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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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先週のレース回顧、次走へのメモ。6月1日、「第26回あすなろ賞」

6月1日(日) 「第26回あすなろ賞」(オープン 盛岡ダート1800m)


 好スタートを決めたグラシアスが先手を主張。2番手にサンビュート、3番手外にミニアチュール、4番手インにスズカゴウケツ、続いてノーブルサターン。ヘリオスはスタート直後につまづいたが、位置を取りにいかず前半は中団外を追走、その内にサクラトップキッド。

1コーナーを回ってグラシアスが後続を離して逃げたが、4コーナー手前で一杯。その外からミニアチュール、さらに外ヘリオスの2頭が交わして先頭。直線の叩き合いに持ち込まれたが、残り200mで抜け出して2馬身半差。2着ミニアチュール、3着は直線でじわじわと伸びてきたサクラトップキッドがノーブルサターンを交わして確保した。

1着・ヘリオス=岩本怜騎手
「指示は2、3番手だったが、スタート直後につまづいてちょっと焦った。ですが、無理にポジションを取ると脚を使ってしまうのでリズムを重視。レースも流れていたので中団に控えたが、逆にコースロスなく立ち回れたと思う。2コーナー過ぎにヘリオスがハミを取りましたからね。気分を害さないように行ってしまおうと決めた。直線でミニアチュールを交わしたあと、少し勢いを失ったが、最後まで一生懸命に走ってくれた。今回が初騎乗でしたが、どこからでも競馬ができるタイプですし、操作性も高い馬。1800m以下ならどんな流れにも対応できると思います」


千葉幸喜調教師
「転入2戦が案外の結果でしたから、今回は中央時代と同様、ブリンカーを着用して臨んだ。鞍上には2、3番手につけてほしいと言ったが、つまづいてしまいましたからね。中団もやむなしだったが、うまく乗ってくれた。それと今回は連闘でしたから運動量を控えたが、高齢馬ですから結果的にそれも好走要因だったかもしれない。次走予定は登録を済ませたさきたま杯だが、みちのく大賞典の優先出走権も獲得しましたから、改めてオーナーと相談して決めたいと思っています」

 
 ヘリオスは中央ダート8勝。2022年のマイルチャンピオンシップ南部杯でハナ差2着などを含めて2着6回。ダートグレードの常連で鳴らし、今年一番の大物転入。しかし栗駒賞、シアンモア記念と伸びを欠いて4着止まり。前途に暗雲が立ち込めたが、今回きっちり完勝。岩手限定とはいえ、初の重賞タイトルを獲得した。千葉幸喜調教師のコメントにもあるとおり、次走はさきたま杯か、一條記念みちのく大賞典になる模様だ。

2着・ミニアチュール
 今季3着、2戦目・栗駒賞8着と凡走したが、元々が実戦を使われながら調子をあげていくタイプ。シアンモア記念3着で復調の手ごたえをつかんで今回2着。ヘリオスの格に屈したが、これで勢いを取り戻したと判断していいだろう。

3着・サクラトップキッド
 昨年11月、岩手競馬の最長距離2500m・北上川大賞典を優勝。3歳馬初の快挙を果たし、桐花賞0秒4差5着後、完全休養。あすなろ賞が今季初戦となったが、3着入線。収穫の多い一戦となった。この一戦を叩いて一條記念みちのく大賞典は予定どおりのステップ。

今週の岩手競馬
6月8日(日) メイン11R「第33回東北優駿」(3歳 水沢2000m)
6月9日(月) メイン12R「ジューンカップ」(B2級 水沢1900m)
6月10日(火) メイン12R「夢・希望 未来へ前進」(B2級 水沢1600m) 

2025/06/06
レース回顧
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スプリント特別/コース替わり前にユイノダンディズムが盛岡で開花

 6月1日に行われた古馬・ダート1800mの重賞『あすなろ賞』はこれが岩手転入後3戦目のヘリオスが優勝。9歳の初夏にして自身初の重賞制覇を果たしました。

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 M3重賞ながらシアンモア記念の上位馬も顔を見せる好メンバーとなった今年のあすなろ賞。2番人気に支持されていたヘリオスは、しかしスタート直後に躓いて後手をふむ形に。すぐに巻き返したものの1コーナーでは6~7番手あたり。先行有利な馬場傾向でもあり一瞬不安がよぎりましたが鞍上は「無理に脚を使わなくてすんで結果的に良かった(岩本怜騎手)」。
 向こう正面から動き出したヘリオスは逃げるグラシアスを追い上げる集団に加わって一気に上昇、3~4コーナーではミニアチュールの外に並んで交わす勢い。直線の攻防は、粘るミニアチュールを坂の上あたりで捉えてその勢いのままゴール。9歳夏、通算47戦目での初めての重賞タイトル獲得となりました。次走はさきたま杯とみちのく大賞典の両にらみですが前者が有力です。



