
7日メインは"GRANDAME-JAPAN2025"「第51回ビューチフルドリーマーカップ」(盛岡ダート2000m)。今年は遠征馬4頭、地元岩手6頭の計10頭で覇を競う。
ローリエフレイバーはデビュー2戦目から4連勝を飾り、東京2歳優駿牝馬を快勝。翌年は東京プリンセス賞2着。秋にはロジータ記念を優勝した。今年は休み明け2戦目・スプリングヒロインカップ(A1以下)を5馬身差で圧勝。今回の遠征馬をすべて一蹴した。前走・中原オープン10着大敗の評価が微妙だが、以降はレース間隔を開けて立て直しに専念。実績を前面に重賞3勝目に王手をかけた。
ミニアチュールは3歳時、牡牝馬クラシック四冠制覇。昨年はシーズン6戦目から5連勝。ビューチフルドリーマーカップで遠征馬を迎撃。2010年、マイネベリンダ以来の地元優勝を果たし、最優秀牝馬に選ばれた。今季はシアンモア記念3着、あすなろ賞2着、一條記念みちのく大賞典3着からフェアリーカップを2秒差で圧勝。待望の今季初勝利を飾り、BドリーマーC2連覇を狙う。
ラブラブパイロは9勝2着5回3着8回。なかなか重賞タイトルを手にできなかったが、昨年7月に門別・ノースクイーンカップを完勝。続いてビューチフルドリーマーカップで牝馬重賞2連勝を狙って参戦。1番人気に支持されたが、ミニアチュールの2着に敗れた。以降は精彩を欠いたが、3走前3着から前々回快勝。今年はノースクイーンC2着から昨年の雪辱を果たす。
ザオは昨年、東海クイーンカップ(名古屋)2着、JpnIII・マリーンカップ3着。古馬編入後はオープンで2戦10着に終わったが、B級で2勝。前走は再びオープン入りを果たし、0秒4差4着に粘った。ペース落ち着けば好勝負に持ち込める。
マテリアルガールは中央未勝利から南関東へ移籍。7勝をマークしてロジータ記念3着。昨年のBドリーマーカップでも3着を確保した。以降は苦戦が続いたが、金沢・読売レディス杯3着で復調ムード。
ケープライトは3歳、ひまわり賞でミニアチュールの2着だったが、2歳時に若駒賞、3歳時にイーハトーブマイルと重賞2勝。昨年10月以降は白星から遠ざかっているが、徐々に良化気配。地の利を生かす。
◎⑩ローリエフレイバー
〇⑥ミニアチュール
▲⑧ラブラブパイロ
△⑦ザオ
△⑨マテリアルガール
△④ケープライト
<お奨めの1頭>
1R キタノセレナード
中央2勝クラス、大井B1から転入し、岩手C2へ編入。格付けに恵まれて地力の違いを見せつける