ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2025年9月 | メイン | 2025年11月 »

2025年10月 アーカイブ

<<前へ 12345

10/12ナナカマド賞予想 赤見千尋

5戦5連対ホクセイイワキヤマが中心

 世代最初の重賞ナナカマド賞。過去10年の勝ち馬は1番人気or2番人気での勝利が多く、メムロボブサップやキングフェスタといった、その後の活躍馬を輩出しています。

 本命にしたのはホクセイイワキヤマ。青雲賞では第2障害を降りてからの脚が粘り強かったですね。僅差ではありましたが、強い内容だったと思います。前走の馬体重が911キロというところが気になりますが、現状の力関係でも世代トップクラス。デビューからすべて連対しているところも魅力で、ここは初重賞制覇を期待します。

 対抗はスターノチカラ。青雲賞ではゴール前でぐいっと伸びて2着。勝ち星自体は2戦目の1勝のみですが、僅差の2着3着が多く安定して力を発揮しています。

 キョウエイジェットは青雲賞では少差の5着でしたが、前走は7番人気ながらホクセイイワキヤマを下して勝利。5キロの重量差があったとはいえ、見事4勝目を挙げました。どんどん力をつけている印象で、重賞でも楽しみです。

 ここ2戦からの巻き返しを期待してオレノコクオウ、2連勝中のピュアリーヒナリまで。

◎2 ホクセイイワキヤマ
〇6 スターノチカラ
▲9 キョウエイジェット
△4 オレノコクオウ
△10 ピュアリーヒナリ

馬連ながし
2-6,9,4,10 各1500円 計6000円

10/12ナナカマド賞予想 目黒貴子

ホクセイイワキヤマ、スターノチカラの安定感ある2頭から

 好調だった予想も前回の重賞はハズレ。なかなか9番人気の馬を馬券に入れるのは難しいですが、平均配当などを考えるとばんえいでは決して珍しいことではありません。その辺を踏まえて今回も予想していきます。

 さていよいよ2歳馬たちの重賞が始まります。今季は抜けた存在がなく、つまり予想も難しくなるわけで......。じっくり考えたいと思います。

 ◎はホクセイイワキヤマ。これまで5戦して3勝、2着2回。前走も2着に甘んじながらも重量は勝ち馬よりも5K重いもので、それを考えれば充分な内容です。人気も集中するでしょうが、この安定ぶりなら仕方ないものとみます。

 これまで10戦を要しながらまだ1勝どまりのスターノチカラですがこちらも安定度は抜群。服部師の「能力はひけをとらない」という言葉も頼もしく、◯とします。

 ▲にはキョウエイジェットを。こちらはひとつおきに勝利してすでに4勝。今回はその順番ではありませんがこの馬の力を発揮すればここも楽しみになりますね。

 △はオレノコクオウ、カワノラクシュミー、もう一頭ジェイノヒメまで。三連複で流して楽しみます。

◎2 ホクセイイワキヤマ
○6 スターノチカラ
▲9 キョウエイジェット
△4 オレノコクオウ
△5 カワノラクシュミー
△7 ジェイノヒメ

3連複
2,6-4,5,7,9 各1500円 計6000円

10/12ナナカマド賞予想 斎藤修

連軸にホクセイイワキヤマ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎2ホクセイイワキヤマ
 ◯9キョウエイジェット
 ▲4オレノコクオウ
 △6スターノチカラ
 △10ピュアリーヒナリ
 △7ジェイノヒメ

 3連単1頭軸マルチ
 2-4,6,7,9,10 100円 計6000円

10/12ナナカマド賞予想 須田鷹雄

人気薄の大型馬を狙う

 過去10年のナナカマド賞は8回で1,2番人気馬が優勝。残り2回は2016年のゴールデンフウジン(6番人気・1038キロ)と2020年の牝馬アバシリサクラ(4番人気・982キロ)と大型馬だった。

 重量が未経験ゾーンに入るタイミングでもあり、なにかあるとしたらパワーと障害力があるタイプ。今回馬体重だけで選ぶと、候補は牝馬で1トンを超える◎カワノラクシュミーと☆スターノチカラ。せっかくならより大きくておそらく人気下位の◎のほうを試したい。

 ただ、○ホクセイイワキヤマと▲キョウエイジェットに割って入れるという自信はない。そこで馬券は3連複で点数が多くなりすぎないようにする。

◎5 カワノラクシュミー
○2 ホクセイイワキヤマ
▲9 キョウエイジェット
☆6 スターノチカラ
△4 オレノコクオウ

3連複
5-2,9-2,4,6,9 各1200円 計6000円

今週の見どころ(10/11~10/13・10/12 ナナカマド賞)