 6月3日のメインレースは12Rの『スプリント特別』、オープンのダート1200m戦、10頭立て。
 5月のGW初日からスタートした2025シーズン最初の盛岡開催も今日6月3日でひと区切り。次週からは初夏の水沢開催へと舞台を移します。約一ヶ月のそれを終えての次の夏の盛岡開催ではいよいよグレードレースシーズンが開幕。早くも次の盛岡開催が待ち遠しくなってきました。

 さてメインレースの予想です。本命は(4)ユイノダンディズムを狙います。
 今季は3戦して前走の2着が最高。二走前の栗駒賞で大きく引き離されて敗れた馬がいるのは厳しいようにも見えますが、三走前の白嶺賞、こちらの比較であれば今回のメンバーでも上位争いができておかしくない走りを見せていたと言えるはず。
 もう一点、岩手では3勝を挙げている本馬ですが、盛岡での勝ち星は昨年10月の1000m戦。この内容が悪くなかった。コーナーを回りながら加速する・・・のような動きがあまり得意ではないように見えるこの馬だけに水沢よりは盛岡の方が持ち味を活かし切れる可能性が大。距離もマイルより良いはず。相手関係は楽ではないですが舞台設定は合うと見て本命に推してみます。

 対抗は(5)スプラウティング。前走・栗駒賞では6番人気での勝利でしたが休み休みの臨戦過程で良化途上かと懸念されたのが人気が低かった理由。勝ったこと自体をフロック視するのは避けるべきです。意外に経験が少ない1200mですが左回りには苦手感無し。

 三番手は(3)ロードオブザチェコ。JRA3勝クラスから転入初戦だった前走を圧勝。その前走は今回に比べれば手薄に感じる相手関係ではありましたが、8馬身差で勝った事を思えば相手が強化されてもの計算。JRA時代は右回り主体でしたが元々は南関東デビューで左回りを主戦場としていました。初盛岡でも力は出せると判断。

 あとはまず(10)レディブラウン。栗駒賞は折り合いを欠いた分なのか白嶺賞とはうって変わった苦しい走り。元々盛岡1200mは得意な舞台ですし、巻き返す力量もある馬。もう一頭は同じ8枠の(9)グットフォーチュン。1200mも少し長い感じになる戦績ですが水沢より盛岡向きのタイプ。コース替わりを前に今シーズンのメドを立てておきたいところでしょう。(横川典視)


●12Rの買い目
馬単(4)=(5)、(4)=(3)、(5)=(3)、(4)→(10)、(4)→(9)、

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2025/06/02
レース展望
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2日メインはA級一組・初夏特別。大器ミヤギヴァリアントが連勝を6に伸ばす

 5月3日(土)から始まった盛岡競馬も今週3日(火)でひとまず終了。次週8日(日)から舞台は水沢競馬場へ移る。今回は7月1日(火)までの約1ヵ月間。8日(日)には岩手クラシック二冠目・東北優駿、29日(日)には岩手古馬の最高峰・一條記念みちのく大賞典が控えている。

盛岡開催も残りわずか。7月6日(日)から再び盛岡へ戻り、芝競走もスタートするが、まずは今開催の盛岡をきっちり勝利したいところ。週末、毎週のように雨が降り、馬場が結構変わったのが今回の特徴だった。今週土曜日は降水確率70%。今回も当日の馬場状態をしっかり把握した上で臨みたい。

2日メインはA級一組「初夏特別」(盛岡ダート1600m)。フルゲート12頭が争うが、注目の1頭ミヤギヴァリアントがエントリー。今回はどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、興味深い。順調に使われれば重賞でも勝ち負けできる器は間違いない。

ミヤギヴァリアントはモーニン産駒でデビュー戦を1秒6差で圧勝。続いてフジユージーンに戦いを挑んで1秒3差2着に完敗。絶対能力の違いを見せつけられたが、3戦目を快勝して軌道修正。続いてフジユージーン不在の重賞・若駒賞を大差で圧勝。2歳No.2を確定させたが、レース後に種子骨骨折が判明。7ヵ月半の休養を余儀なくされた。

