今週から始まった第6回水沢競馬から3歳馬が古馬編入、つまり古馬と同じレースを走るようになりましたが、早速3歳馬の活躍が目立っています。
21日の土曜日は11R中8Rで、22日は同じく11R中3Rで3歳馬が優勝。2歳戦や3歳馬が出ていないレース・逆に3歳馬だけのレースを除外して見ると、
土曜日/8戦6勝
日曜日/9戦3勝
下級条件の多かった土曜は猛威を振るい、クラスが上のレースが増えた日曜はソコソコという感じですね。
しかし、例えば22日の7R、勝ったラヴァリーズームは3連勝中だったとはいえ3歳C1という中の下くらいのクラスで、それが古馬C2の中の上くらいのメンツを撃破しましたし、同じ22日の3Rでワン・ツーを決めた3歳馬、コウギョウダーク・コスモマーシャルは共に3歳C2というかなり下位のグループにいた馬。それでも古馬C2の下位の馬を一蹴しています。
土曜の10Rでイシノウォーニングが勝ったのも印象的でした。少頭数とはいえ相手は古馬B1の上位で普通に勝ち負けできる馬ばかり。それにほぼ完勝でしたから、3歳のトップクラスは古馬B1で通用するという計算ができそうです。
これは日曜の11Rで2着に入ったセイントネイティブが、現状3歳A級ではちょっと足りない、という状況で古馬B2上位の馬と互角に渡り合った、というところからも裏付けられます。
この辺、取捨の条件がもう少しあって、それは、
・2歳時に認定戦を勝ったまま伸び悩んでいる馬が、現在の実力以上のクラスに入ってしまって苦戦するパターン
・逆に、JRA未勝利から3歳下位に転入、そのまま実力比で楽な古馬クラスに入ったパターン
があります。前者は買ってはいけないタイプ、後者は積極的に買うべきタイプ。過去の戦績を見比べつつ、になりますが、ここらあたりも頭に入れつつ見れば「消し」の3歳馬の選別も楽になるでしょう。
もう少しすると今度はJRA3歳未勝利の馬がどっとやってきて勢力図が変わります。狙える3歳馬を今のうちに見つけて稼いでおきましょう。
月曜のメインはB2級のマイル戦・ムーンライトカップ。ざっと見ただけで分かるとおりの好調馬・実力馬揃いで見応え満点、予想の歯ごたえも満点になりそうなレースです。
まあどれを選んでもチャンスはありそうだな、という面々ですが、ここはやはりこの馬に期待しましょう。8連勝中の(11)サクラカムイオーです。
昨冬に岩手に移籍後、シーズンを挟んで8連勝。駆け足でクラスを上げて、B2級も4戦で突破してきました。おまけにその勝ちっぷりもほとんどがワンサイドの圧勝という見事なもの。そして、前走でぶっちぎって負かした相手が、例えばハルサンヒコだとかマイネルルチャード、ポイントプリムだとかはその後B2の上位で好走しているのですから、そのレースの質もかなり高いと言わざるをえません。
課題はマイルの外枠。10頭立ての8枠ならまだしも12頭立ての11番枠は不利度がかなり増します。また、コーナーが多くなる水沢ではマクリに手こずる印象もありますね。
ただ、それでも8連勝の魅力は大。この状況でなお突破できれば、その実力は本物という事になります。
対抗は(2)ケイジートレジャーを狙ってみます。この好メンバーの中ではやや格下感がありますが、立ち回りの巧さはここでも一目おけるもの。恐らくは逃げ・先行馬が活発にやりあうだろう中、うまく好位に取りついていれば・・・。
単穴3番手は(6)ポイントプリム。ここは同型の追撃も激しいでしょうが、それでも先行しきれば粘りきってしまう。それくらいの底力を持つ馬です。
ヒモ穴は差し馬から(1)エムアイルシェルと(10)アマデウス。一歩引いた位置から戦える馬に一発逆転を狙ってきそうな鞍上。これは押さえておいた方が良さそう。
★買い目
馬複 (2)=(11)、(6)=(11)、(1)=(11)、(10)=(11)
