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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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先週のレース回顧、次走へのメモ。7月6日、「第18回サファイア賞」

7月6日(日) 「第18回サファイア賞」(3歳 盛岡芝1700m)


 この開催から舞台は盛岡競馬場へ移り、同時に芝競走も約1年ぶりに再開。第1Rに2歳新馬(盛岡芝1000m)、メイン12Rに3歳芝重賞・サファイア賞が実施された。昨年は盛岡芝2400mで行われたが、今年は盛岡芝1700mへ短縮。3歳芝交流・オパールカップのトライアル競走へ変更した。

外枠からサンカリプソが先手を取り、2番手にマナホクラニ。単勝1・7倍の圧倒的1番人気に支持されたゲレルは3番手外につけた。4番手にリュウノドラゴン、5番手にフタイテンホイール。

スタートからのラップは6秒3-12秒7-13秒2-13秒7。約1年ぶりの芝競走で各ジョッキーとも手探り状態。このレースが初の芝騎乗だった坂井瑛音騎手がマイペースの逃げ。超スローペースに落とした。

以降は12秒8-12秒5-12秒1-11秒4-12秒8。完全に先行ペースに持ち込んで前残りの競馬。サンカリプソが鮮やかな逃げ切りを決め、鞍上・坂井瑛音騎手に初重賞をプレゼントした。

1着・サンカリプソ=坂井瑛音騎手
「調教師から"思い切って行けるなら行け"と声をかけてもらっていたので、ちょっと出負け気味に出たんですけどもこの馬のスピードを信じてハナに行こうと決めた。初めての芝で感覚が分からなくて、ペース速いのかな、早く行き過ぎてるかなとか思いながらでした。直線に向いた時には少し加速してくれてそのまま引き離してくれるかなと思ったら、坂を越えてビタッと止まってしまったが、よく辛抱してくれました」


菅原勲調教師
「逃げ馬なので前に行く戦法だとは考えていたが、芝も合うかどうか分からなかった。いいペースで逃げることができたから、うまく勝てたのだと思う。ダートだとこれくらいの距離はちょっと保たないが、芝だから我慢できた。トライアルを勝つことができたので、次走はオパールカップに向かうことになると思います」


 サンカリプソはデビュー3戦目の門別1000mを勝った直後に岩手入り。ビギナーズカップ4着から2戦目を快勝した。以降3戦は着外に終わったが、昨最終戦で通算3勝目。今季はあやめ賞8着だったが、2戦目から3戦連続2着。ウイナーカップは10着に終わり、芝に矛先を変えて見事重賞タイトルを手にした。最大勝因はマイペースに持ち込めたことと脚抜きのいい芝が合ったから。ただ、正直なところタイムも平凡だっただけに、オパールカップで真価が問われる。

2着・ゲレルは中央未勝利から転入後、あっさり4連勝をマーク。前走は出遅れが致命傷となって6着に終わった。デビュー2戦目の札幌芝1500mで0秒2差3着を確保。盛岡芝も同じく洋芝で人気が集中したが、追い出してからの反応がひと息。それでもリュウノドラゴンの追撃をハナ差で押さえて2着を死守した。

3着・リュウノドラゴンは中央未勝利から転入後、7戦3勝2着1回。中央デビュー2戦で芝1200mを使われて7、14着。その経験も今回に生きた印象。

今週の岩手競馬
7月13日(日) メイン11R「第57回岩鷲賞」(オープン 盛岡ダート1200m)
7月14日(月) メイン12R「夢・希望 未来へ前進」(C1級一組 盛岡ダート1400m)
7月15日(火) メイン11R「第5回いしがきマイラーズ」(オープン 盛岡芝1600m)

2025/07/11
レース回顧
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ハヤテスプリント/ベストの距離でトレヴェナがタイトルに王手!

 7月6日に行われた3歳芝の重賞『サファイア賞』。約11ヶ月ぶりに行われた盛岡・芝の重賞は8番人気のサンカリプソが逃げ切り勝ち。手綱をとった坂井瑛音騎手は自身の重賞初騎乗のレースで嬉しい重賞初制覇を果たしました。

