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2025年1月 アーカイブ

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2/2翔雲賞予想 須田鷹雄

2025年1月31日(金)

スーパーシンvs.キョウエイエース

 ヤングCSを制した◎スーパーシンがこのまま世代のエースになってもおかしくはないが、○キョウエイエースは当時よりハンデ差の面で10キロ条件が好転しており、前走も良い勝ち方をしてきた。ヤングCSの4着だけで見限れる素材ではなく、ここでは◎とともに1着の可能性を考えておきたい。

 ▲アバシリタカラコマも力のある馬で、ヤングCS時と違って◎と10キロ差がついたし、◎○どちらかを切り崩してもおかしくない。2着候補には考える。

 あとは3着候補だが、その中では☆ココロノニダイメをやや厚く買う。十勝産駒特別では今回それなりに売れるであろう△スタージャガーに先着しているし、展開待ちだが決め脚が生きる形になれば3着はある。あとは除外明けだが△ウンカイダイマオーを押さえる。

◎8 スーパーシン
○7 キョウエイエース
▲9 アバシリタカラコマ
☆4 ココロノニダイメ
△5 ウンカイダイマオー
△10 スタージャガー

3連単
7,8→7,8,9→4,7,8,9 各500円
7,8→7,8,9→5    各300円
7,8→7,8,9→10    各200円 計6000円

2/2翔雲賞予想 矢野吉彦

スーパーシンが不動の軸

 ヒロインズカップは資金配分で失敗しました。サクラヒメとニシキマリンの組を1000円にしておけば......(それでもトリガミだったんですけどね)。

 さて、今季の重賞も残り少なくなってきました。よほどの穴馬券を当てないと黒字で終えるのが難しくなってきましたね。翔雲賞もスーパーシンで堅そうです。なにしろヤングチャンピオンシップを勝った後、藤野騎手があと2つ(翔雲賞とイレネー記念を)勝ちます、と自信満々に言っていたくらいですから。ベテランですから、その自信が過信になるってことはないでしょうねぇ。

 なのでここも資金配分がカギ。キョウエイエースの巻き返しに期待して同馬に厚く2000円、他の馬には満遍なく500円ずつ流すことにしました。

 この配分が吉と出るか凶と出るか。では、今回はこのへんで。

◎8 スーパーシン
○7 キョウエイエース
▲9 アバシリタカラコマ
△1 アルイテイコウ
△3 ホクセイテンリュウ
△10 スタージャガー

ワイド
8-7 2000円
8-1,2,3,4,5,6,9,10 各500円 計6000円

今週の見どころ(1/31~2/2・2/2 翔雲賞)

2025年1月29日(水)

 今週のばんえい十勝は、1月31日(金)から2月2日(日)の3日間開催となりますのでご注意ください。
 今週と来週には、牡馬、牝馬による2歳シーズンの非三冠重賞が組まれています。2日のメインは牡馬限定の翔雲賞です。現在3歳A級-1組相当の収得賞金上位10頭のうち9頭が牡馬と、この世代は例年以上に牡馬が強力な感も。一冠目・ナナカマド賞のキョウエイエース、二冠目・ヤングチャンピオンシップのスーパーシンの重賞勝ち馬2頭が賞金ハンデ20キロを課されてのトップハンデ。3月9日に実施される三冠目・イレネー記念へ向け弾みのつくレースに期待したいところです。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…18万2,420円
5重勝単勝式…なし