2025年10月 9日(木)

 3歳、4歳に続き、10月12日のナナカマド賞から2歳シーズンの三冠路線もスタートします。現在の賞金順では、4勝を挙げ青雲賞4着のオレノコクオウがトップで、2位は青雲賞馬のホクセイイワキヤマ。3位が白菊賞2着、いちい賞1着の牝馬フェスタクイーンとなっています。今回フェスタクイーンの登録はありませんでしたが、出走(予定)10頭中牝馬が6頭というのは、帯広1場開催になって以降の最多となります。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…16万9,190円
5重勝単勝式…なし

※今週のイベントはこちら
※開催日程/時刻についてはこちら
※オッズパークのキャンペーン情報についてはこちら

【第14回開催1日目】
 10月11日(土)のメイン第11レースには、秋雲特別(B1級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前開催の神無月特別は、今回と同様のB1・B2級混合で、3頭出走していた4歳が上位を独占しました。
 ここも注目は4歳馬で、筆頭格は前走の重賞・銀河賞で4着◎リュウセイウンカイです。神無月特別で3連勝を決めたゼンは、8月の4歳オープン・山鳩賞や銀河賞には不出走だったことを考えれば、両レースで各1、4着のこの馬のほうが実績上位は明らか。B1昇級後初の自己条件ですが力を見せつけるでしょう。
 ○ゼンは、神無月特別では賞金ハンデ5キロを課されましたが、残り20メートルで先頭に立って押し切りました。最後まで食い下がったユーフォリアが不在だけに連勝もありそう。
 ▲ヤマノキングは、両馬より下のB2格付。神無月特別では決め手比べでやや劣ったとはいえ3着に健闘しました。ここでも上位争いに期待します。
 △スーパードリームは、神無月特別が1番人気で5着。4歳馬が2頭だった2走前は2着でしたが、ここは3歳馬もおり展開が厳しくなりそうです。

【第14回開催2日目】
 10月12日(日)のメイン第11レースには、第48回ナナカマド賞(2歳・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 牡馬は青雲賞(ホクセイイワキヤマ)、牝馬は白菊賞(ジェイノホマレ)、いちい賞(フェスタクィーン)の特別戦を経ての三冠初戦です。
 ◎スターノチカラに注目。1勝のみですが、青雲賞2着、前走9月28日の2歳A級-1組での3着を含め【1-4-3-2】ですべて掲示板に載っています。青雲賞は勝ち馬ホクセイイワキヤマに切れ味で劣りましたが、前走時の体重が983キロと馬格があり、重量増の舞台ならこちらが上とみます。新種牡馬である父イノリノチカラに重賞タイトルをもたらすか。
 その○ホクセイイワキヤマは、9月28日の2歳A級-1組では5キロ軽いキョウエイジェットに振り切られたとはいえ2着を守って5戦5連対と安定感抜群です。夏場の休養を経てパワーアップした印象を受けます。
 ▲オレノコクオウは、8月に2歳A級-1組を連勝。青雲賞4着、9月28日の2歳A級-1組5着で評価が下がりましたが、世代最多タイ4勝の実力は軽視できません。
 6頭いる牝馬では△カワノラクシュミーに注目。いちい賞の2着馬で、9月28日の2歳A級-1組では牝馬として唯一、掲示板に載って4着。すでに体重が1トンを超えておりここも上位争いに加わってきそう。

【第14回開催3日目】
 10月13日(祝・月)のメイン第11レースには、狩勝賞(オープン混合・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 次開催10月26日に実施される重賞・北見記念前のオープン戦はA1級との混合で、前開催の田山産業ばん馬大会記念と同条件です。
 ◎コウテイは、7月13日の旭川記念以来だった前走の田山産業ばん馬大会記念で3着。久々を苦にしない戦歴とはいえいきなり好走してみせ、休養の効果があったようです。昨季の北見記念2着、帯広記念1着とこれからが稼働期です。
 ○インビクタは、田山産業ばん馬大会記念には不出走で、9月14日の岩見沢記念2着以来。こちらも北見記念に出走する可能性がありますが、負担重量830キロを境に成績が下降しており、重量が軽いここは勝ちにこだわってくるかもしれません。
 ▲キングフェスタは、岩見沢記念で古馬重賞初制覇。そのぶん15キロの賞金ハンデを課されますが、未知の重量となる北見記念へ向け弾みをつけたい一戦といえます。
 格下のA1級馬では△シンエイアロイに注目。近4戦が2勝、3着2回と好調で、紅一点で最軽量ハンデの利も見込めます。

<<前へ 12345
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.