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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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先週のレース回顧、次走へのメモ。6月29日、「第53回一條記念みちのく大賞典」

6月29日(日) 「第53回一條記念みちのく大賞典」(オープン 水沢2000m)

 
 同型が不在もあり、昨年と同様、ヒロシクンが主導権を握る。2番手につけたのはリケアカプチーノ。転入戦の東北優駿では出遅れを喫したが、今回は互角のスタートを切ってヒロシクンをマークする形に持ち込んだ。3番手外にミニアチュール、4番手インにサンビュート。以下、ノーブルサターン、ライアン、サクラトップキッドの隊列で道中が進んだ。

2コーナー過ぎからヒロシクンはピッチを上げ、遅れずリケアカプチーノが追走。ヒロシクンが3コーナーで2馬身ほど離したのも一瞬。リケアカプチーノもプレッシャーをかけて2頭が並んで直線を向いた。内で粘るヒロシクンに対し、直線半ばでリケアカプチーノがアタマほど抜け出す。しかしヒロシクンは驚異的な粘りを発揮。内と外で互いに譲らず、そのままゴール。長い写真判定に持ち込まれたが、わずかハナ差でリケアカプチーノの"8"が1着の電光掲示板に点灯した。


1着・リケアカプチーノ=吉原寛人騎手
「前走のようなスタートでダッシュがつかずに後手に回ったら、古馬相手ではロスが厳しくなるなと思ったので、ゲートで馬にちょっと気合いを入れたら良い方に出てくれた。ヒロシクンの間に他の馬を挟みたくなかったから最初から徹底マーク。理想の形の競馬はできた。勝った確信はなかったが、高松君が悔しそうにしていたので勝っているのかなと。ですが、掲示板を見るまで分からなかった。東北優駿の頃にはまだ課題が多いなというところがあったが、そのひと叩きでさらに良くなっていた。使う度に成長してくれているので今後がさらに楽しみになりました」


菅原勲調教師
「東北優駿で出遅れているのでスタートだけ気をつけようとジョッキーに伝えた。思ったより良い2番手が取れたので見ていて楽だったが、交わせそうで交わせない。やっぱりヒロシクンもしぶといと思いましたね。4コーナーでは大体大丈夫かなと思ったのですが、並んでからがしぶとい馬ですからね。ゴールに入ってもどちらが勝ったか分からなかった。3歳馬がこの時期に古馬に勝ったことでこれからの成長が楽しみですし、凄いレースで勝ってくれたので自分も久々に嬉しいですね。ここを勝ってくれたので一回休養した方が良いのかなと思っています」

 リケアカプチーノは高知デビューで8戦5勝から転入。初戦・ダイヤモンドカップはシーソーゲームに完敗だったが、2着を確保。その一戦を叩かれて"非力だった後肢がしっかりした"(吉原騎手)のも勝因。今後は夏休みに入り、JpnII・不来方賞へ直行する。

2着ヒロシクンは前走・シアンモア記念比プラス16キロ。想定を超えた体重増で余裕残りの馬体。それが直線で影響したが、今回も強じんな粘りを発揮。負けはしたが、改めて底力を垣間見せる内容だった。

今週の岩手競馬

7月6日(日) メイン12R「第18回サファイア賞」(3歳 盛岡芝1700m)
7月7日(月) メイン12R「ジュライカップ」(B2 盛岡ダート1600m)
7月8日(火) メイン12R「第13回ハヤテスプリント」(3歳 盛岡ダート1200m)

2025/07/04
レース回顧
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スプリント特別/ドルズプライスレスがいよいよ本領発揮だ!

 6月29日に行われた前半戦の頂点を競う伝統の一戦『一條記念みちのく大賞典』は1番人気に推されたリケアカプチーノがヒロシクンとの競り合いを制して優勝。このレース史上初めての3歳馬による制覇を成し遂げました。

250629-640.jpg

 ゲートが開いて飛び出していったのはヒロシクン。その二番手には、早くも迫るリケアカプチーノの姿がありました。「前走のように後手を踏んだら古馬相手では厳しくなる。今回はスタートは決めようと思っていました(吉原騎手)」。その狙い通り好スタートを切ったリケアカプチーノは逃げるヒロシクンの1馬身ほど後ろにつけると、隊列はその位置関係のまま進んでいきます。
 2周目の3コーナー手前、引き離しにかかったヒロシクンでしたがリケアカプチーノも離れず追走、二頭の馬体が並んだところで直線の攻防へ突入します。4コーナーでの手応えでは勝っているように見えたリケアカプチーノでしたがヒロシクンも最後の力を振り絞って抵抗、並ぶところまでは許したもののそれ以上前には出させません。そしてたどり着いたゴールでは2頭の身体が並んだ状態。場内のファンも、鞍上も、固唾をのんで見つめた着順掲示板、ほどなく1着の所に示されたのは「8」、リケアカプチーノでした。
 リケアカプチーノの鞍上・吉原寛人騎手、同馬を管理する菅原勲調教師はいずれもこのレース初勝利。そしてリケアカプチーノはレース史上初めての3歳馬による制覇達成。歴史に残る大接戦となりました。