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 今年の3歳、昨年の2歳世代とあってほとんどの馬にとっては初めての盛岡・芝コースでの戦いとなったサファイア賞。ゲートが開いて飛び出していったのは8枠11番のサンカリプソでそのまま1コーナーも先頭で飛び込んで単独で逃げ態勢を確立。1番人気ゲレル、2番人気リュウノドラゴンは一頭挟んだ3番手4番手で追走していきます。
 その隊列がどこで変化するか?でしたが向こう正面に入っても、3コーナーに入っても、4コーナーに入っても上位の並びは変わりません。それどころかサンカリプソは4コーナーを回って後続を引き離しにかかる脚色をキープ。一方の後続勢はなかなか差を詰めることができ無いままにゴールが迫ります。「坂を越えたところですっかり止まってしまって"差される"と思いました」とレース後に振り返っていた坂井瑛音騎手でしたが後続の追撃もそこまで。3/4馬身、はっきりとしたリードを守ったままゴールを駆け抜けたサンカリプソが逃げ切り勝ち。同馬は初の重賞制覇、鞍上の坂井瑛音騎手も初めての重賞騎乗を見事勝利で飾りました。



 7月8日のメインレースは12Rに行われる3歳地方競馬全国交流重賞『ハヤテスプリント』ダート1200mの11頭立て。岩手での地方競馬全国交流戦は5月のダイヤモンドカップ以来の約2ヶ月ぶりですが、今回の舞台はダイヤモンドカップのダート1800mとは一転、ダート1200mとなっています。遠征馬達も短距離主体で戦ってきたスピード自慢ばかり。実績面からも遠征勢が中心になりそうなレースでは。
 という事で本命は(11)トレヴェナを採りました。
 前走は門別1700mの重賞に挑んでいた同馬は勝ち馬からは大きな差のある3着。しかしそれは勝ったゼロアワーが強かっただけでそれ以外のメンバーの中では上位と言える力を発揮していました。なのでマイルくらいの距離にも十分対応できるのですが、ベストの距離はやはり短距離でしょう。左回りでどうか?は一応の課題ですが差し脚勝負を挑むのなら外枠でもあり懸念のしすぎは不要。待望の重賞タイトルも射程圏に。

 対抗は(9)キエティスムを。門別時代の戦績比較だと今回の、門別からの遠征馬に対して凄く優位とまでは言えないでしょうが、大井に移籍してまた違った環境で揉まれた経験値は活きているでしょうし、盛岡遠征の経験を持つ点もアドバンテージになるのでは。

 三番手は(6)ヨシノダイセン。以前のように先行してもよし、近走のように決め手を活かしてもよし。リオンダリーナから4馬身ほどの差に食い下がった前走、それが初盛岡で発揮できるならば門別勢に対してもひけは取らないはず。

 (7)ポマイカイは単独先頭になると集中力が乱れるような印象。相手関係強力なここの方がむしろ最後まで気持ちを切らずに流れに乗れそう。(4)レイヴオンも4月のネクストスター北日本くらいやれるのならここで大きな差は無いと感じます。一発の穴ならこれ。(横川典視)


●12Rの買い目
馬単(11)=(9)、(11)=(6)、(9)=(6)、(11)→(7)、(11)→(4)

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2025/07/07
レース展望
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7日メインはB2特別・ジュライカップ。盛岡マイルでゴールドクレストが首位を奪回する

 船橋競馬から短期騎乗中の山本聡紀騎手(板垣吉則きゅう舎所属・水沢)が騎乗延長する。当初予定は7月15日(火)までだったが、11月4日(火)、第10回盛岡競馬最終日まで岩手競馬で騎乗する。

4月13日(日)から騎乗開始した山本聡紀騎手は7月1日(火)終了時点で33勝2着28回。岩手競馬リーディングジョッキー8位に入っている。6月15日(日)の「第10回早池峰スーパースプリント」ではエイシントルペードに騎乗して見事優勝。人馬ともに重賞初制覇を果たすなど大活躍。

長兄・山本政聡騎手は7月1日時点で60勝をマークして現在3位。また次兄の山本聡哉騎手は先週3日間で6勝を荒稼ぎ。63勝をあげてリーディング首位の座に立った。今後も山本三兄弟の活躍に注目してほしい。

7日メインはB2級特別「ジュライカップ」(盛岡ダート1600m)。今週から舞台が盛岡競馬場へ替わり、コース適性が重要なファクターとなった。

本命にゴールドクレストを指名する。今シーズン1勝2着1回3着2回。1勝は盛岡1600m戦であげ、その勝利を含めて盛岡マイル通算4勝。岩手の勝ち星をすべて同条件でマークしている。