昨年は6月に復帰して完勝。3ヶ月の休養をはさんで順当に勝利を収めたが、再び骨折が判明。3歳シーズンは2戦のみに終わり、今年4月に戦列復帰。いきなり古馬オープン馬が相手だったが、0秒2差で完勝。通算成績を7戦6勝2着1回とした。

今回は1ヵ月半ぶりの実戦だが、順調に乗り込まれて仕上がり上々。菅原勲調教師の青写真は「重賞挑戦は秋ぐらいかな」とのこと。前走よりメンバーが骨っぽくなったが、迷わず追いかける。あとは体重の変化にも注目したいと思っている。

セイヴァリアントは2022年、中央ダート2勝、南関東1勝から岩手入り。マイルをメインに活躍し、準重賞・すずらん賞優勝、トウケイニセイ記念2着、シアンモア記念3着、赤松杯3着など重賞で好走した。翌2023年のトウケイニセイ記念3着後、名古屋へ移籍。5勝をマークして再転入した。5月まで実戦を使われ、3走前の1700m戦を快勝ならば初戦から勝ち負け必至。

ゼットセントラルは昨年、3勝2着2回。追い込み脚質のため展開に注文がつくが、青藍賞でヒロシクンの2着を確保した。今季2戦とも6着に終わったが、前走は1ヵ月半ほど実戦から離れて順調さを欠いたため。元々が叩き良化型で盛岡マイル4勝2着5回と得意の条件。ひと叩きされて上昇確実。

ボウトロイは昨年4勝2着3回3着5回。重賞・トウケイニセイ記念でヒロシクンにハナ差2着まで肉薄した。今シーズンはまだ迫力を取り戻していないが、前走3着で復調のメドが立った。

ドルズプライスレスは昨年3着4回にとどまったが、重賞・白嶺賞、栗駒賞で3着。近走は差しに転じて安定感が出てきたが、今回は絶好の2番枠。強気で逃げれば強じんな粘りを発揮する。

ドテライヤツは門別・瑞穂賞ウイナー。転入後は伸びを欠いているが、今季3着2回。ようやく岩手に水にも慣れてきた。

◎③ミヤギヴァリアント
〇⑨セイヴァリアント
▲⑩ゼットセントラル
△⑤ボウトロイ
△②ドルズプライスレス
△⑧ドテライヤツ


<お奨めの1頭>
1R スピードスター

転入初戦を快勝。前走は2着だったが、相手が強かった。このメンバーなら首位を奪回する


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2025/06/01
レース展望
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6月1日メインは重賞・あすなろ賞。転入2戦4着止まりヘリオスが今度こそ首位を奪取する

 6月1日メインは一條記念みちのく大賞典(6月29日 水沢2000m)トライアル「第26回あすなろ賞」(盛岡ダート1800m)。1着馬から3着馬に優先出走権が与えられる。

ヘリオスは中央ダートで8勝をマーク。2022年のJpnI・マイルチャンピオンシップ南部杯では果敢に逃げてカフェファラオの2着に惜敗するなど、ダートグレードで名を馳せた強豪。今年2月、フェブラリーステークス11着後、高知へトレード。0秒4差で完勝し、直後に岩手入り。

栗駒賞から始動し、単勝1・1倍の圧倒的1番人気に支持されたが、伸びを欠いて4着。案外の結果に終わり、続いてシアンモア記念へ出走。ひと叩きされ、ベストの盛岡マイル戦で2番に支持されたが、再び4着止まり。年齢的な衰えが見え隠れした。

転入2戦で目についたのはズブさ。1400m、1600mの流れに乗れず追走に手こずっていた印象だった。それならばゆったりと流れる1800mの方が能力を出せる可能性も十分ある。過去、中央でダート1800m戦を2度使って着外だったが、現状を打破するのは距離延長かも知れない。ヘリオスがこのまましぼんでしまうのか、正念場を迎えた。

サンビュートは中央ダート1800m~2100m3勝から門別へ移籍。その後は南関東、門別を行き来して7勝マーク。2022年、道営記念、2023年、瑞穂賞と重賞2勝を獲得した。以降は勝ち星から遠ざかり、園田へ転籍。2着3回から岩手入りした。

初戦のA級戦で1番人気に支持されたが、59キロの負担重量、マイルの忙しい競馬が合わず4着。評価が微妙になったが、今度は1800mに延長され、57キロに軽減されたのも好材料。盛岡コース2度目で本領を発揮する。

ミニアチュールは前走・シアンモア記念3着。今季2戦は伸びを欠いたが、元々が叩かれ良化型。舞台が盛岡に替わったのも好走を後押しした。盛岡1800mは過去3戦3勝のパーフェクト成績。並みいる牡馬を一蹴し、今季初勝利を飾るか。