22日メイン「ムーンライトカップ」を協賛するのは"岩手競馬・みんなで応援ネットワーク"。この組織は岩手競馬を支援するファン団体、地元マスコミ各社などが発起人となり、様々なイベントを実施し岩手競馬を盛り上げていくというもの。
プレイベントとしてジャパンダートダービー当日、水沢競馬場テレトラックで「パブリック・ビューイング」を行い好評を博したが、それを受けて今回22日(日)、応援ネットワーク設立記念を実施。
準メイン9レースで「岩手競馬応援ネットワークカップ」、メイン10レース「ムーンライトカップ」を協賛し、それぞれの優勝関係者に記念の副賞を贈呈する。
また同日、水沢競馬場内では"当たり馬券抽選会"を行い、当選者には前沢牛、ゲームソフトなどのプレゼントがある。
今後、競馬サークルとファンとの交流会なども計画中ですので、よろしくお願いします。
B1級馬による水沢1800m戦「ムーンライトカップ」だが、実力伯仲のメンバーがそろい、軸の選定にも迷った。
最終決断は斤量差、水沢1800m適性、順調度などからスズモンスターを主軸視した。
中央0勝から大井へ転籍し、2戦目から3連勝マーク後、再び中央へ戻ったが、2戦着外に沈んで岩手入り。
初戦は半年ぶりのハンデがありながら3着にまとめ、この内容から2戦目は1番人気に支持されたが、伸びを欠いて3着。ちょっとガッカリさせたが、続く一戦でハッピートークのタイム差なし2着。
ハッピートークはその後、牝馬オープン・フェアリーCを優勝し、スズモンスターの評価が再び上がった。
しかし前走・レインボーCではケイジーウォリアの大外強襲に屈し、トーホウライデンにも先着を許して3着。これで本命にするのは危険が多いが、最大の理由は臨戦過程。このレースに照準を絞ったのが明白だからだ。
スズモンスターは7月26日、レインボーカップへ直行。それに対し、有力視されるケイジーウォリアは盛岡1800m戦を使い、一方のトーホウライデンは16日、クラスターCから中5日の連闘。
ただでさえ猛暑続きだった今年の夏に、このローテーションがこたえない訳がない。今年開業したばかりの板垣吉則調教師に初の特別タイトルをプレゼントする。
逆転筆頭はケイジーウォリア。今シーズンは2着1回以外は精彩を欠いていたが、目下2連勝と完全復活。自慢の末脚が冴え渡り、近走成績から主軸視が妥当だろうし、人気も集めるに違いない。
ただ、今回はトップハンデ57キロを背負った上、意外にも水沢1800m戦は4着が最高で、馬券対象にすらなっていないのが気がかり。
トーホウライデンの過去実績は、このメンバーで抜けた存在。今季もB1から挑戦し、早池峰賞2着、重賞・岩鷲賞5着、そして前走・クラスターCでは自己タイムを大幅に更新して9着。
B1では役者が違う印象だが、不安は先にも記したように中5日のローテーション。8歳馬にはちょっときついし、個人的な意見だが左回りの方が合うタイプ。水沢1800mでもソコソコの実績があるが、決して適性があるとは思えない。アッサリか、凡走かの意味で▲評価とした。
本調子ではないが、水沢コースが合うコアレスランナーの巻き返し、前回快勝でアッと言わせたモンセルバンもマーク欠かせない。
◎(6)スズモンスター
○(1)ケイジーウォリア
▲(2)トーホウライデン
△(9)コアレスランナー
△(5)モンセルバン
3連単は6、1、2のボックスが本線。あとは9、5を3着押さえ
馬複は 1-6、2-6、6-9、5-6
<お奨めの1頭>
4レース スニーク
前走はダートに替わって動きが一変。けた違いの強さで見事逃げ切った。水沢は初めてだが、ダートなら心配なし
17日、大井競馬場で行われた「黒潮盃」に岩手からロックハンドスターが出走。我々も応援に行ってきた。
ナイター競馬もJDDに続いて2度目。パドック、コースに入っても戸惑ったところはなく、馬体重も前走(JDD)と同じ457キロ。状態面は上々だった。
レースは馬群の中に入って中団をキープ。3コーナー過ぎから徐々にスパートをかけ、直線で先陣に接近。一瞬、抜け出すかと思ったが、最後は伸び切れず5着。かつての同期リュウノボーイにも先着を許してしまった。