最大理由はワンターンで決着する盛岡1600mとの相性。豪快なまくりが身上だが、器用なタイプではなく3コーナーに入るまで直線900mのコースなら自己ポジションを取れるから。あとは勝負どころでスパートをかけて一気に突き抜けるのが勝利パターン。近走は4、9、4着と足踏みが続くが、ベストの条件で首位を奪回する。

逆転筆頭はウイニングライブ。中央芝2000m1勝2着1回から転入。着外に沈んだのは2度のみ。相手なりに駆ける堅実さが持ち味。前走・ジューンカップ(B2)では4番手キープから4角先頭。そのまま押し切って完勝した。前開催をスキップしてジュライカップに照準ピタリ。特別2連勝に王手をかけた。

ノブはC1級2連勝から前走B2へ昇級。スタートで出遅れて後方からの競馬を余儀なくされたが、直線勝負にかけて0秒2差2着にまとめて好調をアピールした。コース替わりも問題なく、今回も好勝負に持ち込む。

トーアアネラは前走7着に終わったが、内枠が災いして自分のポジションを取れなかったのが敗因。本来は先行タイプで渋太く粘るのが好走パターン。1番枠は両刃だが、好位キープできれば巻き返し必至。

ビリーヴサンライズはジューンカップ10着に沈んだが、明らかに距離の壁。1900mが長かった。今度は守備範囲の1600mへ戻り、3走前1着の再現を狙う。

サムズアップは今季3勝2着3回。前々走C1特別・種山高原賞で鮮やかなまくりを決めて快勝した。B2昇級でメンバーは強化されたが、元々はA級に在籍の格上馬。

◎⑤ゴールドクレスト
〇②ウイニングライブ
▲⑦ノブ
△①トーアアネラ
△③ビリーヴサンライズ
△⑩サムズアップ


<お奨めの1頭>
1R ロードアルフィーネ

転入戦は4着だったが、相手が強かった。走破タイムは今回のメンバーで一番。盛岡1000mに替わって首位を奪取する


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2025/07/06
レース展望
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6日メインは3歳芝重賞・サファイア賞。札幌芝3着の実績ゲレルが重賞初制覇へまい進する

 今週6日から戦いの舞台は盛岡競馬場。この日から盛岡芝レースもいよいよスタート。さっそく第1Rで2歳新馬(盛岡芝1000m)、メイン12R「第18回サファイア賞」(盛岡芝1700m)の2レースが組まれている。

昨年は芝走路が悪化したため実施した重賞は3歳・サファイア賞、3歳以上・いしがきマイラーズの2レースのみ。以降はすべてダート変更で実施された。中間には芝で模擬レースを実施。騎乗したジョッキーたちから非常に乗りやすかったと印象を語った。6日は芝2レースを含めて全12Rをお楽しみください。

本命はゲレル。今年3月、中央未勝利から転入。格付けにも恵まれてアッサリ4連勝をマークした。当然のように前走も単勝1・5倍の圧倒的1番人気に支持されたが、スタート後に脚を滑らせて最後方からの競馬。これが最後まで尾を引いて6着に終わった。

今度は舞台が芝に替わるが、デビュー2戦目の札幌芝1500mで0秒2差3着。また兄サンアップルトンは中央芝4勝、アルゼンチン共和国杯3着。サンストックトンも芝4勝と本質的には芝血統。さらに盛岡芝は札幌と同じ洋芝と好走条件がそろった。

フタイテンホイールは岩手4戦1勝から中央入り。芝オンリーで使われ、6戦して7着3回止まりだったが、相手は1勝クラスながら牝馬クラシックを目指す強豪ばかり。むしろ健闘したと見て間違いない。帰郷後は3歳牝馬・あやめ賞4着が最高。パワーを要求されるダートにてこずっていた。それでも東北優駿で5着確保。優勝リケアカプチーノに離されたが、地力を垣間見せた。今回は適性高い左回り芝を迎えた。

エイシンダリアは昨年、唯一の盛岡芝1000m・2歳新馬戦を完勝。メンバー最速の上がり35秒5の脚を駆使して直線抜け出しを決めた。2戦目に若鮎賞を選んだが、芝からダート変更で7着。その後、中央入りして2戦10着に沈み、園田1戦を使って再転入。折からの雨で当日の馬場状態が気になるが、良馬場なら切れる末脚をさく裂。

ラヴェイは門別1000m・2歳新馬戦を快勝。4戦目にJRA札幌芝1500m・クローバー賞へ挑戦8着から転入。初戦2着以降は夏負けが尾を引いて凡走したが、終盤に反撃。重賞・金杯を優勝した。今季初戦・スプリングカップを2着にまとめたが、以降は苦戦の連続。芝に活路を求めてきた。