スズカゴウケツは4度目の岩手。赤松杯6着、シアンモア記念8着と精彩を欠いたが、昨年のあすなろ賞を優勝。初重賞を手にした絶好の舞台で反撃に転じる。

フレイムウィングスは相手なりに駆ける堅実さを身上として昨年のあすなろ賞3着。勝ち切れないレースが長らく続いたが、前回快勝。これで弾みがついた。

ノーブルサターンは一昨年の年度代表馬だが、昨年未勝利。それでも桐花賞3着で古豪健在を誇示。シアンモア記念は9着だったが、前々走・赤松杯で3着に気を吐いた。

◎③ヘリオス
〇⑦サンビュート
▲⑨ミニアチュール
△①スズカゴウケツ
△⑧フレイムウィングス
△②ノーブルサターン


<お奨めの1頭>
3R グレートゴールド

前走は4着にとどまったが、それでも走破タイム上位。スタートが課題でも今度は首位を奪回する


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2025/05/31
レース展望
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先週のレース回顧、次走へのメモ。5月25日、「第13回イーハトーブマイル」

5月25日(日) 「第13回イーハトーブマイル」(3歳 盛岡ダート1600m)

 3歳トップは次開催の東北優駿へ直行し、重賞路線の狭間。あとはマイル適性を重視したメンバーが顔をそろえた。逃げたのは笠松から転入ブリスタイム。門別未勝利から移籍後、3連勝を飾り、ネクストスター笠松を逃げ切り勝ち。前後して大敗は先手を取れなかったとき。それを考えて鞍上・高橋悠里騎手は何が何でもハナを奪いたいと手をしごくが、反応ひと息。先手を取れたのは1ハロンすぎだった。

一方、ユウユウコラソンは絶好のスタートを切り、ハナに立つシーンもあったが、ブリスタイムの動きを見て2番手に控える。3番手インにステイクラッシー、その外にピカンチフラワー、直後をマツリダマスラオが追走した。

3コーナー過ぎ、ユウユウコラソンがブリスタイムを馬なりで交わして先頭。連れてピカンチフラワーも動き出し、マツリダマスラオも遅れずスパートをかけたが、反応ひと息。直線はユウユウコラソン、ピカンチフラワーの叩き合いとなったが、ラスト200mでユウユウコラソンが突き放してゴール。3着にはインを突いて伸びたステイクラッシーが確保した。

1着・ユウユウコラソン=佐々木志音騎手
「今日の馬場が前残りだったので前目に付けたいと思っていたが、悠里さんのブリスタイムが結構強気で来たので2番手でも良いなと思って切り替えた。元々少し気が悪い面があって、手応えもひと息だったが、直線に向けば頑張ってくれるだろうと追った。普段はおっとりしていてペットみたいな感じなんですけどもレースになると頑張ってくれます」


佐藤祐司調教師
「小柄な馬なので10頭の中に入って見比べるとちょっと見劣るようなところはあるが、頑張って走ってくれる。これからももうちょっと強くなってほしいなと思う部分はあるが、馬体の成長にかかってくると思う。ここまで来たら重賞に挑んで行くことになるでしょうし、もうワンステップ上に行ってくれることを考えると。東北優駿にぶつけていくのが筋でしょうね」

ユウユウコラソンはコパノリチャード産駒で2歳時に2勝マーク後、南関東へ移籍。3戦3着1回から帰郷し、初戦のネクストスター北日本は11着に終わったが、地元同士の戦いに戻って2連勝をマークしてイーハートーブマイルへ出走。重賞挑戦7度目で待望の初重賞を手にした。今回の勝利でも盛岡11戦4勝2着2回。次走・東北優駿は相手強化とコース克服が課題となる。

2着・ピカンチフラワー
 2歳牝馬交流・プリンセスカップ4着後、南関東へ移籍。大井2戦を使って里帰り初戦の牝馬重賞・あやめ賞を快勝。その後の選択が注目されたが、一度放牧に出て帰郷。イーハトーブマイルへ照準を合わせて調整を進めてきた。今回は初のマイルもこたえて2着だったが、これで距離対応の目が立った。


今週の岩手競馬
6月1日(日) メイン11R 「第26回あすなろ賞」(オープン 盛岡ダート1800m)
6月2日(月) メイン12R 「初夏特別」(A級一組 盛岡ダート1600m)
6月3日(火) メイン12R 「スプリント特別」(オープン 盛岡ダート1200m)

2025/05/30
レース回顧
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