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【第22回開催4日目】
 1月31日(金)のメイン第11レースには、ダイヤモンドダスト賞(5歳オープン・18:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 27日に行われた4歳オープン・白雪賞に続き、3月2日の重賞・ポプラ賞(4歳・5歳混合)を睨んでの一戦です。
 1月3日に定量760キロで争われた重賞・天馬賞を使われていた馬が7頭いますが、勝ち馬タカラキングダムは回避。
 注目は3着だった◎ジェイホースです。障害をひと腰3番手で越え着順は上げられませんでしたが、2着だったマルホンリョウユウを上回る脚いろ。高重量の定量戦という厳しい条件でも結果を残したところ、上がり馬の勢いだけでなく力もつけています。今回はマルホンリョウユウ760キロに対し、740キロと恵まれています。
 ○ジェイヒーローは、逃げ粘って4着。それまでの二冠では自分のかたちに持ち込めず差のある敗戦でしたが、高重量で障害力を生かせたかたち。今回ジェイホースと同じ740キロで、マルホンリョウユウとのハンデ差を生かしたいところ。
 ▲マルホンリョウユウは、三冠馬になったタカラキングダムには抵抗できませんでしたが、今回はそのライバルが不在。とはいえ、オープン馬に今季の収得賞金に応じたハンデが課されトップハンデとなるここで主役には推しにくいです。
 △クリスタルゴーストは、天馬賞では障害で苦戦して残念ながら競走中止。ただその後一度使われて、一、二冠目とも2着だった実力発揮なら侮れません。

【第22回開催5日目】
 2月1日(土)のメイン第11レースには、ミツウマオーセンティック杯(オープン-1組・18:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前回のオープン-1組・柏林馬事公苑特別は4頭立てとはいえ粒ぞろいのメンバーでした。
 ◎キングフェスタは、柏林馬事公苑特別を含め3連勝中。近3走で今回のメンバーのほとんどに先着しています。今回から特別戦では賞金ハンデが5キロ増え、計10キロを課されますが大勢に影響はないはず。
 ○オーシャンウイナーは、同じ前走では障害でロスがあったぶん3着でしたが、終いはいい脚を使っていました。キングフェスタと同じ重量のここは食い下がることが可能。
 ▲ツガルノヒロイモノは、帯広記念、柏林馬事公苑特別と続けて回避したため年明け初戦になります。12月15日の同条件・師走特別を速い時計で勝利していますが、馬場状態の変化に対応できるかどうか。
 △クリスタルコルドもここが年明け初戦。2走前の11月戦ではトップハンデでオープン特別戦を勝利とスランプを脱した感があります。当時から相手は強化されますが、シーズン前半に重賞を2連勝した実績上位です。

【第22回開催6日目】
 2月2日(日)のメイン第11レースには、第5回翔雲賞(3歳牡馬・18:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 収得賞金280万円につき別定10キロが課され、ヤングチャンピオンシップ1着スーパーシンと4着キョウエイエース(ナナカマド賞1着)が20キロの660キロ、2着ウンカイダイマオー、3着アバシリタカラコマ、同レース不出走もナナカマド賞4着スタージャガーが10キロ増の650キロとなります。
 ◎スーパーシンは、ナナカマド賞こそキョウエイエースに差されて2着でしたが、その後は、2歳A級-1組、十勝産駒特別、ヤングチャンピオンシップとライバル相手に3連勝。ヤングチャンピオンシップではこちらが10キロ軽かったとはいえ、危なげない逃げ切りで、4連勝が期待できます。
 ○キョウエイエースは、スーパーシンが不在だった1月9日の3歳A級-1組では、ほぼ同時に障害を越えたアバシリタカラコマを突き放して楽勝。同じ重量で臨めるここはヤングチャンピオンシップの雪辱に燃えているはずです。
 ▲ココロノニダイメは、A級-2組までの勝利しかありませんが、十勝産駒特別で前述2頭に続く3着という実績は侮れません。両馬と20キロ差あれば見せ場以上も。
 △スターイチバンは、メンバー最少9戦のキャリアながら4勝をマーク。二強が不在とはいえ秋以降のA級-1組で2着2回と素質は高そうです。

1/26ヒロインズカップ回顧

2025年1月28日(火)

サクラヒメが断然人気に応える

 1月26日(日)には重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬オープン)が行われ、断然人気に支持されたサクラヒメが障害2番手から抜け出し圧勝。3度目の挑戦でヒロインズカップ初制覇となりました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ニシキマリン(770) 19.8
 2.サクラヒメ(810) 1.4
 3.ピュアリーナナセ(780) 13.8
 4.シンエイアロイ(800) 30.3
 5.ダイヤカツヒメ(800) 13.1
 6.ロングビユウテイ(770) 84.9
 7.スイ(780) 4.8
 8.アローリキヒメ(780) 9.0
 9.スーパードリーム(770) 159.2
 10.ホクセイサクランボ(770) 122.1