アイヨトワニは中央未勝利から転入2戦目以降はすべて3着以上。相手なりに駆ける堅実さを発揮している。ゲレルと同じブラックタイド産駒で母父クロフネは芝ダート兼用の血統。格下からの挑戦だが、上位争いできると見た。

ユウユウスプレマンは今年4月に待望の初勝利。重賞・イーハトーブマイルでも4着に善戦した。芝は未経験だが、芝OKの配合。マーク欠かせない。

◎⑦ゲレル
〇⑧フタイテンホイール
▲②エイシンダリア
△⑨ラヴェイ
△⑤アイヨトワニ
△⑩ユウユウスプレマン


<お奨めの1頭>
2R レジェンドバローズ

菅原勲きゅう舎が期待のコパノリッキー産駒。能力検査のタイムは平凡だったが、余力十分。デビュー戦を勝利で飾る


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2025/07/05
レース展望
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先週のレース回顧、次走へのメモ。6月29日、「第53回一條記念みちのく大賞典」

6月29日(日) 「第53回一條記念みちのく大賞典」(オープン 水沢2000m)

 
 同型が不在もあり、昨年と同様、ヒロシクンが主導権を握る。2番手につけたのはリケアカプチーノ。転入戦の東北優駿では出遅れを喫したが、今回は互角のスタートを切ってヒロシクンをマークする形に持ち込んだ。3番手外にミニアチュール、4番手インにサンビュート。以下、ノーブルサターン、ライアン、サクラトップキッドの隊列で道中が進んだ。

2コーナー過ぎからヒロシクンはピッチを上げ、遅れずリケアカプチーノが追走。ヒロシクンが3コーナーで2馬身ほど離したのも一瞬。リケアカプチーノもプレッシャーをかけて2頭が並んで直線を向いた。内で粘るヒロシクンに対し、直線半ばでリケアカプチーノがアタマほど抜け出す。しかしヒロシクンは驚異的な粘りを発揮。内と外で互いに譲らず、そのままゴール。長い写真判定に持ち込まれたが、わずかハナ差でリケアカプチーノの"8"が1着の電光掲示板に点灯した。


1着・リケアカプチーノ=吉原寛人騎手
「前走のようなスタートでダッシュがつかずに後手に回ったら、古馬相手ではロスが厳しくなるなと思ったので、ゲートで馬にちょっと気合いを入れたら良い方に出てくれた。ヒロシクンの間に他の馬を挟みたくなかったから最初から徹底マーク。理想の形の競馬はできた。勝った確信はなかったが、高松君が悔しそうにしていたので勝っているのかなと。ですが、掲示板を見るまで分からなかった。東北優駿の頃にはまだ課題が多いなというところがあったが、そのひと叩きでさらに良くなっていた。使う度に成長してくれているので今後がさらに楽しみになりました」


菅原勲調教師
「東北優駿で出遅れているのでスタートだけ気をつけようとジョッキーに伝えた。思ったより良い2番手が取れたので見ていて楽だったが、交わせそうで交わせない。やっぱりヒロシクンもしぶといと思いましたね。4コーナーでは大体大丈夫かなと思ったのですが、並んでからがしぶとい馬ですからね。ゴールに入ってもどちらが勝ったか分からなかった。3歳馬がこの時期に古馬に勝ったことでこれからの成長が楽しみですし、凄いレースで勝ってくれたので自分も久々に嬉しいですね。ここを勝ってくれたので一回休養した方が良いのかなと思っています」

 リケアカプチーノは高知デビューで8戦5勝から転入。初戦・ダイヤモンドカップはシーソーゲームに完敗だったが、2着を確保。その一戦を叩かれて"非力だった後肢がしっかりした"(吉原騎手)のも勝因。今後は夏休みに入り、JpnII・不来方賞へ直行する。

2着ヒロシクンは前走・シアンモア記念比プラス16キロ。想定を超えた体重増で余裕残りの馬体。それが直線で影響したが、今回も強じんな粘りを発揮。負けはしたが、改めて底力を垣間見せる内容だった。

今週の岩手競馬

7月6日(日) メイン12R「第18回サファイア賞」(3歳 盛岡芝1700m)
7月7日(月) メイン12R「ジュライカップ」(B2 盛岡ダート1600m)
7月8日(火) メイン12R「第13回ハヤテスプリント」(3歳 盛岡ダート1200m)

2025/07/04
レース回顧
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