 7月1日のメインレースは12Rです。オープン級ダート1400mの『スプリント特別』。本命は(8)ドルズプライスレスを狙います。
 実は一昨年の11月から勝ち星から遠ざかっている同馬なのですが、この間も重賞で度々上位に入着、二走前などは上がり最速の決め手を繰り出しており衰えは感じません。そうして重賞で健闘していたことを思えばここで力量は互角以上のはず。以前は"休み明けほどフレッシュで走りも良い"という馬でしたが、年齢のせいか今年はむしろ使われて上積みがある馬という印象が出てきてもいます。前走はこの馬にはちょっと長いマイル。1400mになるのも好都合。

 対抗は(9)ボンディマンシュ。前走は勝ち馬から少し差のある4着でしたがこの馬もマイルは少し長くベストは1400m。コースを一度経験した分も含めてここで前進あっていいはず。

 三番手に(2)サラサワンを。1200mが恐らく下限、1000mではちょっと忙しい印象。反対に1400mは十分力を出せる範囲でしょう。前走くらいの力があるのならここでも狙い目。

 以下はまず(1)グラシアス。思い切って短距離に転じた前走が思っていた以上の好走。こうなると1400mでは逆に長いのかも?と感じますが、このチャレンジは面白いもの、もう一頭は(3)キモンリッキーを。あまり短い距離だと忙しすぎて持ち味が活きないタイプで距離は手頃。昨年11月以来の休み明けの影響を当日見定めて。(横川典視)


●12Rの買い目
馬単(8)=(9)、(8)=(2)、(9)=(2)、(8)→(1)、(8)→(3)

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2025/06/30
レース展望
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30日メインはA級一組・小暑特別。未完の大器ミヤギヴァリアントが首位を奪回する

 30日メインはA級一組「小暑特別」(水沢1600m)。一線級は前日の一條記念みちのく大賞典へエントリー。手薄なA級一組戦となったが、期待の1頭ミヤギヴァリアントが出走する。

ミヤギヴァリアントは個人的に注目していた逸材だった。デビュー前、菅原勲調教師の雑談で「今年2歳の期待馬は?」と聞いたところ、「いろいろいるけどモーニンの初年度産駒。サマーセールで購入したんだ」と即答。新馬戦をとても楽しみにして、パドックを注視した。

確かにミヤギヴァリアントの後肢はすばらしかった。同業のトラックマンに聞かれたとき「南部杯にきたモズアスコットみたいなタイプ。ただ男馬にしては腹回りが細いのがちょっと気になった」と答えた。馬体重は469キロだったが、2着に1秒6差をつけて圧勝。粗削りながらスケールの大きさを感じさせた。

しかし2戦目はフジユージーンの強さに手も足も出なかった。菅原勲調教師も「完敗だ」と素直に相手の強さを讃えた。続く2歳戦を完勝し、重賞・若駒賞も1秒8差で圧勝。フジユージーンのナンバー2を堅持したが、一戦ごとに体重が減り続けて456キロ。担当の菅原秀さんも「飼い葉が細いんだ」と悩んでいた。

実は若駒賞後、膝を剥離骨折。8ヶ月の休養を余儀なくされた。自身の強さに体がついてこれなかった。翌年6月に復帰して快勝。2戦目も1着だったが、再び骨折が判明。3歳時は2戦のみに終わった。

今季は4月に戦列復帰。いきなり古馬A級が相手だったが、難なく快勝。馬体重は490キロまで増えていたが、2戦目はマイナス9キロで同厩ボウトロイの2着。連勝が5でストップした。今回は1ヶ月明けての出走だが、4戦4勝と負けなしの水沢が舞台。格上馬がそろったが、素質を信頼。きっちり首位を奪回し、重賞路線へ殴り込みをかけてほしいと願っている。

逆転筆頭はスズカゴウケツ。一昨年、中央3勝クラスから転入。昨年、あすなろ賞を制して重賞ウイナーの仲間入り。ほかに準重賞・かきつばた賞も1着。秋は南関東へ移籍して5戦未勝利で帰郷。3戦とも着外だったが、すべて重賞が舞台。平場戦になれば地力でアッサリまで。

