★重賞 南部駒賞/北海道モリノブレイクが逃げ切り勝ち
11月10日に行われた2歳馬による地方全国交流競走『南部駒賞』は北海道モリノブレイクがハイペースの流れを押し切る逃げ切り勝ちを収めました。
地元岩手のグランコージーとモリノブレイクとの先行争いから幕を開けたレースは3コーナー過ぎにモリノブレイクが思い切って前に出たところから動き始めました。
モリノブレイクに迫るのは追いすがる先行勢ではなくスティールペガサスら差し馬勢。しかしハイペースの流れを乗り切ったモリノブレイクの脚は最後まで衰えず、迫る後続を2馬身半の差で封じ込めて優勝。自身初の重賞制覇を達成しました。
盛岡開催も残り1週となる11月11日、メインレースは12RのB1級1800m戦『ペガスス賞』。本命は(5)モズリュウオウを採りました。前走はJRA条件交流戦で6着でしたが流れが合わず追い込み不発に終わった内容。それでも上がり3ハロン37秒4はメンバー中でも上位だったのですから極端に悲観する必要はないでしょう。今回は地元馬同士の戦いに戻ってなおかつ二走前に快勝している1800m戦。展開に左右されがちな点はあるにせよ、その二走前の再現を期待してもいい条件になったのではないでしょうか。
対抗は(3)サンシャンペーンです。こちらも前走は◎と同じ条件交流戦で4着、地元馬では最先着でした。その前走も悪くない内容でしたし、B1級に上がってきてからも安定した戦いを続けています。カギは距離でしょうが、この相手ならそれほど苦にするとは思えません。本来は先行タイプでもあり、その点も1800mでは武器になりそう。
(4)アドマイヤスカイが3番手。芝もダートも、距離もあまり問わずに上位に食い込んでくる一方でもう3年以上勝ち星から遠ざかっており、馬券的に微妙な感じがするのは確か。ただ近走のA級からB1級に降級してより戦いやすくなっているのも確かで、底に変化を求めてみたいところ。
以下は(9)プラトンイミシャン、(10)ノッキングオン。どちらも堅実に上位というタイプではないかもしれませんが一発の魅力はある馬たち。今回の、ほぼ横並びと言っていいメンバーでなら上位突入のシーンも想像しやすいでしょう。
●12Rの買い目
馬単(5)=(3)、(5)=(4)、(3)=(4)、(5)→(9)、(5)→(10)
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