノブレイクが平和賞5着の雪辱を果たす

 7日(木)、ホッカイドウ競馬のシーズンフィナーレを飾る「第62回道営記念」(門別2000m)はリンノレジェンドが見事な逃げ切りを決め、2馬身差で完勝。2013年、レオニダス以来の3歳馬優勝を果たした。

リンノレジェンドは三冠でリンゾウチャネルにかなわなかったが、大井・黒潮盃を快勝。続いてダービーグランプリへ参戦。余裕の逃げ切りで2着タンクティーエーに5馬身差。そして今回は北海道の古馬を一蹴し、3歳交流2連勝がダテではなかったことを証明した。

昨年の覇者スーパーステションが北海道三冠目・王冠賞で覚醒。以降、快進撃を続けたが、リンノレジェンドも同様。黒潮盃遠征が一大転機となった。

岩手競馬の立場からもダービーグランプリ優勝の価値を高めてくれたことに感謝。リンノレジェンドの今後にも注目していきたい。

10日メインは2歳・地方競馬全国交流「第46回南部駒賞」(盛岡ダート1600m)。昨年は休止を余儀なくされたが、創設1973年。2歳最高峰に位置付けられている。

今年も全国の2歳戦線は北海道所属、卒業生たちが活躍。エーデルワイス賞で1着から3着までを独占したことを考えれば、南部駒賞も北海道勢優位は動かないだろう。

モリノブレイクはデビュー戦こそ9着に凡走したが、以降6戦連続で連対。重賞・イノセントカップで2着を確保し、船橋・平和賞へ参戦。1番人気に支持されたが、12頭立て3番枠に入って終始インに包まれる苦しいレース。

それでも4角で内から強引に先頭に立ったが、直線で脚をなくして5着。初遠征は不成功に終わったが、左回りと内で揉まれる競馬を経験したのが収穫。後遺症が残っているかが心配だが、船橋の敗戦を糧に今度こそ重賞制覇を果たす。

ノーザンヴィグラスはデビュー3戦目に初勝利を飾り、一戦置いて2勝目をマーク。重賞挑戦で5、4着と入着を確保した。

今回の判断基準はイノセントカップ。結果5着だったが、モリノブレイクとのタイム差は0秒4。一戦ごとに力をつけているのは確実で相手筆頭とした。

シンボは未勝利を脱出直後に盛岡芝交流・ジュニアグランプリに参戦。フジノロケットとの決め手勝負に屈したが、芝経験の差も敗因。初芝を考えれば健闘した。

地元に戻って4着後、今度は盛岡ダート1400m・知床賞へ駒を進め、アクアリーブルの2着。直線で最後猛追したが、0秒1差届かなかった。

何よりも強みはほかの北海道勢が盛岡未経験に対し、実際に使って結果を出していること。遠征も今度で3度目なら待望の勝利も十分考えられる。

グランコージーはデビューから芝ダートを連勝し、北海道で放牧。帰郷初戦も圧勝し、若駒賞では控える競馬を試みて難なくクリアー。連勝を無敗4に伸ばした。

注目してほしいのは走破タイム。若駒賞過去5年では最速の1分39秒5。6年前、ロールボヌールが1分37秒9の破格タイムで圧勝したが、これは別格。時計的には北海道とも互角の勝負になるはず。

スティールペガサスは2勝2着2回。サンライズカップ6着、北海道2歳優駿10着は相手を考えれば仕方なし。メンバー甘くなって反撃必至。

カスタムオーダーはデビュー3戦目を逃げ切ったが、続く2戦は追い込んで2、1着。相手は一気に強化されたが、これからの成長株。軽視はできない。

◎⑨モリノブレイク
〇③ノーザンヴィグラス
▲①シンボ
△④グランコージー
△②スティールペガサス
△⑥カスタムオーダー


<お奨めの1頭>
5R ハッピークラッカー

4ヵ月半の休養を経て中央未勝利から転入。一戦ごとに良化一途をたどり、前回快勝。これで弾みついたのは確実


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2019/11/09
レース展望
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9日メインはB2・ノベンバーカップ。圧巻の転入3連勝ディレットーレが中心。1400mも難なくクリアーする