ヤマニンエステルはかつてスピードタイプで鳴らし、盛岡コースに絶対の自信を持っていた。しかし今季は控える競馬も試みて1勝2着2回3着2回。すべて入着を果たし、抜群の安定感を誇っている。主戦場は盛岡だが、水沢でも首位争い必至。

ゲンパチプライドは昨年3月、中央2勝クラスから転入。白嶺賞、栗駒賞と重賞で連続2着。続く3戦目の盛岡マイル戦を快勝した。以降は勝ち星から遠ざかっているが、今季は順調に使われて4戦2着1回3着2回。上位の一角を形成する。

モズユイユイは園田C1から転入。A級編入はどうかと思ったが、2戦目を快勝。通用を証明した。あすなろ賞は8着だったが、前走4着。引き続きマーク欠かせない。

トキノパイレーツは健在を誇示して今季1勝2着1回3着2回。A級復帰後も2、3着1回。前崩れになれば浮上の可能性がある。

◎⑩ミヤギヴァリアント
〇④スズカゴウケツ
▲⑨ヤマニンエステル
△①ゲンパチプライド
△⑥モズユイユイ
△⑤トキノパイレーツ


<お奨めの1頭>
4R オオサキワンダー

盛岡戦をスキップして2戦連続2着。得意の水沢で何とか勝利をモノにしたいところ


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2025/06/29
レース展望
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29日メインは伝統の一條記念みちのく大賞典。今季2戦2勝ヒロシクンが2連覇に王手をかけた

 29日メインは岩手古馬の最高峰「第53回一條記念みちのく大賞典」(水沢2000m)。今年は1着賞金が1000万円から1500万円にグレードアップ。さらにここにきて活躍馬が続出するレイデオロの配合権利も獲得でき、陣営はさらに力が入る一戦となった。


 ヒロシクンは昨年、中央1勝クラスから転入。B級で3連勝を飾り、いきなり一條記念みちのく大賞典へ出走を表明。鮮やかな逃げ切りを決めて快勝。重賞初挑戦で制覇をやってのけた。続くマーキュリーカップではメイショウフンジンの出鼻を叩いて先手を主張。3コーナーで一杯となったが、2ヶ月の夏休み明けの青藍賞を快勝。マイルチャンピオンシップ南部杯は15着だったが、A級一組戦、トウケイニセイ記念と2連勝。地元同士の戦いでは負けなしを続けた。シーズン最終戦の桐花賞は直線一杯4着に終わったが、以上の活躍から4歳以上最優秀馬に選出された。

今季は赤松杯、シアンモア記念を連勝。いずれも年度代表馬フジユージーンを2着に退け、古馬トップを確定させた。自分の競馬ができれば距離は関係なし。みちのく大賞典2連覇へ王手をかけた。

 サクラトップキッドはデビュー2連勝を飾り、以降は重賞路線へ名乗り。フジユージーンの存在が大きく2着2回が最高だったが、不在のやまびこ賞を快勝。重賞ウイナーの仲間入りを果たした。以降は距離不足、相手強化などから足踏みしたが、最長距離戦・北上川大賞典を完勝。3歳馬で初の同レース優勝の快挙を達成した。続く桐花賞5着後、完全休養。春の岩手競馬はマイル中心だったため、無理せず自重。満を持してトライアル・あすなろ賞から始動して3着。5ヶ月ぶりの実戦を問題にせず、成長の跡がうかがえた。この一戦を叩いてみちのく大賞典は当初からの予定どおり。打倒ヒロシクンに燃えている。

 ミニアチュールは今季初戦3着、栗駒賞8着に終わったが、昨年もそうだったように叩き良化型。3戦目のシアンモア記念で3着を確保し、ようやく本調子を取り戻した。前走・あすなろ賞は2着だったが、ヘリオスが相手。サクラトップキッドの追撃は半馬身差封じた。水沢2000mは東北優駿優勝、桐花賞で僅差2着と問題なし。今度はオープン牡馬のビッグタイトルを狙う。

ライアンは南関東2歳時に平和賞を制し、羽田盃2着。その後、中央障害4戦を経て岩手入り。3戦目の芝からダート変更した交流・せきれい賞を優勝。最終戦の桐花賞も制して重賞2勝。今季初戦を快勝し、シアンモア記念6着だったが、2重賞とも不良馬場。軽い走路になれば全能力を発揮する。