それでも収穫は少なくなかった。JDDではレースにまったく集中できなかったが、今回は「納得のポジション」(菅原勲騎手)を取ることができ、加速がついた4コーナーの動きはマズマズ。
最後の伸びを欠いたのはリュウノボーイが層の厚い南関東で揉まれてきたのに対し、ロックハンドスターは地元同士の戦いでゴール前、競りかけられる経験がなかったため。「今後、強い相手にキャリアを積んでいけばまだ伸びる」と菅原勲騎手。
まだまだ成長途上の3歳馬だけに、伸びシロは十分。これからの成長に期待したい。
今週から戦いの舞台は水沢。同時に3歳馬が古馬へ編入し、大幅にメンバー構成が変わった。条件によって違うが、基本的に3歳馬が有利。これを頭に入れて馬券検討をしてほしい。
21日(土)メイン10レースはB1級「宮古川井区界高原レース」(水沢1600m)。盛岡開催をスキップし、満を持して出走グラスバラードが主役を演じる。
今シーズン未勝利だが、前走は2番手に控える競馬から2連対確保。コアレスマーシャルの強襲に遭ったが、粘り強さをしっかり見せてくれた。
成績が示すとおり盛岡はわずか1戦のみ。これは折り合いがつかず暴走してしまうからで、陣営は水沢1本に絞ることを決めた。
身上とするのは軽快な先行力と直線でさらに加速できる天性のスピード。今季は相手、展開にも恵まれなかったが、今回は絶好の1枠を引き当て勝つお膳立てはほぼ整ったと見ていいだろう。
逆転筆頭はバンドマスター。3走前のジュライカップを快勝し、盛岡克服したかと思ったが、その後の2戦とも伸びを欠いて6、4着。流れも向かなかったが、それ以上にコース適性が出た印象。本質的に左回りは合わないのだろう。反撃に転じる。
タニノレジェンドは昨年8戦連続で連対を確保し、驚異の安定度を誇っていたが、今季はムラさが目につく。理由は昨シーズンに比べて10キロほど減った体重。その影響でシャープな切れが不発に終わるケースが多くなった。
しかし今回は輸送のない地元競馬に加え、ベストのマイル戦。近走のうっ憤を晴らす格好の舞台となった。
イシノウォーニングは今回から古馬へ編入。3歳重賞・阿久利黒賞2着、ひまわり賞(牝馬)3着。そしてウイナーC2着とダートでは毎回上位争いを演じている。
しかし芝はまったく合わずはまなす賞9着、前走・サファイア賞はしんがり12着に大敗を喫した。おそらく2、3番人気に支持されると思うが、芝を使った後遺症がちょっと心配。それで能力は十分通用だろうが、△評価とした。
エスターナは馬体の良さが際立っていたが、2ヵ月半ぶりの実戦がこたえて初戦4着止まり。叩かれた変わり身を見込めば好勝負に持ち込めるに違いない。あとは前走2着で復調の兆し見せた格上馬ダンディキングも押さえ必要。
◎(1)グラスバラード
○(6)バンドマスター
▲(5)タニノレジェンド
△(7)イシノウォーニング
△(8)エスターナ
△(4)ダンディキング
3連単は1を1着固定に6、5の折り返し本線。あとは7、8を3着押さえ
馬複は 1-6、1-5、1-7、1-8
<お奨めの1頭>
7レース ベストマイヒーロー
デビュー戦はやや重の芝だったが、59秒6のハイタイムで圧勝。噂どおりのスケールを披露し、ダートも難なくこなす
今回も昨日(日曜)の話題から。
「テシオ」では今シーズンからユーストリームを使ったビッグレース前夜祭を放送しています。昨日放送分のゲストはあの鈴木淑子さん。競馬ファンなら知らない人のいない大御所に登場していただきました。
鈴木さんの登場部分は、大変申し訳ないながら全体の1/4ほどだったのですが、そのトークコーナーでは先日世を去ったオグリキャップの話、トウカイテイオーの話など、短いながらも競馬愛に満ちたお話を伺う事ができました。
