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5/5カーネーションカップ回顧

2024年5月 7日(火)

春の女王はサクラヒメ

 5月5日(祝・日)には重賞・カーネーションカップ(3歳以上牝馬オープン)が行われ、サクラヒメが障害ひと腰先頭から後続を突き放し、断然人気に応えました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ダイヤカツヒメ(680) 3.9
 2.シンエイアロイ(670) 15.1
 3.スイ(670) 9.8
 4.ホクセイサクランボ(660) 67.4
 5.アローリキヒメ(670) 25.2
 6.ピュアリーナナセ(660) 37.7
 7.ニシキマリン(660) 52.4
 8.サクラヒメ(690) 1.4
 9.チャチャクイーン(660) 107.7
 10.ロングビユウテイ(660) 168.1

 出走10頭中8頭が5歳馬という組み合わせになりましたが、1番人気は昨年のドリームエイジカップを含め重賞5勝の6歳馬サクラヒメ。昨年のこのレースは2着でしたが、当時より他の有力馬と重量差がない今回は単勝1.4倍と圧倒的な支持を集めました。昨シーズンの古馬牝馬重賞、カーネーションカップ、ヒロインズカップを制したダイヤカツヒメが3.9倍で2番人気で、この2頭の馬連複が2.0倍と人気を集めました。昨シーズン終盤に5戦4勝、2着1回と力をつけたスイが9.8倍で3番人気。ここまでが単勝ひと桁台の人気で、昨年のクインカップ2着のシンエイアロイ、同1着のアローリキヒメと5歳馬が続きました。

 第1障害をダイヤカツヒメが勢いよく先頭で越えますが、サクラヒメも位置取りを上げ、人気2頭が先行。アローリキヒメ、チャチャクイーンら後続はそれほどばらけることなく進みます。前2頭は中間点を過ぎたあたりから徐々に後続を引き離し、サクラヒメがわずかに先頭で第2障害下に到達。ここまで54秒というペースで進みました。
 第2障害ではダイヤカツヒメとサクラヒメがほとんど同時に仕掛け、サクラヒメがすんなりとひと腰先頭で通過。ダイヤカツヒメは天板で膝をついてしまいます。離れて2番手にピュアリーナナセ、ニシキマリンが障害を越え、さらにシンエイアロイ、スイが追いかける展開となります。
 2番手以下に差をつけたサクラヒメが力強く歩を進め、そのまま押し切って先頭でゴール。障害5番手からスイが一気に追い上げましたが8秒7差がついての2着。最後まで止まらず歩き切ったシンエイアロイが3着に入りました。なお2番人気のダイヤカツヒメは障害で苦戦して10着でした。

 勝ったサクラヒメはこれで重賞6勝目。牝馬同士の古馬重賞では負担重量に苦しめられてきましたが、3度目のカーネーションカップ挑戦で初制覇。現役牝馬最強の実力を示しました。

成績はこちら
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渡来心路騎手「ここでは負けられないかなというのが正直な気持ちです。まだ絶好調という感じではないですが、なんとか勝てるように、とは思っていました。30キロほど(ハンデ差が)ありましたが、荷物もそこまで重くはなっていないのであまり気にしていませんでした。スタートの良い馬なので、できれば先行したいと思っていましたが、先行できて道中も息を入れられたので、あとは障害を上げるだけだという感じでした。(障害の)天板で苦しいところはありましたが、力のある馬なのでなんとか乗り越えてくれました。レース前から勝つ自信はありましたが、障害を降りてから勝ったなと思いました。サクラヒメで勝ちたいレースのひとつだったので、勝てて本当に嬉しいです」

カーネーションカップ 予想結果

2024年5月 6日(月)

今週は3名が的中!