 先週の3歳重賞「第7回イーハトーブマイル」はヤマショウブラックに軍配。逃げ粘ったパンプキンズを半馬身差をつけて不来方賞以来、通算3つ目の重賞を手にした。

高松亮騎手「ポジションにはこだわっていませんでしたが、スタートが決まって結果的にいい位置を取ることができました。逃げたパンプキンズ、後ろのエムワンピーコ、ジェイケイブラックなど意識する馬はいましたが、自分の馬を信じ自分の競馬をすることに徹しました。今日は負けられない一戦でしたが、返し馬の感じも良かったので安心してレースに臨めましたし、強い内容で勝ってくれました。これから古馬との戦いでもいい結果を出していきたいと思っています」

続いて小林俊彦調教師「調教で掛かるようになったのがいいのかどうか半信半疑でしたが、返し馬で不来方賞よりずっといい動きを見せたので良くなっているのを確信しました。実際、トモ(後肢)の状態も良くなっていましたしね。今回は58キロを背負って強い競馬ができましたから、非常に心強い。最大目標の桐花賞へ向けて、今後のローテーションをじっくり考えたいと思います」

さらに一言つけ加えた。「夏負け状態で岩手へ戻ってきましたが、一戦ごとにどんどん良くなっている。これからもっと体重が増えてくるはずですよ。桐花賞へ是非、挑戦したいと思っています」

これで桐花賞の対決図式が鮮明になった。ヤマショウブラックが2012年、ロッソコルサ以来の3歳優勝を果たすか。それとも先輩古馬が立ちはだかるのか。桐花賞が楽しみになった。

9日メイン10RはB2「ノベンバーカップ」(盛岡ダート1400m)。北海道から転入後、盛岡ダート1600m3戦3勝ディレットーレ、中央から再転入後、短距離で3戦3勝アテナリが1400mでどんな戦いを繰り広げるのか。これが今回の最大テーマ。

ディレットーレは中央未勝利、南関東2勝。北海道では3戦とも着外に終わったが、盛岡で大変身。3戦とも強さが際立っている。

要因は左回り盛岡が合ったからだと解釈。南関東2勝も船橋でマークし、明らかにサウスポー。ワンターンの盛岡戦もズバリはまった。

1400m短縮はコース適性でカバー。何といっても岩手と相性抜群のステイゴールド産駒も心強い。

アテナリは今年9月、中央1勝クラスから再転入。1200m、1000m戦を好タイムで逃げ切った。牝馬ながら馬格にも恵まれ、いずれもワンサイド決着。

過去、盛岡1400mは一度経験して2着。本質的にはスプリンターだろうが、絶好の内2番枠も好材料。競りかける馬も不在で展開も味方にする。

シンキングターボも再転入組。中央未勝利から一昨年に岩手入り。5勝をマークして南関東でも2勝。前走は3ヵ月の休養が影響して4着だったが、メンバー2番目の上がりを披露。次走につながる内容だった。ひと叩きされて首位奪取のシーンまで。

タイセイターゲットは笠松から再転入後、凡走の連続だったが、前走3着でようやく立ち直り気配。3歳時の好走が盛岡に集中し、ソロソロ大駆けがあるかもしれない。

タイセイラビッシュは中央ダート2勝、園田B1から転入。初戦4着、2戦目2着と明らかに上昇ムード。格が不気味。

ヒロノカチドキは転入後、着外は3走前の8着のみ。相手なりに駆ける堅実さを身上とし、前回快勝で弾みもついた。

◎⑧ディレットーレ
〇②アテナリ
▲④シンキングターボ
△③タイセイターゲット
△⑦タイセイラビッシュ
△⑩ヒロノカチドキ


<お奨めの1頭>
4R マジックシード

前々走5着に沈んだが、前回2着で軌道修正。好枠にも恵まれ、今度こそ初勝利を飾る


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2019/11/08
レース展望
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霜月特別/1000mは短すぎた ここはスティンライクビーを見直し