私も80年代後半から90年代前半の、いわゆる第二次競馬ブームと呼ばれた時期に競馬にのめり込んだ人間ですので、鈴木さんのお話は個人的にジャストミート。トウカイテイオーが奇跡の制覇を果たした有馬記念は93年の事。あれから17年も経ったのか・・・、とお話を聞きながらついつい遠い目をしてしまいました。
http://www.ustream.tv/channel/umauma-st1 こちらの番組コーナーの中に8月15日放送分が録画されています。鈴木さんのトーク部分はだいたい開始から1時間27分頃からです。ぜひご覧になってください。あの頃の競馬を知っている方には特にお奨めです。
さあ、今日のメインレースはダート1200mのスプリント戦・第15回クラスターカップJpnIIIです。ベルモントギルダーが取り消して11頭立て、JRA5頭、他地区5頭、岩手1頭の構成になりました。
今年は地方勢の中にもグレードレース上位入着経験のある馬が多く、例年に比べると非常に骨太のメンバー。しかしそれでも、5頭全てがグレード勝ちもしくは連対経験を持つというJRA勢の優勢は動きそうにありません。
私の本命は(10)サマーウインドとしました。いや、事前に予想をまとめる時、世間の本命はミリオンディスクになるだろうから、じゃあ自分はこっちにしよう・・・と選んでみたのですが、各紙の予想を見るとサマーウインド本命の方がよっぽど多かったですね。実績的にミリオンを採る人が多いと踏んだのですが、5歳馬の勢いの方が優ったか。
さて、サマーウインド◎の理由は展開です。ミリオンディスクとこちらなら、まず間違いなくこちらが先手。もしかしたら逃げるでしょう。JRAのメンツの中ではなかなかハナにまでは行けない◎ですが、地方競馬のメンツとなれば話は別。すんなり先手の可能性が大。
一方のミリオンディスクは、先行力は確かですがハナには立たない馬。いつも先行馬をマークしながら進むポジションを選びます。それが嵌れば前走のように圧勝するし、嵌らなければ流れ込んで終了。
そこです。サマーウインドがすんなり流れを掴んでしまえば、ミリオンディスクの出方を自由に操る事ができる。スローにしてもいいし、ある程度早めに動いてもいい。まして今週はずっと雨馬場で先行有利な状況。そうなるとサマーウインドには鬼に金棒の状態になるのではないでしょうか。
おまけにサマーウインドは絵に描いたような重巧者で、重馬場の1200mでは過去2戦していずれも圧勝。09年11月の京都ではダート1200m・重で1分9秒1というコースレコードを叩き出したほどです。
もはやいろいろな状況がサマーウインド有利に働いているのではないでしょうか。
(9)ミリオンディスクに逆転の余地があるとすれば、◎のみならずもう一頭、二頭先行して競り合ってくれた場合でしょう。北海道SCのように複数頭が競り合う後ろで狙いを定めるのが好走パターン。こちらにしても京都ダ1200mで1分9秒4のタイムを持っており、スピード能力そのもので見劣るとは思えません。
この2頭の一騎討ちが濃厚で、3頭目はやはりJRA勢の3頭が一線でしょう。その中ではタマモホットプレイがやや後ろ、(11)ガブリンか(7)メイショウバトラーが優勢と見ます。
(11)ガブリンは地方のレースだと先行力安定、1200mも重馬場も得意の部類ですし、鞍上も非常に楽しみなチョイス。ただ、門別→新潟、栗東へ戻って再度盛岡と、この暑い時期に長距離の移動を重ねているのが気になります。パドックまで気配に注意でしょう。
それによっては高齢ながら盛岡巧者ぶりを発揮する(7)が前に出るかも。以前の勢いはもはや「全く」と言っていいくらいに薄れましたが、昨年もそうだったように相性のいいコースで一変・・・は計算に入れておきたいところです。
(3)タマモホットプレイは昨年4着の実績がありますが、その昨年も他馬のペースについていけず苦しみました。他が走らなすぎた時の3着候補までの評価に留めます。
★買い目
馬単 (10)→(9)、(10)→(11)、(10)→(7)、(10)→(3)