ノーブルサターンは昨年は未勝利に終わり、今季も3、9、4着。白星から遠ざかっているが、桐花賞0秒1差3着で健在を誇示した。水沢2000mは桐花賞2連覇と同じ舞台。ベスト条件で巻き返せるか。

リケアカプチーノは高知デビューで8戦5勝2着3回から転入。初戦の東日本交流・ダイヤモンドカップは2着だったが、優勝シーソーゲームはJpnI・東京ダービーで3着に健闘した。2戦目の東北優駿は地元馬の争いでメンバーが大幅に緩和され、1秒1差をつけて圧勝。念願の初タイトルを獲得した。3歳馬のみちのく大賞典挑戦は2012年アスペクト=10着以来のこと。古馬一線級を相手にどのような競馬ができるか興味深い。

<お奨めの1頭>
5R バリブラック

南関東から移籍4戦目で待望の岩手初勝利。走破タイムもすばらしかった。相手が甘くなり、2連勝もらった

2025/06/28
レース展望
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先週のレース回顧、次走へのメモ。6月22日、「第49回ウイナーカップ」

6月22日(日) 「第49回ウイナーカップ」(水沢1400m)

 
1番人気に支持されたポマイカイが予想どおり逃げたが、道中は掛かりっ放し。鞍上は抑えるのに苦労した。2番手にサンカリプソ、3番手外にステイクラッシー。2番人気ピカンチフラワーは4番手インを追走し、5番手にノヴェルウェイ、キングミニスターは7番手、リュウノナポレオンは後方2番手に控えた。

ポマイカイは終始、先頭をキープして直線に入ったが、インを追走したピカンチフラワーが残り200mでポマイカイを捕らえる。一方、後方に待機していたリュウノナポレオンは3コーナーからスパートをかけると鋭く反応。直線は大外からグングンと伸びてピカンチフラワーをあっさり交わして1馬身差。重賞初挑戦でタイトルを獲得した。

1着・リュウノナポレオン=塚本涼人騎手
「先生(板垣吉則調教師)に無理して行かなくていいと言われましたから、馬のペースに任せました。前との距離は開いたが、後方でも落ち着いてスムーズにレースを運べたと思う。ペースも流れていましたからね。勝負どころの3コーナーでハミをかけたら、ボクがビックリするぐらいの脚を使ってくれた。ですから4コーナーを回った時には勝てそうだなと思いました」


板垣吉則調教師
「当初は1600mを使う予定だったが、繰り上がりでウイナーカップへ選ばれた。今回は格上馬が相手でしたからね。ペースについていけないだろうと思い、鞍上には馬任せでいいと伝えた。南関東時代に勝ち切れなくて戦法も定まっていなかったのが正直なところ。今日はペースにも恵まれたが、いい脚を使ってくれた。1400m戦を勝ったが、距離が延びた方がいいので次走はやまびこ賞になると思います」


 リュウノナポレオンは南関東2着2回3着3回から転入。あっさり2連勝を飾り好発進を決めたが、以降は4、2、2着。逃げても2着、控えても2着と伸び切れずにいたが、今回は思い切った待機策が奏功。鮮やかなまくりを決めた。レイデオロ産駒は総じて奥手タイプが多いが、リュウノナポレオンも同じクチ。馬格にも恵まれて今後の成長も楽しみになった。

 2着ピカンチフラワーは再転入戦のあやめ賞を快勝し、2ヵ月休養。復帰戦のイーハトーブマイル2着からウイナーカップへ駒を進め、理想的なレース運びを見せたが、今回は勝った相手をほめるべき。

3着キングミニスターは2歳時の門別代表で芝からダート変更の交流・ジュニアグランプリを優勝。その後、南関東へ移籍して今年5月に転入。3戦連続で3着止まりだが、今回で復調のメドが立った。

4着ポマイカイは前走、盛岡1600mへ出走して3着。折り合いに難を抱える内容だったが、今回はコーナー入りが早い水沢1400m戦。スプリングカップの再現かと思われたが、終始行きたがって押さえるのに苦労。2番手につけたサンカリプソが10着、3番手ステイクラッシーが7着と先行馬が総崩れとなるハイペースもたたった。次走はハヤテスプリントを予定しているが、やはり折り合いが最大課題となるだろう。

今週の岩手競馬
6月29日(日)メイン12R「第53回一條記念みちのく大賞典」(オープン 水沢2000m)
6月30日(月)メイン12R「小暑特別」(A級一組 水沢1600m)
7月1日(火)メイン12R「スプリント特別」(オープン 水沢1400m)

2025/06/27
レース回顧
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