★重賞 イーハトーブマイル/ヤマショウブラック優勝

 11月3日に行われた今シーズン最後の3歳馬の重賞『イーハトーブマイル』はパンプキンズ・ヤマショウブラックの一騎打ちとなり、ゴールまで続いた激戦はヤマショウブラックが半馬身差で制しました。

 逃げたパンプキンズをめぐる展開になったこのレース、マイペースに持ち込もうとするパンプキンズを3コーナーから仕掛けたヤマショウブラックが追い上げて4コーナーあたりからはこの2頭の一騎打ちに。直線いっぱい続いた競り合いですが、ヤマショウブラックがわずかにリードした体勢を譲らないままゴール。同馬はこれで不来方賞に続く今季2つ目の重賞制覇となりました。



 11月に入って11月4日のメインレースは11RのA級特別『霜月特別』になります。さて本日は浦和JBCのサイマル発売が行われる関係で、6R(13:45発走)から7R(16:10発走)までレース間隔が大きく開くほか、この最終11Rも18:45発走と通常より遅くなっています。レース名・発走時刻をご確認の上で投票していただきますようお願いいたします

 霜月特別の本命は(8)スティンライクビーです。前走は芝の1000mに挑んだ同馬。JRA時代は芝の短距離でもまずまずのタイムで走っていただけに芝そのものは悪くはなかったもののさすがに距離が短すぎた感がありました。
 それからすると今回は、これまでに経験がない1800mという距離での戦いになりますが、二走前のようにマイル戦で強い勝ち方ができているのなら、地元勢相手なら一ハロン延長はこなしてくれるはず。前走度外視で狙い直すスタンスで行きましょう。
 対抗は(1)チェリーピッカー。今シーズンで崩れたと言えるのはみちのく大賞典、雨で前が止まらなかった時だけで、そのほかはグレードレースも含め掲示番を外さぬ戦いを続けてきています。1800mも今のこの馬にはベストの条件。先行馬がいるここは展開も向いてくれるでしょうし、あとはこの距離の◎がどれだけのものか?でしょう。
 3番手は(6)レプランシュでどうでしょうか。芝実績をかわれての岩手移籍だったのは確かでしょうが、青藍賞で3着に食い込んだ脚は少なくとも盛岡ならダートでも戦える手応えを感じさせました。展開が向けばという点で一番怖いのはこの馬では。


 △としてはまず(9)コスモリョウゲツ。ここ2年程ずっと芝を、それも中距離を主戦場にして実績も挙げてきましたが、ダートが苦手と言うわけでもなさそうですからであれば距離経験が武器になる可能性を狙ってみたいと思います。また(10)ダイワエクシードは6月の競走除外以降歯車が狂った感じですが、状態面が悪いという印象は無くあくまで馬の気持ちの問題なのでしょう。逆に言えばその気になれば一変するかも・・・という事ですから、そろそろそんなシーンを想像してみても良いのではないでしょうか。

●11Rの買い目
馬単(8)=(1)、(8)=(6)、(1)=(6)、(8)→(9)、(8)→(10)

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2019/11/04
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3日メインは3歳重賞・イーハトーブマイル。不来方賞馬ヤマショウブラックが首位を奪回する

3日メインは今シーズン最後の3歳重賞は盛岡ダート1600mを舞台に行われる「第7回イーハトーブマイル」(年明け3月に3歳準重賞・奥州弥生賞があるが、これは現2歳のカテゴリー)。