今年度の予想対決第2Rはカーネーションカップ。第2障害をひと腰先頭で越えたサクラヒメが後続を突き放し断然人気に応えました。3番人気のスイが2着、4番人気のシンエイアロイが3着に入り、今週の予想対決は3名が的中。特に斎藤さんが3連単を的中させ、大幅なプラス収支となりました。

斎藤:3連単500円的中! 収支+18,200円
赤見:馬単1000円的中! 収支+2,400円
矢野:ワイド700円&500円的中! 収支-1,800円

【集計】投資額 6,000円×2R=12000円

 斎藤  +12,200円
 目黒  -1,950円
 赤見  -3,600円
 矢野  -6,200円
 須田  -12,000円
 荘司  -12,000円
---------------------------------------
 白組  -6,000円
 紅組  -17,550円

5/5カーネーションカップ予想 赤見千尋

2024年5月 4日(土)

今季も牝馬戦線の中心はサクラヒメ

 今シーズンも引き続き、牝馬戦線の中心はサクラヒメだと考えます。
 ヒロインズカップでは圧倒的に重い810キロを曳いて3着。勝ったダイヤカツヒメとは40キロの差がありました。
 今回も一番重いとはいえ690キロ。ダイヤカツヒメとは10キロ差、一番軽い馬たちとも30キロ差ですから、実力を発揮してくれるのではないでしょうか。

 対抗はダイヤカツヒメ。
 昨年のこのレースは660キロを曳いて圧勝しました。今年は680キロと20キロ重くなりますが、着実に力を付けているので、十分こなしてくれると思います。

 昨シーズン後半のスイは、A級で3連勝するなどパワーアップしましたね。
 一時期減っていた馬体重がどんどん増えて、体調が上がっている印象です。シーズン初戦は5着でしたが、一度使った効果に期待しています。

 2走前のスターライト特別ではダイヤカツヒメに勝ち切ったシンエイアロイ、同じく5歳勢のアローリキヒメとピュアリーナナセも侮れません。

◎8 サクラヒメ
○1 ダイヤカツヒメ
▲3 スイ
△2 シンエイアロイ
△5 アローリキヒメ
△6 ピュアリーナナセ

馬単
8→1 2000円
8→3,2,5,6 各1000円 計6000円

5/5カーネーションカップ予想 須田鷹雄

サクラヒメの首位濃厚

 ここは◎サクラヒメの1着固定でいいだろう。シーズンはじめということもあって、重量差は10キロから最大でも30キロだ。
 2023年のヒロインズCは1,2,4着馬に40キロ、3着馬に20キロのハンデを与えて5着。
 昨年のカーネーションCは勝ったダイヤカツヒメと30キロ差で2着。1コースだったし、2障害で一瞬膝をつくシーンもあった。3着のピュアリーナナセには40キロ差を与えつつも4.3秒差をつけている。
 2024年のヒロインズCは勝ったダイヤカツヒメに40キロ、2着ピュアリーナナセに50キロのハンデを与えて3着。自身は810キロで、この重量帯にきてこのハンデ差はさすがにこたえる。

 今回は○ダイヤカツヒメと10キロ差で、昨年とは逆に○が1コース。ハンデ差だけなら30キロ差がある▲ピュアリーナナセのほうが怖いが、▲はヒロインズC後の成績が奮わない。ここは◎が1着、○が2着か3着という3連単でいきたい。

◎8 サクラヒメ
○1 ダイヤカツヒメ
▲6 ピュアリーナナセ
☆2 シンエイアロイ
△4 ホクセイサクランボ
△5 アローリキヒメ

3連単
8→1→2,4,5,6 各1000円
8→2,4,5,6→1 各500円  計6000円

5/5カーネーションカップ予想 矢野吉彦

この重量差ならサクラヒメが軸

 今季初戦のオッズパーク杯は見事なまでのトリガミ。大本線のメムロボブサップ-コウテイが1着4着では仕方ありません。私らしい結果ですね。

 さて、カーネーションカップも軸にしたのは人気馬。この重量差なら、サクラヒメが大崩れすることはないんじゃないかと。

 逆にダイヤカツヒメには不利な重量差と見て、同馬とのワイドを1200円買って押さえとし、他の印を付けた馬に各700円、無印の4頭に各500円流します。

 ここもトリガミになっちゃう恐れはかなりあるとは思いますが、なにしろまだ始まったばかり。ボチボチ行ければ十分です。では今回はこのへんで。

◎8 サクラヒメ
○6 ピュアリーナナセ
▲2 シンエイアロイ
△1 ダイヤカツヒメ
△4 ホクセイサクランボ
△5 アローリキヒメ

ワイド
8-1 1200円
8-2,4,5,6 各700円
8-3,7,9,10 各500円 計6000円

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