 古馬牝馬戦線をけん引するサクラヒメだが、ヒロインズカップでは2年連続で1番人気に支持されながら23年5着、24年3着。それでも重賞6勝の実績に加え、前哨戦・レディースカップで圧勝だったことから、最大40キロ差のトップハンデながら単勝1.4倍と圧倒的支持を集めました。末脚自慢で、5月のカーネーションカップではサクラヒメの2着の実績があるスイが4.8倍で2番人気。以下人気は、23年クインカップの勝ち馬アローリキヒメが9.0倍、連覇を狙うダイヤカツヒメが13.1倍で続きました。

 ニシキマリンが第1障害を先頭で越え、サクラヒメ、ダイヤカツヒメが追走。ピュアリーナナセとシンエイアロイも位置取りを上げてきます。前日までの降雪の影響もあって馬場水分は2.6%と軽い馬場でしたが、800キロ前後の重量は牝馬にとって過酷な条件ともあって各馬慎重に歩を進めます。中間点を過ぎたあたりでニシキマリンが後続に1馬身ほど差をつけると、そのまま先頭で第2障害下に到達。前半は82秒というペースでした。
 障害下でじっくりを息を入れたニシキマリンが最初に仕掛け、すんなりと1番手でクリア。サクラヒメもひと腰で続き、連れて仕掛けたシンエイアロイは障害で転倒。その後ろはやや離れ、ピュアリーナナセ、スイ、ダイヤカツヒメという順で障害を越えていきます。
 サクラヒメが手ごたえ十分のまま残り30メートルでニシキマリンを交わすと、渡来心路騎手は手綱をもったまま後続を引き離して圧勝。一気に伸びてきたスイが残り10メートルあたりでニシキマリンを交わして2着。ニシキマリンは粘って3着に入りました。

 勝ったサクラヒメは3度目のトップハンデを克服して悲願のヒロインズカップ制覇。5月のカーネーションカップに続いて古馬牝馬の重賞制覇。重賞は通算7勝目となりました。23年にはドリームエイジカップを制しているように、今後も牡馬相手の重賞でも活躍が期待できそうです。

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渡来心路騎手「昨日までは(馬場が)重たいかなと思っていましたが、今日は軽くなっていたので、サクラヒメには良い馬場かなと思っていました。去年すごく悔しい思いをしたので、去年のレースも見返しながら今年はどんなレースにしようかと考えていましたが、去年よりも馬場が軽かったこともあり、いいレースができました。いつもなら先行していきますが、今回はしっかり息を入れ、障害をしっかり上げてゴールまで保たせるという考えでした。(第2)障害では少し危なかったですが、そこはサクラヒメが頑張ってくれました。障害を降りる時はサクラヒメの勢いが良かったので今年は止まらずに行けるなという感じはありました。昔から変わらず気持ちが強い馬ですね」

ヒロインズカップ 予想結果

2025年1月27日(月)

今週は2名が的中も......

今年度の予想対決第21Rはヒロインズカップ。障害を2番手で越えたサクラヒメが、先に降りた6番人気ニシキマリンを残り20メートルで交わして先頭に立つと、持ったまま歩き切って断然人気に応えました。障害4番手から追い込んだ2番人気スイが2着。ニシキマリンは粘って3着に入りました。予想対決は斎藤さん、矢野さんの2名が的中しましたが、順当な決着でプラス収支は斎藤さんのみという結果になりました。

斎藤:馬複2000円的中! 収支+1,000円
矢野:ワイド1000円+400円的中! 収支-2,580円

【集計】投資額 6,000円×21R=126,000円

 赤見  +39,400円
 斎藤  +7,460円
 荘司  -14,900円
 矢野  -23,430円
 須田  -43,740円
 目黒  -89,100円
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 白組  -59,710円
 紅組  -64,600円

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