意外だったが今回、岩手3歳タイトルホルダーが初めて勢ぞろいする。改めて地元同士の3歳戦線を振り返ってみたい。

開幕初日の牝馬重賞はエムワンピーコが優勝。前日の準重賞・スプリングカップはパンプキンズが逃げ切り、東北優駿トライアル・やまびこ賞はグレートアラカーが圧勝。

本番・東北優駿(岩手ダービー)はパンプキンズが雪辱。グレートアラカーの追撃を封じ、続くダイヤモンドカップも堂々逃げ切り、パンプキンズは岩手2冠を獲得した。

一方、3歳牝馬交流・留守杯日高賞はエムワンピーコが自重。しかし岩手版オークス・ひまわり賞を完勝し、岩手3歳牝馬No1を確定させた。

3歳交流のダート戦はすべて遠征勢が優勝。芝交流・オパールカップは地元マツリダレーベンに凱歌が上がったが、ダービーグランプリも遠征馬が上位3着まで独占。この間、臨戦過程を含め、順調ではなかった馬たちが多かった。

その意味からも「第7回イーハトーブマイル」が実質的な岩手3歳No1決定戦。ハンデ差はあるが、非常に興味深いメンバー構成となった。

ヤマショウブラックは途中参加。北海道代表で知床賞を勝ち、寒菊賞2着後、南関東へ転籍。羽田盃5着、古馬B2戦を勝って不来方賞から再転入。逃げたパンプキンズをニューホープが徹底マークから直線で競り落として先頭。そのまま押し切るかと思ったが、ヤマショウブラックが驚異的な末脚を駆使。ゴール寸前でニューホープを捕え、激戦区・南関東で培った底力を誇示した。

続くダービーグランプリは地元の期待を担って出走したが、リンノレジェンドが逃げてスローの流れ。先行3頭の決着に泣き、リンノレジェンドに次ぐ上がりを使ったが、4着に終わった。

今度は地元同士の戦い。残り600mからの勝負型でスローに落とされると届かない可能性もあるが、地力上位は証明済み。直線豪快に突き抜ける。

パンプキンズは東北優駿、ダイヤモンドカップの2冠を制し、不来方賞でロックハンドスター以来の岩手3冠を狙ったが、久々の盛岡コースに加えて2000mがこたえて3着。

血統からもマイラータイプ色が強く、陣営は南部杯挑戦を決断。超一流どころと戦って、パンプキンズのレベルアップを図った。13着は納得の結果。盛岡コースに一抹の不安があるが、逃げると強じんな粘りを発揮するタイプ。ここは何が何でもハナを譲らないはず。

ジェイケイブラックは未完の大器。まだ成長過程の真っただ中だが、圧巻の岩手4連勝。すべてワンサイドで勝利を決めている。経験不足は素質でカバー。この挑戦は注目に値する。

エムワンピーコはひまわり賞1着後、脚部不安も発生してぶっつけでダービーGPへ。臨戦過程を考えれば6着も仕方なしだったが、ひと叩きされて上昇。飼い葉食いの細さは徐々に解消傾向にあり、牡馬相手でも互角の勝負ができる。

 グレートアラカーは東北優駿2着後、南関東へ移籍。古馬B3戦を使ったが、無念の競走中止。その後、一息入れて岩手へ里帰り。不来方賞を使う予定もあったが、今回までずれ込んだ。順調さでは劣るが、岩手2勝はスケール一目。全能力を出せればアッサリまで十分。

ラブヴィサージュは東京ダート1300m1勝から転入。水沢盛岡マイルを連勝した。白神賞4着が不満だが、ペースが速かったのも事実。流れ落ち着けば反撃必至。

◎⑥ヤマショウブラック
〇④パンプキンズ
▲①ジェイケイブラック
△⑤エムワンピーコ
△②グレートアラカー
△③ラブヴィサージュ


<お奨めの1頭>
7R エルラティオ

ホッカイドウから移籍2戦とも圧勝。C2では地力が違うことを証明済み。距離延長は望むところ。追いかける一手だ


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2019/11/02
レース展望
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