16日(月)、盛岡ダート1200mを舞台に行われる「第15回クラスターカップ」(JpnⅢ)の枠順が確定した。
①エイシンイッテン(笠松)
②トーホウライデン(岩手)
③タマモホットプレイ(JRA)
④エイシンヴァイデン(笠松)
⑤ベルモントギルダー(岩手)
⑥ファンドリコンドル(高知)
⑦メイショウバトラー(JRA)
⑧ナカヤマパラダイス(大井)
⑨ミリオンディスク(JRA)
⑩サマーウインド(JRA)
⑪ガブリン(JRA)
⑫トウホクビジン(笠松)
奇しくも人気を分け合う⑨ミリオンディスク、⑩サマーウインドは同じ7枠からのスタート。直接対決は一度あり、今年1月の根岸S。この時はサマーウインドは2着、ミリオンディスクは6着だったが、その差はわずか0・1秒。
ミリオンディスクは北海道SCレコード勝ちの箔をつけて臨み、両馬の実力はまったく五分と見て間違いない。果たしてどちらに軍配が上がるのか。この雌雄対決は見ものだ。
15日(日)メインは地方競馬全国交流・OROカップへの道「桂樹杯」(盛岡芝1600m)、12頭立て。活きのいい4歳馬4頭が挑戦状を叩きつけ、先輩たちも芝を待っていた強豪がズラリ。非常に興味深い一戦となった。
ここまで芝巧者がそろうと目移りしてしまうが、迷ったら格を重視。主軸にアポロノサトリを指名する。
中央芝1400mで4勝、芝1200mで1勝。3歳時にはNHKマイルカップへも駒を進め、ロジックの0・5秒差4着。その後、障害1勝から大井3戦0勝を経て岩手入り。初戦の水沢1800m戦で4着、芝2400m・桂樹杯5着。
ちょっと物足りない内容だったが、前走・盛岡ダート1600m戦で直線鮮やかに抜け出して快勝。移籍5戦目で待望の白星を飾った。
「芝を狙って転入」と田村光則調教師が語っていたとおり、今回の桂樹杯に照準ピタリ。桂樹杯は2400mの距離が長すぎるのを承知の上、盛岡芝が合うかを確かめる意味で出走させた。
現在、盛岡ターフ王ボスアミーゴは脚部不安のために休養中。ひとまずOROカップに間に合わせようと態勢を整えているところだが、ここでアポロノサトリが勝つようだと最も脅威的な存在にもなる。
逆転筆頭はマルブツコンバット。奥手血統だったのだろう。初勝利まで11戦を要し、その後も好、凡走を繰り返していたが、今年ついに本格化。4走前の水沢1600m戦を快勝し、前走の芝で2勝目マークした。
サッカーボーイは盛岡芝との相性がいいが、マルブツコンバットもその典型。前々走のFM岩手杯は得意の芝だったが、距離1000mが短すぎて脚を余して6着。しかし、それ以外はJRA条件交流でタイム差なし2着、前回快勝と芝で決め手が冴え渡っている。
ジョウテンロマンは転入後1勝のみながら、みちのく大賞典以外は好走の連続。盛岡芝は今度が初めてだが、中央3勝のうち1勝は芝1800mでマークと適性はまったく不安はない。伏兵ぶりを存分に発揮するか。
エアムートンは昨年のオープン芝1000m・きんもくせい賞を快勝。また前走、マルブツコンバットにタイム差なし2着。復帰は遅れたが、その挽回に意欲満々だ。
盛岡芝はすべて3着以上ドリームスナイパーも侮れない。前走・せきれい賞(芝2400m)でも直線で鋭く伸びて2着を確保。自慢の末脚が爆発するか注目。
あとは穴を開けるので定評がある菅原俊吏騎手が騎乗センリグランピーも侮れず、白熱戦が必至となった。
◎(1)アポロノサトリ
○(8)マルブツコンバット
▲(2)ジョウテンロマン
△(6)エアムートン
△(11)ドリームスナイパー
△(7)センリグランピー
3連単は1、8の1、2着折り返しから2、6、11、7へ3着流し
馬複は 1-8、1-2、1-6、1-11
<お奨めの1頭>
11レース バラディー
中央再挑戦は厳しい結果に終わったが、再転入後も1勝2着2回。抜群の安定感を誇っている。ここでは前走タイムが抜けており、勝機がっちりとつかむ